昨年までの屋形から大幅な変更となった。 道の両端に一本ずつ提灯柱を立てるだけ、これが今年の屋形である。 昨年までは(ちょっと面倒だなぁ)と思いつつ作業をしていた。 (何とかならんのか)と思っていた。 だが、それが実際に簡略化され、その出来上がりを観ると、話は違う。 「スッキリして良いじゃないか」とは思えない。 あまりにもスッキリし過ぎである。 「ここまで簡略化しなくても」と思えてくる。 この変更は、町内の保守勢力からも了承を得たうえでのことである。 強固な存在である保守層が反対すれば、変更は無理である。 人口減少という難題を考えると、これが妥当な線なのかもしれない。 伝統維持を容易に覆す強い脅…