今日は、箱紐のしを作りました。まずは、オバチャンに丁寧にプレスしてもらいます。次に、余分な部分をヘラで落としていきます。こんな感じで、一枚、一枚綺麗にしていきます。仕上げは、スポンジで傷つけないようにサッサッとなでるようにして、小さな余分な部分を落としていきます。横も綺麗に。箱紐の詞は、紐のしよりもこんなにも分厚いです。左が紐のし、右が箱紐のし。屋根に上がるとこんな感じに葺きあがります。どっしらとした感じで、重圧感があってとても立派な棟になります。カッコイイですよね。こんな素敵な屋根瓦を毎日一生懸命作っています。箱紐のしを作りました。
これは、敬老の日でお休みの子供たちの様子です。何をしているかといいますとダンボールを鎌で一定の大きさにカットしています。瓦を梱包する際に瓦と瓦の間にあてて、瓦が傷つかないようにするためのモノを作ってくれています。慣れない鎌をつかっての作業です。基準のダンボールをあてる事で大きさをそろえています。一生懸命頑張っています。出来上がったものをダンボール箱に入れてまとめておきます。これで仕事がはかどり、本当に助かります。私の子供の頃は、瓦に新聞紙をあてて結束していました。その新聞紙を鎌で切る作業を姉と一緒によく手伝いました。懐かしい思い出です。瓦屋の子供たちは、工場で色々な事を学びながら育ちます。瓦屋の子供のお手伝い
最近のお気に入りの、ドラえもんの顕微鏡です。なんと、40倍に見えてしまいます。では、色々と見てみましょう。瓦屋のブログなので瓦を見てみました。表面は、画像では分かりにくいのですが、肉眼で見るとキラキラと輝く表面で、炭素幕が乱反射しているのが分かりました。いぶし銀の不思議が見れました。次は、ススを見てみました。小さなパウダーがいっぱい集まっていました。40倍では、よく分かりませんでしたが不思議な感じです。次は、瓦屋さんの油を触ったり、ゴミが入った爪です。こんな爪をよく見かけます。では、見てみましょう。これは、酷い。こんな汚い爪では、モテマセンネ。色んな意味で清潔にしようと考えさせられました。最後は、携帯電話の耳を当てる部分です。ん~知らない方がいい事ってありますよね…これを肌身離さず、ベットまで一緒にいるのに疑問...ミクロの世界を見てみよう
今日は、青海波という瓦を造りました。普段のし瓦の使う部分ではなく、⌒←こっちの面をつかって棟を飾るための瓦です。昔の屋根に使われていましたが最近では珍しいみたいですね。真剣なまなざしでプレスしたてのモノをヘラで磨いていきます。心の中では、「綺麗にな~れかっこよくな~れ」と、思いながら磨いています。裏面も磨いていきます。最後に穴をプイッと開けて完成。そして、乾燥台車にそっと上げていきます。慌てると支えるためのピンに当たったりするので優しく扱います。なんと!?肩をよく見ると、指の跡が…心霊現象!?ではなく、一枚、一枚を丁寧に磨いて棚に上げていくと、とっても肩がこるのです。けど、ガマンです。今日は、肩こりに負けずに瓦作りました。青海波を作りました。
天神紐のし作りの様子その後です。反らすん台に載せた白地は、少し反りましたが物足りない感じでした。何より残念なのが、このひび割れです。これでは、使い物になりません。結果、楽していいものは出来ないようでした。これは、一枚ずつ丁寧にタメを入れたものです。カッコ良く反りました。一枚ずつ選別します。手でタメを入れたため、やはり反り具合に差が出ました。荒地の硬さも影響していそうです。今度また出番がある日のために細かくノートにメモしました。物忘れがひどくてもこれで大丈夫。こんな感じで反っています。目で実際に見るのと、カメラで写したものを見るのでは違いがありますが、白地は完成。二枚並べてみると良く反っているのが分かります。これは、焼きあがったものです。白地で見るよりもいぶし銀の輝くボディーは素敵です。地域によっては、こんなに反...天神のし造りの様子3日目以降
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