野にくだる男ありけり濁り酒 玉宗
ここに来て色なき風を写生せよ 玉宗
妻留守の昼は冷たき栗ご飯 玉宗
草の花ひとりし生きるみちのべの 玉宗…
コスモスの咲くといふより浮ぶなり 玉宗
秋海棠乙女さびたる紅さして 玉宗
随分と生きて来たよな芒かな 玉宗
螻蛄鳴くや死んで生きよと言はれても 玉宗
仏見し眼はうつろ初紅葉 玉宗
生まれて以来途方に暮れてゐぼむしり 玉宗
椿の実咽喉に詰まりし大…
>鶏頭の火の手が上がるそこかしこ 玉宗
總持寺へこれより一里木の実落つ 玉宗…
もみづるや生きながらえて見ゆるもの 玉宗
稲の香に噎ぶ故郷へ帰りけり 玉宗
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