僕は砂のピアノを弾いている指が覚束ない誰もいないお墓に一台のピアノ顔が真っ青になって、白いアザを浮かべて笑っていた僕はそれが嫌になり部屋に閉じこもってカーテンをしめた砂のピアスを落としてしまったきみからもらった楽譜と一緒に
どろりどろどろ溶け出す腕と正しい感覚ゆらりゆらゆらまぶしい倒錯とかなしい右腕溶け出す溶け出すまばたきぐらりと現実を忘れた戦争に負けた、腕が溶けた理由を失いながらひとりで泣いたどろりどろどろ溶け出した
きみの左手溢れそうなくらいあじさいを持ってた揺れるきみの髪の毛たまにわらう雨が漏れるうっすらと、輪郭を否定して揺れるきみの髪の毛が瞼の奥で雨を乞う雨は降らないきみに雨を乞う否定をして
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