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言語学の嘘 https://plaza.rakuten.co.jp/clg2009/

自分が日頃思う現代言語学の納得いかない部分を1つ1つ紹介しようと言うサイトです。

言語の謎に興味をもっていろいろ考えていたら、どうしても、今の言語学に疑問がいっぱい出てきてしまいました。自分は、まじめに考えているつもりなのですが、周りは自分とは違う論理で動いているようです。このギャップを解消したいと常々思っています。

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2009/04/12

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  • チョムスキーの生成文法に何故皆が共感したのか。。。

    チョムスキーが言語学を、一般的な科学のレベルに引き上げようとした動機自体は悪くなかった思うが、彼はその為の手段を完全に間違えた。 その一つは、音声言語を記述する為に使われる音素が、物理化学現象である

  • 離散化メカニズムとは、進化する存在を支えている。。。

    私が一番最初に「離散」という概念を知ったのは、多分、音韻論の中だったと思う。 例えば、/k/ と /g/ の様に子音の清音と濁音がある場合、音素と認識されるのは必ずどちらかであって、二つの中間に位置する子音

  • 宇宙の3つの謎は、全て相似関係にある。。。

    私の宇宙理論を構築する上での大きな転換点は、宇宙の三つの謎(物理的な時空間と物質の誕生、生命を紡ぐ遺伝子と認知と言う知能の誕生、そして、言語とそれに支えられた人間の自己意識の誕生)の裏に、言語を支える

  • アナログな記憶喚起と、デジタルな記憶暗記。。。

    Closer To Truth:David Eagleman - Are Brain and Mind the Same Thing? 私は認知システムがどう進化して言語が生まれたのかを考察する際、記憶喚起メカニズムについて考えた。 認知システムの記憶喚起は、ア

  • 日本の心。。。

    Closer To Truth:Ananda Guruge - What’s the Meaning of Consciousness? CloserToTruth には、インドの学者や宗教者が登場する事が多い。 前回、動画を引用したヒンズー教の学者や、この仏教の指導者の人の

  • ともちゃんさんのコメントへの私のコメント:人間と動物の間 (11)。。。

    佐藤さん >>>それで一つだけ質問です。 >>>私は動物は、自分では自分自身の記憶に >>>能動的にアクセスすることができないと考えていますが、 >>>これについてはどうお考えですか。 これは、フ

  • 音素神話という怪物。。。

    「音が声に変わる瞬間」と言う表現を使ったが、これを記号学的に言うと「音声言語の音韻体系を構築する事」になる。 日本語のオノマトペ特徴として、擬声語に加えて擬態語が多いと言う事。 日本語の音韻体系は

  • 意識と自己意識。。。

    Closer To Truth:Varadaraja Raman - Is Consciousness Fundamental? 英語で「Consciousness」という場合、私が意識の進化の一つの通過点であると考える「自己意識(self-consciousness)」の事を指すことが殆ど

  • 「determinism(決定論)」に関する疑問。。。

    最近、西洋哲学の存在意義について考える事が多いのだが、「determinism(決定論)」と言う発想が分からない。 「何々だから次はこうなる」と言う連鎖反応を指しているのだと思うが、そこには進化するメカニズム

  • ともちゃんさんのコメントへの私のコメント(9)。。。

    記号と離散 ともちゃん さん 佐藤さん >>>ともちゃんさんへ >>>私の言語学の根幹を成す記号の離散性に関して、 >>>ともちゃんさんはどうお考えですか。 >>>これに関するともちゃんさんの見解を聞

  • 音が声に変わる瞬間。。。

    特定の音素に識別される前に、音から声に変わる瞬間がある。 日本人の特性として、昆虫の出す音を「虫の声」と言う様に、人間の音声言語を扱う脳の同じ部位で処理していると言うのがある。 これが、日本語独特

  • 新しい音韻体系の最初のモデルはイタリア語。。。

    今のところ、漠然としたイメージしか無いのだが、音声言語の音韻体系を動的なシステムとして記述できる確信が少し持てた。 それは、音韻体系を言語的な記憶の誕生による言語的な時空間の誕生と捉える事である。

  • 離散主義に関する考察から記憶言語学へ。。。

    昨日、私が実践している「離散主義(discretionism)」について考えていた。 自分でも、どうにも説明がつかないのだが、一番最初に出会った離散現象であるミニマルペアがそのカギになるかもしれない。 つまり

  • 最初の意識は「自分を知りたいと思う気持ち」だった。。。

    「言語には差異しか無い」を実践していると自分の視点が飛ぶが、それを言語で表現しようとすると自分の視点を固定する必要がある。 私の中では人間の視点を捨てる事が日常化しているのだが、この感覚を他人に説明

  • ともちゃんさんのコメントへの私のコメント(8)。。。

    ともちゃんさんへ 先ず、こちらからお返事させていただきます。私の文章が万人向けでないというのは、以前から感じてはいます。ただ、文体というのはそう簡単に変えられるものではないのです。いただいた文は、と

  • 言語の謎を解くことは、人間とは何かを知る事になる。。。

    私は、フランスに来て言語学を始めた当時、言語の謎を解くことは、人間とは何かを知る事になると漠然と考えていた。 その手掛かりは、手話と音声言語に共通する「何か「を明らかにすることだと漠然と思っていた。

  • 記号の離散性。。。

    ちょっと脱線したので、二人の人間が同じ音素を聴覚のみで認識出来る為に何が必要なのかと言う事を再び考察してみたいと思う。 結論から言ってしまうと、我々は連続的でリアルタイムに流れる知覚の一部を認知単位

  • 自己意志と自由意志。。。

    二人の人間が、聴覚のみを通して、互いに同じ言語の音素を識別出来る為に必要な条件とは何なのか。 この場合、互いに発話してコミュニケーションをする必要はない。 第三者の発話を聴いて、二人が同じ音声言語

  • 我々の人間らしい知的な生活を支える動的なメカニズム。。。

    私の言語理論は、今でこそ一つの宇宙理論とリンクしているが、フランスに来て言語学を始めた当時は、そんなことは全く考えていなかった。 しかし、言語(記号)の離散性について研究を進めるうちに、離散という概

  • 私の基本的な言語に関する認識が斜め上すぎた。。。

    私は言語学を何故始めたのか、それをもう一度考えてみようと思う。 言語学は文法学ではないと言う事は初めから考えていたが、私の言語の定義は、他の人と何処が違うのか、より明確にする必要があると思う。 私

  • 言語学をする上で、私が自分に課した二つの課題。。。

    私が言語学をする上で、自分に課した課題は大きく二つある。 一つは、ソシュールの「言語には差異しか無い」と言う命題で、もう一つは、人間の言語は、特定の知覚運動チャンネルに特化する事で、視覚身振りチャン

  • 言語の謎の解明は、人類に新しい知のフロンティアを与えてくれる。。。

    言語の謎の解明は、人類に新しい知のフロンティアを与えてくれる。 逆を言えば、これ無しには、人類の科学はいつまで経っても次のレベルに到達出来ないと言う事である。 また、人間の自己意識が知覚の認知的な

  • 「音素が言語の最小単位である」という命題は誤りである。。。

    私が提唱する言語理論では音声言語の音素が単位であるという前提が誤っているという事が出発点になっている。 どの音声言語でも似たような音素が得られるのは、聴覚発声チャンネルに特化した事により人類が共有し

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