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理学療法士が行く!☆6年目理学療法士の日記 http://ptlife2005.seesaa.net

昼は病院勤務、夜は大学院で脳の研究をしている人生迷走中の理学療法士の日記です。

脳科学のはなし、病院での日常、日々の生活、読書感想、理学療法の話などが多いです。

さとし
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2009/04/11

  • 教養

    我々の業界では常に「自己研鑽が必要か否か」という議論があります。 いわゆる、仕事以外で勉強しても給料が上がるわけでもないし、 自己満足に過ぎないとか、 いやいや、自己研鑽をするのは専門職である以上当たり前のことだなど。 しかし最近は思います。歳を重ねると 自己研鑽を積まない、、、、というか、勉強をしない人は、 勉強というのは専門知識だけでなくて、リベラルアーツ、一般教養、広い分野への興味関心、 そういうものを持たない人は 上に行った時に本当に辛くなる、もしくは周りが不幸になる、ということですね。 一生歩兵で過ごすならそれでもいいですが、 1年目も20年目もリ..

  • 専門性

    リハ職はコミュニケーションに長けている印象があるのですが、必ずしもそうではないのかもしれません。 時には、医師や事務職や看護職などの間を立ち回ってうまく調整したり根回ししたり、 利用者さん患者さんと関わる時間が長いからかいろんな愚痴を聞いたり不満や要望を聞いたりして それをみんなに伝えることができるなど、 仕事柄得意な人が多いんじゃないかと思っているのですが、 それは業務だから、仕事だからやっているのかもしれません。 なぜか実は職人的で揉めたりするのもあり、協調性がある場面ではあるけれどある場面ではなかったり。 性格と仕事の技術は違うんだな、と思ったりします。 ..

  • 生き方の考え方

    今日は、士会の研修運営のために朝から仕事、、、仕事なのか? 仕事と趣味と遊びの境界がますますわからなくなってきていますが、 講義を聞きながら運営を手伝って、みんなで食事をして帰りました。 食事で皆さんと話をしたり、参加者と話をしたりして感じるのですが、 本当にセラピストもいろんな人がいるな、という当たり前のことを再確認します。 僕の働いている職場や人間関係、業務内容は他のところとは違うんだなぁ、 だから仕事への向き合い方も人によって違うんだなぁ、と。 決して良い印象だけでなくて、あ、これはうちの職場の方が良いな、とか そういう再確認もできます。 そのあとは、少..

  • 『花腐し』 綾野剛 (出演), 荒井晴彦 (監督)

    『花腐し』 綾野剛 (出演), 荒井晴彦 (監督) https://amzn.to/450w3WU 18歳上限定のアダルト感漂う映画。 ある梅雨の日。廃れていくピンク映画業界で監督を務める栩谷と脚本家志望の伊関が出会う。会話を重ねる中で徐々に打ち解けた彼らは、過去に心から愛した女性について語り始める。しかし、それぞれ語っていたのは同じ女性、女優の桐岡祥子だったと気づき……(https://natalie.mu/eiga/film/193092) 桐岡祥子は「ゲスの極み乙女」のほないこかさん=さとうほなみさんが演じていました。 芥川賞受賞作品の映画化とのことですが、なん..

  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 新書 三宅 香帆 (著)<br />世界は経営でできている (講談社現代新書) 新書 岩尾 俊兵 (著)<br />〈共働き・共育て〉世代の本音 新しいキャリア観が社会を変える (光文社新書 1300) 新書 本道敦子 山谷真名 和田みゆき (著)

    https://amzn.to/4brBaBQ なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 新書 三宅 香帆 (著) 意味深なタイトルでしたが、時代の変遷につれての読書の位置付けについてが書かれていました。 生活の中での読書はこんなにも変わってきたのか、と。 僕たちが何気なく親しんでいる本ですが、 少し前までは不安定な時代を反映してか確かに自己啓発本が増えてきた。 その前はビジネス本が多かった。いわゆる仕事でいかに成り上がるかの本。 雑誌もビッグトゥモローとかあったなぁ。 その前は司馬遼太郎のような立身出世していく若者の本。小説が多かった。 それより前は、本棚..

  • 「ある男」

    https://amzn.to/3WEybBu 「ある男」 弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつての依頼者である里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫「大祐」(窪田正孝)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日・・・・(https://movies.shochiku.co.jp/a-man/) ネタバレをすると、「大祐」は、自分ではどうしようもない生まれながらに背負った「人殺しの息子」という業をリセットするために、 名前を変えて幸せな生活を築こうとして..

  • 自分の中のソーシャルキャピタル

    連休が終わりました。 まあ、なんというかある程度予想はしていましたが、遊び倒してしまいました。 子たちがだんだん言うことを聞かなくなってくるので 毎年だんだん身体的にキツくなります。 仕事のある日は11000歩ほどの活動量なのですが、休日になると13000歩になってしまいます。 そして映画もそれなりに観ることができて(まだ一本残ってますが)、 地元のお祭りにも参加できて、園の集まりにも顔を出せて、 仕事から完全に離れた世界で過ごすことができてよかったと思います。 本当、こういうことも大事だと思います。 地元のお祭りは、社会疫学的には「ソーシャルキャピタル」と言われ..

  • 「怪物」

    https://amzn.to/4bkCq9h 「怪物」 最近DVDで映画ばかり見ていますが、まだまだ見ますよ。 この映画の後、もう2本は見る予定です。 そういうわけで「そして父になる」「万引き家族」からの是枝監督の「怪物」を見ました。 率直な感想から述べると、じわじわとくる話でした。 大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー・早織(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師・保利(永山瑛太(瑛太))、そして無邪気な子供たち・湊(黒川想矢)と依里(柊木陽太)。それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっ..

  • 映画「ほつれる」

    https://amzn.to/3UtHG3o ほつれる かなり知性の高い映画だと感じました。 映像としての強い刺激がなくて、わかりにくさもありますが 想像力を求められ、俳優さんの演技で色々と思いを巡らせることができました。 賛否分かれる内容だとは思いますが、僕は後味の悪さも含めてとても面白く感じました。 門脇麦さんをはじめとする俳優さんの演技がすごかったです。 ストーリは、綿子は不倫相手の木村と会って別れた直後に木村が交通事故にあってしまうのですが、状況が状況なだけにその現場を見て見ぬ振りして立ち去ってしまい、木村が帰らぬ人となってしまう。 綿子は木村との思い出を..

  • 「体験格差」今井 悠介

    https://amzn.to/4b1eckc 体験格差 今井 悠介 最近、育児関係の本ばかり手に取ってしまうのですが、 この本は低所得家庭の子どもが、習い事だけでなく自然体験などの様々な活動やイベントを 体験する機会が少なくなっている、約3人に1人が「体験ゼロ」だということと 著者の取り組む活動を少し紹介していました。 本の前半では、習い事をすることが良いことかどうかも分からないと思っていたし(逆に忙しくなってしまうため)、 家庭の方針で習い事や野外活動をしないところもあり、 または習い事や自然体験などが体験なのか。それ以外のことでもなんでも子どもにとっては経験になるの..

  • 新学期

    子の新学期が始まり、すごく楽しい気持ちになっています。 かつて僕も通っていた学校に行くのですが 保護者としてかつて通っていた校門をくぐると不思議な気持ちになります。 幼少時代の自分はただ学校に行って遊んだり勉強したり喜怒哀楽を感じて過ごしてきたけれど、 僕はそれからいろんなことを経て今に至っていますが、 社会に出て、地域のつながりがあることを知ったり、 あの頃のあの人のバックグラウンドや生い立ちも知ったりしているわけです。 中には、何気なく通っていた家が利用者さん宅で、今ではその人たちとも交流があったり。 そのような社会の中に我が子が足を踏み入れて、自分の世界をこれから..

  • 新年度1週間

    4月になり、子も学童に行くようになりました。 いじめられないかな?とか馴染めるのかな?とか (僕自身、幼稚園に通っていた時に全然馴染めなかったので、、、) 親の心配を尻目に ご近所のお姉さんが遊びに誘うようになって、 学童ではお姉さんに勉強を教えてもらって急に勉強するようになって 近所の友達も増えて、 どんどん自分の世界を作っていって頼もしい限り、、、 でも日々の成長がとても見ていて飽きないです。 どうしても自分の幼少時と比較してしまいます。 ある本を読んでいたのですが、 ある共働き夫婦の考えとして 「人生を多面的に経験したい」 というものがあって そのために仕..

  • 新年度

    今日から新年度です。 先週、子が園を無事に終えてなんとも言えない気持ちになりました。 子もいつまでも帰ろうとせずに連れて帰ろうとしたら怒って不貞腐れてしまって、僕もなんとも言えない気持ちになりました。 この6年間は自分にとって生まれてから一番楽しくて(しんどかったけれども)、幸せな日々でした。 僕自身も色々と学ばせてもらいました。コミュニティ作りや、自分でない人を中心とした生活。 子を通じた人間関係も広がりました。遊園地や水族館や公園など自分が面白いか、 興味があるかではなくて 子が楽しめるかどうかを遊びに行くところを決めるようになりました。 まだまだこれから続くのですが、まだ..

  • 愚痴

    職種が違ったり、働いている環境が違ったり、そして年代が違っていたりすると、 そしてそもそものバックグラウンドが違っていると 自分が当たり前だと思っているルールを相手は知らない、 ということが大前提になると思うし そこで齟齬が生じないようなやりとりが大事だと思います。 組織としては、システムを作ることが必要だと思ったりするのですが、 そもそも、そういうことを考える気がないのであれば、 ああ、これはダメだな、と思ったりします。 相手の立場の違いを想像できなければ、 組織としての発展もないのだろうな、 みんな学習的無気力になって、何も行動しなくなるのだな、と思ってしまいます。..

  • 年度末

    3月は去るということで、あっという間ですね。 もうすぐ卒業式、卒園式、入学式と人生待ったなし。 仕事でも制度改定などあるし、日々なんだか分からないままに過ぎていく感じです。 そんな中で今年は自分の中で色々とけじめをつけていかなければ行かない年だと思っています。 残された時間が少ないと自覚しているので、自分のやるべきこと、 自分の矜持をどのようにして外部と調整していくのか。 あれも悔いが残る、これも悔いが残るという人生の終わり方をしたくないので。 どう足掻いても悔いは残ると思いますが、、、。 そのために数年前よりは余裕ができるであろうこの年、 色々と考えてみたいと思いま..

  • また発熱

    2週間前に発熱したばかりなのに、昨日からまた発熱。 子のことではなくて自分のことですが。。 寒暖差にやられたからか、 それともインフルとかコロナとか流行っているからやられたのか、、。 気のせいか唾を飲み込むだけで喉も痛いし。 しかし、抗原検査を何回しても陰性なので 今日はただただゆっくりしていました。 300歩くらいしか歩いていません。 食事も適当に食べてました。 しかし、家で一人で過ごすことができたので 論文をほぼ完成させたり、雑務を片付けたりできました。 面白そうなので申し込んでいたオンラインセミナーのアーカイブとかも観たりとかもしました。 お陰様で..

  • インフル

    先週に子がインフルに感染し仕事を休んだり出勤したり。 僕もインフルがうつったのですが、1日で解熱。 しかし子は1週間経ってもいまだに解熱せずに医者に連れて行ったら中耳炎だろうとのことでした。 ここぞとばかりに退廃した生活を過ごしていましたが、 仕事ができなくて不完全燃焼で 家で何かをやろうとしてもできず、これも不完全燃焼。 しかし、身体を休めることはできました。 社会復帰できるのでしょうか。 先日、地方誌に投稿していた論文も無事受理され 今、rejectで戻ってきた論文を一つ書き直しています。 それが終わるともう一つ論文を書きつつ、 4月からの取り組みを進めつつ、..

  • 成人の日

    今日もワンオペということで、商業施設のプレイランドで1日滞在。 昼食はサイゼリア、という王道コースwもう年末年始3回目です。 今年は、ちょっと趣味がてら新しいことに手を出したいと思っていたので、 構想だけして2年くらい何もできなかったゲーム制作を始めています。 Unityを使ってみているのですが、こんなにUnityって快適だったっけ?という感じです。 以前いじってみた時はすごく難しく感じたのですが、、、 いや、実際は難しくて、僕も理解は全然できていないのですが サポート環境が進歩したのでしょうかね。 パソコンのスペックが上がったからか、全然起動や操作の時間などににストレスを..

  • 2024年

    新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 僕は明日から仕事です。 この年末年始休暇の間は、 案の定というかなんというか 遊び倒しました。 溜めていた仕事は、もちろんほどほどで終わってしまいました。 けれど、人生で「今」しか味わうことのできない大切なことは何か。 所属カポエイラグループのRODAにも久しぶりに参加できました。 家族と1日中一緒に時間を過ごすことができました。 ダラダラとした時間を過ごすことができました。 それだけでもう満足です。 元旦から石川県の地震もあり、成田空港での飛行機衝突事故もあり、 なんともやるせ無..

  • 出世と恋愛 近代文学で読む男と女 (講談社現代新書) 新書 斎藤 美奈子 (著)

    出世と恋愛 近代文学で読む男と女 (講談社現代新書) 新書 斎藤 美奈子 (著) いわゆる明治時代の小説、夏目漱石の『三四郎』、武者小路実篤『友情』、伊藤左千夫『野菊の墓』、有島武郎『或る女』、尾崎紅葉の『金色夜叉』などなどを現代視線で解説しているのですが、非常に面白かったです。 ありがちなのが、このような古典を読むときに古典だから有り難く読ませていただく気持ちが出てしまうのですが、実は、「なんじゃこりゃ」「なんでこんな行動を取るの?」という場面がたくさんあるわけです。その理由を、時代背景とともに、または登場人物の性格鑑定や精神分析をもとに解説していく内容がとても興味深かったです。..

  • 貧乏ピッツァ (新潮新書 1018) 新書 ヤマザキマリ (著)<br />「今どきの若者」のリアル (PHP新書) 新書 山田 昌弘 (著, 編集)<br />昭和の青春 日本を動かした世代の原動力 (講談社現代新書) 新書 池上 彰 (著)<br />10代の脳とうまくつきあう ――非認知能力の大事な役割 (ちくまプリマー新書 433) 新書 森口 佑介 (著)

    貧乏ピッツァ (新潮新書 1018) 新書 ヤマザキマリ (著) ヤマザキさんの料理エッセイ。どちらかといえば貧しかった幼少時の食べ物や母親のエピソードがいい。 「今どきの若者」のリアル (PHP新書) 新書 山田 昌弘 (著, 編集) いわゆるZ世代の価値観や考え方についていろんな角度からいろんな専門家が解説しています。 ネットが生まれた時からあって、SNSを便利に使いこなす世代。 個人的に面白かったのは、道満綾香氏の「「推し」が出るならテレビを観る」と安宿緑氏の「韓国人男性に惹かれる日本人女性」 SNSで知って推しになった人だけに関心を持ち、テレビ..

  • 学会で出張

    この週末は東京まで理学療法士系の学会に行ってきました。 全国規模の学会に参加したのは久しぶりでした。 おそらく7年は行っていなかったと思います。 そんな中、慣れないスーツを着て、明け方に家を出て 東京までえっちらおっちら行きました。 僕も発表しましたが、セッションのトリだったので 多少、気を引き締めて発表ましたが、 座長から「予定が押していて時間の都合上質疑応答はなしで」、、、という感じで終わってしまい 「え?」っと思ってしまいました。座長の先生は謝りに来てくださいました。 当たり前ですが、運営側も参加者も若い世代が多くて これからこの業界を作っていく人たちが頑..

  • 東京

    先日、東京に行ってきまして、新しい健康増進取り組みを始めるので 参加の呼びかけを行ってきました。 それに伴っていろんなアドバイスをいただき、 計画書を早く作るとか、ホームページを作るとか。。 そしてその情報集めで勉強を始めないといけないな、と。 やることが増えてきました。 仕事の忘備録ですが、 差し当たって今月中に今やらないといけないこと: 今度の話題提供のためのスライド作り、それをまとめた論文作成 来月の学会スライド準備 健康増進活動の準備。計画書を作ったり打ち合わせをしたり。 認定理学療法士の試験準備 疫学調査の論文化 ですね。差し当たっては。 まと..

  • 反省、自省。

    昨日は仕事が休みであったけれど、研究相談で某先生のところへ。 そこで短時間であったが、時間をいただいて色々とアドバイスをいただいた。 そこで感じたことは、 「自分はやっぱりアホやった〜〜〜〜。」 ということでした。 現場で地域医療、地域リハに何年も身を置いているのに、 知らず知らずに思考停止していたんだろうな、と。 「井の中の蛙」の自分に気づきました。 井の中でいろんなことを考えて時には批判をしたり論評したりしてたけど。 自分たちの当たり前が、医療の世界ではまだまだ当たり前ではなかったという気づきもそうでした。 リハ業界では当たり前のように使っている..

  • インフル

    子がインフルエンザ感染につき、自宅待機となってしまいました。 他の人も感染するかもしれないし嫌な予感しかしません。 明日は午後のみ出勤、明後日は在宅ワーク、その後からは出勤できますが、 不活動で(今日の歩数は600歩)、気持ち悪いけれどデスクワークは捗りますね。 溜まっているノルマを少しでも進めることができれば、と思います。 なんとか今月は生産性のあることを始めたいなぁ〜とか思ってます。 2年くらい停滞しているゲーム作りとか。 それではおやすみなさい。

  • プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」 (朝日新書) 新書 野口 悠紀雄 (著)

    プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」 (朝日新書) 新書 野口 悠紀雄 (著) タイトルの通りで、なぜ日本がここまで凋落してしまったのかということを経済学のデータでもって解説していました。 個人的にはいちいち頷いてしまったのですが、内容は何十年も昔から言われていたこと。 日本は世界の流れに追いついていない、時代に適応できていない、ということに尽きます。 年功序列、大企業優遇で中小企業からイノベーションが生まれない、日本の産業に付加価値がなくなった。 しかし、このままでは、どころか現在進行形で海外への有能な人材流出が起こっている。 僕自身も常々感じているのですが、ベンチャ..

  • 新しい戦前 この国の"いま"を読み解く (朝日新書) 新書 内田 樹 (著), 白井 聡 (著)<br />ハンチバック 単行本 市川 沙央 (著)

    新しい戦前 この国の�Wいま�Wを読み解く (朝日新書) 新書 内田 樹 (著), 白井 聡 (著) この国の政治経済の末期的症状について色々と対談形式で解説していました。 いつも、読み始めは極論に感じて引いてしまうのですが(生ぬるい言論になれているからか?)、 読み進めていくうちに、「こんな視点があるのか」とため息が出てしまいます。 とりあえずは、アメリカによる覇権の凋落やロシア・ウクライナ戦争や台湾問題など世の中が危機的状況にある中での 10年間の自民党1強体制政治による民主主義の劣化、マスメディアの堕落、日本社会の幼稚化などですね。 それらついて細かく書かれていました。..

  • 「まなみ100%」

    今日は自分の時間があったので映画館に行きました。 「まなみ100%」という映画を観てきました。 なかなか面白いというか、余韻が残るというか、青春時代を思い起こさせる映画でした。 以下、ネタバレになりますが、 「ボク」は、高校時代に知り合った「まなみ」のことをずっと片思いしています。 けれど結局「ボク」と「まなみ」は結ばれることはなく、「まなみ」の結婚式に参加した「ボク」は、 青春が終わった、と感じるのでした。 「ボク」は、チャらくて色んな女の子に声をかけまくって勉強もせず女遊びにかまけて 映画監督を目指しながら(いわゆる監督の自伝的作品なので..

  • 夜中

    今日も夜中まで、調べ物をしてしまいました。 今週末までに研究計画の大枠を固めないといけないのでサーベイ中です。 サーベイしながら、フレイルとか、社会参加とかの文献を漁っていると 自分の親は大丈夫だろうか?社会的に孤立していないだろうか?などと 関係ないことを考えてしまいます。 夜中に研究していると目が冴えて次の日に尾を引いてしまいますね。 明日から職場では学生さんが勉強に来ます。 そろそろ寝ます。

  • 学会シーズン

    子がヒトメタニューモウィルスで休んで、はや1週間。 僕も仕事を休んだり、リモートで会議に参加したりと大変でした。 月末なので事務仕事は残したまま、しかし、出勤している仲間にお願いしたり、と。 やっと書き直している論文も一段落ついて(内容は知らん)、 助成を受けた活動のリサーチをやっと始めることができます。あと1週間でどこまで完成できるのか。 さらに、12月に研修でもしかしたら話題提供をするかも知れず、その下書きもざっと作成しました。 12月は学会発表の採択通知も来て(不採択とかあるんですかね?これ)、認定の試験もあるしで 結構忙しくなりそうですね。 学会とか行ったら行ったで..

  • 時代

    本日は、朝から研修会(運営の方)、 夜に戻ってきてから家の用事をして、そして 寝静まってからオンデマンドを視聴したりしてました。 久々に少し進んだかな・・・。 研修会は、僕が普段中途半端に学術に足を突っ込んでいるからか、 みんなが呼びたい講師も、興味のある分野も少し違う気がします。 けど、それはそれで新鮮で自分自身の勉強になるとは思ってます。 しかし、なんというか、違和感、もやもやしたものはあります。 それでいいの?とか。 けれど時代が変わりつつあるのかもしれませんね。 理学療法士の専門性が薄れていくとおもう反面、 閉鎖的な世界にいるのだな、とも思ったりとか。..

  • 利他でありたい

    今日も仕事で走り回ってました。 まだ週始めだし、涼しくなってきたので疲労はそれほどありませんが、 臨床業務に加えてマネジメント業務もやってるのでなんかあっという間に仕事の時間が過ぎていきます。 それ以外でも、 某研究助成で地域の健康増進活動の取り組みの計画が採択されたので、 来年度から動き始める準備をしないといけません。 全国規模の事業所に声をかけて実施する予定なので結構大変かもしれない。 科研費の申請書もとりあえず作成し、提出しました。採択されればいいですけどね。 研究テーマは訪問リハビリテーションに関係するものにしました。 合間合間に、頼まれた学会の抄録を査読..

  • ウクライナ戦争の嘘-米露中北の打算・野望・本音 (中公新書ラクレ 796) 新書 手嶋 龍一 (著), 佐藤 優 (著)<br />増えるものたちの進化生物学 (ちくまプリマー新書 423) 新書 市橋 伯一 (著)<br />キャリア弱者の成長戦略 (新潮新書) 新書 間中 健介 (著)

    ウクライナ戦争の嘘-米露中北の打算・野望・本音 (中公新書ラクレ 796) 新書 手嶋 龍一 (著), 佐藤 優 (著) 最近の佐藤氏の新書の中では久々に面白かった印象。ウクライナ情勢について、過去の歴史から対談形式で紐解いて解説しています。 その中で、国際秩序に挑戦するロシア・中国という悪VS自由と民主主義世界を守る正義、という単純な二項図式にしては、 物事の本質を見誤るというものでした。国際法を破ったロシアは悪ではあるが、それまでの経過から回避できることはあったが 西側が思い上がっていた、戦争が始まってから戦争の性質が変わってきているという懸念があって 法は法、しかしエ..

  • obon

    台風の中、何度も倒れた自転車を起こしに行ったりとか、 エアコンが壊れて、狭いリビングでぎゅうぎゅうで寝たりとか なかなか盛りだくさんなお盆休みでした。 空いている時間で、なんとか科研費申請書類を書き上げ(これで通る気がしないが)、 先日ライブで参加できなかった研修会のアーカイブ配信を見て、 そして、助成金申請で本部とのやりとりを一緒に申請した人たちと打ち合わせて、 なんかゆっくりできなかった休みではありました。 けれど、やるべきことは少し減ったので、あとは 書き途中だった論文を書いて、データ分析して、 そしてから、やっと自分がやりたいことをやりだせる、という感じですね..

  • 休日

    昨日今日と、なぜか家で1人でいる時間を作ることができて、結構有意義に過ごすことができました。 有意義と言っても、個人的に自分の時間を作ることができたというだけで、 飽きるほどyou tube観たり(本当に見続けていると疲れるというか、飽きてきますね)、 申請書類に集中して取り組んだり、 稽古に行ったり、 漫画喫茶に久々に行って、ゴールデンカムイの読みかけていたところから読んだりと、 ある意味ダラダラする時間を満喫できたということが自分にとっての充足期間でした。 最近は僕はいつまで働けるか、生きられるかは分からないけれど、 残り元気で動ける時間も限られてきている中、 今後、..

  • 目が回る

    暑い・・・・。 あと3年くらいしたら、一線を退いて、温暖化を解決する研究でもしようかな、と思ったりする今日この頃。 猛暑の中今日も外回りを。 そして、最近は、管理業務の補助的役割を修行中で、 今までは役割が明確ではなかったのですが、組織全体としての仕事を回すためか 顕著にそのような仕事を振られることが増えてきて、それで頭がショート寸前。 食事以外はずっと職場で予定表と睨めっこをしています。数年前までは部署間を走り回っていたのですが、 今ではまた違う役割です。 研究では、さらには盆明けまでに、論文再投稿と科研費申請書の作成をせねばならず。 年末の認定理学療法士の受験申請..

  • 身を引く

    今日は、来期から組合の役員を降りることを伝えました。 自分の中では感無量でもあり寂しさもあります。 最初は、労働組合は面倒臭いし、関わりたくないと思ってました。 自己責任で嫌なら辞めればいい、なんて思ってました。 しかも、本当は上に立つ役割なんてしたくなかったけど、 自分以外にはやる人がいない。 しかし、スタッフが退職して職場は変革期でもあり、 自分もそういう環境になった責任があったので、 組織を背負う覚悟があったので引き受けました。 実際、組合活動というか組織運営で色々と学ぶことができました。 ボーナスが上がった下がった、給料が安い、など不平不満を言うのは..

  • 実習終わり

    7月になりました。 臨床実習のスーパーバイザーも先週で終わり。 勉強になったかどうかは分かりませんが無事に学生も学校に帰っていきました。 指導要綱の一環ではあるのですがちょっと寂しさもあり、、、 しかし、毎回実習が終わると疲労で体の力が入らなくなるのですが今回も週末は爆睡してしまいました。。。 そして、実家でみんなで集まって宴会をして、楽しい時間を過ごしました。 亡くなった母親の手記に、 自分がいなくなった後にみんなが楽しく騒いていて、自分のことを忘れたんじゃないかと聞くと みんな一斉に涙目になってこちらを見て、「大丈夫やって」という場面を想像する、 という記載がありまし..

  • 教養としての「病」 (インターナショナル新書) 新書 佐藤 優 (著), 片岡 浩史 (著)

    教養としての「病」 (インターナショナル新書) 新書 佐藤 優 (著), 片岡 浩史 (著) 佐藤氏と主治医の片岡氏が日本医療の問題点、医局や大学病院を中心としたヒエラルキー制度や新自由主義の侵入による金を出したものが良い医療を受けられる、美容整形へ流れる医者が増えたことなど、そして病との向き合い方についてざっくばらんに対談されていました。一応医療業界に身を置いているので、「それほんま?」と思ったりすることもありましたが、後半の死生観についてはそうだな、と思いました。日本人は死との距離が遠すぎる。 突然病気になったり死が近づいたりするので恐れるものになっていますが、本当は30代か..

  • 目の回る毎日

    最近、仕事ばかりで、仕事はもちろん昼休みも働き、子のお迎えがあるので極力残業はせず、 そして家に戻ると食事を作ったり、洗濯物を入れたり、町内や園の用事、またはオンライン会議、 夜に起きて仕事をしようと思っても力尽きて寝てしまう。 さらに仕事は、ある程度マネジメントを求められる仕事もあり、学生も実習に来ているし、 さらには組合の用事もあったりと、毎日あっという間にすぎて行きます。 自分の付加価値はなんなのだろう。。。この仕事が無くなったら自分は何者になるのだろう。 これはいけない、と思ったり。 12月の学会発表の準備も、来月から始まる科研費の準備もしなければならない。 ..

  • 知らないと恥をかく世界の大問題14 大衝突の時代――加速する分断 (角川新書) 新書 池上 彰 (著)

    知らないと恥をかく世界の大問題14 大衝突の時代——加速する分断 (角川新書) 新書 池上 彰 (著) 現在の世界情勢をわかりやすく解説しています。もう14なんですね。14年も毎年読んでいるのか・・・・。 池上氏はいろんな本を出しておられるのでほぼその主張が盛り込まれているので 年に1冊これを読んどけば良いかもしれません。けど、他の本も読んでしまうんですよね。

  • 高学歴親という病 (講談社+α新書) 新書 成田 奈緒子 (著)<br />理想の職場マネージメント~一軍監督の仕事 (光文社新書 1258) 単行本 髙津 臣吾 (著)<br />フリーランス病理医はつらいよ (ワニブックスPLUS新書) 新書 榎木 英介 (著)

    高学歴親という病 (講談社+α新書) 新書 成田 奈緒子 (著) 高学歴というタイトルではありますが、いろんな意味で価値観を子に押し付けるのは良くないです、という内容で 全ての親が読んでも良いのではと思う内容でした。スポーツや勉強や習い事の前に睡眠、食事の習慣をきっちりととらせる、など 書かれてあり、ああ〜もううちはダメだと思ったりもしましたが、子を肯定して信じてあげよう、という内容でした。 理想の職場マネージメント〜一軍監督の仕事 (光文社新書 1258) 単行本 ��津 臣吾 (著) そういえば昔、この著書の「二軍監督」として選手の育成の仕方、という本..

  • 実習

    実習生が来ています。 リハだけでなく他職種の学生も来ていて、外来や訪問リハビリテーションの見学や説明もしています。 利用者さんにも学生さんにも気を遣うので終わったら結構疲れます。 外来の患者さんは、他の患者さんから「若い子と一緒にリハビリできてええなぁ」と言われて嫌ではない様子ですし、 訪問リハの患者さんも学生がいるからということで普段はやらない訓練も取り組んでくれたりします。 僕だけにつくと疲れると思って、他のスタッフにもついてもらっているのですが、 他のスタッフの視点も学んでもらえればと思いますし、スタッフもそれぞれの関わり方について 学生を通じて情報共有できるの..

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