良寛を想うて眠る蒲団かな 玉宗 良寛さまの周りには…
裸木となりて清々してゐたる 玉宗 「学道の人…
明日も又生きるつもりの火を埋づむ 玉宗 「仏…
寺を抜け大根洗ふ水となる 玉宗 人生の一大事とはなん…
笹子来て習はぬ経を唱へけり 玉宗 先日何気にNHKの「…
總持寺祖院亀山墓地にある二大尊並びに歴代独住禅師の墓地に板橋興宗禅師の分骨が埋骨されるということで、お声がけをし…
狐火の携へてゆく風土記かな 玉宗…
ボーナスと縁なき暮らし着膨れぬ 玉宗 吾輩は猫である。 …
畳替へ終へたる妻が少し老い 玉宗 12月12日はわが夫婦…
『寺報12月号』 法輪山興禅寺・鳳来山永福寺 令和二年も師走となりました。コロナ禍…
手に享けし成道粥のすぐ冷えて 玉宗 釈尊成道の古を…
喜んで寺に大根捨てに来る 玉宗…
てのひらに山河あり雪降り頻る 玉宗…
黒田杏子第一句集『木の椅子』増補新装版（コールサック社・定価二千円）を頂戴した。 知る人ぞ知る…
「腸の一句もならず着膨れて 玉宗」 一句鑑賞を引き…
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