世の中の景気は少しずつ良くなっているような空気が感じられる中、相変わらず、物価高や実質賃金の低下を伝えるニュースが流れ続けている。一部、大幅な給与アップで余裕がでてきた人をよそに、大方の人の家計は苦しいまま。入ってくるお金が増えても、出ていくお金がそれ以上に増えているわけで、そうなるのは当然。中小零細企業や非正規の労働者など、入ってくるお金が増えない人は尚更キツイ。もう、生活のレベルを下げてでも出ていくお金を減らすしかない。ターゲットにしやすいのは、食費・水道光熱費・日用品費・通信費・交際費・趣味娯楽費などの流動費。これは、工夫したら工夫しただけ、我慢したら我慢しただけ抑えることができる。ただし、やり過ぎるとメンタルをやられるおそれもある。場合によっては身体の健康を害することも。“生活のための倹約”が“倹...石橋に杖