初回に2点を先制されて嫌なムードだったが、序盤に同点に追い付き、中盤に勝ち越し。そして、終盤にダメ押しする、いい形で勝った。これで才木は両リーグトップの5勝目を挙げた。 才木は初回、1死満塁から犠牲フライとタイムリーで2点を奪われた。雨の影響が大きかったと思う。緩いマウンドでいつものピッチングが出来るようにアジャストするのに苦労したのだろう。ピッチャー前の内野安打も不運だった。それでも、大量点…
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好調を維持している選手と、不振に喘いでいる選手の差が激しすぎる。調子の悪い選手は、リーグ優勝したことで燃え尽きてしまったのか。 近本と佐藤輝が3安打、最多安打を狙う中野がこの日も1安打を追加。大山が3試合連続のホームラン。打線は12安打と好調なのだが、得点はソロホームランと犠牲フライ2本の3点だけ。森下と木浪がノーヒットだったのが響いた。 新人ながら3番に定着した森下と、恐怖の8番バッターと…
富田が久し振りに先発で投げたが、ツーランを2発打たれて5回5失点。打線は大山のツーランの2点だけ。CSに向けて、少し不安になって来た。 富田は初回に細川にツーランを打たれて先制を許すと、2回には岡林のタイムリーで3点目をうしなった。そして、5回にはまたしても細川にツーランを浴びた。同じ選手に2本もホームランを打たれるとか、中野と最多安打を争っている岡林にヒットを打たれるとか、反省点が一杯のマウ…
中野が安打数を伸ばせば、大山が先制&決勝ツーランを放って出塁率を上げる。西が7回を無失点に抑えて、岩崎がセーブ数を追加した。 西は7回を2安打無失点。本来の西のピッチングが戻って来た。西にとっては予想外に波に乗れないシーズンだったかもしれない。それでも、ここに来てようやく調子が上がって来た。CS、日シリでは先発の柱に戻って欲しい。 大山が4回に先制のツーランを放って、それが決勝点になった。こ…
村上がこの5イニングを投げ、規定投球回数に到達。防御率は1.75で、2位のDeNA東と大きく差をつけている。タイトル獲得が間違いなくなった。 村上は5回を2失点。この日は64球しか投げなかったが、規定投球回数到達がこの日の目的だったのだろう。 しかし、無難にイニングを消化するだけの試合とは言っても、先制点を貰った直後に、下位打線に連打を浴びて逆転されたのは反省してもらいたい。 防御率争いでは…
才木が10回130球、5安打無失点に抑える好投を見せたが、阪神打線もさっぱり打てずに僅か4安打に抑えられた。結局、延長12回、0-0で引き分け。 才木が9勝目を賭けて素晴らしいピッチングを見せた。9回まで散発4安打に抑え、相手打線に付け入る先を与えなかった。味方打線が1点でも取っていれば完封で9勝目だったのに、こちらも柳に8回まで散発3安打、9回は勝野に3者凡退に抑えられて無得点。才木はそのま…
相手先発ロドリゲスを攻め、試合前半に6点のリード。このリードを背景に、大竹が8回3失点を投げて12勝目。最高勝率のタイトル争いに、あと1勝に迫った。あと一息、頑張れ。 森下が打線に復帰。ここまで22打席ノーヒットだったのに、この日は3安打の固め打ちをした。たった1試合だけだったけど、休養って大事なんだなと思った。 初回、近本が四球で出ると中野の初球に盗塁を決め、中野のツーベースで先制のホーム…
5回まで1安打に抑えていた青柳が、6回2死から丸のタイムリーと大城卓のグランドスラムで5失点してマウンドを降りた。この日勝てば2桁勝利の望みがあったのに、これでかなり難しくなった。 しばらくヒットから遠ざかっている森下に代わって小野寺を3番で起用。1打席目でヒットを打って、スタメン出場時に強いところを見せてくれた。 この日の甲子園は序盤に中断が入る程の雨が降った。雨柳さんとなった青柳は5回ま…
点を取ったり取られたりの展開だったが、8回裏にノイジーの2点タイムリーヒットで逆転した。なんか優勝が決まってから、活躍が目立つようになった。 この日の勝利で、読売にシーズン最多の18勝目。ここ2、3年、読売が弱くなった。若い選手も出て来ているが、これと言って注意しないといけない選手はいない。要注意な選手は、岡本和は当然として、それ以外は長野、丸、坂本といったベテラン勢ばかり。世代交代が上手く行…
DeNAに連敗。投手陣は悪くなかったと思うが、牧に打たれ過ぎた。打線の方は甲子園に戻って来てからはさっぱり。優勝が決まったあと、強行スケジュールで広島へ行き、やっと戻って来てホッとしたのかな。 1番近本がベンチスタート。キャッチャーに長坂、ショートは小幡。消化試合らしく、休養と育成を兼ねたスタメンだった。今の阪神はレギュラーを休ませて若手に経験させる場を作り、記録の掛かっている選手にタイトルを…
濱口から僅か3安打しか打てずに、久し振りに完封負けした。村上の11勝目はお預け。それでも、6回無失点に抑えて、防御率は1位をキープした。 この日もスタメンはフルメンバーだったが、前日打ちまくった打線が散発3安打に抑えられた。打線の調子が悪くなったのではなく、単に今季初対戦だったからだろう。 村上は、三者凡退に抑えたのは1イニングだけだったが、連打をされなかったことと、無四球だった事で、無失点…
大竹が5回無失点で11勝目。打線も大竹を後押し。佐藤輝が無双モード、ノイジーも突然覚醒した。森下以外の野手が全員安打で、皆マルチヒットの猛攻で勝利した。 大竹の最高勝率をアシストするために、この日のスタメンはフルメンバーだった。 大竹は1回、2回とヒットと四球でランナーを溜め、大竹らしくないピッチング内容だった。しかし、3回、4回と三者凡退に抑え、5回はエラーとヒットでピンチになるものの、併…
前日は関西のテレビ各局が深夜に特番を組んでいたので、監督と選手たちはテレビ局行脚をする事になった。ビールかけで多少は酔っているところに加えて睡眠不足。そして、朝から広島へ移動して、試合前練習、広島との試合と大忙しな1日になった。岡田監督、選手の皆さん、お疲れさまでした。 この日は先発投手に及川、2番手にルーキーの門別、3番手は今シーズン不調の浜地を起用。また、キャッチャーには栄枝と長坂を起用し…
「やったー!ようやく優勝や!」 テレビで観戦していて、優勝の瞬間に出た言葉はこれだけだった。本当はもっと喜んでいいのだろうが、これ以上の言葉が出て来なかった。優勝慣れしてないからだと思う。 この試合、才木と赤星の投手戦になった。序盤の才木は外野フライをポンポンと上げられ、そのうちに一発を喰らうのではないかと心配していた。しかし、4回以降は外野へ飛ばされることもなくなった。7回に岡本にホームラン…
前日に続いて読売に完封勝ち。試合後、広島が負けたのでマジックは1になった。とうとうここまで来たかという感想だ。 マジックが再点灯してからアレへの道がひらけた。進む先には相手チームの強力な投手が待ち構えているが、少ないチャンスをものにして得点を奪い、それを自慢の先発陣と盤石のリリーフ陣で守り切る。それを10試合繰り返し、とうとうアレの扉の前に立った。 青柳が中野の華麗な守備にも助けられ、6回を…
打線は僅かに3安打に抑えられたが、2回にノイジーがヒットで出塁すると、坂本の内野安打の間に3塁まで進塁した。そして木浪の犠牲フライで1点を先制。それを西が読売打線を僅か2安打に抑えて、今季初めての完封処理。これでチームは9連勝。広島が負けたのでマジックは3になった。 ここまで先発に勝ちがついての8連勝。お先発投手陣の柱の西としては、自分で記録が切れる訳にはいかなかったのだろう。加えて、広島3連…
伊藤将と久里の投手戦。先に伊藤将がソロホームランを浴びて、同一カード3連勝は難しいかもと思っていたが、6回にエラー絡みで同点に追い付くと、8回には四球のオンパレードで一気に4点を奪って突き放した。伊藤将も10勝目。この3連戦で、勝ち頭の3人の全員が10勝に到達して、マジックを5に減らした。 シーズン終盤の大試合に弱かった阪神。矢野監督時代は火事場のくそ力を出して勝っていたが、今年はこれまで戦っ…
天王山の2戦目も圧倒的な力の差で快勝。大竹が自身初の10勝に到達したり、岩崎がセ・リーグ単独トップの31セーブをマークしたり、嬉しい事ばかり。加えて、この日なぜかマジックが一気に3つも減って7になった。いよいよアレが秒読み段階に入った。 この3連戦、阪神は3連敗さえしなければよいという考えで挑んだ。逆に広島は、逆転優勝するためには3連勝するしかなかった。1戦目で阪神が勝った事で、広島の選手のモ…
アレが近くなったとは言え、広島との直接対決が7試合残っているのに一抹の不安を感じていた。せめてこの3連戦を1勝2敗で乗り切って欲しいと思っていたが、初戦で勝利して、アレが秒読みとなった。 近本が戦列に復帰。1塁から大山のツーベースで一気にホームまで走ったのを見て安心した。 森下が初回にソロホームランを打って先制。これで森下は2桁ホームランを達成。守備でも見事なスライディングキャッチを見せ、新…
好調打線も小笠原の前に初回の1点だけ。それでも、才木が6回まで無失点に抑え、その後は盤石のリリーフ陣で完封リレーが完成。タイガース投手陣の強さを見せつけたような試合だった。 この日も近本はベンチ外。そして1番には小野寺。すると小野寺が初回にヒットを打って、森下のタイムリーで先制のホームを踏んだ。近本の欠場を活かして色々と試しているように見える。 相手が小笠原だから、なかなか点が取れないという…
西が7回2失点の好投を見せた。これで6勝5敗となって、ようやく貯金が作れてよかった。 近本が大事を取って欠場。試合前の練習には参加していたので、大丈夫だとは思うが、ベンチ入りもしてないと言うのが気になる。 1番には森下が入って、チャンスメーカーとして機能して、選手層の厚さを感じさせてくれた。 西は、打線の援護を受けて、余裕のピッチングだった。失点は3回に大島のツーベースから犠牲フライと、6回…
伊藤将が1失点完投。打線も佐藤輝、森下のアベックホーマーなどで7得点。試合には快勝したが、9回の攻撃で近本が前と同じ右脇に死球を受けて退場。素直に喜べない試合だった。 初回、いきなり近本がスリーベースで出ると、四球と相手エラーで先制。そして、佐藤輝のスリーランでこのイニング4点を奪った。2回にはノイジーのタイムリーで2点を追加し、6回には森下のソロホームランでとどめを刺した。 佐藤輝は連日のス…
初回に2点を奪われるものの、3回にビッグイニングを作って逆転。その後に1点を追加されるが、3点のリードで終盤を迎えた。しかし、8回に2点を奪われて、なおもピンチが続いたが、なんとか凌いで逃げ切った。 青柳が初回に村上にツーランを打たれて、いきなりビハインドの試合となった。なんとも心配な立ち上がりだった。 3回、先頭の坂本がヒットで出塁。1死から青柳の送りバントでランナーを2塁に進めると、近本…
森下の先制ソロ、ダメ押しソロの、効果的な2本のホームランで連敗をストップ。広島が負けたのでマジックが復活した。 2回に森下のソロホームランで先制。3回には中野、大山のタイムリーで2点を奪い、序盤で3点リードした。先発村上はヤクルト打線を完璧に抑え、7回まで3安打無失点の好投を見せた。8回に森下のこの日2本目のソロホームランが飛び出し、リードを4点に広げて、ほぼ勝利を手中にした。 ところが、2番…
牧に勝ち越しスリーランを打たれて甲子園でDeNAに連敗。ロードで大きく勝ち越して甲子園に帰って来たので、気が抜けたか。 それにしても牧によく打たれる。ホームランだけでも今シーズンは7本も打たれている。OPSは1.0を超えている。バッテリーの攻め方以前に、スコアラーはちゃんと調査しているのか。 大竹はチームの勝ち頭で防御率も2点台前半なのだが、DeNAに対しては防御率4点台後半で被打率は3割を…
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初回に2点を先制されて嫌なムードだったが、序盤に同点に追い付き、中盤に勝ち越し。そして、終盤にダメ押しする、いい形で勝った。これで才木は両リーグトップの5勝目を挙げた。 才木は初回、1死満塁から犠牲フライとタイムリーで2点を奪われた。雨の影響が大きかったと思う。緩いマウンドでいつものピッチングが出来るようにアジャストするのに苦労したのだろう。ピッチャー前の内野安打も不運だった。それでも、大量点…
ビーズリーがようやく1軍昇格。先発で登板すると5回を2安打無失点に抑え、勝ち投手になった。試合の方はまたも1-0のロースコアだった。 ビーズリーが初回から力一杯のピッチングで5回を無失点。球数は72球と少なかったが、5回にスタミナ切れしたのか、2四球を出した。それでも3つのアウトを三振で取り、勝ち投手の権利を持って降板。 先発で投げるにはスタミナ不足のような気がするものの、リリーフ人がしっかり…
青柳が村上のスリーランなどで4点を失い負け投手になった。いつになったら青柳本来の姿に戻ってくれるのか。 大山が4番でスタメンに復帰した。まあ,冷静さを取り戻すためのスタメン落ちだったのだろう。この日は2安打1打点の活躍を見せた。 青柳が初回に先頭バッターに四球を出して、その後送りバントとヒットで1点を先制される。3回にはランナーを2人置いて、村上にホームランを打たれて4失点。思う様なコースに…
打線が久々に爆発し、4回までに6点を取った。このリードに守られて西勇が6回2失点で今季初勝利を果たした。 大山がスタメン落ち。4番には原口を起用した。佐藤輝についてもファームの選手と言い放っているし、岡田監督もそろそろ我慢の限界なのかもしれない。1番にライト井上、6番レフト前川。昨シーズンとは異なり、日替わりのスタメンが続く。 中日先発梅津の調子が悪かった事もあって、初回に相手エラーと糸原の…
9回が終わって0-0の投手戦。延長11回表、ワンチャンスをものにして、ようやく1点を奪って勝ち越した。 前日敗戦に繋がるエラーをした佐藤輝が無期限のファーム落ち。ファームのメニューをこなしたあと、特守を行ったらしい。バッティングはどれだけ練習しても波があるが、守備は練習するほど上手くなると言われている。守備名人になる必要はないが、せめて普通に守れるように練習してきて欲しい。 大竹は7回4安打…
8回裏、無死2塁のピンチ。田中のバントを坂本が拾ってサードに投げる。余裕でアウトと思いきや、タッチプレーを焦ったのか、佐藤輝がこれを落球。ピンチが広がり、ここから村上が3点を奪われて逆転負け。 この日の村上は7回まで5安打1失点。8回に先頭の岡林にツーベースを打たれ、この日3安打されている田中を打席に迎えた。その田中に中日ベンチはバントのサイン。それだけでもラッキーなのに、田中のバントはキャッ…
前日の乱打戦とは真逆の静かな投手戦。才木が4安打完封で4勝目。2回に自ら四球で出塁して、井上と中野のヒットで決勝のホームを踏み、それを1人で守り切った。それにしても、僅か2安打でよく勝てたものだ。 ここのところゲラ、岩崎が打たれて終盤にひっくり返される試合が続いていたので、才木を最後まで引っ張ったのだろう。8回表に打席が回って来たので、普通なら代打を出す場面。そのまま打席に立たせて、8回以降も…
3回終わったところで9-2と大差でリード。久し振りの大量点に喜びながらも、心の片隅ではバカ試合になりそうな予感がしていた。 強風が荒れ狂う横浜スタジアム。風に助けられたラッキーヒットや近本の満塁弾などで、序盤に9得点を奪った。一方、守りでは2回に伊藤将のストレートの四球やショート木浪のエラー、4回には佐藤輝のエラーから3点を奪われ、相変わらずミスが失点に繋がっていた。 それでも点差が開いていた…
今シーズン1軍初登録の井上を5番レフトで起用。結果は3打数1安打ながら、サード強襲タイムリーヒットで貴重な1打点を稼いだ。井上に代わって守りについたノイジーも2打数2安打1打点。この1打点が勝ち越し点になって勝利。 勝ち越せばすぐに追い付かれるという試合展開、9回表のノイジーのタイムリーでようやくDeNAを振り切った。 井上のスタメン起用は最初から決めていたのだろうか。それとも練習を見て決め…
大竹と大瀬良の白熱した投手戦だったが、8回にゲラが2点を取られて逆転負け。 今シーズンに入ってから、身の回りがバタバタしていて更新が遅れてます。休日関係無しに忙しいのはしんどい。 何か最近は、クリーンアップが機能していないうえに、リリーフ陣が四球から崩れて負けるパターンが多い。 ゲラは1年目なのに頑張ってくれているのは分かるけど、それでもクローザーで防御率が2点前後というのはどうかと思う。相…
名手中野の2つのタイムリーエラーでまけた。こんなに珍しいこともあるもんだ。 初回、中野のファンブルでピンチを広げて、犠牲フライで1点を先制される。 5回には中野の後逸からヒットを連ねられてもう 1点を献上した。グラウンド状態は悪かっただろうが、いつも練習している甲子園のグ…
才木が高橋礼に投げ勝って3勝目をマーク。これでこのカードを1勝1敗1分のタイに持ち込んだ。 試合前半、才木はランナーを出しても落ち着いて後続を断って、4回まで3安打無失点の好投を見せる。4回に近本のツーラン、佐藤輝のタイムリーで3点のリードをもらい、悠々と勝ち投手の権利を手にするかと思われたが、5回にセーフティスクイズなどで2点を返されて、後をリリーフ陣に託した。 最近の試合では、リリーフ陣が…
西勇が7回3安打無失点の素晴らしいピッチングを見せ、打線も最低限の援護をしたが、8回に同点に追い付かれて勝ち星が付かず。結局、延長戦に入ってサヨナラ負け。勝ちきれない試合が続いている。 西勇の防御率は現在1.27。この日は菅野に投げ勝って、エース復活を思わせるような内容だった。しかし、今年は勝ち星に恵まれず、今のところ0勝1敗。どうしても相手エースとの投げ合いになるので、お互いに点が入らない、…
岡田監督が読売戦に投げさせると公言していた門別。満を持してプロ初先発のマウンドに立ったが、読売打線に跳ね返されてしまった。 門別が初回ツーアウトから四球を1つ挟む5連打で4失点。2回にはノイジーの落球から岡本のツーランを浴びて、3回6失点で降板した。 長嶋茂雄デーと銘打った試合。普通の試合とは違った、重々しい雰囲気があった。それで、持てる力を十分に発揮できなかったのだろう。岡本に対しては、1打…
延長12回、2-2で引き分け。大瀬良から早々に2点を奪って、5回で降板させたのはよかったが、広島のリリーフ陣をさっぱり打てなかった。それでも、エラーと連続四球がなければ勝てたかもしれない。 伊藤将は4回まで無失点に抑えていたが。5回先頭バッターを木浪のエラーで出して、そこから満塁のピンチを迎え、犠牲フライで1点を失った。ここまで守り…
村上の好投と坂本の活躍で快勝。長打はツーベースが1本だけ、後はシングルヒットと四死球で繋いで、阪神らしい勝ち方だった。 佐藤輝と木浪がスタメンに復帰。2人ともヒットと打点がついてよかった。たまにはベンチから試合を見るのもいいかもしれない。 先発は村上。1回裏、先頭の秋山に初球ホームランを打たれたが、その後は散発のシングルヒット6本だけ。ランナーを出しても落ち着いたピッチングで抑えていった。相…
大山がチャンスで平凡な外野フライ。しかし、この打球が風に流されて逆転タイムリーになった。甲子園の風が助けてくれた。 不振の佐藤輝に代えて糸原を起用。すると、3安打1打点の活躍を見せた。いつスタメン出場しても大丈夫なように準備しているようだ。代打専門になってしまった訳でなく、今でもレギュラーを狙っているんだろう。 2回に大山、ノイジー、糸原の3連打で1点を先制するが、才木が4回に同点に追い付か…
前日はエラーやバント失敗などでピンチを広げ、チャンスを潰すような試合だったが、この日は締まった試合をしてくれた。逆に相手投手のワイルドピッチが試合を決めたと言ってもいい。 前日3失策の木浪がベンチスタート。ショートには小幡が入った。当然と言えば当然の処置だろう。 先発の大竹は、初回に塩見に初球先頭打者ホームランを打たれて先制を許すと、2回にはサンタナにツーベースを打たれ、その後三盗を許すと、…
木浪が3つ、大山が1つ、どれも失点に結び付くエラーで、投手陣の足を引っ張った。 青柳が4回途中、5失点で降板。青柳のピッチングもあまりよくなかったが、4回お木浪の2つのエラーがとどめを刺してしまった。 4回、青柳が連打を浴びて無死1・2塁。ここで武岡のショートゴロを木浪がファンブルして満塁になった。足の速い武岡をゲッツーで仕留めようとして慌てたのだろう。すると、今度は青柳がピッチャーの小川にス…
9回に山崎を打ち崩して逆転勝ち。佐藤輝とノイジーの打順を入れ替えておいたのが功を奏した。 6回まで伊藤将がノーヒットピッチングを見せ、大記録への期待が膨らんだが、7回に一挙3点を奪われた。 打線はコントロールに苦しむ濱口を攻めきれず。5回裏にようやく伊藤将のヒットから3四球をもらって、押し出しの1点を取っただけ。8回は森原に3者連続三振に抑えられ、9回山崎がマウンドに上がり、万事休すかと思われ…
バッティング不調に苦しむ梅野が2安打3打点。貴重な中押しタイムリーに、試合を決定づけるダメ押しタイムリーの2本を放った。 梅野は岡田監督から正捕手に指名されているものの、実情として坂本との併用になっている。ピッチャーとの相性もあるだろうが、それ以上に坂本の方がバッティングの状態が良い事もその理由だろう。「坂本がマスクを被った試合は○連勝」というスポーツ新聞の記事に悔しく思っていたはずだ。 梅野…
0-0の息詰まる投手戦。9回裏、ようやく作ったチャンスでバッターは森下。広島のピッチャーは先発の森下。森下対決の結果は、初球を捉えてプロ初のサヨナラタイムリーを放った、阪神森下の勝ち。 シーズンが始まった頃は、積極的なバッティングと上手い守備で「期待の新人」という言葉が似合う森下だったが、試合を重ねて行く内にだんだんと積極性が陰を潜めるようになって、ファームに落とされていた。前日に再登録されて…
青柳がまたも背信投球。初回に5失点。味方打線が追い上げている最中にまた2失点。昨年の三冠投手が一体どうなってしまったのか。これだけチャンスをもらっても調整出来ないのであれば、ファーム行きも当然。 青柳は、初回に打者12人、5安打2四球で5点を失った。多分、岡田監督はこの時点で青柳のファーム行きを決めたのではないだろうか。 2回以降は立ち直ったかに見え、打線もノイジー、佐藤輝のソロホームランで追…
ミエセスが攻守に大活躍。お立ち台の「ミエちゃんでーす」がとても可愛かった。誰に教わったんだ? この日のスタメンは島田のつもりだったのを、練習を見てミエセスに代えたらしい。岡田監督の観察眼が素晴らしい。 デビュー戦のホームラン以降、目立った活躍がないミエセスだが、この日はまさにミエセスデーと言うべきプレー振りだった。 初回、2死満塁のチャンスで3塁線を鋭く破って、走者一掃のタイムリーツーベース…
西は、前回は7回途中3失点で負け投手になったものの、復調を予感させてくれた。この試合では本来のピッチングで7回1失点と完全復活した姿を見せてくれた。打線も涌井に幻惑させられながら、チャンスをきっちりと得点に繋げて西を援護し、今季最長の6連勝。 西の立ち上がり、先頭大島にヒットを打たれ、2死から石川昂にもヒットを許して1・3塁のピンチになったが、細川をショートゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。…
前回は1失点で負け投手になった村上が、この日は4失点もしながら勝ち投手になった。打線との兼ね合いなのだが、どうも納得いかない。 中日戦はロースコアゲームになりがちだが、この日はある程度点を取り合って、9-4で勝利。それもそのはず、この日はバンテリンドームではなく、豊橋市民球場での試合だった。 5点リードの5回裏、ここまで無失点に抑えて来た村上。ランナーを2人出すものの、アウトカウントはツーア…
打ちも打ったり、先発全員安打の21安打15得点で快勝。佐藤輝が今季初の1試合2本のホームランを放てば、近本4安打、ノイジーと大山が3安打と荒稼ぎした。 初回にランナー2人を置いて、佐藤輝がライトへスリーランを放って先制。いったんは逆転されるが、3回に近本のタイムリーと満塁からの大山の押し出しで2点を追加して逆転。そして、とどめに佐藤輝が右中間へグランドスラムを放って大きく突き放した。 その後も…
今や青柳に次ぐ雨男となった大竹。雨中のマウンドでもいつも通りのパフォーマンスを見せてくれた。そして、本人すら忘れていた、岡田監督の600勝をプレゼントになった。 先ずは、岡田監督。通算600勝おめでとうございます。600勝と言わず、700勝、800勝と記録を伸ばしてください。 大竹が開幕から無傷の5連勝。御園生崇男、福原忍に続く、球団史上3人目の快挙だとか。1937年の御園生は開幕から11連…
青柳が8回途中まで投げて、3失点で2勝目。序盤に打ち込まれる事が多かったが、この日は守り似も助けられながら、初回のピンチを最少失点で切り抜けた。 青柳の課題は制球とテンポらしい。実際に初回は先頭バッターを四球で出してタイムリーを打たれるという、これまでと同じような点の取られ方だった。2回にも2安打されるが、ノイジーの好守備でランナーを刺してもらって凌いだ。 ここまで見ている限りでは、いつ崩れて…
同点の8回、先頭がヒットで出ると、代走を起用して送りバント。失敗してランナーが入れ替わると、再び代走を起用して勝ち越しの1点を奪った。勝負どころでは惜しみなく控え選手を出して攻めまくる、これぞ岡田野球。 ノイジーとミエセスがスタメンに復帰。前日ベンチスタートにしたのは何だったのか。未だによく分からない。 2回に坂本と木浪の連続スリーベースで1点を先制するものの、その後はなかなか追加点が取れな…
西が7回途中3失点で負け投手に。四死球の連発から失点されるとか、投手戦で先に点を取られるとか、エースらしさはまだ戻っていない。それでも、何試合振りかで長いイニングを投げられて、試合を作る事が出来た。 3番レフト小野寺、6番ライト井上。ノイジーの調子が落ちてきているとは言っても、小野寺を3番で起用するというのはどうなのか。ミエセスはどんどん色んなピッチャーと対戦させないといけないのに、なぜベンチ…
村上がこの日も好投を見せたが、打線の援護がなく、0-1で敗戦投手になった。 広島での登板予定が雨で流れ、翌日のスライド登板も雨天中止になった。そして移動日を挟んで6連戦の最初の試合にスライド。これだけ日程がズレても、普段どおりのピッチングが出来たのは素晴らしい。 6回に、村上が開幕からの連続無失点イニングを31に延ばし、セ・リーグ記録に並んだ。なお、これまでトップだったのは、阪神の中井悦雄氏…
ミエセスがようやく1軍登録された。120キロの巨体に虎柄を意識した黄色と黒のドレッドヘアー。見るからにいかつい選手が6番ライトでスタメン出場。守備に打撃に想像以上の活躍を見せた。 ミエセスは開幕直後に身内の不幸があって一時帰国していた。戻って来てからはファームで再調整していて、ようやくこの日と1軍に登録されて、すぐにスタメンに抜擢された。 オープン戦には出ていたものの1軍公式戦は初めてなので…
相手先発の球威が落ちて来たところを攻めて逆転勝ち。主軸の活躍、そしてベンチの読み、それらが見事に噛み合った。 伊藤将が11安打を許す乱調。いつもと違って、ボールが高目に浮いていた。それでも、大崩れすることなく、6回2失点で試合を作った。青柳や西にも見習って貰いたいものだ。要所をしっかりと押さえた事と、無四球だった事がよかったのだろう。 打線は柳の前に6回まで僅か2安打に抑えられたが、7回に大…
2度も負けを覚悟したけど、最後は甲子園の魔物が現れてサヨナラ勝ち。中日戦でこんなに点の取り合いになるのは珍しい。 この日の6番ライトは島田。飛び抜けた選手がいないので、ここだけ日替わりになっている。選手にとってのチャンスはチームの弱点なのだから、早くレギュラーを張れる選手が出て来て貰いたいものだ。 西が2回に7安打を集中されて6失点KO。青柳と言い、西と言い、この調子の悪さはいったい何なのか…
青柳復活ならず。初回に5安打を集中されて3点を失った。その後は無失点に抑えたが、初回の3点を打線がひっくり返せなかった。 板山と小野寺を入れ替えた。岡田監督は5月からお試しはないと言っていたが、小野寺はお試しじゃないのだろうか。それとも、ファームで3割の実力に期待しているのだろうか。 青柳は6回3失点。立ち上がりにいきなり3連打を浴びて満塁のピンチを迎え、細川と村松にタイムリーを打たれた。2…
両チームとも先発投手の調子がイマイチで、初回に満塁のピンチを迎える。どちらも無失点で切り抜けたが、その後立ち直れたかどうかが勝敗に繋がった。 この日のキャッチャーは梅野。好調の坂本を使って欲しいところだが、才木が投げる時は梅野が受けると決めているようなので仕方ない。 1回表、2死から3連続四球で満塁のチャンス。スタメン起用されてから好調の井上に打順が回ってきたが三振に倒れた。連勝中はこういう…
村上が8回を2安打に抑えて3勝目。残念ながら四球は1つ出してしまったが、開幕からの無失点記録は継続中。チームとしても3連続の完封勝利。 村上が凄いピッチングをしていると言っても、2週間前にプロ初勝利を挙げたばかりのピッチャー。そろそろ打たれるかもしれないと思っていたが、この日も完封ペースのピッチングを披露してくれた。ここまで防御率は0.00で、被打率は僅かに0.63だ。 何よりコントロールが素…
大竹3度目の登板は、読売戦が雨天中止になって西がスライド登板したために、この試合に延期された。これまで3度の登板機会が3度とも延期されている。調整が難しいと思うが、よく頑張ってくれている。ひょっとして、間隔が空いているのが好投に繋がっているのだろうか。 この日の大竹は5イニングを無失点で降板。コントロールが甘いと見て、クリーンアップに3度目の打席が回ってくるところで継投に切り替えた。ベンチの危…
2度も打者一巡のビッグイニングを作る猛攻で今季最大の19安打15得点。出遅れていた伊藤将が今季初登板で初完封を果たした。読売相手に気持ちのいい勝利。 前日大きく変えた打順をこの日は戻した。すると、なぜか打線が爆発した。先発野手全員安打、ノイジー以外の先発野手全員に打点が付いた。相手投手の調子もあるのだろうが、それでもこれ程打つのは珍しい。球場のファンは六甲颪を何度唄った事だろうか。 それにして…