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プロフィール
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ブログタイトル
特殊清掃「戦う男たち」
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/clean110/
ブログ紹介文
自殺・孤独死・事故死・殺人・焼死・溺死・ 飛び込み・・・遺体処置から特殊清掃まで施行する男たち
更新頻度(1年)

15回 / 365日(平均0.3回/週)

ブログ村参加:2007/03/22

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芳田一弥さん
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特殊清掃「戦う男たち」
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特殊清掃「戦う男たち」

芳田一弥さんの新着記事

1件〜30件

  • 雨風

    水無月も半ばになり、真夏への助走が始まっている。待ち望んでいたわけではないが、昨日、やっと関東の梅雨入りが発表された。ま、梅雨に入っていようといまいと、もう充分にムシムシしているから関係はないが。しかし、不快な時節も、移ろう季節の一幕だと思えば趣があるというもの。幸いにも、この時季ならではの紫陽花が、去年と同じ場所にきれいに咲いている。生まれたばかりの可愛いカタツムリも、踏んでしまわないよう気をつけないと。ただ、そんな趣とは裏腹に、この心身は疲れ気味。夏が大好きだった10代の頃は、とっくに幻。これからやってくる酷暑を思うと、更に気分はゲンナリ。生来の怠け心が、にわか仕立ての勤勉さを易々と押しのける。とにかく、今年もまた、避暑地にでも行かないかぎり避けて通れない夏は、充分な休養とこまめな水分補給を心掛け、どうにか...雨風

  • 非難民

    かつてなかったほどの最悪の事態になっているコロナ第四波。うろたえる国・自治体、疲弊する医療体制、苦境にあえぐ民、他人事の民・・・混迷を極めている。ただ、この災難は、「歴史」であり「摂理」である。いつかは過去のものとなり、何かしらの意味を残すはず。とはいえ、その真っ只中にいるうちは、そんな捉え方をする余裕はない。苦境にある人は日々をただ耐え、平和にある人は日々を少しでも楽しもうとする。人々の自制心はどこへ行ってしまったのか・・・あれほど自粛が呼びかけられていたのに、先般のGWで見かけた光景は、自宅に避難するどころか、“コロナ前”を彷彿とさせるようなものが多かった。各高速道路AMの下り、PMの上りは、軒並み大渋滞。レジャー施設は、臨時駐車場が用意されるほど車が集まり、人気の飲食店の前には、客が列をつくっていた。身近...非難民

  • 手遅れ

    多くの人が自粛し、また、多くの人が自粛しなかったGWも終わった。桜花の3月21日で緊急事態宣言(首都圏)が明け、少しは落ち着きを取り戻すかに見えたところ、期待されていた(誰も期待してなかった?)「まん延防止等重点措置」も、ほとんど意味をなさず、早々と第四波に襲われている。で、再びの緊急事態宣言(東京)。しかしながら、その緊張感はほとんど感じず。人出は大きく減っていない模様で、街には人があふれ、通勤電車も満員。一回目の宣言時とは、明らかに雰囲気が違う。予定通り5月11日に宣言が解除された場合、第五波・第六波が次々にやってきて、緊急事態宣言も四回目・五回目と続くことが想定されているらしい。残り、たったの数日で著しく減少していくとは思えず、どうしたって宣言は延長されるのだろう。“期待の星”ワクチン接種もかなりのスロー...手遅れ

  • バカちん

    春暖の候、満開の桜が、もう散り始めている。毎年のことだけど、厳しい冬を越えたこの季節には、希望にも似た独特の穏やかさがある。しかし、二年目に突入したコロナ禍によって、今年もまた、花見などの宴会は自粛しなければならないムード。ただ、そんなことお構いなく「自分達が楽しければそれでいい」という者がいる。ま、そんな輩はいつの世にもいるもので、あちこちの桜に集まっては酒盛りをしているよう。まるで、何かに群がるウジ・ハエのように。しかも、己も“社会のゴミ”“人間のクズ”になりたいのか、人の迷惑もおかまいなし。ドンチャン騒ぎだけにとどまらず、自らが出したゴミもその辺にポイ捨て。「人間ってヤツは、まったく、ロクなもんじゃないな!」「世のためにならないから、さっさと散ってしまえ!」とばかりに、せっかく咲いた桜も、嘆き散っているよ...バカちん

  • 私には、もうじき79歳になる母親がいる。50代半ばで糖尿病を発症し、60代半ばで肺癌を罹患、最近では、白内障で眼科にかかっている。もう13年近く前になるが、癌研有明病院で片方の灰を切除した。今現在、癌は再発しているものの、その進行スピードは極めて遅く、特段の治療はせず定期健診のみでしのいでいる。糖尿病も、キチンと自己管理しているおかげで重症化することもなく、以前はインシュリンの注射が必要だったところ、今は、飲み薬だけで血糖値を管理できている。高齢のうえ二つの大病を患っているにも関わらず、頭も身体もシッカリしており、誰の手を借りることもなく日常生活を送っている。介護保険のお世話になったこともないし、今のところ、その必要もなさそう。本当に、ありがたいことである。そんな母と私は、子供の頃から衝突することが多かった。性...母

  • 悪癖

    「今年いっぱいはダメだろうな・・・」首都圏の緊急事態宣言が再延長された中での個人的な感想。事実、待望のワクチン接種が医療従事者からスタートしてはいるけど、「この社会が今年中に集団免疫を獲得するのは難しい」という見方が主流らしい。私のような基礎疾患のない中年男に回ってくるのは、早くても夏~秋頃になるのだろうし、ほとんどの国民が摂取し終わるのはもっと先。一人二回の摂取が必要となると、それはもう年内で済む話ではない。そんな状況にあっても、流れるニュース映像からは、顕著に人出が抑えられているような光景は見受けられない。インタビューを受ける市民も「思ってたより人が多い」「人手は減っていない」等と、批判めいたコメントをしているけど、そういう自分だって不要不急で街に繰り出している一人なわけで、まさに本末転倒。結局のところ、他...悪癖

  • 自分との戦い

    前々回の「緊急事態」。そんなつもりはないながら、当人達をややバカにするような文調で、おもしろおかしく書いてしまったけど、大腸のトラブルは、決して他人事ではない。ていうか、実際に漏らしはしないにしても、誰しも、似たような経験をしたことがあるのではないだろうか。半世紀余り生きてきて、私も、同じような経験をしたことが何度となくある(漏らしたことはないよ!)。最も多かったのは20代後半から30代前半、とにかく大酒を呷っていた時代。毎日の晩酌は当然、今に比べると外で飲むことも多く(だいたい上野)、二軒・三軒と決まった店をハシゴ。当時、健康のことはほとんど気にせず、食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲んでいた。で、体重も今より15kgほど多く、腹回りもパンパン。これでは身体を壊すのも当り前、結局、肝癌や肝硬変を疑われるくらいの...自分との戦い

  • 想定害

    「早起きは三文の徳」できるかぎり、私は、早起きを励行している。夜明けが遅い冬場でも、起床はほとんど5時台。夜明けが早い夏場だと、4時台。不眠症のメリット?で、夜中には何度も目が醒めるし、自分が予定していた時間を過ぎて目を醒ますことは、ごくたまにあるけど、仕事に遅刻するくらいに寝坊してしまうことは皆無。当然、目覚まし時計なんて、まったく必要がない。それで何をするかというと、早朝のウォーキング。それから、朝ご飯をしっかりと食べるのだ。もちろん、仕事の予定によって変動はするけど、おおかた朝はこのパターン。もちろん、早朝の起床はツラい。特に、冬は暗いし寒いし。しかも、ほとんど朝は「このまま夜が明けなければいいのに・・・」と思うような鬱状態。だからこそ、そこで思い切って起きないと余計に苦しむことになる。怠惰な欲望を振り切...想定害

  • 緊急事態

    この状況では仕方がない・・・おおかたの予想どおり、緊急事態宣言の終了が一ヶ月延長された。表面上の感染者数は減少傾向にあるものの、高齢者の感染者数や重症者数はそれにリンクしておらず、病床の逼迫具合も改善されていないのが理由らしい。死亡者数も高止まりしており、延長はやむを得ないと思う。まったく、「慣れ」というものは恐ろしい。かつて、東京都一日の感染者数が500人を超えたときは、ビッグニュースとして衝撃的に受け止められた。が、しかし、今では、500人くらいで驚く人はおらず、もはや「少ない」といった印象。事実、不要不急の外出自粛が呼びかけられているけど、私が住む世界(昼の世界)では、あまりその変化は見受けられない。仕事上、あちこちの商店街を通りかかることがあるけど、「緊急事態宣言下」といった雰囲気はない。いいことなのか...緊急事態

  • 残された時間 ~後編~

    女性の両親は共に聾唖者で、父親は幼少期に、母親もだいぶ前に亡くなり、兄弟姉妹もおらず、女性自身、結婚歴もなし。父が亡くなって以降、将来を悲観した母親から心中を持ちかけられたりと、悲しく悔しい思いをしたことも少なくなかった。生前の母親との関係も良好ではなく、手話をおぼえる気も起きず、血縁的には孤独な身の上だった。苦難の多い少女期を過ごして後、大人になると誰を頼ることもなく懸命に働き、駅近の好立地にマンションを購入、四匹の愛猫との幸せな暮らしを手に入れた。また、その人柄から、親しく付き合える友達が何人も与えられた。女性が癌を患ったのは十年以上も前、それから長い闘病生活がはじまり、再発・転移を繰り返し、徐々に悪化。しかし、悪いことは重なるもの、癌を患っただけでも充分なのに、勤務先の倒産・失業・・・災難が女性に襲いかか...残された時間~後編~

  • 残された時間 ~中編~

    依頼者は、「余命二カ月を宣告された」とのこと。そして、また、「できたら、ブログを書いている人に来てほしい」とのこと。“ブログを書いている人”って・・・つまり、私のこと・・・ただの仕事ではないことは依頼者と話すまでもなく明らかで、しかも“ご指名”ときた。私は、慣れない依頼に、狼狽に似た戸惑いを覚えた。が、まったく、自分らしい・・・少しすると、今度は、いつもの悪い性質が頭をもたげてきた。妙に気分が高揚、酒に酔ったときのように気持ちが大きくなってきた。そこには、“誰かに頼りにされている”といった男気や、“誰かの役に立てるかも”といった喜びはなく、あったのは、“思い上がり”と“下衆の高ぶり”だけ。「人の不幸は蜜の味」とまでは言わないけど、情けないことに、依頼者を思いやる優しい気持ちは小さく、珍事が起こったごとく、好奇心...残された時間~中編~

  • 残された時間 ~前編~

    もう時間がない・・・今夏に予定されている東京オリンピック、コロナ禍のせいで盛り上がりに欠けている・・・国民の関心が著しく薄れているのは明らか。街には、開催を諦める空気が充満、再延期や中止を求める声も多くなっている。いや・・・もっと言うと、もう、どうでもいい・・・今では、人々の関心はコロナと経済に集中し、オリンピックなんて何処吹く風。それは、日本だけにとどまらず、世界中に広がりつつある。もう半年しかないという段階でも、コロナ禍は一向に治まる気配はなく、悪化の一途をたどっている。世界に目を向ければ、欧米の状況は、我が国よりも更に悪い。国によっては、突貫工事のごとくワクチンが乱打されているけど、仮に、これがうまくいったとしても、全体的な効果がでるには一年も二年もかかるらしい。こんな状況で、どうやってオリンピックが開催...残された時間~前編~

  • 野良犬

    月日がたつのは、はやい・・・可愛がっていたチビ犬がいなくなって、もう六年半余が経つ。スマホの待受画面は、ずっとチビ犬にしていたけど、一年前に機種変更したとき画像はどこかへいってしまい、それからは、待受画面は味気ない既製画像になっている。外を歩いていると、たまにチビ犬と同じ犬種(シーズー)を見かけることがある。もともと犬好きの私だから、どんな犬も可愛く思えるのだけど、とりわけシーズーには格別に目を惹かれる。他人がつれているよその犬なのに、ジーッと見つめてニヤニヤしてしまう。どこの誰とも知れないオッサンがニヤニヤしていると、すごく怪しいけど・・・飼主が話しかけやすそうな感じの人(だいたい中高年女性)だと、見ず知らずの人でも声をかけ、犬に触らせてもらう。もう二十年近く前の話・・・住んでいたマンションに近接する駅前スー...野良犬

  • 春がくるまで

    「冬らしい」と言えば、冬らしい。秋があまりに長く、あまりに暑かったせいか、寒さが一層身体に堪える。特に、朝は色んな意味でツラい!しかし、それで寝坊なんかしたりしたらアウト!冗談抜きで、下手したら、そのまま会社を休み、そのまま二度と社会復帰できない事態に陥る可能性もある。だから、そこは、あえて荒療治。重い心と重い身体を引きずり起こして、まだ薄暗い極寒の早朝にウォーキングに出たりしている。そして、「春になれば、きれいに咲くんだよな・・・」と、桜並木をぼんやりと見上げては、憂鬱な一日を始めている。年末の特番だったか、TVで超常現象・怪奇現象を扱った番組をやっていた。少し興味はあったけど、苦手なモノがでてきたら困るから、結局、その番組は数分しか観なかった。「苦手なモノ」とは、いわゆる、“心霊写真”“心霊スポット”、幽霊...春がくるまで

  • 重圧

    2021謹賀新年。日本海側は大雪で難儀しているようだけど、この三が日、こちらは気持ちのいい快晴に恵まれた。一見は穏やかな正月、元旦は、早朝から日課のウォーキングに出かけ、明るくなれない心に初陽の光を当てながら黙々と歩いた。自分の心に纏わりつく暗い過去を振り払うように、自分の心が欲しがっている明るい未来を探すように。特に忙しかったわけでもないが、例年通り、大晦日が仕事納めで、元旦が仕事始め。また、これも、ほとんど毎年のことだけど、「また、一年、労苦に汗し、苦悩を携えて生きていかなければならないのか・・・」と、動悸にも似た浅い溜息が、幾重にも口を突いてでてきた。とはいえ、大晦日と元旦の夜は、TVを相手に、いつにない御馳走に舌鼓を打った。気分は浮かないながらも、「せっかくの正月だから」と、酒も、いつもより多めに飲み、...重圧

  • 暴発

    休業要請や自粛要請が緩和されてしばらく経ち、街は“日常”取り戻しつつある。先月19日、都道府県を跨いでの移動が緩和され、観光地でも人が増えているよう。しかし、それに合わせるように、報告される感染者数は増えている。ある程度は想定内のことだろうけど、「東京一日200人超」まで想定していたかどうか・・・政治家の表情から漂うのは想定以上の状況になっているというような不安感。「第二波がきている」という専門家もいる中、再び、緊急事態宣言は発令されたら経済は壊滅的な打撃をうけるらしいから、そう簡単には出せないらしい。やっと動き始めた社会経済活動を再び止めることが、感染拡大と同じくらいリスキーなことは、素人の私でもわかる。ただ、上からの指示がどうあれ、個々人が、事実上緊急事態下にあることを認識し、感染しないこと・感染させないこ...暴発

  • 厚顔無恥 ~後篇~

    偉そうな人、図々しい人、乱暴な人、ケチな人・・・これまで、不愉快な人間とは何人も遭遇してきた。人間は十人十色。いい人もいれば悪い人もいる。礼儀正しい人もいれば無礼な人もいる。自分と肌が合う人もいれば合わない人もいる。“好き嫌い”を通していては、仕事にならない。とにかく、一仕事の中で我慢すればいいのだ。しかし、私だってただの人間。しかも、懐は浅く器は小さい。許容量には限界がある。善悪は抜きにして、世の中には、自分とは関わらない方がいい人間がいるのも事実だろうから、できることなら、そういった類の人とは別の世界で生きていきたい。そうすれば、余計なストレスを抱えなくて済むし、嫌な思いをしなくても済む。しかし、誰しも身に覚えがあるだろう、学校でも、会社でも、仕事でも、そうできないから苦労する。“人間関係”は、楽しいときは...厚顔無恥~後篇~

  • 厚顔無恥 ~前篇~

    外出時のマスク着用が当然のエチケットになっている今日この頃。一時のマスク不足は解消され、街でもフツーに購入できる。結局のところ、やっと届いたアベノマスクも用をなさず。“かかった大金が、もっと有効に使われていたら”・・・と思うと、何とも歯痒い。自分の努力や忍耐力ではどうにもできないところで困窮している人がたくさんいるのだから。そんなアベノマスクが可哀想になるくらい、既に、市中には多種多様なマスクが出回っている。で、昨今は、冷感マスクとか、暑さに強い素材のもの、また、呼吸がしやすいものが注目されている。人気商品になると、ネットでも店頭でもなかなか手に入れることができない。私は、ずっと不織布の使い捨てマスクを使っているけど、汗で濡れると、鼻口に貼りついてまともに呼吸ができなくなってしまう。で、たまにポリエステル製のモ...厚顔無恥~前篇~

  • 一寸先

    やっときた“アベノマスク”、もういらない“アベノマスク”。周囲にも、それらしきモノを使ってる人を見たこともない。TVで観る政治家の一部が仕方なさそうに着けている布マスクがそれなのだろうが、そのサイズは明らかに小さい。本来なら、鼻の上から顎の下までスッポリ覆われなければならないはずなのに、あの小ささは、昔よく見た(?)エロ本の水着級で、貧相を通り越して卑猥に見える。「何かの冗談か?」と思ってしまうくらい。安直発想の企画立案、欠陥品だらけの開発製造、いつまで経っても届かない配達頒布、すべてにおいて大失敗ではないか!おまけに、多額の税金が突っ込まれているわけで・・・“善意でやったことなら赦される”と思ったら大間違い、世の中には“過失責任”というものがある。この大コケの責任は、誰がどうとるのか。ただ、世間の雑音は当事者...一寸先

  • 崖っぷち

    ある日の深夜、電話が鳴った。「掃除をお願いしたいんですけど・・・」声の感じからすると、30代くらいに思われる女性。「知り合いに部屋を貸していたら、汚されてしまって・・・」訊きもしないのに、そういって語尾を濁した。これまで、似たような電話を何本も受けてきた私は、“知り合いに部屋を貸していたら・・・”というセリフにピンときた。これは、よくあるパターン・・・ほとんどのケースで、それはウソ。昼間でもいいはずなのに、間夜中にかけてくるというのも不自然。他人がしでかしたことなら尚更。実のところ、ゴミ部屋をつくったのは、知り合いでも何でもなく本人。それが、羞恥心に耐えられず、第三者のフリをするのである。ただ、そこのところは、契約前の電話問い合わせに影響するものではないから、真に受けたフリをして話を聞くのが、ある種の礼儀なので...崖っぷち

  • 梅雨の晴れ間に

    本格的な夏を前に、蒸し暑い日が続いている。関東圏も梅雨に入り、いよいよ、昨日からは空も曇雨気味。毎年のこととはいえ、その不快感はなかなかのもの。更に、今年は、コロナ雲まで垂れ込めていて、もともと鬱持ちの私の精神は、ちょっとしたことでどんよりしてしまう。このところも、決して調子はよくなく、できることなら、涼しい部屋で、一日中静かに横になっていたいような気分。しかし、こんな状況でジッとしていても、状況が良くなるはずはない。適度な運動と日光浴は鬱の改善に役立つらしいし、いつものコースには、例年通りの紫陽花がきれいに咲いている。だから、こんな時は特に、奮起して外に出て、四季折々の草花を愛で、朝昼夕の風を感じ、生まれてくる前から変わらない空気を吸い、空の光を浴びながら身体を動かすように心がけているのである。私が、運動を意...梅雨の晴れ間に

  • 底んところ

    緊急事態宣言が解除され安堵の一息をついたのも束の間、「微増」とはいえ感染者数が増えてきている。所々では、小さなクラスターも発生。東京では独自の「東京アラート」なるものが発動されている。それでも、もう我慢ならないのか、街や観光地には多くの人々が繰り出している。感染者数が爆発的に増えなければ(?)、今月19日には(?)、一部地域から(?)、越境規制も緩和される(?)。そうなると、人の行き来は、ますます増えていくはず。慎重派の私は、解除の前後でほとんど生活スタイルを変えていないけど、人々のストレスと経済を考えると、無策でなければ、それはそれで悪いことではないだろう。ただ、あれから二週間近くたつから“そろそろ大きな第二波がくるのでは?”と、不安に思っている。知ってのとおり、世界は、健康上のことだけでなく経済的にも大打撃...底んところ

  • 尻拭い

    ある日の朝、見知らぬ番号で私の携帯が鳴った。「“とても良心的な方”ってきいたものですから・・・」「実際にお仕事を頼むことになるかどうかわからないんですけど・・・」「相談だけでも大丈夫ですか?」声の主は、年配の女性。以前から懇意にしてくれている人の紹介での、仕事の問い合わせだった。人には人それぞれの生き様があり、人生には人それぞれのドラマがある。そして、それをじっくり聴くのが嫌いじゃない私。下衆な野次馬根性もあるけど、それだけじゃなく、自分にとって糧になることも多いから。ただ、結果として、人の目には、それが“親身に話をきいてくれる”という風に映るのかもしれない。私は、“良心的”という言葉に、小さな罪悪感と、中くらいの照れ臭さと、大きなプレッシャーを感じながら、それでも、単細胞らしく気を良くして、イソイソと現場に出...尻拭い

  • 自制の時世

    4月7日に緊急事態宣言がだされてから、はや一か月半余が経つ。そして、5月14日には、多くの地域で宣言が解除された。同じく、5月21日には関西圏でも。苦境に喘いできた人々にとっては、「長いトンネルの出口が見えてきた」といった感じだろうか。私がいる首都圏一都三県でも、解除が期待されていたが、結局、それもなし。それを象徴するかのように、昨日午前中までの数日間、空も記録的な雨曇が続いていた。しかし、判明している感染者数の明らかな減少が「遅くとも月内には解除されるだろう」といった憶測を呼び、14日を機に、何かよくないものに誘惑されているかのように、人々の気が緩みはじめたような気がする。しかも、明日には宣言が解除される見込みだそうで、それ以降の人々のハジケぶりが心配になる。そんな中でも私は、幸か不幸か、元来の悲観的神経質・...自制の時世

  • 隣人愛

    「いや~・・・まいった!夜も眠れなくてね・・・」時は真夏の昼下がり、場所はマンションの共用通路。私の傍に立つ男性は、深い溜息とともに葉巻タバコの煙を吐き出した。現場は街中に建つマンション。ほとんどの間取りが1Rまたは1DK、ありがちな“投資用マンション”。部屋ごとにオーナーがおり、住人のほとんどが独居の賃借人だった。その一室で、住人が孤独死。暑い季節も手伝って、遺体はヒドく腐敗。ベランダから玄関から、隙間という隙間から異臭は漏洩し、どこからどう出たのかウジやハエまで室外に進出しているような始末だった。「まいった!眠れない!」と私にボヤいたのは、その部屋の隣に暮らす男性。年齢は七十手前といったところ。ただ、醸し出す雰囲気はもっと若く、その辺にいるようなフツーの爺さんとは趣が異なっていた。年齢を感じさせないくらいの...隣人愛

  • 隣人哀

    「誠意をみせろ!誠意を!!」男性は、私に向かって大声をあげた。ことの発端はこう・・・とあるアパートの一室で、高齢の住人男性がひっそりと孤独死。放置された日数は少なくはなかったが、冬の寒冷の中で腐敗速度は低速。遺体は、膨張溶解ではなく乾燥収縮。異臭は発生してはいたものの、それは「腐乱死体臭」というより、高齢者宅にありがちの“尿臭”にちかいもの。私からすれば“ライト級”・・・いや、“ストロー級”、ホッとできるくらいの現場だった。故人の部屋は独立した角部屋。アパートの構造上、隣室との間には、共用階段が挟まれていた。つまり、壁一枚で隔てられた隣室はないということ。しかも、室内の異臭は軽度で外部漏洩はなく、近隣に迷惑がかかっているというようなことはなし。それは、不動産管理会社の担当者も現場に来て確認していた。私は、調査か...隣人哀

  • 笑顔の向こうに

    ぬけるような青空、心地よい春風、まぶしいくらいの新緑・・・5月に入って、時折汗ばむくらいの、この時季らしい暖かさがやってきた。このまま10日まで休暇の人もいるのかもしれないけど、とりあえず、今日はGWの最終日。例年通りのGWなら、観光地・レジャー施設・繁華街は大賑わい。連休とは薄縁の私でも、世の中の休暇気分のお裾分けをもらうことができて、少しはのんびりした気分が味わえる。しかし、今年は一味も二味も違う。今年は、GWならぬ“SHW”(ステイホームウィーク)。緊急事態宣言も延長され、遊ぶ場所は軒並み休業で、外出自粛はもちろん他都道府県への移動も事実上制限されている。こういう局面になっても自制できない連中のことはさておき、良識ある?私にはモラルをもった行動が求められる。そうはいっても、自制心のある大多数の人の中にも、...笑顔の向こうに

  • 見えない敵

    今日で4月も終わり。本来なら穏やかなはずの春暖はどこへやら、今月も激動のひと月となった。流れるのは厳しいニュースばかりで、世の中の空気は重い。目に見えるほどの明るい兆しもなく、暗雲はどこまでも垂れこめている。そこへもってきて、私は、安酒で誤魔化せるほど能天気な性格ではなく、なかなか明るい気持ちになれないでいる。そんな今月中旬のこと。私は、仲間4人と、とある民家に向かった。現場は一般的な木造二階一戸建、築年数は50年くらいか。空き家になってから、そう時間が経っていなかったにも関わらず、家屋は著しく劣化。室内もまた、結構な傷みが出ていた。頼まれた仕事は家財撤去、依頼者は亡くなった住人の遺族。「遺族」といっても、子や孫ではなく、ちょっと複雑で薄い関係。家財や家屋はもちろん、故人にも特段の思い入れはないようで、非情にも...見えない敵

  • ヤバい奴

    4月も終盤に入ってきているというのに、なかなか暖かさが安定しない。例年なら、暖かい日はもちろん、暑い日も少なくないはず。なのに、今年はこんな感じ、いわば“令春”。何かの摂理が働いてのことか・・・この寒気が何かに影響しているのかどうか、逆に、何かが影響して寒気がきているのかどうか知る由もないけど、多くの人が曝されているように肌で感じる気温だけではなく、世の中の空気まで寒々しくなっていることは言うまでもない。こういう事態になってくると、平穏な日常のありがたみをヒシヒシと感じる。飽き飽きするほどかわり映えしない毎日、平凡でありきたりの日常、不平不満ばかり吐いていた味気ない日々を・・・ついこの前のことなのに、そんな日常を懐かしく思ってしまうのは、それほど、このコロナ災難が重大かつ深刻であるということか。休業や外出自粛で...ヤバい奴

  • 希望の芽

    2020年、春、新緑の季節。しかし、今日の東京は大荒れの空模様。肌寒く、台風がきたかのような暴風雨。これで、水害や土砂災害が起きなければいいけど・・・時勢も大荒れ。気温だけじゃなく、世の中の雰囲気も寒々しい。オリンピックという大祭もなくなってしまったし、芽吹いて間もない葉桜が、どことなく寂しげに見えるのは私だけだろうか。前回ブログを更新したのが昨年8月23日だったから、夏が終わり、秋が過ぎ、冬を越え、もう8ヶ月近くが経つ。しばらくぶりの私、「仕事を辞めた?」「傷病で休んでる?」とか「ひょっとして、死んだ?」等と思われていただろうか。が、歳だけはとったけど、私は、相変わらずそこそこ元気にやっている。意識してブログを止めていたわけでもなく、仕事等時間の都合で、結果的に止まってしまっていた。ごくたまに「そういえば、し...希望の芽

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