私が「言語には差異しか無い」と言うソシュールの命題を自分の研究対象にしようとしたのは、今から思うと神のお告げに近いものがあったと思う。 これは、ソシュールの一般言語学を齧った人なら誰でも知っている命
自分が日頃思う現代言語学の納得いかない部分を1つ1つ紹介しようと言うサイトです。
言語の謎に興味をもっていろいろ考えていたら、どうしても、今の言語学に疑問がいっぱい出てきてしまいました。自分は、まじめに考えているつもりなのですが、周りは自分とは違う論理で動いているようです。このギャップを解消したいと常々思っています。
チョムスキーが言語学を、一般的な科学のレベルに引き上げようとした動機自体は悪くなかった思うが、彼はその為の手段を完全に間違えた。 その一つは、音声言語を記述する為に使われる音素が、物理化学現象である
私が一番最初に「離散」という概念を知ったのは、多分、音韻論の中だったと思う。 例えば、/k/ と /g/ の様に子音の清音と濁音がある場合、音素と認識されるのは必ずどちらかであって、二つの中間に位置する子音
私の宇宙理論を構築する上での大きな転換点は、宇宙の三つの謎(物理的な時空間と物質の誕生、生命を紡ぐ遺伝子と認知と言う知能の誕生、そして、言語とそれに支えられた人間の自己意識の誕生)の裏に、言語を支える
Closer To Truth:David Eagleman - Are Brain and Mind the Same Thing? 私は認知システムがどう進化して言語が生まれたのかを考察する際、記憶喚起メカニズムについて考えた。 認知システムの記憶喚起は、ア
Closer To Truth:Ananda Guruge - What’s the Meaning of Consciousness? CloserToTruth には、インドの学者や宗教者が登場する事が多い。 前回、動画を引用したヒンズー教の学者や、この仏教の指導者の人の
ともちゃんさんのコメントへの私のコメント:人間と動物の間 (11)。。。
佐藤さん >>>それで一つだけ質問です。 >>>私は動物は、自分では自分自身の記憶に >>>能動的にアクセスすることができないと考えていますが、 >>>これについてはどうお考えですか。 これは、フ
「音が声に変わる瞬間」と言う表現を使ったが、これを記号学的に言うと「音声言語の音韻体系を構築する事」になる。 日本語のオノマトペ特徴として、擬声語に加えて擬態語が多いと言う事。 日本語の音韻体系は
Closer To Truth:Varadaraja Raman - Is Consciousness Fundamental? 英語で「Consciousness」という場合、私が意識の進化の一つの通過点であると考える「自己意識(self-consciousness)」の事を指すことが殆ど
最近、西洋哲学の存在意義について考える事が多いのだが、「determinism(決定論)」と言う発想が分からない。 「何々だから次はこうなる」と言う連鎖反応を指しているのだと思うが、そこには進化するメカニズム
記号と離散 ともちゃん さん 佐藤さん >>>ともちゃんさんへ >>>私の言語学の根幹を成す記号の離散性に関して、 >>>ともちゃんさんはどうお考えですか。 >>>これに関するともちゃんさんの見解を聞
特定の音素に識別される前に、音から声に変わる瞬間がある。 日本人の特性として、昆虫の出す音を「虫の声」と言う様に、人間の音声言語を扱う脳の同じ部位で処理していると言うのがある。 これが、日本語独特
今のところ、漠然としたイメージしか無いのだが、音声言語の音韻体系を動的なシステムとして記述できる確信が少し持てた。 それは、音韻体系を言語的な記憶の誕生による言語的な時空間の誕生と捉える事である。
昨日、私が実践している「離散主義(discretionism)」について考えていた。 自分でも、どうにも説明がつかないのだが、一番最初に出会った離散現象であるミニマルペアがそのカギになるかもしれない。 つまり
「言語には差異しか無い」を実践していると自分の視点が飛ぶが、それを言語で表現しようとすると自分の視点を固定する必要がある。 私の中では人間の視点を捨てる事が日常化しているのだが、この感覚を他人に説明
ともちゃんさんへ 先ず、こちらからお返事させていただきます。私の文章が万人向けでないというのは、以前から感じてはいます。ただ、文体というのはそう簡単に変えられるものではないのです。いただいた文は、と
私は、フランスに来て言語学を始めた当時、言語の謎を解くことは、人間とは何かを知る事になると漠然と考えていた。 その手掛かりは、手話と音声言語に共通する「何か「を明らかにすることだと漠然と思っていた。
ちょっと脱線したので、二人の人間が同じ音素を聴覚のみで認識出来る為に何が必要なのかと言う事を再び考察してみたいと思う。 結論から言ってしまうと、我々は連続的でリアルタイムに流れる知覚の一部を認知単位
二人の人間が、聴覚のみを通して、互いに同じ言語の音素を識別出来る為に必要な条件とは何なのか。 この場合、互いに発話してコミュニケーションをする必要はない。 第三者の発話を聴いて、二人が同じ音声言語
私の言語理論は、今でこそ一つの宇宙理論とリンクしているが、フランスに来て言語学を始めた当時は、そんなことは全く考えていなかった。 しかし、言語(記号)の離散性について研究を進めるうちに、離散という概
私は言語学を何故始めたのか、それをもう一度考えてみようと思う。 言語学は文法学ではないと言う事は初めから考えていたが、私の言語の定義は、他の人と何処が違うのか、より明確にする必要があると思う。 私
私が言語学をする上で、自分に課した課題は大きく二つある。 一つは、ソシュールの「言語には差異しか無い」と言う命題で、もう一つは、人間の言語は、特定の知覚運動チャンネルに特化する事で、視覚身振りチャン
言語の謎の解明は、人類に新しい知のフロンティアを与えてくれる。。。
言語の謎の解明は、人類に新しい知のフロンティアを与えてくれる。 逆を言えば、これ無しには、人類の科学はいつまで経っても次のレベルに到達出来ないと言う事である。 また、人間の自己意識が知覚の認知的な
私が提唱する言語理論では音声言語の音素が単位であるという前提が誤っているという事が出発点になっている。 どの音声言語でも似たような音素が得られるのは、聴覚発声チャンネルに特化した事により人類が共有し
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私が「言語には差異しか無い」と言うソシュールの命題を自分の研究対象にしようとしたのは、今から思うと神のお告げに近いものがあったと思う。 これは、ソシュールの一般言語学を齧った人なら誰でも知っている命
言語がコミュニケーションの道具であると考えている言語学者は永遠に言語の本質に到達する事が出来ない。 コミュニケーションが成立する為には、複数の人間の間で同じ言語の形と意味を共有出来ないといけないのだ
ソシュールの「言語には差異しか無い」という命題で、私は「差異の言語学」と言う異次元の言語学を研究する事になるのだが、逆を言うと、それまでの誤った言語学を、言語の現実を観察できる正しい言語学に導いてくれ
私はソシュールの「言語には差異しか無い」と言う命題を証明する事を出発点にしているのだが、この選択をした時点で、私は現在の主流の言語学とは別の次元の言語学に没入してしまった。 従来の言語学を「単位の言
世界中に言語ほど、身近な存在でありながら、その本質が全く理解されていないものもないと思う。 その第一の原因は、誰でも特別な訓練を受けなくても言語を習得出来るからである。 だから、言語学者が各々、勝
ChatGPT4 says: This is a profound and ambitious question—and it opens a door to a bold philosophical move. Here's a structured answer: ✦ Can the Ontology of Evolving Self-Memory Be More Fundamen
Can we say that the time itself is generated by evolving self-memory? Yes — and in a philosophical framework, that’s not only a powerful idea, but one with deep precedent and rich implications.
how do you define evolving self-memory? ChatGPT said: Evolving self-memory can be defined as: A dynamic, autonomous mechanism through which identity is continuously recorded, modified, an
This definition was formulated through an extended dialogue with ChatGPT-4. Evolving self-memory can be defined as:A dynamic, autonomous mechanism through which identity is continuously recorded, m
今、ChatGPT4を使って、自分の投稿の英訳をしているのだが、学術的な文体で、しかも勝手に文脈を補完しながら、さらに要約までこなすという離れ業をやってのけてくれる。 折角なので、一応、内容の確認はしなが
The following is a translation of my previous article in Japanese, generated with the assistance of ChatGPT-4. While it may not fully capture the entirety of my intended nuances, it nonetheless provid
私の目指している言語学は、「ソシュールの一般言語学講義」という本の中にある「言語には差異しか無い」という命題からインスピレーションを得た「差異の言語学」である。 これに対し、従来の言語学を「単位の言
私の言語の概念は、普通の人とは、根本的に異なる。 例えると、近代化学と中世ヨーロッパの錬金術くらいの差があると思っている。 我々は既に21世紀に生きているが、だからと言って、全ての学問分野が近代化さ
二人の異なる人間は、生活に支障の無い相互コミュニケーションが取れるとしても、全く同じ「言語」を使っている訳ではない。 例え、異なる言語を使っていたとしても、共同生活に支障の無い範囲で「文脈」を互いに
私が会社を辞めてフランスに来て、言語学を本格的に始めた時、伝統的な言語学を完全に否定する決断を下した。 それは「言語はコミュニケーションの道具である」という命題は正しいが、コミュニケーションが成立す
私は、言語と意識というのは密接な関係にあると考えている。 だから、現時点で、言語学と意識の研究の接点を語る人が、私が見た限り、一人もいないのは、由々しき事態だと思う。 では何故、言語学者は、意識に
最近は「Consciousness(意識)」が宇宙の根本を成しているという視点を持つ人も多くなっているが、私は意識を知るためには、先ず言語の研究をすべきだと思っている。 しかし、それは、文法学としての言語学では
Closer To Truth:Alex Gómez-Marín - Le domaine des études de la conscience 私の印象では、西洋での「Consciousness」の研究は、神の存在を議論する神学のような様相を呈している。 つまり、それは、科学
今から、大学等で言語学を専攻しようと思っている若い人は、現在、世界中で教えられている言語学は、あなたの目指そうとしている言語学ではないと言う事を知った上で、その選択をして欲しいと思う。 只、もしかし
自然言語を新しく発明したり、既に存在しているものを習得したりする仕組みが人類には遺伝的に備わっており、これこそが我々を人間たらしめているのだが、我々は、この仕組みを具体的に知っている必要性がない事も手
ChatGPTに代表される人工知能の急速な発達は、人間の言語に関する理解を歪めてしまっている。 人工知能は動物の認知行動と同じ単なる機械学習であるが、問題解決のプロセスを洗練させ、同時に処理速度を極限にま
私は元々、ソシュールの記号の研究から始めたのだが、徐々に言語学の枠組みを外れ、現在は「自己記憶による存在論」に辿り着いた。 私の言語の位置付けは、宇宙の全ての存在を支える自己記憶の進化の流れの第三段
私の考える言語学の基本は、我々は自らの記憶を操作することで言語を操っていると言う事であるが、問題は、この記憶、或いは記憶喚起のメカニズムを正しく理解する必要があると言う事である。 しかし、現在、記憶
波動の蓄積が形成する混沌からの離散化を解明する手掛かりは、次元の成立の仕方にある。 混沌が0次元だとすると、1次元の時間と3次元の空間の成立過程に順番はあるのだろうか。 時間的な記憶と空間的に記憶
言語の研究をする上で、私の大きな利点は数学を使えない事である。 チョムスキーは数学で言語のメカニズムを解けると考えたが、私は、このお陰で、人間に言語と数学の両方を与える事の出来る記号(記憶子)の成立
我々の思考は、記憶操作であると言うのが基本である。
一般的に存在と言うと物質を引き合いに出して「形のあるもの」と「形の無いもの」に分ける事があるが、これは間違いで全ての存在には何らかの形がある。 私は存在を「時間の流れに抗って同じ形を維持し、更に別の
数学というのは記憶を記述するメソッドである。
私が存在論に「自己記憶」という概念を持ち込むのは、既に粒/単位が存在する時空間/場が既に確立している状態で、何ものかの存在の有無を議論するのではなく、この時空間/場自体が確立される過程、つまり「連続し
記憶、あるいは自己記憶が成立する為には、形が再現される必要がある。 記憶されるのは常に形なのである。 例えば、音楽は人間に固有であるという時、何が本質であるのかと言うと、人間だけが音階を理解する事
生命に共有している認知システムの一部である記憶のメカニズムは、正しく理解されていないと思う。 例えば、心理学や言語学では、生命に記憶と言う機能が備わっている事は、当たり前な事の様に捉えられていて、記
PIVOT 公式チャンネル:【宇宙物理学最後の謎に迫る】東京大学教授・戸谷友則/宇宙になぜ生命があるのか/「戸谷論文」の衝撃/宇宙論の現在/宇宙はクリーム色?【EXTREME SCIENCE】 「宇宙には何故生命がある
記憶するという事は、自らの実体を保存し、それを後から再現するという過程であり、これは、我々がインターネット等を通して、プログラムやファイルを共有できるのと似ている。 これが可能になるのは、それが情報
Closer To Truth:Roy Baumeister - How are Humans Unique? この動画で、Robert Lawrence Kuhn 氏が「動物と比較して人間に固有なものは何か」と心理学者に質問しているのだが、彼の答えはどれも的外れである。
記憶と言うのは生命の持つ認知システムを構成する一つの重要な機能であると言う理解がなされているが、記憶に特殊な構造があり、情報伝達の視点から、形式的なアプローチを取る事が出来る。 記憶とは自己同一性を
波から粒に変わる離散分裂には、反動が伴う。 それが、粒同士を引き寄せる重力である。 粒同士が(再び)出会うと、粒が波に戻り、二つが融合し、新しい自己同一性を確立する。 でも、これは本当に「波」な
生命の形を記録する遺伝子は、同時に生命の行動のシーケンスを記録していると考えている。 認知システムの基本となる自己意志は、遺伝子によって確立されている。 これを解明するには、ソシュールの記号の発展
Daily Dose Of Wisdom:Scientists Are Changing Their Minds (EVIDENCE For God!) 私の強みは、認知システムからの言語の誕生のメカニズムを知っている事であるが、これが、量子力学及び、生命の起源と進化を司
自己記憶という、この宇宙のあらゆる存在を支える動的なメカニズムは、連続した波動の蓄積によって形成される混沌からの離散化という過程を通るが、これは更に、離散分裂(再)融合更新循環サイクルという、離散的な
Klee Irwin 氏が提唱する自己シュミレーション仮説では、物理主義からの脱却を図り、物質を情報で置き換える事を主張しているが、これは不完全。 何故なら、物質も情報のどちらも、単位として成立した段階をデフ