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2007/12/17

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  • ネギ狩りと『イオマンテ』探索

    森を歩きたいので、少し遠くのネギ畑を見に行く。うむ、雪解けが美しい。なるほど、滝が雪を融かしていく。長靴に穴が空いていることに気付かず、せせらぎをじゃぶじゃぶ越えたので靴下が濡れた。ネギは、いい感じ。ここは2年振りかしら…。写真は少し細めだが、よい太さのものも割とあった。けっこう厄介なところを通るので、今まで人には合わなかったが、今日はじいさんが一人現れた。そして斜面のヤブを漕いで上がっていった。あんなじいさんになりたいものだ。ほどほどに採って引き上げる。前々から気になったいたボルダー、『イオマンテ』が遠くないので、見に行く。教えてもらった場所をしばし彷徨うと、見つけた。おー、存在感ありますな。近寄るとチョーク跡があった。まちがいない。しかし、高い。これ、一人でやったらまずいやつだなあ、と思いつつぐるっと...ネギ狩りと『イオマンテ』探索

  • トップ湖から徳富岳のトップに!

    富士型山を登った時に、改めて徳富岳を考えた。奥にある上に、アプローチ地点からの地形が複雑で扱いに困る山だ。あちこち行っているうちに真冬は除雪していなくても、春先になると除雪が入る道があることをなんとなく感じていた。「徳富ダムへの道もそうなのではないか。」と思い、代替え案を考えつつ行ってみると、当たり。ダム横まで車が入れた。午前中は、曇り予報だが天気は保証されている。喜び勇んで、ダム横の道を進む。438mへ向かう沢型の左岸の森を歩く。438mに着くと、地図の点線道がなんとなく確認できた。気はまばらなので、あまり気にせず歩きやすいところを歩く。627m三角点ピークは東側をトラバース。その先の細尾根を進んだ。周囲の地形がかっこいい。徳富岳南の914から南に伸びる尾根に取り付くために広い平らな地形を進む。Co50...トップ湖から徳富岳のトップに!

  • ビレイデバイス雑感

    ちょうどいい時間帯の天気が荒れるようで、雪の山に行く気がせず。クライミング用具の整理でもしようかと思った。するとビレイ系の器具がいろいろ出てきた。あまり物は増やしたくない方だが、長年やっているともらいもんなども重なって増える。だからなんだという感じではあるが、振り返ってみる。エイト管&シュテヒト環。最初は沢登り中のロープワークだった。しかも肩がらみとか腰がらみの時代だったので、簡単な沢では器具は最低限。垂直以上の懸垂下降が必要な時も、スワミベルトとテープスリングで簡易ハーネス状にして、エイト管で懸垂、という感じだった。(今やるとネットでたたかれそう…😊。)そんな時代に青いエイト管はいつもザックに忍ばせておくものだった。しかしエイト管は、行動中の使用回数が増えると、ロープがどんどんキンクする。そこで現れた、...ビレイデバイス雑感

  • 本俱登山と笹岳をつないでみた

    本俱登山1009mは過去3回登っている。2回は普通に登ったが、3回目は赤井川村青井川脇の「天狗岩」探査が目的だったので、美比内稜線から続く稜線に上がり、幸せ稜線を半分歩いた。その時、京極ダム西の稜線と本倶登山稜線がつながっていることに気付いた。素敵な回廊に見えたので、それをつなぎたいと思った。双葉ダムへ向かう道のゲート脇に車を停める。この道はゲートで閉じられているが、除雪されている。あまりアスファルトを歩きたくないので、無理矢理取り付く。雪が硬いのに、ツボだとそこそこ埋まる。だだっ広い樹林を稜線壁までスキーで進む。この傾斜だと、ウロウロ板にシールはいらない。稜線が見えてきた。さて、稜線に上がる急斜面。雪が硬いのでシールをつけても直登できない。ツボだといちいちけっこう埋まる。なので、尾根の末端近くまでトラバ...本俱登山と笹岳をつないでみた

  • 好条件が重なった 北の別狩岳726m

    南と北に低気圧があるので高圧部がもちそうな日。予報は曇りだが、北に向かえば快適な高曇り、と予想した。別狩岳は2つある。南の別狩岳は昨年適当に行ってみて、急な細尾根にびびってやめた。あの細尾根はいただけない。行くなら裏から回るのが無難と考え、面倒になった。こちらの別狩岳北は、短めだし、徒渉以外の難点はなさそうだ。林道入口に車を置こうと考えていた。「林内作業中」という旗が立っていて除雪痕があった。どこまで入れるかと少し進んでみたが、車の腹をこすりそうだ。入ってすぐの雪除けスペースに停める。除雪痕は、点線道との分かれ道まで続いた。こすりそうな轍中央はしっかりしていてスキーで進めた。春の林道、ウロコ板は速い。新雪がうっすら積もっていて、白く輝き、美しい。五番川のせせらぎと鳥の声を聞きながら一人で進むのは気持ちがい...好条件が重なった北の別狩岳726m

  • 青空と疲労感

    本当は稲倉石山789mまで足を伸ばすつもりだった3週間前。ピークと、その時滑れなかった822m横の広大な斜面への心残り。それを果たしに行く。3週前の下山時に周回案を考えた。樹林ウロウロと稜線歩き、楽しそうな滑り斜面を取り入れた贅沢コース。車止めからすぐに林間に入る。少し歩くと地図の池が出てくる。池の脇を進み、緩やかな沢型から余計なポコを回避してラインを取る。この時点では強めの風に雪が舞い、不穏な空気を醸す。だが、時間とともに高気圧の端に覆われるはず。余市ダムを眼下にチラチラ見ながら支尾根を進む。聞いていた通り、この尾根の雑木は歩くのに気にならない。2時間ほどで稲倉石ピークを視界にとらえた。ほどほどの重さの一人ラッセルが、じわじわ効いてくる。「このくらいの時間でこんなに疲れていたか。」と考える。「歳のせいか...青空と疲労感

  • どうせガリガリなら、いつもガリガリのところへ

    札幌街中、うちの近所は12℃まで気温が上がった翌日、樽前山に向かう。冬はほとんどスキーで登る。まだバックカントリーという言葉が周りから聞こえてこない頃からスキーで登っているので、滑る道具という感覚は薄い。北海道でその辺の山の中で行動するのに最も適した登行用具はスキーだ。ウロウロステップソール板にしてから、さらにそう思う。求めるのは滑りではなく、歩きと眺めと変化。週末の遊びでは重要な要素だと思う。滑りは変化に含まれる。何より下りが楽だし…。で、変化を求めて多峰古峰山登山口から樽前を目指す。多峰古峰方向に向かわず、地図の点線を詰める。支笏湖周辺の針葉樹林は深くていい。道なりに行くと苔の洞門に出た。なにやらゲートがある。多分昔、苔の洞門が観光コースだった頃、通っているのに覚えていない。そのまま苔の洞門内を進む。...どうせガリガリなら、いつもガリガリのところへ

  • だいたい天気がいいらしいのに、なぜか曇りの地域を選んだ日

    察来山と当別丸山をつなげて稜線歩きを楽しみたいと、前から考えていた。結果的には、それぞれバラバラに登ることになった。さて、その訳は?まずは、察来山に登る。針葉樹の間の林道が気持ちいい。うすらトレースがあり、雪も軽くすいすい進む。林道が尾根に上がると、察来山南東面が見えた。よだれが出るが、あの斜面は危ない。林道を離れ、急斜面をまっすぐピークに向かう。ピーク手前の台地に出たので、ピークに向き合う。ピークはポコっと出ていて、その周囲のみ雪付きが悪い。少しだけ板を外してツボで乗り越えた。ピーク。徳富岳を眺めるのを楽しみにしていたのに、見えない。さて、ここからどう行くかと考えながら、ポケットに手を入れると、車のキーがない。困ったときの笑顔で、しばし探すが、ない。考えてみると、車から外した記憶がない。しかたない。つけ...だいたい天気がいいらしいのに、なぜか曇りの地域を選んだ日

  • 重たい雪に負けました

    「天気図の割に予報はいいなあ。」と、のん気に考えていたら、朝になって予報が変わっていた。でもまあ低山だしいいか、と余市へ向かう。目指したのは稲倉石山789m。以前余市天狗岳に登ったときと同じ余市ダムからのアプローチ。ダムを越えて続く林道を行く。ガス気味の天気で、気温が高い。そして雪が重い。林道はトレースがあったが、トレース後のラッセルが思いやられる。ありがたいトレースは、林道を行かずに沢沿いを進んでいた。あるから乗ったが、なかなか渋いライン取り。危なっかしいトラバースと徒渉を数回こなして、822m三角点から東に伸びる尾根に取り付く。薄いトレースは途中でなくなり、雪の重さが身に染みる。これまでの思いラッセルがムニュ~だとすると、ウンニュ~という感じの重沈みラッセル。ため息が出る。「当然滑りも楽しみきれないよ...重たい雪に負けました

  • やっぱり天気悪いよね

    単独だし、冬型が決まっているし、遠出する意義はない。こういう時は近場で、未探索の場所を歩くのがよい。ふと、星置山を思い出した。最初に聞いたときは、三角点もない稜線上に通称がつく時代になったのだと感心したものの、たいして興味はなかった。普段小樽方面に向かう時、国道337を利用する。新川から離れて、直線部に入ると手稲山稜線上にちらっと輝く広い沢型見える。かなり前だが、ある時それが星置山だと気付いた。パチンコ尾根から奥手稲山という往年の名(迷)ルートをたどっていれば、知らずのうちに踏んでいるはずのピークだが、そのラインで奥手稲には行っていない。手稲西峰は既登で、大昔に発寒川~星置川縦走をしたので、星置山を含むほんの2㎞ほどが全くの稜線部ということになる。金山から歩く。新幹線のトンネル工事でスタートがややこしいこ...やっぱり天気悪いよね

  • 厳冬期が終わってしまった…

    1月だというのに、高い気温の日々が続いている。不満を言ってもしょうがないが、心配だ。でも天気はいい。まともな斜面を滑りたいのでニセコ連峰へ向かう。2023年の4月に岩内側から目訓内に行った。その時に「白樺山にも行きたいものだ。」と話していた。という訳で、老古美ゲートからのアプローチ。少し道路を歩き、まっすぐ白樺山に上がる尾根に取りつく。樹林だが最近の登山のようなヤブではなく幸せ。途中で道路を横切りひたすら稜線に向かう。ピークが2つ並んだ西側が白樺山だ。雪の白樺ピークは多分33年振りぐらい。うれしい。滑りを楽しむためとウロウロ稜線歩きの幸せを感じるために長沼へ向かう。振り返ると、ニセコ連峰らしい広い稜線に白樺ピークが輝きだした。ピークでは若干の強風にあおられたが、天気が回復だ。向かう方向にはシャクナゲ岳の山...厳冬期が終わってしまった…

  • そろそろちゃんと滑りたいのに…

    Thedayと言えそうな今日、またもやヤブ山を彷徨ってしまった。一人の時用に誰も行きたがらなさそうな場所をいくつか選定してある。点名「薄別」854mもその一つ。天気よさそうだからちゃんと滑れる羊蹄とか、喜茂別山とか漁岳とかも頭をよぎったが、未知の場所が一度頭に浮かぶと離れない。「薄別」だけでつまらなかったら困るので、丹沢山からつなぐといいかな、と考えてしまった。スタート地点から点名「庚申草」を臨む。あいつの薄別川向きの斜面も探索してみたい。林道をたどる。この傾斜の林道ならいつものウロウロ板でシールがいらない。詰めていけば、薄別に向かう稜線を通るので、都合がよい。予想に反して積雪が薄く、最初は安心してラッセルをこなしていた。ところが、足を進めた後、荷重するたびに「ムニュ」と2段階で沈むラッセルが、じわじわ体...そろそろちゃんと滑りたいのに…

  • ヤブが濃くても滑る雪ならそれでよし

    数年前までは、シーズンに2回くらいは登っていた春香山。登山口付近で新幹線延伸工事が行われているので、車が停められない。だから、2021年の年末を最後に行っていなかった。しかし近年のヤブ山探索と、昨年気付いた「裏から」作戦を考慮すると、別のアプローチがあるのではないかと、ぼんやり考えていた。完全に裏となると、だらだら尾根や林道を長く歩かなければならない。それはつまらないので、ほったらかしにしておいたが、かなり前にオーンズスキー場から、「ひよどり越え」と呼ばれた急斜面を登って春香山北斜面から登ったことを思い出した。これは、90年代初頭に発行された山スキールート図集にも掲載されている。由緒正しいルートに違いない。でも、このルートもだらだら尾根が長く、ヤブが多い。それに下山がスキー場なのは、あまり好みではない。せ...ヤブが濃くても滑る雪ならそれでよし

  • ウェルビーイングフィールド

    家の中でウェルビーイング状態を保とうとすると酒の力を借りなければならない。が、真冬のこんな光景を目にすると酒がなくても幸福感に包まれる。岩の上では、いつもの彼が同じ気持ちを感じている。1月なのに、ロープをするという仲間たち。でも、奥の浜に足を踏み入れると、ロープができそうな気温だ。「楽園」10cにもTRを張るというので、リードを買って出る。この1か月、全くクライミングをしていない。で、どれくらいだめになっているか興味津々。案の定、よけいな力が入ること、入ること。レイバック地帯は無事抜けた。が、ハンドジャム地帯で必要以上に力が入る。使っていない腕がどんどん疲労していく。体は十分暖かいが、クラック内はとても冷たく、気付かぬうちに手の感覚がなくなる。いい左カチを取る。手の感覚がなくなっていることに気付く。「あれ...ウェルビーイングフィールド

  • 静寂の森でクマゲラに導かれて…

    豊羽元山近辺の森は、なぜか静寂感が高く感じる。山鳥峰へ向けて歩き出してすぐに、目の前にクマゲラが現れた。20mも離れていない。気付いていないようだから、そーっと近づくが気付かれた。この距離で見ると、飛び立つときの大きさがでかい。すぐにまた気に止まり、こちらの様子をうかがっている。それを数回繰り返すと山鳥峰のピークに到着。山鳥とはクマゲラのことか!このまま、南岳を目指す。ラッセルは深いが4日前の富士形山よりはずっと軽い。神様のような木々に見守られながら歩を進める。この稜線上からは、定山渓天狗岳が真横から見られる。同行UはⅢ峰、かっぱはⅡ峰が未踏。少し進むと、今度は白井岳が姿を現わす。ヒクタ峰からの稜線が分かる。白井も静かで好きだが、スタートがスキー場になるのが少々煩わしい。ヒクタ経由で行けば、完全な静寂を味...静寂の森でクマゲラに導かれて…

  • 行き帰りの運転の方が怖い日がシーズンに数回あるものだ

    28日の冬型天気図から、徐々に緩むと思われた29日。新十津川辺りは、増毛山塊が西風を防いでくれると期待して、先週に引き続き吉野地区に向かう。途中の道は、増毛山塊が防いでくれない。時折前が見えなくなる天気の中、ところどころまだ除雪が入っていない道をゆっくり車を走らせる。ねらいは富士形山637m。吉野地区に着くと、青空が感じられた。徳富岳の雄姿がぼんやり浮かぶ。期待を込めて出発する。ラッセルが深い。そして重い。進むにつれて積雪が増えるし、樹林に入るとギャップを越える苦労もつきまとう。天気も結局曇りに積雪。風がないだけありがたい。時折続く針葉樹林帯は、雪が積もりにくいので少し楽ができる。稜線に上がるが、思ったよりヤブ尾根だ。先週に比べると雪が安定しているが、やはりまだ少ないのか…。ピーク直前は、開けることが多い...行き帰りの運転の方が怖い日がシーズンに数回あるものだ

  • ヤブ山万歳!

    「冬のヤブ山の魅力は何ですか?」と聞かれたら、①アイディア次第でどこでも行ける。②ヤブのおかげで変化が多くあきない。③未知の世界をウロウロしている感覚。の3つを挙げる。そして、③のウロウロ感覚を助けるツールが、ウロウロ太板(ステップソールスキー)だ。まだ、シーズン序盤戦。ほどよい疲労感を求めて、鷲峻山(しすん山)と小鷲峻山をつないだ。出だしは林道。思ったより天気がよくて喜ぶ。細い灌木帯を抜けると、針葉樹林帯。この尾根はさほど歩きにくくない。co280に上がると、先に小鷲峻山を目指す。奥のボワンと丸いのが小鷲峻山だ。Peakが右にあるので、途中から沢型に入り登る。なんてことない387mのPeak。少し下りを楽しみ、コルまで戻る。次は、鷲峻山だ。ヤブ山の細尾根は厄介なことが多い。ここも例にもれず多少厄介。滑る...ヤブ山万歳!

  • シーズン開始は空知の山へ

    札幌近郊のヤブ山で始まることが多い。だが、今年は空知の雪が多いようだ。足ならしにちょうどよさそうな山を探すと、御料山621mに目が行った。雪の相棒Uに連絡し、上砂川へ向かう。30年前に泊まったことがあるパンケの湯は健在。そのすぐ前の、運行をやめて久しい上砂川国際スキー場跡から出発。一歩踏みしめると、半年振りと思えない雪と板の感覚に感動する。今年の雪なしシーズンはちっとも歩いていない。岩場の歩きだけだったつけで、すぐに息があがる。まだ雪が定着しきっていない。だから、時々ストックがズサっとはまる。それもまた楽しい。リフト下り場跡を過ぎるとヤブが濃いが、そもそもヤブ山うろうろスキーヤーなので、なんてことはない。2時間ほどでPeak。上に小さな看板がありますね。Peak直下はゲレンデ跡ではないが、それなりに開けて...シーズン開始は空知の山へ

  • 雪があっても暖かいんだよ

    アヨロに到着。雪があっても、奥の浜は暖かいのだ。天気予報の気温予想は1℃。でも太陽さえ出れば10℃まで上がる。さらに奥の浜は風が入ってこない。こんな眺めを1日、しかも凍えずに見ていられる幸せ…。登らないわけにもいかないので、スキマでアップ。そして『命のカンテ』(トポになし)に取り組む。今日もうまいこと落ちる写真が撮れた。その奥では、KGさんが未踏の隙間に取り組んでいる。ここに波打ち三部作ができる予定。暖かいのでゆったり調理。手袋を外して、ゆったり食事。登れば汗ばむほどの陽気。食後にまた「命のカンテ」をやったが、もうだめ。岩もずっと陽が当たっているので、カンテがぬめる感覚がある。簡単なスキマを楽しみに、朝KGさんがやっていたところへ。「ミッキーレイバック」でどうでしょう?指など局部を痛めず多少息が上がるので...雪があっても暖かいんだよ

  • 隙間産業奥の浜支所

    また、アヨロ。だって、あったかいんだもん。「ディンプル」直上でアップ。最初はまた、「ぬりかべ」と向き合う。どうにもバランスが悪いし、靴の先っちょがどんどん減ってしまう。もう、クライミングシューズがもたない気がしたので、今シーズンはおしまい。その間も奥の浜では隙間ラインに執念を燃やす仲間たちが活発に活動している。以前Sさんからクラックのお誘いがあった。そのSさんが体験に燃えていたので、「渚から来た者」TR設置。おもしろいルートは、何度も登っているとより美しく登りたいと思う。でも、今日の渚は、なんかうまく登れなかった。最近、アヨロクラックには毎週ロープがかかっている。今日は「楽園」、「波打ちワイド」(トポなし勝手な呼び名)などにもロープがかかった。前の浜でボルダーだけやっている方は、ここでのロープ状況を全く知...隙間産業奥の浜支所

  • アヨロは晴れのはず

    最もよい瞬間をよい場所で見たがる性癖がある。札幌は降雪で曇りだが、千歳の平原で朝日が拝めれば幸せかと考えた。で、いつもより早めに出た。が、曇り。そして、ここまでこれだけの降雪があるのだと感動しつつ進む。樽前も雪化粧…、だが、見ての通り、白老に入ると道路に雪はない。そしてアヨロは…、いいじゃないですか…。太陽さえ出れば、ここだけ気温は上がるのだ。そして、1時間半ほど過ぎると…、砂浜でランニング後、「ディンプル」でアップ。アヨロ訪問につき3ターン、と決めている「ぬりかべ」微妙なスタンスで途方に暮れる技術は身に付けた。横では、いつものKGさんが春シリーズにTRを張ってくれている。昨年1人で少しやっていた「江差の春」。やらせてもらうが、全くできない。TRのおかげで、何とかなるだろうと考えたいた上部にたどり着いた。...アヨロは晴れのはず

  • 太陽の力

    謎の暖かさの土曜日は仕事だった。仕事日の晴れ間を、悔しい思いで建物の中から眺めた。そして、翌日の日曜は雨。悲しく過ごす。休日振替の今日は、気温が低い。だが、アヨロ予報はピカピカだ。ほらね。アップで『オレンジスラブ』と『シャコ』いつものことだが、シャコは登り切れない。いつまで経っても登れない『ぬりかべ』先に到着していたKGさんは、既登だ。教えてもらいながら、しばし『ぬりかべ』に勤しむ。とりあえずスタンスは確定した。でも多分忘れる。3ターンで終わり。右手も左手も同じところばかり使うから何度もできない。奥の浜にまたクラックをやりに行く。太陽の力は偉大で、陽が当たるところは15℃を越える。お昼時は、20℃近くを示した。最高気温予想3℃なのに、太陽の力は偉大だ。3本ならぶ無名クラックの真ん中を攻略にかかる。まず、先...太陽の力

  • アヨロクラックはまだまだ続く…

    夜は寒かった。が、無事に日の出を迎えた。この寒さの中、海に出る漁師の皆様に頭を下げる。早朝散歩は、蘭法華岬。ボルダーがゴロゴロしているが、やはりここは波がけっこうかかるようだ。早めにアヨロで待とうと行くが、KGさんもすぐに現れた。そして『留萌の春』のクラック掃除を始めた。ちょうど、そのうちやりたい『江差の春』の下地草刈りをしておきたいと思っていたので、地べた散髪と若干の通路整備。これぐらいまで寒かったが少し暖かくなってきた。奥の浜に本拠地を構え、この秋3度目の『渚から来た者』。KGさんも続く。この後、見事リード完登。タッシーは、前回そそのかした『命のファイヤー』トライ。下地が上がったので命は削られなくなったが、そこそこ難しい。でも、こなしてしまいましたね、この方。さすが!さて、クラック話。『楽園』の更に奥...アヨロクラックはまだまだ続く…

  • ポカポカ木漏れ日輝く義経岩

    9日土曜。ONさん&HYさんコンビが義経岩へ行く情報を聞きつけ、向かう。晩秋香る…、輝く岩。ONさんとともに『ジュスティーヌ』を探る。が、しかし、毎度のことながら子ジュス終了点からのハング越えができない。アンダーが苦手なのは重々承知。解決を探るためにはアンダーに耐えるしかない。初春と晩秋しかやらないから、進展がない。学ぶべき何かを学ばなければ解決がない…。くじけず、先を少しやってみる。上もまた、甘い、甘い。ムーブで解決できるのか、パワーをつけねばらならぬのか…。う~ん、ジュスティーヌ。木漏れ日の中、HYさんのビレイも楽しい。暑さで上着を投げ捨てる姿が素敵だ。帯広勢と『スペシャルランチ』トライの熱を感じつつ…、気付けば夕暮れ。朱に染まる。この日はどこぞで車中泊。翌日のアヨロに向けて、飲んだり食べたり…。一人...ポカポカ木漏れ日輝く義経岩

  • 挟まれて落ちない1日

    サンロードが輝くアヨロに、また来た。快適環境でクラック練習がしたい人にはうってつけだ。2週間前に『渚から来た者』の終了点ロープを替えたが、少し短くて残置ビナが岩と干渉する。なので取り換え便。実は今までRPしていなかった。最上部のクラックが広がるところに土が詰まっていて、ヌルっとしていた。いつもそれを掃除して上がっていたので、RPできていなかった。今回は2週前に掃除していたので、難なく抜ける。レイバック~ちょい怖トラバース~フィンガークラックと多様でおもしろいルートだと思う。続いて『楽園』2週前にPP。ここのジャムには完全に慣れたので労せずRP。狭めのレイバックからハンド&フットジャムに切り替えるところがおもしろい。久しぶりのT田さんも、初触りにもかかわらずRP。素晴らしい天気が全員の高揚感を演出する。クラ...挟まれて落ちない1日

  • RPのつもりで行ったが…

    修験の壁思いのほか暖かく、風もない。見渡す秋の景色に心を満たしながら、「意志を継ぐ者」12dに一人で懸垂ヌン掛けし、集いし方々が来られるのを待つ。寒くなると困るので、日向になる場所に宿をこしらえておく。そうこうしているうちに、岩場に4人の方々集う。珍客もお一方。もう寒くて動けないのか、宿の中に入り込み、近くを触っても動かない。暖かく過ごしてもらいたい。「意志を継ぐ者」1便目、意気揚々と始めるが体が思うように動かない。先日、RPした遠来のタッシーは、あちこち触って楽しんでいる。KGさんとママさんは一緒に「意志を継ぐ者」に取り組んでいるが、みな微妙にムーブが違う。雑談程度にムーブ談議をして臨む2便目もなぜか戸惑いが大きくなるばかり。だが、うまくいかないことで掴み方や足運びを再度深く考え始める。そこにINさんも...RPのつもりで行ったが…

  • 楽園で遊ぶ

    近場はどこも気温が低そうなので、おとなしくしていようかとも思ったが、太平洋側の天気がよい。どこかがよい天気だと居ても立ってもいられない。アヨロでロープにGo!ススキが揺れる時期の記憶はあまりないので、朝から感動。以前から楽しんでいたクラックルート「楽園」10cが目的だが、付き合ってくれたEさんに楽しんでもらいたいがために「渚から来た者」10aを先にやる。レイバック部分は楽しいが、上部抜け口のクラックが広がるところにいつも土がたまっていて、指が入らない。そこに指が入らないから、いつも一発でトップアウトできない。だからまだRPしていない。すぐ横のボルルート「命のファイヤー」を見ると下地がすごく高くなっている。写真は昨年11月のもの。今は、赤い線から下は埋まっている。下地が高いので、落ち着いて取り組めなかったト...楽園で遊ぶ

  • 「青春の門」をくぐる歳ではなかった

    小樽赤岩東の大壁で登っていないアルパインルートは残り2つ。そのうちの「逆層の凹角ルート」は、赤岩本の記述がやばそうなのでやめておくつもり。もうひとつが「北西壁大ハングルート」だ。しかも、この途中には「青春の門」という12bのフリールートがある。登れるかどうかはともかく見に行くことにする。今日は素晴らしい青空に加え風も穏やか。ピナクルに見送られ、大壁の頭に行く。「青春の門」の終了点にうまいこと出る方法を考えた。「黒いリッジ」の5P目を懸垂する。そこから10mほどeクラック方向に藪を歩き、適当な木で懸垂すればちょうど青春の門の終了点、つまり北西壁大ハングルート2P目終了点に出られるはず。真横に「ウルシルンゼ」と一目で分かるルンゼを見ながら、ドンピシャで終了点に出た。終了点の支点が比較的まともで安心した。写真で...「青春の門」をくぐる歳ではなかった

  • 意志を継ぐ者大会

    日ごろから親しみ深い人たちが集まった修験の壁。今日は8人が修験に集った。日差しはよいが風の強い1日。最近来るたびにちょいちょい取り組む「意志を継ぐ者」12d。自分を含め、8名中4名がトライするという稀な日。早朝先に行って懸垂ヌン掛けした甲斐があるというもの。しかも唯一の若者Fくんは、なんとフラッシュを決めるという快挙。最近の相棒KGさんは、この日初の核心ガバ止めをこなす。連チャン予定のタッシーは、相変わらずじわじわと時間をかけて確実にムーブを解明していく。INさんは「狐の嫁入り」12c。初触りなのにオーソドックスなムーブを自然に見付けてトップアウトを繰り返す。リード4日目という若者SN氏は、KGさんにそそのかされて「陽当たり良好」マスタートライ。そしてそのまま行けてしまう。いやはや、秋空のめでたい日がある...意志を継ぐ者大会

  • まだ知らない岩があるものだ

    今日は出かけないつもりだったが、天気が良い。先週ベルギー岩から見えた小岩塔が気になったので見に行ってみることにする。何度かオタモイや山中の三社神社から、赤岩の縦走路を歩いている。ベルギー岩から眺めた感じだと縦走路の近くに見えた。なぜ気付かなかったのかと、考えながら行ってみる。なるほど、これは真夏は気付かないかもしれない。縦走路からすぐなので、たいしたヤブもなく岩の基部に出る。これは少し下りた東面。黄色いところはラインが引けそうにも見える。回り込んだ海側。もろくはないが、岩が割れている感じに見える。道側の基部。ロープなしで登れたが、頂上部は割れ目が多く、大きな岩が乗っているだけに見える。ふと横に目をやると、錆びたハーケンがあった。登ろうとした方がいたのね。先人は偉大です。そして、緑色のクライマーがいた。まあ...まだ知らない岩があるものだ

  • これはこれで、天近くまで登った

    昨日はクリスタルフェースで、天近くまでしか登れなかった。今日は今日で、天近くの岩塔のてっぺんに上がってきた。秋晴れの小道を通り、三つの岩塔へ向かう。展望台からの刈り分けは、なぜかベルギー岩の上まではっきりついていて、一般アプローチルートのはずのドリョク岩までは、刈り分けが消えていた。多少のヤブを漕いでドリョク岩の上に出る。今年はステップが切られていなかった。これまで切ってあったことがありがたいことだが、もう訪れる人が少なくなったのだろう。一度、棚岩の下に荷物を置いて、ガッカリ岩北面に降りる。「TheForePlay」6級+は、しっかりレイバックできる大好きなルートだ。デシマルだと10aというところか…。上部の数手はレイバックでスタンスの乏しいフェイスの足を上げていく必要がある。その辺りは3番カムが決まるが...これはこれで、天近くまで登った

  • また、天まで登ってみようかな、と思った

    西奥に多くのお仲間がいることがわかっていた。しかし、西奥に行くとなると一旦核心を2つ越えて満足した「天まで登る」12bをやらなければならない。実は「天近くまで登る」で終わっているのだ。このルートに取り付くには、だいぶ根性がいる。数日前から覚悟を決め、1便だけ出すことにしてクリスタルフェースへ向かう。のんびり到着すると、既に「サバイバル」に取り付いている方がいた。そして、赤壁クラックにはカムが決まっている。知人だったので、話を聞くと「天まで登る」をやるつもりだと言う。それなら回収してもらえるな、と思い、サバイバルでアップ後取り付く。回収も結構大変なんです…、これ。中間を少し超えたところで左に出るパートがある。ここがとても怖い。何度も行きつ戻りつして、何とか上部小ハングまでたどり着く。ここからが未知ゾーン。残...また、天まで登ってみようかな、と思った

  • 頭ならびに腹 2days

    ルート名をタイトルに使うのは、初めてな気がする。同行者と2日ツアーで、2人で順番にRPできた。かっぱは、この日1発RPを決めていた。だけど、これまでウオーミングアップなしでワクワク感を抑えられずにうまくいかなかったことがあったので、落ち着いて行動するために、ウオーミングアップへと向かう。そして、ウオーミングアップは、なぜか「らぶ衛門」10a。少し大きめのクラックは好きだが、リードすると怖い。しかも、2人ともカムの4番とか5番とか持っていないので、小さい番数で工夫して登る。それがまた、怖い。「頭ならびに腹」の取り付きに行くと、若者が取り付いていた。懸垂でヌン掛けしようと思っていたので、ありがたく借りる。6月からで5回目のトライ。前回でムーブは固まっている。ボルト3本目からは全て不安要素がある。しかし、どのボ...頭ならびに腹2days

  • 名寄で宴会

    大先輩S田さんと、タッシー&INさんとの宴会を名寄で設定。ついでに、見晴岩で登るという贅沢企画。寒いからテント内で飲むために久々登場ヨーレイカサンドームテント。4人で煮炊きしながら、ゆったり飲んだ。その日中は、S田さんにTRで遊んでもらうために、今まで見ていなかった簡単ルートの一撃通過遊び。「ゲゲゲのクラック」を登ってもらうために「もう我慢できない」を登った。ゲゲゲは楽しいが、もう…は、難解ルートだった。「アスパ・ラブ」が楽しい。登り心地のよい好ルート。グレードが高いのはやらないと言っていたS田さんであったが、「私が好きだ」は、昔の思い出があるらしく、その気になってくれたのでついでに落とす。「フェミニスト」は、見ただけでやっていなかったので、どさくさに紛れて落とす。この日はこれでおしまい。11時まで飲んで...名寄で宴会

  • 12というグレードを考えるために…

    グレードは、ムーブを対象としているのか、持久力耐性か、それとも怖さを乗り越える心へのメッセージか、いや、その全てか…、などと、無責任に考えを巡らせるのが楽しい。そこで、なかなか見かけない12aというグレードが定着している「ヘルフィンガー」をやりに、旭川奥立岩に行く。前日から朝方まで残った雨の影響か、水滴が滴る奥立岩であったが、「ヘルフィンガー」のみ影響が少ない。とはいえ、いきなり12クラスに取り付くと最近ろくなことがないので、多少滴りはあっても、軽いグレードでアップする。「フロンティアスピリッツ」5.9。終了点近くまでは、楽しく登った。しかし、終了間際はかなりの濡れ&滴り。ヌルっといかないように探っているうちに、シャツもズボンも滴り濡れ。「もう少し待ちますか。」ということで、のんびりしていると上空から気配...12というグレードを考えるために…

  • クラックとフェイスを楽しめる好ルート

    タイトルは「頭ならびに腹」のこと。1989年初登の名ルート。今期取組を始め、3日目。ムーブは大体ばらし終わっているので、RP気分満載でやってきた。アプローチに漂う秋の気配を感じながら集ったのは4人。クラックと「頭ならびに腹」を堪能したい方ばかり。そんな仲間がタイミングよく揃うのが本当にありがたい。懸垂でヌン掛けする。小さいホールドに遠目のピン間隔なので、マスターで取り付く気にならない。フィストサイズのクラックを6m程度登ってからフェイスに入る。フェイス部分のピンは5本しかない。下部クラックにキャメロット2番、3番と、上部に安心のためのカムを一つ決める。すぐ隣に「妊娠3か月」というクラックラインがある。Fくんがリードする。まだクラック慣れしていないというFくんだが、時間をかけてRP。秋の青空に喜びが満ちあふ...クラックとフェイスを楽しめる好ルート

  • セバチバナの使い方

    今夏は日本語と英語が標準語と化したセバチバナ。国際的なばかりではなく、クライミング素養を高めるのに重要な要素を多々含んでいることが明らかになりつつある。その秘密を隠された名ルートとともに紹介していく。「ビックママ」11b。ガバをつなぎカンテ沿いを右上していく好ルート。傾斜の強いガバ地帯で、パワーを出し尽くさないための小さなムーブの工夫を試される。攻略のカギは持久力向上なのか、ガバの捉え方なのか、足運びなのか…。12後半に挑みたいクライマーにぜひとも試していただきたい一品。「トビー」11c。この岩場では11cにしないと辻褄が合わないので、敢えてきっぱり。「ビックママ」とスタートを共通にするものの、まったく違うムーブセンスと力の保持を試される一品。自力でムーブを解決できるあなたは、ムーブセンスとランナウト耐久...セバチバナの使い方

  • 今夏はセバチに通いすぎ…⁉

    暑さが納まらないとセバチ以外の岩場に行く気にならない。そもそも沢に登っているはずの時期なのに、沢に行けていない。ちょうどセバチのルートに懸ける方や、初めてのセバチ体験の方などが続き、みな気持ちよくRPを重ねていくため、こちらまで楽しくなってしまう。というわけで、またセバチ。本日のリビングですが、赤丸は忘れ物です。小さい方はヌンチャクで既に3週間経過。どなたか持ち主を知っていれば知らせてあげてください。人が増える前に土木作業。「ビックママ」や「トビー」をビレイしていると、クライマーが上の方でフォールした時、前に滑りそうになる。だから平ら面を整備。1段階めの整備が大体終わる頃、人が増えてきた。自然とクライマーが織りなす、暑さを忘れる素晴らしい眺め。セバチで焼き鳥「かっぱ亭」を開店。試験営業のため、御代はいただ...今夏はセバチに通いすぎ…⁉

  • 海岸は爽やか

    先日の積丹ツアーで、小樽の海岸が恋しくなった。オタモイ方面を背にしながら、ガレ横エリアに向かう。2016年頃ウロウロし始めた、赤岩海岸と山中海岸の中間地点にある場所だ。山中海岸を進むと、チャラセナイの滝がある。ここはいつも水量が多い。小樽の海岸伝いは水が枯れない。積丹と違い山の深さを物語る。ガレ横エリア。左がイクパスイ岩、中央が石斧岩、右が腰掛岩。左の岩に「イクパスイ」という結構満足しているラインを引いた。石斧岩と腰掛岩のハングが深くなっていた。しかも、右の腰掛岩を覗き込むと、なんと下が向こうまで抜けていた。ハングに取り付いていたら、こっちに倒れてくるんじゃないかと心配になり、1周してみた。まあ、人間一人くらいの体重では倒れませんよね。どちらの岩もガバガバなのでたいしたラインは引けません。でも、ハングが深...海岸は爽やか

  • 輝く海 そして近づく秋

    朝、コオロギの鳴き声が聞こえてくる季節になった。ふと見ると、アカネトンボも見える。それでもまだ夏のセバチ期間が続く。今日のセバチは最高の天気。新緑の季節以来の澄んだブルーに輝く海。6月と違うのはセミの声。Eさん、KGさん、ママさんと集う。3人はトビーをやっている。先日やって、おもしろさを再実感したので、マスター便で1本。三者三様の登りがおもしろい。函館勢もやってきた。今年の函館勢はセバチ当たりがよい。前回もほどよい岩の状態で、今回は最高級のセバチを味わっている。そう、今日のセバチは天気だけでなく、岩もとてもよい状態。家を出る時はあまりやる気がなかったので、楽しみ方をいろいろ考えた。その一つがカレーライス作り。米から炊いて、蒸らし時間でレトルトを温める。予想通りにできて大満足。メスティン、アルスト炊きの研究...輝く海そして近づく秋

  • 開拓のお手伝い

    岩場に新しいラインを拓くことを「開拓」と表現する。Dzさんが午後から人を探しているようだったので立候補。赤岩祝津寄りの岩で、試登とボルト打ちビレイ。お昼を小樽の眺めのよいところで食べようかと思い、早めに出発。すると、今日も天気を深く考える現象に出会った。札幌から出発し、銭函を越えると雨。張碓~小樽築港間は土砂降りと言っても過言ではなかった。ところが、小樽の街に入ると、ほぼ降雨なし。祝津なんて完全に乾いていて降った形跡すらない。赤岩峠の方は降ったらしいから、興味深い。さて、午後1時に合流。藪を分け入り、50m弱の懸垂で取り付きへ。懸垂中の眺め。下の浜、いいとこですね。取り付きは、落ち着かない感じなので、落ち着く場所にしたい気持ちが働く。ここにDzさんが3本のラインを引こうとしている。1本は完成していて「シサ...開拓のお手伝い

  • こんな天気なのに積丹ツアー②

    浜婦美で一夜。21時過ぎに寝ただろうか。夜中に雨音と波音。目覚めるほどではないが、ぼんやり聞こえる。起きてみると、周囲はぐっしょり。ザーザー降りというほどではないが、雨具は欲しい降り方だ。「タープ張っておいてよかったね。」とのん気な会話。「波高いなあ。」というのも、のん気な会話。なぜなら回復傾向だとまだ信じているから…。2人ともそこそこじじいなので、4時には起きていた。コーヒーを飲んで、朝飯をゆっくり食べた。流木集め以外は、ほぼタープの下で過ごす。6時を過ぎても、7時を過ぎても雨は止まない。波の高さは変わらない。岸近くは白波を立てている。「廃屋の探検でもするか…。」と動き出す。近くで見ると、ほんとに迫力がある。中はボロボロだったが、茶箪笥にコップや皿、お銚子などが並んでいて、飲み交わす漁師の声が聞こえるよ...こんな天気なのに積丹ツアー②

  • こんな天気なのに積丹ツアー①

    12日~16日くらいの間で海で1泊したいものだ、と相談していた。13日段階では、15日の予報は曇りだが、波が最も穏やかに思えた。風向きも西に近い向きだろうと考え、14日に入舸発で1泊積丹カヤックツアー決行。途中の海沿いのミスト状態は折り込み済み。入舸に着くと予定通り、海は凪。喜び勇むが、ボケボケおじさん2人組、相棒Uが大きな忘れ物をしたり、かっぱが比較的どうでもいいものを忘れたかどうか分からず探したり、29年経っている船のあちこちから老朽化による支障が出てきたり、と、なかなか出発できない。結局、12時ごろの出発となった。出艇すると、すぐにルシ岬。そして、回り込むと、積丹クラックエリアが見える。ここは一度登りに連れてきてもらったことがある。先に海から見たら、あんなところを登ろうとは思わない…。いつもなら、岩...こんな天気なのに積丹ツアー①

  • セバチバナ 2Days 2

    寿都泊まりのセバチバナ2日目。誰もいない間に「モッコライ」の終了点整備をしたのだが、午後からYくん、Hくんの2人がちゃんと整備にやってきた。安全チェーンに換わっています。この日は、主に先週の方々が集う。みな、避暑を楽しみたいクライマーさんたち。ここの記事で何度も書いているが、セバチの取付は、ほぼ1日中太陽が当たらない。風も大体吹いているのでお昼寝には最適な環境。KGさんが、「トビー」のヌン掛けとおそうじ。あまり人が登っていないルートからは、砂がぼろぼろ落ちてくる。上を見てはいけません。目に砂が入ります。陽水3部作の「ありがとう」をやろうかどうか迷いながら、何度も見上げる。前日より天気はいいのに、岩はじわじわ湿り気がくる不思議な天候で、「ありがとう」面の右側が影響が大きそうなので、やめておく。あちらでは、釣...セバチバナ2Days2

  • セバチバナ 2Days 1

    タッシーが、十勝からはるばるセバチに遠征にやってきた。せっかくなので、岩場ガイドをかって出る。毛無峠は最近毎回ミスト地帯。さて、岩場はどうなのか?セバチの天気は曇り、岩はさほど悪くない。タッシー&INさんにルートや砂でじゃりじゃりの話などを説明。ここ数週間はずっと濡れていた「マクシー」&「モッコライ」が乾いていた。それなら、ということでまっすぐで素直な「モッコライ」をアップに勧める。強めのクライマーがここに来たら一押しの「ビックママ」11bをやったもらうため、ヌン掛け便。「ビックママ」は、最近11bということで落ち着いたが、慣れないとかなり持久力を要する。タッシーは相変わらずの丁寧な登りで、巧みにレストしながら一発完登。さすがだ。ゆっくりした丁寧な登りは、思わず見惚れてしまう。「Knockin'onhea...セバチバナ2Days1

  • 涼しそうだから修験に行ってみよう

    修験に、ニセコクライマーズの面々と集った。みなさんがアップをしている間に少し作業。岩の上をスライド移動するためのロープが岩にこすれて切れそうになっていた。だから交換。青いロープが替えたもの。上を移動する用事がある方は、自分で安全を確かめてくださいね。岩の上に砂利がかぶっているのも気を付けて。カノマーが、「意志を継ぐ者」に興味を示してくれたので、ヌン掛け懸垂した。だから、自分も復習した。登り始めると集中力が上がる。(登り始めないと上がらない…。)上部、ランジ部分の足位置を整理し直し、体の伸びを酒漬けの脳みそで考えると、思い切って行けば届く、という計算結果になった。ということで、初めて止まった。嬉しい。KGさんも含め3人でワイワイ考える。その時後ろで密かに考え続けていたママさんがやり始めた。「難しい難しい…」...涼しそうだから修験に行ってみよう

  • 真夏のセバチが涼しく乾くと、大盛況になる…。

    本日のセバチ、最終的には14人は居たか。ほぼほぼ顔見知りの方々。久々の多人数に少しドキドキ。前日の雨にも関わらず、今日は乾いているルートが多い。湿度も高いのに登りやすい。最奥の「マクシー」&「モッコライ」は、1日中濡れたまま。上部の草木が近いところは染み出しが多いのか…?最近の日課の「ビックママ」を済ませる。これは多くの方がトライして、よいルートだと言う。なんかうれしい。陽水3部作をやろうか考えていた。後から来たKMBさんが、「Knockin`onheaven`sdoor」12bにヌン掛けしてくれた。そしてつよつよクライマーのTさんがをやりだした。見後にOS。見栄えの良い好ルートに見惚れる。岩は乾き、ヌンチャクはかかっている。この好条件で触らない手はないか、とお試し便。楽しい。ホールドが自分に合っている。...真夏のセバチが涼しく乾くと、大盛況になる…。

  • オニヤンマを眺めながらセミの声を聞いてゆらゆら

    海に行く予定が、風と波と不安定な大気にわずらわしさを感じ、千歳川。2人目の孫が生まれためでたい日。かっぱじじいは、川を下る。川の形は人間がいじるから少しずつ変わるものの、森の様子はそう変わらない。頭首工の水路。この幅になって、横から互い違いに出っ張りが造られたので左右に振られる。自艇で下るのは初めてというONさん、短い船でうまくクリア。名水ふれあい公園で一休み。初めて建物内に入った。川から訪れる人は少ないだろう。今日は水量が多い気がする、と話していた。だけど、近年下るったときはいつも「多いような…。」と言っていた気がする。ダムの放流量が増えているのだろうか?おかげで進むのが速い。だから、漕いでない。たくさん写真を撮ってもらったが、ほとんどパドルが船に置いてある写真。「カヌーは好きだけど漕ぐのはちょっと…」...オニヤンマを眺めながらセミの声を聞いてゆらゆら

  • 夜の雨がどれだけ影響するのか確かめなければ…

    夜の間ずっと雨が降っていた。というか、車を走らせている間もずっと雨。こんなときに行きたがってくれるEさんがありがたい。岩内に入ると雨は上がったが、路面はしっかり濡れている。セバチに到着。濡れて真っ黒。だけど染み出している感じではない。今まで見てきた濡れ方と違う。「夕日10bは登れそうね」と話しながら、しばし待つ。待っている間に、こんな状況でも来たがりそうな方々に情報を流す。小一時間待つと、道路が乾いてきたのが見えて、岩も少し白くなってきた。もともと砂でじゃりじゃりしているから、ちゃんと持てるホールドなら、さほど変わらない。という訳で「夕日」を登り、遊べるようにTR化。昨日も一緒だったお2人は、到着早々キャスティング練習を始めた。この感じなら「ビックママ」も行けるね、ということでヌン掛け便。無理せずテンショ...夜の雨がどれだけ影響するのか確かめなければ…

  • とりあえず赤岩

    家に居ても仕方がない。相手をしてくれる人がいるなら、と赤岩に向かう。エゾゼミが迎えてくれた。コーヒー色の背中に髭の王様模様が好きだな。4人でクリスタルフェースに終結。石狩湾は湿っているからと、S-さんがTRにすると言う。じゃあ触らせてもらうかな、と思いつつ「サバイバル」でアップ。登ると暑い。が、下にいるとそれなりに涼しい。セミはうるさい。カラスもうるさい。でもここで過ごすのはよい。S-さんに続いて、TR石狩湾をやってみた。写真はS-さん。核心は越えられない。解決ムーブも強度が強すぎて解明に至らない。せっかくのチャンスだから、と、上部のムーブを探る。ここだけで十分おもしろい。が、核心をこなしてつなげられる気は全くしない。ヌンチャク掴んで上まで抜けただけで、疲労大。結果、「石狩湾低気圧」は、あきらめることにす...とりあえず赤岩

  • これこそ、真夏のセバチ

    雨でも登れるのがセバチだ。天気予報にめげずにセバチバナに行くと、いい天気だった。すぐに快適空間づくりに入る。リビングが完成すると、登る。セバチトレーニングは「ビックママ」。長くてレスト技術を要するが、ホールドは全体的にガバなので、11bということに勝手に決めている。出だしメンバーは3名。それぞれ、アップで登る。なんていい感じの雲と天気だろう。夏場にこんな明るい色の「ビックママ」かつて見たことがあるか?という話をしつつ、Eさんはトライを重ねる。見栄えのする好ルートだと思う。かっぱは「海へ来なさい」をやる。この終了点を共有する陽水3部作と言われるルートは、トポにはない。少しいやいや気分での1便目。とりあえずヌン掛けした感じ。KGさんは、「トビー」をやっている。これもトポになし。ビックママから派生の直上ライン。...これこそ、真夏のセバチ

  • 街にいるよりは涼しいはず…

    海の翌日は、岩。暑さを想像しながら、三社神社にたどり着く。朝は涼しい。ゆっくり歩けば汗をかかない。「意志を継ぐ者」をトライするために岩の上に回り込む。この日は日差しがあるのに積丹方面は白く包まれた不思議な日。状況を整えると、KGさんがやってきた。写真の見かけよりずっと暑いし、天気も良い。もちろん暑いが、日陰でじっとしていると漂う湿気が眠気を誘う。ネットオークションで見つけた靴のデビュー日。底面がセパレートの靴は初めて履いた。繊細なことはわからないから、よしあしもわからないが、サイズはぴったりなので嬉しい。「陽当たり良好」を登って、「意志を継ぐ者」3回。昨年は、割とスムーズに行けていた3ピンまでをこなすのに3回要した。核心部での戸惑いは大きい。こなす手立てが見つけられず。最後に陽当たり抜群の「Mr.ナカミチ...街にいるよりは涼しいはず…

  • ジュウボウ&シシャモナイ

    久しぶりの海だ!HYさんの新艇進水式を兼ねた積丹日帰りツアー。船がバラバラの愉快な仲間と積丹半島西側を漕ぐ。それぞれ理由もバラバラだが、どれも海でのツアーには適さない要素があるような…。青い空と海の世界をまずはジュウボウ岬を目指す。この岬は形がおもしろい。岬自体は崩れつつある細い岩山。上から見るとバナナ型、中央部は縦にも横にもえぐれている。えぐれているところから、シシャモナイの岩壁を眺める。圧巻の眺めだ。ジュウボウ岬を後にして進む。左に船が3艇浮いているのだが景観が大きすぎて見えない。イッテQでイモトが登ったシシャモナイ滝も一旦通り過ぎる。この先の窓岩に行くためだ。道路が見えてしまうので、この先は少し物足りないが、窓岩はおもしろい。窓岩というよりミミズク岩の方が合っている気がする。あの目のように見える穴は...ジュウボウ&シシャモナイ

  • 頭ならびにハラハラ

    雨予報を無視して石垣山を目指す。「頭ならびに腹」が、頭からも腹からも消えないからだ。お約束の2人より先に到着し、「頭ならびに腹」の終了点に行く。とてもよい眺め。そして、懸垂ヌン掛けする。半分ほどヌン掛けを済ますと、お約束のお2人が到着。これで準備は完璧。トポでは11dの頭ならびに、だが、2013年のロック&スノー、北海道ベスト10ルートでは12aになっている。これは納得グレードだ。懸垂して気付いたが、50mロープでは微妙に足りない。懸垂はほんとにぎりぎりセーフだが、降ろしてもらうと結んでいる分で足りなくなる。ONさんがTRで、55mロープをかけに行く。上も下もロープでおもしろい。リードトライ1回目。蒸し暑いし、天気がいつ崩れるかわからないので、本気になれない。ボルト2本目で息継ぎテンション。そして3本目、...頭ならびにハラハラ

  • 暑さに負けず、RP続出

    土日両日、小樽赤岩クリスタルフェース。爽やかな44で待ち合わせ。夏の緑に目が潤む。ONさん、HYさん、N道師匠と合流、「おやすみ」を登らせてもらい、クリスタルフェースへ。福岡からの刺客Sさん、Yさんがいる。お2人には5月にもお会いしている。その時から「石狩湾低気圧」13aをねらっていると言っていた。Sさんは、この2日間でオリジナルムーブを編み出し、試行を重ね、日曜4便目でRPされた。圧倒された。かっぱも石狩湾をお触りしたが、どうもよろしくない。やはり13クライマーの壁は厚い。HYさんは「バトルゾーン」11aに取り組む。初リードでドキドキ感が登りにあふれる。見ていて自分もドキドキ味わいたくなり、懸案の「天まで登る」12bをやった。マスターで核心1を楽に越えられたので、このままRPかと意気込んだが、核心2に翻...暑さに負けず、RP続出

  • たっぷりミスト お肌にはいいのかしら

    土曜(22日)は、クリスタルフェースでミスト。なんかおしゃれなフレーズですな。この状況で…、と考えながら、すーさんトライをほれぼれと眺める。しかし、始めは周囲だけだったミストが、クライマーへもうるおいを与えだした。やがてクライミング中にもミストを浴びる日となった。ミスト前に『サプリ』を登って、『石狩湾低気圧』核心前の確認作業で終了。午後には雨だかミストだかわからなくなった。23日、日曜日。大黒岩がミストに包まれている。この眺めを見ながら、窓岩に行くと、窓岩はシャキッとしている。夏に赤岩下の海岸をうろうろしていると、海岸は見通しがいいのに、岩場は見えないことがある。どうやらその境目がここにあるようだ。この日の境目は、不動岩稜でいうとDフェース⁈今日は付き合ってもらっているKGさんの『フリーランサー』RPデイ...たっぷりミストお肌にはいいのかしら

  • 雷のあとに…

    懲りずに窓岩「フリーランサー」。付き合ってくれる方がいるのがありがたい。先週と同じような天気だろうから午前中は登れるだろう、とタカをくくっている。今回は窓岩リッジを登る気はない。「フリーランサー」に焦点を当て、2人ともさっさと終わらせて、そのまま東の大壁でも行こう、などといつもように大口をたたきながら出発。1p目は、KGさんに登ってもらう。KGさんのアルパインリードも様になってきた。さて、「フリーランサー」マスター便。最終ピンを取り、核心を超えた。体を上げると利きにくくなるガバを取り、次の甘めの一手を取りに行く。甘いのが分かっているので安定した体制で向かいたいのに、この時のみ使った縦カチのせいで粘れるが、安定体制に持ち込めない。体を上げると利きが悪いガバなので、一旦体を下げようとしてフォール。周囲に悔しさ...雷のあとに…

  • 岩が湿り始めている…

    明日登る予定だったし、仕事にやられて気が乗らない土曜日だった。Dzさんから、午後からどうか、というお誘いがあった。これはありがたいと思い、午後から赤岩西を目指す。先にクリスタル下に着くと、見知った親しい方々ばかり。ありがたいことだ。しばし情報交換をしているとDzさんがやってきた。聞けば「上を見て」から、上部へ抜ける3pをやりたいとのこと。それなら、ということで取り付くチャンスの少ない「ロックスミス」をやりたいと申し出る。さて、「上を見て」本来2pルートだ。1p目が10cで、2p目は本来左に行くが、直上ラインもある。直上は、垂壁なのに11cだかdだかのグレードがついている。大昔やってみたことがあるが、手も足もでなかった。Dzさんがリードで2回ほどのテンションで核心を抜けていった。セカンドだから抜ける気で取り...岩が湿り始めている…

  • あと一歩及ばず

    窓岩に『フリーランサー』11abを片付けに行った。が、及ばず…。思ったよりよい天気と喜びながら、胎内巡りを下りる。瑞々しい6月の緑が美しい。窓岩リッジを見上げる。少し倒れている部分が2p目『フリーランサー』だ。1998年に吉田和正氏がオンサイトでフリー化した、すぐ横にアブミルートがあるラインだ。しかし、オンサイトでフリー化って、どういう状況を言うのだろう?クラック使って登ったのかな?エイドルートは2009年に登っている。本ブログ内にあるが、記述が適当すぎてちっとも役に立たない。1p目3級リード。早速の高度感。赤岩本では「残置が多く小さいカムもよく決まる」とある。リングボルトを含む残置が多いのはわかったが、「小さいカムが決まる」は、よくわからなかった。2p目取付からミミズク岩稜に目をやると、ミサゴらしき猛禽...あと一歩及ばず

  • プチ岩旅2 石垣山割れ目day

    車中泊後の朝素晴らしい天気!いつも通りの早起きなので、待ち合わせ時間まで愛別観光。アートとスポーツが融合した誰もいない公園から愛別町内を眺める。石垣山は10年振り。見晴岩よりましだが記憶は薄い。かっぱの割れ目への楽しみ方は独特で、挟まっていれば幸せなのでRPしたかどうかが気にならない。だから記録も薄い。だが、最初に案内されたところが全く知らないところなのはわかった。左のまっすぐが『蛍』10で、右の細めが『緑の導火線』10d。Akiさんたちが『蛍』をやり始めた。偶然の出会いは大事にするのが常なので、隣の『緑の導火線』をやってみた。カムを決めながら10dは、当たり前のように荷が重かった。何とか最終ピン位置にエイリアンを決めて、終わりにする。その後Fくんがトライし、カムの効きが確かめられホッとする。責任の重い遊...プチ岩旅2石垣山割れ目day

  • プチ岩旅1 名寄見晴岩

    大ベテランAkiさんご案内付きのプチ岩旅。初日は名寄見晴岩へ。いつ以来だっけ?と調べてみると、なんと21年ぶりだった。という訳で、ここを歩くのも21年ぶり。楽しいみなさんに誘われて、ほんとに幸せ。天気も幸せ。21年ぶりを確認したのは帰宅後なので、当時どこを登ったのか定かでない。『デスモスチルス』は記憶していたが、その他はぼんやり状態で、岩を臨む。「これどうですか?」的な感じで目の前の『森のカバさん』をこなす。登っていないと思っていたが、中途半端な記録を見ると登ったような記載を発見。でも記憶がないから純粋に楽しい。『森のカバさん』リードするHYさん、光の当たり方がいい感じ。さて、何を登ろうかとしばし思案。当初は11前半をたくさん楽しもうと思っていたが、現場にいると長くてかっこいいルートが目白押しで目を惹く。...プチ岩旅1名寄見晴岩

  • 日々、体がツタウルシにむしばまれていく…

    それでも、赤岩に行く。今日は6名でクリスタル直下にこもる。ほぼ同時に着いたKGさんが「ドゥマガジン」をやると言うので眺めていると、「天まで登る」のドキドキ感を味わいたくなった。1度目は、核心1を越えられず仕切り直し。2度目は、核心1をごまかして、核心2をずるして、核心3は何とか越えて終了点へ。全身疲労に包まれる好ルートだが、怖いところが多すぎる。天から見下ろすと「サバイバル」試登中のHYさんがいた。KGさんは弱気なことを言いながらも3度の「ドゥマガジン」トライ。3度目はトップアウト。合間に「サバイバル」や「ニューウェーブ」に取り組むみなさんを眺める。「サバイバル」は、このアングルから撮るのがよいと思う。もう「天まで登る」はできる気がしなかった。「ドゥマガジン」を見ていて、ヌンチャク付きなら、と再登したくな...日々、体がツタウルシにむしばまれていく…

  • 閃光に向かって

    早朝から、魔人岩に向かう。寒いが、そのせいか空気が澄んでいて眺めがよい。一人でぶら下がり、岩の乾き具合とムーブの確認をする。そうこうしているうちに、S-さんとN道さんが現れる。寒さに震えしばし談笑。そして、S-さんのRPトライ。見事に成功。後に続こうと取り付くが、体が冷えすぎた。指が冷たくなって持てているかどうかわからない。核心手前までやって、一度仕切り直し。体を動かして暖める。手を岩の温度になじませる。15分ほどそんな活動をして取り付く。核心まではよどみなく動く。核心後に2本指ぎりぎりポケットがある。それを取りに行く動きも先ほど練習済み。でも通してやると、体が上がりきらない。どきどきしながら手を伸ばすと指が入ったが、1本しか入らず。何とか2本添えようとするが、うまくいかない。ここですったもんだしてたらだ...閃光に向かって

  • 青空に触れてみようか

    またまた赤岩へ。7時過ぎには着いたのに車が多い。クライミングシーズンだ。KGさんと「デビルズダンス」をこなして、窓岩リッジに行こうという予定を立てるが…。新緑と海の碧に包まれた鬼の踊り場にたどり着くと、不動岩稜を登ろうとするパーティーがたくさんいた。初デビルズのKG氏は、不動パーティーの間隙を縫ってトライするも2本目支点で手間取り仕切り直し。2便目で見事RP。毎年登りたいルートの一つなので、KGさんの合間に登る。その動画をニセコクライマーズチャンネルに上げてくれた。弱いのでやたらレストが多い…。2人とも鬼の踊り場の居心地のよさと「デビルズダンス」にやられてしまった。窓岩リッジで「フリーランサー」というフリールートに取り組むつもりだったが、「無理だねえ」という話になり、近くの摩天の稜線を登ることにする。摩天...青空に触れてみようか

  • 青空に舞う気分

    大先輩の命により赤岩西のアルパインを巡る。一本目は西壁カンテルート3P。1P目で久々のビレイ点作りをのんびり慎重に復習する。そしてスカイラインへ飛び出す。素晴らしき海の青、いや碧か。3P終了点ではノーマルルートを登っていた若者との会話。天気がよいせいか、みな晴れ晴れしている。ダブル一発懸垂で洞窟前に戻り、西奥を目指す。S田さんのアルパインを楽しみつつもフリーへの回帰という希望を叶えるために、赤壁クラックから西奥バンドルート3P目をこなすラインを考える。赤壁クラック上部は戸惑いながらもノーテンで抜けてきた。さすがである。バンドルート3P目に進む。西奥壁の構造上、バンドルートは3P目のみ未踏だった。灌木のルンゼみたいなラインで判然としないが、赤壁上部をバックに登るので写真映えする。これで西奥壁は全ルート登った...青空に舞う気分

  • だいぶ岩の体になってきたかな

    気が付けば5月も半ば。「まだシーズン初めだし…」などと言い訳しながらあちこちの岩場を彷徨っている。昨年はすでに「ソルジャーブルー」のトライ仕切り直しを始めていたことを考えると、何か気持ちの変化があるのかもしれない。今日はシーズン初の修験の壁。眺めのいい岩場で過ごせるのは幸せなことです。現地で待ち合わせなので、下地整備のため早々に森を歩き始める。新緑の瑞々しい美しさには心が躍る。岩場に着くと、一人眺めを堪能しながらリビング整備。いつの間にか、この景色は季節の変わり目ごとに眺めたいと思うようになっている。今度、真冬も来ようかな…。到着した皆様が「陽当たり良好」をされるというので、先に登らせてもらう。新緑にブルーが映えるHYさん。同じように「甘い男」も登らせてもらう。さて、少しまじめに「意志を継ぐ者」をやろうか...だいぶ岩の体になってきたかな

  • 魔人と魔神はどうちがうのだろう…

    どうでもいいことを考えながら、また魔人岩を訪れる。緑がだいぶ増えた。ここはテーブルリッジを登る人から丸見えで、体内巡りを巡る人を見下ろすことができる場所。目の前の岩塔はエビス岩だ。緑で覆われる前の今頃は、意外と眺めがよく幸せだ。付き合いの気持ちで、体を岩になじませることを目的に来ているので気楽だが、同行の皆様はそうではない。皆様が目的としている「閃光に向かって走れ」は、故吉田和正氏の晩年の作。写真の右手ホールドは、かっぱもなかなか決まらなかった。左手の握り方、左足の位置と置き方、右足の位置をあれこれ試して、今日は決まった。登りたいという気持ちが薄い分、ムーブを試すのを楽しめているのかもしれない。いろいろ考えたいことはあるが、1テンで抜けた。今日は2回も上まで抜けた。上出来すぎるので、3トライほどでやめる。...魔人と魔神はどうちがうのだろう…

  • のんびり赤岩散策でいいんだよ

    春の小樽赤岩がいい。木漏れ日、新緑の芽出し、カタクリの群生…。それらの中に岩が点在しているなんて、夢のようだ。クライマーもハイカーも、まるで新緑のように爽やかに映る。雪融けが早いのは残念だが、雪の中で感じる春にはある程度満足した。少しずつ岩との遊びに向けて体を整えていかなければならない。なので、誰かが居てくれて仲間に入れてくれそうなら赤岩に行く。後ですーさんがやってくるのはわかっているので、早朝から一人で魔人岩に行く。人がいない時に下地の泥や石を取り除き、安全ビレイポイントや休憩処を整える。そして、体が整っていない今は、まだまだできそうにないムーブを考えながらルートを眺める。左足の置き場所や置き方、左手の持ち場所や抑え方について複数選択肢を考える。すーさんは、安定してカチクラックを抑えられるようになってき...のんびり赤岩散策でいいんだよ

  • シーズン初赤岩は、魔人岩

    雪融けの早さと29日の西暑寒別山行で、かなり雪の山に満足した。なので行けたら岩に行こうかな、ぐらいの気持ちで過ごすGW後半戦。すーさんが魔人岩に行くという情報をキャッチ。お付き合いさせていただいた。急斜面を下りて魔人岩基部に向かう。御大N道さんも同行。傘寿を越えても赤岩を歩き回れる尊敬驚嘆の方だ。かっぱは、まだ12dなどねらえる体ではない。すーさんの登りを見つつ、取り付き足場を整備する。よい眺めの場所で過ごすだけでありがたい。すーさんがTRセットしてくれたので、ムーブを試す。核心の3,4ピン目のムーブだけを何度もやってみる。写真はすーさんだが、試していたのはこの辺りのムーブ。少し足の置き方を変えたり、左手の持ち方を変えたりするだけで、体の降られ方が少し変わる。こういう研究を静かな場所でコツコツ行うのは楽し...シーズン初赤岩は、魔人岩

  • 大満足の周回ウロウロ&テクテクツアー

    GWは、雪シーズンの総仕上げ、気持ちのよいルートを巡りたい。そうして選んだのが増毛山塊、中の沢岳~西暑寒別岳~暑寒別岳を巡るコースだ。4月28日に林道入口で前泊。29日に運良く踏破することができた。29日朝は3時起床。星空に月明りが浮かび、好天を期待する。4時半には、登山開始。林道入口すぐの橋を使い、暑寒別川を渡る。ここからスタートすることで徒渉に苦労することもなく、中の沢岳を経由するルートを取ることができる。また、尾根も広いので残雪をつなぎやすいことも魅力と考えた。出だしの急登は、雪が硬いこともありシートラで処理。若干のヤブ歩きを強いられた早朝のシートラ急登は疲れる。1時間ほどすると暑寒別岳の尾根から朝日を拝むことができた。広い尾根は予想通り歩きやすい。残雪量も問題なく、ウロウロステップソール板はシール...大満足の周回ウロウロ&テクテクツアー

  • お花見フリー

    今日も義経岩。満開を少し過ぎたが美しい。早く着いたので、ウド探し。少しいただく。たまたま居合わせたMさんにアップ『南中央』のビレイをしていただいた。ありがたい。お約束の皆様が到着する。この日はHYさんの『オレンジつぶつぶ』RP予定日。見事2便目で完登。桜と新緑に紛れて美しい。かっぱは、AMさんと順番に登る。前週はマスターでテンションがかかった『大人の日』を無事クリア。その後『鞍馬の小天狗』11cをテンションいっぱいで2回。最後はお花見『ならの木』見下ろす桜が美しかった。前週と同じ本数。グレードは全体にアップ。シーズン開幕に一歩ずつ…。暖かく美しい春の日。お花見フリー

  • ネギ狩り済ませて岩に行く

    土曜は岩探索とネギ狩りに費やした。まだ柔らかいネギが満足できるだけ採れた。どんどん瓶に突っ込んで醤油漬けにする。先週漬けたものは、すでに少しずつ食している。うまい。春だ。日曜は義経岩に行く。気温が低めな曇りがちを予想して行ったが、反して暑いほどの好天。爽やかだ。ネギ狩りでロープを使っていたが、クライミングでロープを使うのは11月の半ば以来。5か月ぶりだ。まずは『ブラックホール』10bで体の状態を確かめる。ビレイをお願いするEさんに聞こえるほど体がパキパキ言うが、特に苦労なく登れる。少し足さばきが怖かったが問題ない。冬もきちんと登っている久しい方々にご挨拶。みなさんにとっては冬の室内トレーニングの成果を試す春らしい。『ひよどり越え』『オレンジつぶつぶ』『牛若丸』『大山崎ひとみ』など、4月のかっぱにはキラキラ...ネギ狩り済ませて岩に行く

  • 春を満喫 二ッ森679m

    倶知安と赤井川を隔てる稜線。この稜線中に1つだけ踏んでいないピークがあった。それが二ッ森。でも赤井川から登ると、どうも面白くないような気がして行く気になれなかった。それで倶知安側から登ろうと考えた。ウロウロスキーに最適な林道スタート。振り向くと羊蹄さんのお見送り。春の小川の横を幸せな気分で歩く。大きな砂防ダムまで来ると、適当な地形を登る。663mポコを目指す。送電線の真下まで来ると、地形図の詰まっている部分が崖。崖の前は、休憩によい広場になっていた。そこからの眺めはよい。傾斜は増すが、この季節はウロコがよく効く。シールをつけずに高度がかせげる。663mの東側の先に風情のある露岩があった。上がれば眺めがよさそうなのでボルダリングごっこ。3人で上がって、ピークを捉える。赤井川三角山はこっちから見ると格好のいい...春を満喫二ッ森679m

  • ようやくウロウロツアーと言える山歩き

    低気圧の進路が北寄りに変わった。これなら山もいいと思った日曜日。赤石山をからめて積丹の稜線を歩く企画。古宇川林道を行けるところまで車で行く。車止めから上がりやすいところを上がる、ということで結果的に急斜面を上がることになる。急斜面をぐいぐい登って何とか604ポコを少し南側から避けて歩きやすい尾根に出る。3人でなんだかムキになって登るうちにピーク台地が見えてくる。そしてピーク。珊内~余別~ポンネなどの積丹主峰群に鉞山など脇を固める役者を眺めるとともに、海と空の青の融合ラインを堪能する。赤石山ピークには三角点はない。300mほど南に998mの三角点ピークがある。一応そこにも寄る。不思議なことにこの三角点名は「珊内岳」というようだ。ではいわゆる珊内岳の三角点はなんて言うのだろうと思って確認すると、こちらも「珊内...ようやくウロウロツアーと言える山歩き

  • まだちょっと早かった

    近所のネギの生育具合を偵察に行かなくては、と思っていた。2週間前に濃昼参道入口の雪が融けていたのだから、海岸沿いならそろそろネギ狩りシーズンが近づいていると思ったのだ。しかし…。駐車場に雪がたくさんある。これは、だめかと思いつつも海岸沿いのネギ畑を見に行く。海岸沿いは雪なしだが、土のあるところまでいくと雪がたくさんついている。ありがたい気もしながら少しがっかり。しかし天気はよい。積丹を眺めながら、頭はまだまだ雪の世界。一応ボルダリングの用意もしてきたので、そのまま海岸を進む。小魚がちょこちょこ干からびている。今まで見たことないのになあ、と思いながら歩いていて、最近のニュースが思い当たった。そうかイワシか~。カラスやカモメたちが喜んでついばむ姿を想像しながら進む。久々のかっぱ岩。ここはもういいかな。なんだか...まだちょっと早かった

  • 裏から行けばいいんだ

    先週安瀬山に行こうとしたが濃昼山道入口の雪がなく断念した。よく一緒に行くUは、その週に円錐峰に行ったというので、円錐峰に行くルートをなんとなく眺めていた。すると、安瀬の裏側だということに気が付いた。「こっちから行けば雪あるなあ」ということで、行ってみた。ところどころ15㎝くらい雪がついた林道を1人で車を走らせる。1人だと、帰りぐちゃぐちゃになったら越える時どきどきする。ぐちゃぐちゃの除雪止め車を停めて歩き出す。時間的にまだ雪が硬いのでぎりぎりまで林道を詰める作戦にする。林道側面の雪はだいぶ崩れだしている。落ちてこないように願いながら通過すると熊の足跡。春先は標高が低い場所の方が足跡ありますね。周囲を見渡しながら歩くと雨が降ってきたので、しばし雨宿り。やまないから小雨の中歩き始めたらやんでくれた。この後も数...裏から行けばいいんだ

  • なかなかたどり着かないことがあるものだ

    安瀬山に行こうと思って濃昼参道入口に行った。でも、雪がない。100mくらい上がればありそうだが、ぐちゃぐちゃをスキー靴で歩くのも忍びないので転進。近いから別狩岳(南)に行こうと思った。最初に考えたルートで当別川を渡ろうとしたが、橋がこんなの。これは渡れない。一度スキー靴で上がってみたけど揺れがひどい。あきらめようと思いながら少し車を進めると別の橋が見えた。これなら渡れる。やったーと思いながらルートを確認。行けそうだ。むしろこっちの方が近い。という訳でスタート。まず、前衛峰の586mを目指す。平らで快適な湿地のような場所を抜けると針葉樹林。そして樹林を抜けると、586mが見えた。下からも見えていたが、近づくととてもいい斜面が広がっている。標高差300mをまっすぐ登っていく。下りが楽しみだ。前衛峰の眺めが素晴...なかなかたどり着かないことがあるものだ

  • オープンな爽やかさ

    倶知安方面から登りたい山があった。だが、峠前からずっと雪、峠を越えてもわさわさ降っていて500mより上は白い世界。単独だし、長いからこちらはパス。近場で雲がかかっていなさそうな「三宅森」という三等三角点Peakに転進。こんなところを数年前から目を付けているのもどうかと思うが、場所的には中山峠蓬莱山稜線とつながっていて色々と興味深い場所だった。どこまで除雪されているか確認に行くのが面倒で、たいしたことないと困るから人と行くのはためらわれる場所だった。単独転進だから丁度いいと思い、行ってみるとびっくりするほど奥まで除雪されていた。この道は最近除雪されたようだったが、アスファルト舗装も結構奥まで続いていて驚いた。歩き出すとすぐにオープンな沢型が広がって驚く。周囲の稜線樹林も密ではなく、オープンな感じ。林道を詰め...オープンな爽やかさ

  • マイノリティ・リポート

    久しぶり(おそらく10年以上)ぶりのキロロ周辺のBC。おまけに数年ぶりの山ボード。山中で会ったのは、みな太板ヒャッホーの英語圏の方々。気が付けば雪山マイノリティによるレポート。天気があまりよくないのは承知の上で、パウダージャンキー時代を思い出しわしわし登った満足day。スノーシューは経年劣化でバンドがボロボロになっていた。2月に数週間かけて調べて、代用品?になりそうな布バンドを見つけておいた。これを試したいのも目的のひとつ。沢型を抜けると、992mと1107mの間の沢型が広がる。右手の尾根を上がる。天気はだんだん悪くなる。白い世界で風が強く寒い。こんな日に限ってチェルトを忘れたので穴を掘り出す。風よけでいろんな工夫をしていると、だんだんおもしろくなってきてしまい半雪洞ができてしまった。天気はよくなっていた...マイノリティ・リポート

  • 今シーズンも1000mを越えることができた

    先週は所用にて外遊びを外してしまった。どこもガリガリを懸念していると、土曜にいい感じで積雪があった。数回見送ったオロフレ山、北から登る企画を実行に移す。スタート地点についてびっくり!しょうたろさん、Ogiさんパーティーがいる。こんなところから登ろうと考える人がいることに感動を覚えながら一緒に登ることにする。天気も上々。4人パーティーになったので、ラッセルが気にならないからみなさん速い。なんだか意地になって急登を登る。947mに続く稜線に出る。歩きやすく快適。風は穏やか、そして晴れてきた稜線を特に苦労なく進む。947mPeakを通過し、先行きを眺める。1049mPの登りは、風でガシャガシャしている。雪付きも悪く、それぞれ思い思いの登り方でクリア。反対側は楽しく滑れる斜面で雪質もよい。この辺りは風向きがころこ...今シーズンも1000mを越えることができた

  • 気温が上がる冬の日は…

    なんだか気温が高い。天気もいいなら、幸せなアヨロが楽しめるかと思い一人で向かう。でも、残念ながら太陽は薄い。それでも見知った方々を含め、10名程度はいらっしゃる。この時期に人が集まると、お互いのクレイジー度合いを称えながら談笑が続く。談笑を楽しみつつ、「ぬりかべ」と向き合う。どうも昔からやる気がおきないラインだ。でも有名だからやっときたい。数回やると左手の一本指に穴があくし、右手の2本指は開きがちになる。で、今回もここまで。やっぱりやめようかしら…。左手人差し指に予定通り穴が開いたので、「江差の春」に切り替える。ところが、これも左手人差し指が痛いではないか。数回やってあきらめる。ワイワイ楽しそうな声がするので行ってみると、なぞのトラバース大会が始まっていた。参加する。これはおもしろいし、体があったまる。「...気温が上がる冬の日は…

  • これはなかなかの天狗

    初めて名前を聞いたのは多分16年前。増毛の天狗岳。広い台地、標高差900m越え。急登と急斜面辺などなど、魅力満載。今シーズンはチャンスをねらっていた。でも雄冬、増毛辺りは天候が安定しないと何かと不安。しかも最近気温の上昇が著しい。翌日はまた気温が急上昇しそうだし、今日は高気圧が張り出していることから考えると、チャンスと思い、現地へ向かう。久々のseatosummitに出発。出だしは雑木の多い急登。ガリガリの上にふわっと積もった状態に少々不安が走る。Uと2人、巧みなラインどりとシールワークで急登をこなし稜線に出る。目的のpeak台地が見えてきた。三角点名「歩古丹」という719mpeakを通過する頃には、周囲の山々のガスもほぼなくなってきた。654mコルがなかなか深い。横には、なんだか気になる立派な岩塔が見え...これはなかなかの天狗

  • 身も心も充実するためには条件が整う必要がある

    桃内毛無山から遠藤山を経て、塩谷丸山に行ってみた。その辺の低山3つつなぎ。大先輩の一人S水さんが付き合ってくれた。途中人と会わず、2人でのラッセルは深く、天気は手頃、稜線は快適。軽い雪ではないけど、踏むとぽわっと浮く感じの雪もよく、体は疲れ、心は充足した。出だしは林道。ショートカット後に気付いたが、除雪が入ったような感じがけっこう上まで続く。尾根も広く登りやすい。3時間ほどで桃内毛無山Peak。ヤブの低山Peakに着いただけなのに、結構満足。稜線を行く。こんな大きな針葉樹の森とカンバの森、植林細め針葉樹の森が、交代で出てくる広い尾根。静かでいい。遠藤山Peak。ここは2度目。ただのポコっぽいが、なぜか明るく清々しい。ちょっと滑る。このコースを考えたきっかけが、塩谷丸山西斜面の崖マーク。ピーク岩稜と同じよう...身も心も充実するためには条件が整う必要がある

  • 940mもあるのね。ひっそりしているのに…。

    その稜線は留寿都村から洞爺湖と、壮瞥町及び旧大滝村に途中で分かれてつながっている。先々週登った長流山までも、尾根をたどろうと思えばたどれる。800mくらいのポコは、いくつもある。おもしろいなあ、と地図を眺めているうちにその中のひとつ「竹山」に行きたくなった。なにせ地図に名前が出ている山ですし…。人が少なそうな洞爺湖側から入ることにする。夏でも、どこまで続いているか定かではない道路を行く。回りが牧場なので広々して気持ちがいい。広い斜面を緩やかに登っていくと、しばし針葉樹林。穏やかに育っていて素敵な針葉樹たち。すぐにカンバ林。斜面は広い。樹間もほどよく滑るのに問題はない。稜線台地まではほぼ無風だったが、台地に出ると結構風が強く吹雪いている。少しでも眺めがよくならないものかと、のんびり休憩する。ポタージュスープ...940mもあるのね。ひっそりしているのに…。

  • 幸せピカピカ

    先週の山行中、浦臼山の新ルートの話を聞いた。浦臼方面は天気もよさそうなので、では行ってみようかということになった。朝焼け色に山肌が染まる中、浦臼方面へ向かう。鶴沼ワイナリーの立派な建物を横目で見ながら車を進めると、沢沿いの除雪止めに至る。先に登っている人はいなさそうだったが、前日のトレースがしっかりついている。けっこう評判のルートのようだ。登り方、下り方も皆さん自由に考えているらしく、多様なトレースがあった。少しだけ林道を歩き、すぐに沢型に入ってみる。沢詰まりをそのまま行くような形で登っていくと、490台地に出た。天気がよくて暖かい。すぐにpeak稜線が見えてくる。滑ったトレースがたくさんあって、尾根に戻る戻り方も多様なようだ。peak近くに崩壊斜面が見える。そして目の前には雪庇の亀裂。でも、昨日も今日の...幸せピカピカ

  • おさるのお山

    大滝村の南東側には徳舜別など有名どころが並ぶ稜線がある。谷間の村なので北西側にも稜線があり、低めのピークが並んでいる。その一番北が長流山(おさるやま)697m。今日は、そこに上がり稜線を歩いて並びの823m峰(点名:津軽実不)まで歩いてみる。林道をたどり、そのまま尾根に取りつく。若い針葉樹林を抜けると、カンバ帯。こちらも若い。で、1時間ちょっとでPeak。看板ありましたね。高さからすると、もう少し積雪が増えるのね。広い稜線だけど、細カンバ地帯で眺めはいまひとつ。でも平らな台地を行くのは気持ちがいい。4人ともステップソール、うろうろウロコ板なので、シューっと進んでいく。823m峰東の肩から下る予定だったので、斜面の様子を観察するために端を歩く。すると眺めのよいところもあった。白老方面の山々が遠望できる。82...おさるのお山

  • また、アヨロに来ちゃった

    平日休み。雪の山に行こうと思って天気予報を見ていたら、登別の最高気温が5℃、というのが目に入った。1月に☼マークで5℃って、どんなに幸せなことだろう、と思うと行きたい気持ちを抑えられなくなった。早朝、前日の豪雪片付けを済ませて、アヨロを見に行く。こんな感じ。思ったより天気はよくないが、寒さはない。奥の浜を見に行くと、いつもは10mぐらい沖にある岩にほぼ浜がつながっている。こんなに近いのは初めて見た。後から、もう一度行くと、まったく濡れずに岩にタッチできた。おもしろい。背後の岩をよくよく観察すると、まだ見つけていなかった終了点も見つけた。紫の線は、11月までの砂の線。海も下がっているのかな?気温を見て体験したくなっただけなので、特にやりたいことがない。「クロイダー」を少し触ってみるが、やる気がないので全然で...また、アヨロに来ちゃった

  • 天気予報ってほんとにあてにならないなあ

    3日前の予報で、登別予報がピカピカだったので、アヨロに行こうと思った。でも、前日の夕方になると曇り/雪に変わっていた。低気圧の端に包まれていることは天気図で知っていたので、これは無理かな、と思った。でも、行ってみた。午前中勝負だと思っていたから、早めに出た。当然朝日に出会う。この朝日でがぜん期待感をもつ。白老まではピカピカ天気。ところが虎杖浜が近づくと急に曇り、まさにアヨロ直前で視界が悪くなるほどの雪。ここまで来たら仕方がないのでとりあえず岩の下に避難。吹雪いています。合流したしょうたろさんとあきらめムードでチェルト避難ごっこ。中でお湯を沸かし、まだ9時過ぎなのにカップラーメンを食べる。コーヒーも入れて、2人で飲み終わる頃、雪が穏やかになってきた。吹雪いていないならちょっと登るかな…、と言いながら、アップ...天気予報ってほんとにあてにならないなあ

  • 近場の積雪量偵察

    稲穂嶺は単体で行くには短いことと、線路を渡る行為が気になって行っていなかった。短い時間しか取れなかったので、積雪状況を見に行くにはちょうどよいと思った。道中の雪も見る。毛無峠までは確かに雪が少ない。が、キロロに近づくにつれて笹藪が隠れてくる。昨日から20㎝程度は積もったらしい。新鮮な真っ白な雪で樹氷が美しい。登り始めは針葉樹林。すぐに開けてくる。ラッセルは30㎝程度。板を滑らせるように登ると、板の先がぎりぎり見えない。いい雪だ。1時間程度で、稜線が見えてくる。広い沢型の開け具合がいい。笹がちらちら見えるが、滑るのには問題ない。Peak近くで振り返ると、新幹線の工事が進んでいることがわかる。赤井川の道の駅近くにも橋脚ができていた。新幹線の窓から道の駅が見えるのかな?Peak。稜線は風が強い。さっさとシールを...近場の積雪量偵察

  • ひさんじゃないよ。飛散岳686m

    ようやく雪のウロウロツアー開始。雪が多そうな場所を考え、飛散岳周遊。ルート図は、こちら。大きくなります。スタートしてすぐ、この側溝渡れないねえ、と言いながら進む。すぐに普通の沢になり、ここが第一関門。軽くはないが深くは埋まらず、滑りにはよさげな雪の上を快適に進む。1時間ちょっとで、愛冠Peak。小さな看板がささやかで愛らしい。進行方向を眺める。まず、新送毛トンネルの上を越えに行く。微地形とよくわからない入り方をしている林道跡?に少々悩み尾根伝いを行く。ウロウロ板なので、こういう場所はシールをつけずに気楽に進める。Co510mの真上を避け、急斜面を意地になってぐいぐい登ると、飛散岳Peak台地。先行Uくんは、にせPeakにだまされず、サイドを通過。そして、飛散岳Peak。看板はなかった。ピンテがぽつぽつ。「...ひさんじゃないよ。飛散岳686m

  • 20日ぶりの外活動

    みなさま、あけましておめでとうございます。12月後半に人生の野暮用が重なった。雪が降ったのに野山を歩くことなく12月を終えるのは、過去10年はない。それ以前も、板もはかない、というのはないに近い。しかし他と共に歩むのが人生ゆえ、受け入れねばならぬ…。という流れで、元旦からアヨロに足を運んだ。積雪状況を確かめたかったので支笏湖経由。初日の出を拝む。アヨロに到着。素晴らしいじゃないか。最近の経験でマイナス気温予想でも、太陽さえ出れば暖かいことはわかっている。この日も太陽が出ているときは、休憩中、無理なく手袋がいらない気温。積雪のない草むらの上と、アヨロの岩は、予報以上の暖かさを生み出す。アップするものが暖かい場所にないので、仕方なく「マントライザー」をやる。この付近は積雪も積もらず、岩も雪を受け付けていない。...20日ぶりの外活動

  • 海のそばだけは暖かいはず

    気温予報は1℃とかだった。が、先週の経験から、太陽が当たれば予報+3℃は行くだろうと考えた。多分、それ以上の気温の瞬間があったはず。よい。到着がいつも早いので、着いたときは誰もいない。1人で曇り空の下、「1月の花」リベンジをやった。真ん中を過ぎると、太陽があたる。スタートですったもんだしたが、上がり始めたらそのままトップアウト。下りて満足感に浸っていると、クライマーが次々とやってくる。昨年末までやっていた「マントライザー」をやる方もいたので、やってみようかなと思い、3回ほどトライ。見ていたKGさんが「未踏クラック」とともに、近くのクラックを眺めている。そしてやってみると言い出した。2人でそうじしたり、登ったりするが、最後が怖い。詰まっていた泥をとったばかりなので、手が湿る。それでも、何度かやるうちに解決が...海のそばだけは暖かいはず

  • やっぱり太陽!

    太陽を求めてアヨロに向かう。当たりだ!晩秋アヨロ4回目にして、初めて、港から岩場に曲がるところの水たまりがなかった。早く着いたので、とりあえず今シーズンは触っていない「オレンジスラブ」をやる。奥に拠点を作り、暖かさと太陽を満喫していると、近しい方々が続々やってくる。なのに、奥でこっそり「命のファイヤー」をやる。出だしのクラックによだれみたいな筋がたくさんあって、こすると泥上になり、滑る。それでも数回やるうちに、小さいホールドを見つけ、上のガバが取れるようになった。そしてトラバースパート。トラバースパートの、すぐ届くガバには、土がたまっていた。その後のトライで、何とかこすり落とすが、やる気は失う。写真は、ONさんの「命のファイヤーダイレクト」トライ。青空いい!すきまチムニーも勧めると、初アヨロの方と2人で楽...やっぱり太陽!

  • 暖かい日だったのに…

    1つの好条件で判断するとうまくいかないこともある。暖かいからと言って晴れているわけではない。アヨロに行った。ずいぶん陸地が増えている。しかも!「楽園」は1m程度下地が下がっている。埋まっていくばかりかと思ったら、そうでもないらしい。これは奇跡の変化を目の当たりにしているのか、それとも日常的な変化なのか…。今後も観察しよう。断続的に小雨が降り続く中、やんだ隙間に勝手な隙間課題をやる。濡れていないところをやろうとすると隙間課題になるという話。なんかちょっと乾いているような気がする「いのちのファイヤーダイレクト」ファイヤーなのに湿っている。3回やって、チョーク打って、晴れ間を待って…。4回目で登れた…、みたいな感じで結構がんばる。またまたまた、雨。コーヒーブレイク。小雨の中、隙間チムニーを勧める。ここは濡れてい...暖かい日だったのに…

  • 暖かいのだけど天気が不安定

    KGさんが、クラックリベンジを願ったので、アヨロに向かった。しかし、小雨が降り続く。波も高い。1時間以上ぼーっと過ごす。だいぶ天気が良くなったが、「楽園」は、すぐそばまで波が来るし、ぬるぬるしている。「渚から来たもの」は、上部の斜めテラスの苔が湿っていそうで怖い。あちこちの終了点を見て回り、なんとなく簡単そうなものに取りつく。テラスに上がると凹角にはまる。左右に手足や体を張っていけばいいや、と思ったがカムが決めにくい。不安定な体制で、中間地点に何とか1つカム決めてため息。そこから、体をじりじり上げて、ちょっと安定した体制で2本まとめて決める。何とか登れた。ちっとも簡単じゃなかった。KGさんもリードトライ。他にもハーネスを持っている方がなぜか多く、次々にトップロープで遊んでくれた。勝手に「セクシーJ」とか、...暖かいのだけど天気が不安定

  • ソルジャーブルーありがとう

    10月1日にRPしたソルジャーブルーのfixロープを片付けに行く。取り付きに行くために15m上がらなくてはならないので、そのためのロープだ。周囲にトライしている方がいたので、そのままにしてあった。だが、そろそろシーズン終盤。皆様にお断りしてお片付け。いろいろぶら下げるために、余分に巻いていた。ロープは、全て取り払いすっきり。管付きビナは3枚残置。ここ数年の物なので来年も開け閉めできるでしょう。下降する前に見上げる。余韻。遠景も浸れる。大黒岩さんありがとう。ソルジャーブルーありがとう

  • 晩秋の楽園

    まだ、ぼんやりと腰回りが痛い。だから運転姿勢が続くとなんとなくつらい。でも、岩と仲間を求めてアヨロに向かう。あー、太陽がありがたい。焚き火の準備を整えてから、その辺でアップ。『楽園』10cをやろうという話になった。KGさんがいるので、ここに合うカムが充実する。赤2,青2、黄色1、緑1と、少し小さめ1の7個をまめに決めながら登る。あまり考えないで取り付くと、怖い疲れで何度もテンション。上部のクラックが広がるところで力尽きてしまう。2便目は2テンくらいで何とかなった。のんびり休憩。焚き火がうれしい。KMBさんやONさん、Haさんらがやってきて、楽園TR大会になった。どこかの子連れクライマー一団が来て、珍しく奥の浜がにぎわう。時々、小雪が舞うが、晴れ間もやさしい。この日は、奥の浜の方が暖かい。海も焚き火も美しい...晩秋の楽園

  • ぎっくり腰のおかげでゆったり紅葉を堪能

    4日は義経岩。素晴らしい秋晴れ。平日の間、若干体調が悪い上に腰にゆるい痛みがあった。だから、3日の日はおとなしく過ごし、お気楽な気分で中山峠を越えた。ONさんが「子どもジュスティーヌ」をやるとのことで、かっぱは「ジュスティーヌ」をがんばる。N師匠とHmさんも一緒で、それぞれ秋を楽しむ。こんなに晴れていたんだもの。ポカポカして昼寝気分が漂う。遅れてカノマーファミリーがやってきて、にぎわいが増す。小学生Riちゃんは「イチゴ農園」を初リードでRP。子ども&若者に刺激を受けることが多い最近。「スペシャルランチ」トライも眺めることができた。なんか、花札みたいな写真だ。ランジでびたっと止まる瞬間を見れたのは気持ちがよかった。Hmさんが夕方まで粘る。ドキドキハラハラのトップアウトには、夕刻の寒さを忘れた。それにしてもよ...ぎっくり腰のおかげでゆったり紅葉を堪能

  • 紅葉の銭天

    銭天と言えば、銭函天狗岳である。ここには高度感のある雰囲気のいい岩場が広がっている。ハイカーに紛れて紅葉の山道を歩く。札幌近郊低山の黄色い山道は、とてもいい。急登を登り終えると、岩が見えてくる。到着して、すぐリゾートクラックを登る。上部「エスキモーロール」に打たれたボルトルート2本がお目当て。だが小雨が降ってきたので、一旦撤退。断続的に降る小雨にブーブー言いながら、コーヒーブレイク。暇なのか、KGさんがムンターヒッチの研究を始めたので付き合う。小雨はだいたい上がったので、とりあえず「ウルトラセブン」1P目をやることにする。リードでカムをしっかり決めて、KGさんにリードトライしてもらう。5.9というグレードになっているが、ドキドキ感的にはちと辛い。レイバックを決めた体制から、ガバを捉え見事に完登。戻って、ま...紅葉の銭天

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