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  • 私のお部屋

    広い部屋私のお部屋空っぽの部屋広すぎる部屋お水を飲むと音響く部屋ここで私は生きてゆくんだ広い部屋私のお部屋パソコン開いて妄想繋げるお湯を沸かすと熱帯びる部屋ここが私のすみかになるんだ広い部屋私のお部屋家具を置いたら好きな花できたできた余白にラジオの音を流し込む陽当たりを意識する太陽を見つけるここから私は走りぬくんだ私のお部屋

  • 湿った満員電車

    黙ってばっかで大人になってくこのままどこまで連れ去られるんだ湿った肌と額の汗が社会人像立派な景色毎日の儀式安心ですかなぜ同じ方向へみな行くのですか「幸せなら手をたたこう」「幸せなら態度でしめそうよ」すごくいい曲歌に救われながらこんなんじゃ態度に出せない手もたたけない幸せですよと嘘でも声に出せないみんなでパチパチ手をたたけない湿った梅雨の満員電車代々木上原で人がほどけた肩幅以上に足広げ人より広く車内立つ幸せとは言い切れないな黙ってばっかで終点見据える私をコンパクトにまとめないでと精一杯の態度を示して湿った満員電車

  • ノート

    ただいまと声に出すシーンと無反応1Kマンション冷たい窓に触れてその時を思い出す昔はとってもサクサク静かに書いていたものだった今は置いてけぼりが怖くって急ぐ記入は素早く手際よくデータ化がマスト手元のタッチ音はオーバーなくらいに音を鳴らして見せびらかしながら仕事する日々何に追われ何を追いかけているの電気の通らないその窓に写されてハッとするNo!No!ダメだ!その音ダメだ!じりじりと迫り来るモーター音熱帯びるデスクトップシーンと無反応1Kマンション急ぐふりやめたいブレーキかけたい蘇ったように転がってきた鉛筆手に取り日記の続きを余分な音はそぎ取ってノート

  • ぬくもりを思い出す合言葉

    寒いなあ寒いよねひとりでもひとりに感じる時も寒いなあ寒いよねあの人との幸せの合言葉のように聞こえてくる気がするあの掛け合いが支えになってる気がするぬくもりを思い出したくてまた寒いなあとマフラーの下でぼそぼそとぬくもりを思い出す合言葉

  • 赤い種

    ボリボリと、払いとる背中にひっつく赤い種どんな果実をうみだすつもりなのか知らない、わたしは知ろうともせずに大きな不安になりそうなら、と小さいうちにと、追い払う未来がこうやって塞がれて行く実る期待も種のまま育てもせずにのこのこと生きるだから不安になってるくせににきびのパレードはわたしへのエール憧れている道を今歩いてみようよ歩いて行こう赤い種

  • 栄光を捨てて

    『過去の栄光を捨てなさい』持っている意識なんて全然なかったのにできるとみすえて立てた計画はいつまでたってもできない毎日できていた日々はとうの昔あれから10年も経っていた新しいことを知り得るために栄光を捨てる勇気が必要だったなんて自信がないならそのままでいいじゃないできない自分がどれだけできることを拾えるかメガネをかけずに裸眼で近づく見えないことも、見えているふりをせずにすむ視力がおちていたってできることがあるはず声を掛け合えば、もっと見えてくる未来はそうやって、わくわくしていくんだ栄光を捨てて

  • 雨上がり

    似てるが好きになる似た者同士がくっつく仕組みそれを増やすためには好きを沢山拾わなくちゃでああ、時計は止まらずに動いちゃう今の私には素敵に見えないものばかり引っ付いていてそれに不平不満言い散らすのは下品だけどああ、これか私か、なんて蔑むああ、そんなもんなのか、なんて楽なものを好きにしちゃメよ好きなものもどう楽しもうとするかなんだよ誰かさんの想像をこえた出来映えを組み立てられるのは、自分だけそう説得して雨上がりの空を素直に喜んだ私は、晴れの空が、好きだ雨上がり

  • 欲張らない

    欲張りたいことがあるこだわりたいことがあるいかにして身軽にするかいかにして楽になるかを欲張って考えるこだわって突き詰めるすると欲張らなくていいものが見えてくるこだわらなくても大丈夫なもの見えてくる今あるものでじっくり満足してみるほらほら、身軽になってきた必要以上に買い込む衝動足りない足りないと嘆く不満の口癖もすーっと消えてほらほら、私が見えてきた欲張らない

  • ドリンク

    えぐられるまで削られてぼろぼろを感じながら生きてるって実感する辛いも楽しくできたいい一日だったねと私を思い切り癒したいあったかいゆず酒でしめようと企んでいたのに家路につく前に甘味に誘惑されココアで体を埋めてゆくいけないことをしたようなしてないような自分だけの世界誰にも怒られないところって誰にも喜ばれないところってどんなに不安定なところかを体感していく透明人間でプワッとリセット外飛び出して、一時停止で止めていた世界へ向かうほら、寒い。すごく寒いよ。休日の夜せわしなさを掻き分け歩くゆず酒を目指してまた生きていくドリンク

  • 映画

    どこかできいたことある映画なんかでみたことある映画どんなものにでもしがみついては出会いと気づきの多さにドキッとさせられBGMなしの帰り道に空を楽しむだから癖になる一人が楽しいなんてこの狭い歩道を2人キュッてなりながら真横を歩いてくれた日のことを思い出す手の触れられそうな距離あのときはあんなに近かったのにどこかへ消えていった映画好きとこへも羽ばたけない私あれから一年たっちゃったけど相変わらずの私誰かさんのせいであと一本もう一本あれから一年たっちゃったけど相変わらずでいてほしいなといろんな台詞にに支えられ祈る願う映画

  • 悔しがる意地になるそうやって私は視野をひろっぺげてゆくのです新しい出会いも素敵な時間も眉間にしわよせたダメな私が核になり生まれる些細なことまでキャッチする幼い自分を蘇らせるのですそして夢を持つそして叶えるキョロキョロと掴み取ろうとする心にきっかけはついてくるのです運

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