共同の長期目標はどこにあるのでしょうか?経済成長。地球温暖化対策。百年人生。拝読ブログ:SDGsの取組み拝読ブログ:「ベンチャーキャピタルに関する有識者会議」について共同の長期目標
共同の長期目標はどこにあるのでしょうか?経済成長。地球温暖化対策。百年人生。拝読ブログ:SDGsの取組み拝読ブログ:「ベンチャーキャピタルに関する有識者会議」について共同の長期目標
長期目標は見えていません。少子高齢化で若者の希望は見つかりません。若者は、受験競争、就活、婚活、会社格差、資産格差の壁を這い登らなければなりません。個人のサバイバルと幸福の追求で忙しい。拝読ブログ:「社会課題解決チルドレン」は鍛えて育てよう――等身大で課題は考える拝読ブログ:努力で成功を掴む人々の特徴:地道な努力がもたらす大きな成果個人のサバイバル
さて、明治維新から百数十年後、今日の日本は、再び、というか何度目かのアンシャン・レジーム、システム老化、つまり幕末のような、閉塞状況に陥っている、といわれます。拝読ブログ:第3回フランス革命に対する二つの態度~バークとカント拝読ブログ:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:近代君主制のアーキタイプアンシャン・レジーム
国際序列の追求、これは分かりやすい。世界第五位。列強。非白人国のトップ。若者に誇りと夢を与える。これが徳川封建システムを代替する新しい長期目標になったといえるでしょう。拝読ブログ:日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性拝読ブログ:ベトナムの政治経済情勢:トゥオン国家主席の辞任国際序列の追求
伊藤博文ほか、松陰門下生が構築した明治政府はこの帝国主義を推し進めて、五十年後、日本を世界列強(一九一九年ベルサイユ条約五列強:英仏伊米日)に押し上げました。拝読ブログ:幕末、「後進国」なのに列強を退けた日本に学ぶ現代安全保障論拝読ブログ:帝国主義の時代日本を世界列強に
幕末最先端の攘夷論者吉田松陰は以下の持論を語っていました。国は発展しなければ衰退する。幕府の鎖国主義は誤りである。成長なければ縮小あるのみである。蝦夷からカムチャッカに侵攻し朝鮮と満州を取り、台湾、フィリピンに進んで内外に進取の勢いを示し、ともに栄え、その住民をいつくしみ社会人を育成してこそ善く国を保つことができる。(一八五四年吉田松陰「幽囚録」)拝読ブログ:吉田松陰拝読ブログ:吉田松陰の思想と弟子たちによるその実現吉田松陰
それが対外国意識、国力、国際序列意識、ナショナリズムへ発展していきました。拝読ブログ:韓国の「0.72ショック」拝読ブログ:米国・EU・日本・中国・ロシア・インド--世界6大国の戦力を分析する《若手記者・スタンフォード留学記36国際序列意識
古臭くなった徳川システムの長期目標は見えなくなり、結局は新しい目標が望まれるようになります。拝読ブログ:日本橋と渋谷、虎ノ門他の再開発。拝読ブログ:歴史作家の河合敦さんがいざなう新しい日本史の世界古臭くなった徳川システム
長期目標とそれを支える倫理に飽きが来ます。徳川システムつまり公儀の権威に対する恐怖心が弱まる。役人も怠惰になってきます。拝読ブログ:「女性社員のライフとキャリア」両立支援が本格始動拝読ブログ:虚無感とは?7つの原因とひどい虚無感に襲われたときの解消方法長期目標に飽きが来る
家康の後、百年くらいは徳川システムの長期目標は着々と達成され完成に近づいていると思われていました。しかしその後、十八世紀になると、歴史上、天下泰平と呼ばれる時代になる。家康の目指した長期目標が忘れられてきます。保守安定志向が強化されるばかりとなりました。拝読ブログ:仙台藩首切りしない生き残り策拝読ブログ:国宝久能山東照宮夜間特別拝観「天下泰平の竹あかり」天下泰平
そもそも、社会システムの永久化という概念が実行不可能なのでしょうか?拝読ブログ:先駆者たちが見据える2050年の景色Vol.3~AIと生命科学の進化がもたらす「人生120年時代」~拝読ブログ:社会システムを改善するきっかけに社会システムの永久化
徳川家康の長期目標は、封建システムの永久存続を狙っていたのか?それとも、結局は徳川家の繁栄の永久化だったのか、家康没後二百数十年で、どちらも同時に崩壊してしまいました。拝読ブログ:「21世紀の貴族制」を正当化する現代の「聖職者」拝読ブログ:日本はデジタル封建制を楽に乗り越えられると信じる理由封建システムの永久存続
逆にいえば、徳川政権は、これら西洋の技術、組織システムの導入を否定し続けてきました。典型的な反西洋化の政策であった蛮社の獄(一八三九年)の推進者であったといわれる鳥居耀蔵は、四民平等など西洋思想の流入が日本のシステムを侵食し文化的破局から社会経済も破滅にいたる、との信念で言論人の弾圧を強化した、とされています。拝読ブログ:日本の絵画作品で写実的な作品が描かれるのが遅かったのはなぜでしょうか?拝読ブログ:ひとりの男によって人類の価値観は一変した西洋思想の流入
世界先端の兵器、兵制の導入。新技術、新産業の展開。税制、教育、エリートの育成。言論、議会。明治になって急速に整えてきました。拝読ブログ:AUKUS、日本との協力検討=先端軍事技術の開発で―米英豪拝読ブログ:「知能」持つAI兵器が人間に投げかける二つの問い結果責任は誰が世界先端の兵器
明治維新後の国家スローガンが富国強兵、殖産興業であったことから推測すると、これらの目標が江戸期の徳川システムには欠けていたという強い反省があったのでしょう。拝読ブログ:タブー編22/天皇を超えろ諸々大作戦拝読ブログ:斉昭、松陰の発想が是!?阿部正弘の評価との違いに物申す徳川システムには欠けていた
アヘン戦争で崩壊した清の威信。非西洋全域の植民地化の危機。日本の独立を維持できる革新的な新国家システムの必要性をだれもが痛感するようになりました。拝読ブログ:官民関係の変容と「レスポンシブル・ロビイング」-再生医療分野の研究開発と規制形成を事例に-拝読ブログ:成果が出ないからといって研究開発をやめてはいけない革新的な新国家システム
国内的には安定的に稼働していたこの徳川システムでしたが、最後に欧米から出現した帝国主義のグローバルな外圧に揺らいでしまいました。拝読ブログ:坂本龍馬は「大事業のコーディネーター」だったと言える理由拝読ブログ:中江兆民論帝国主義のグローバルな外圧
システムの初期設定はうまくいきました。結果、二百六十年にわたって徳川システムは維持されました。過去の武士政権よりずっと長期に安定しました。当時の諸外国と比較しても、世界史的な大成功というべきでしょう。拝読ブログ:第1回世界史へのまなざし拝読ブログ:【ニッポンの世界史】世界史的な大成功
西洋の海からの侵略を防ぐ。これには清国の例に倣って鎖国政策を採用しました。拝読ブログ:清拝読ブログ:シュリーマン旅行記清国・日本(講談社学術文庫(1325))清国の例に倣って鎖国
朝廷を抑える禁中並公家諸法度(一六一五年)を制定し、在御所駐留軍として京都所司代を置く。朝廷を京都市内に隔離し、外から天皇と直結して勢力を強化しようとする武力を遮断する。地方に起こる宗教一揆や百姓一揆をていねいにつぶしていく。拝読ブログ:日本史江戸2家康〜秀忠;武家諸法度・禁中並公家諸法度拝読ブログ:江戸幕府と朝廷の関係。禁中並公家諸法度
家康は、過去の鎌倉幕府と室町幕府の興廃を歴史から学び、身を持って体験した織田政権と豊臣政権の成功と失敗の原因を痛感していました。拝読ブログ:「失敗は成功のもと」とは?拝読ブログ:意外と多い、なぜか「手段と目的」を履き違える人の「根本原因」成功と失敗の原因を痛感
徳川システムの長期安定のためには、持続可能に脅威となることが予測できる外乱は事前に抑えておくべきでしょう。拝読ブログ:人口減少下の日本経済と財政の長期展望2060年の家計の姿を描く拝読ブログ:気候変動についての「思い込み」を検証する持続可能に脅威となる
徳川家康は長期に安定すべき政治システムの将来に現れるであろう予測不能な揺らぎを予期していたのでしょうか?拝読ブログ:48歳、怒涛のホットフラッシュではじまった「女の人生の折り返し=更年期」救いになった息子の一言とは<漫画>拝読ブログ:フィンスタビライザーシステム市場:製品タイプ(折りたたみ式フィンスタビライザー、格納式フィンスタビライザー)、船舶タイプ(商用、防衛)、および地域別の情報—2031年までの予測揺らぎを予期
これら様々なダイナミクスに耐えて徳川システムは恒常的状態を維持できるでしょうか?拝読ブログ:dynamicsとは拝読ブログ:樹齢1000年を超えるヤクスギの樹上に地表と異なる生物相を発見ダイナミクスに耐えて
逆に技術進歩が抑えられて経済成長がなければ、勝者の取り分だけ敗者の取り分は減ります。敗者の鬱屈はまた階層間の不安定要素になります。拝読ブログ:ルースキーミール拝読ブログ:4年間母校の指導者を務めた記録敗者の鬱屈
農業技術、工業技術は不断に進歩し、生産力は成長し、これが長期に渡れば、富裕層が増大して政治力が変動します。短期的には好ましい進歩であっても、長期的にはシステムの揺らぎになります。拝読ブログ:熱揺らぎとは拝読ブログ:問われるサイバーレジリエンス長期的にはシステムの揺らぎ
毎年繰り返し継続運転ができる持続可能なシステムが構築できれば、安定は永久に続くはずです。しかしシステムの外側からの外乱は避けられません。天災や疫病は時々来ます。外国の干渉もあるでしょう。それらの揺らぎに耐えなければなりません。拝読ブログ:「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」のサポートで、物流業界の人材不足に立ち向かうラピュタロボティクスの挑戦拝読ブログ:株式相場最高値と世の中は浮かれているが外乱は避けられない
つまりこのレジームは外圧が強すぎた時代になったので壊れてしまった。国内的には万全ではないにしても、かなりの安定性を保持した政治システムでした。封建制度が極限まで完成していたといえます。システム内部からの揺らぎに対しては相当の復元力を維持していました。拝読ブログ:岸田総理「有事抑止に防衛力の抜本的強化を」防衛大学校卒業式で訓示拝読ブログ:米軍艦艇の日本での修理協議か=国防総省高官の訪問で相当の復元力を維持
歴史上の政体区分では江戸時代は武士政権の完成形とされています。江戸時代の終焉は、一九世紀の世界史的転換、すなわちヨーロッパからの帝国主義・産業革命のグローバル化による帰結といえます。欧米の世界制覇が東アジアにまで到達した影響が、徳川政権の崩壊につながっています。拝読ブログ:最後まで徳川慶喜を殺そうとしていた…明治維新の功労者・西郷隆盛の「敬天愛人」とは思えない意外な素顔拝読ブログ:「朝敵として静岡で30年間も謹慎」失意の晩年を過ごす徳川慶喜を救った渋沢栄一の忠義心武士政権の完成形
政権転覆がされない環境で長期にわたって保守的な専制政治が行われれば、一国の枠内ではしだいに平和な安定社会が維持できます。これが徳川家の長期目標であった、と言えるでしょう。拝読ブログ:今回の次期戦闘機の輸出解禁拝読ブログ:世界平和貧困や紛争、難民…課題山積ゲームで話し合い解決模索大田の児童、仮想国の首相になり挑戦一国の枠内ではしだいに平和
大名の家族を江戸詰として人質とし、参勤交代により外様大名を廷臣化して牽制。婚姻、養子など縁戚ネットワークの活用による親藩、譜代の系列化を配置して徳川閥を形成します。拝読ブログ:春章春章:龍田を渡る。伊勢物語風流錦絵伊勢物語の美女と廷臣(SOLD)拝読ブログ:廷臣達の踊り「愛の伝説」アラッシュ、ルィジキナ、ボリショイ劇場廷臣化して牽制
大名の数は約二百六十家ですが、徳川家以外での最大石高は前田家の百二万石ですから個別大名は徳川家にとても対抗できません。拝読ブログ:徳川家康は「天下の大罪人」だった?…“狸親父”と呼ばれた将軍・家康の「黒い野心」【教科書に載らない日本史】拝読ブログ:幕府の朝廷統制/禁教と寺社個別大名は徳川家に
全国の石高の総計は約三千万石ですがそのうちの七百六万石を徳川家が所有していました。これに親藩御三家の所有地を加えたものが徳川政権の土台をなしています。食料(コメ)を毎年生産できるこの資産(耕地と百姓)を全国の部下に配分して、幕府人員、旗本、御家人を支配する。拝読ブログ:江戸幕府のしくみ拝読ブログ:会津はなぜ朝敵になったか会津若松城と、徳川幕府の基礎を築いた保科正之の「会津藩家訓15か条」幕府人員、旗本、御家人を支配
幕府は一六六四年(寛文四年)に初めて全大名(一万石以上)に領知宛行状というそれぞれの領地と石高を確定した文書を一斉に与えました(寛文印知)。拝読ブログ:公家はどのように収入を得ていたか?拝読ブログ:チギョウアテガイジョウ(chigyouategaijou)領知宛行状
関ヶ原の戦いや大阪城戦に勝利して敗者の大名から取り上げた広大な領地や財宝を、部下や味方に再分配する。もちろん同時に自分の領地と資産は大幅に増加させます。拝読ブログ:話題のソシャゲ【信長の野望覇道】を初心者がやってみた感想拝読ブログ:テキストとしての人生―18世紀の書簡文化と文学における表現及び報告手段としての手紙自分の領地と資産は大幅に増加
征夷大将軍になればすべての武家勢力に自由に命令できるはです。実際にはこのシステムの維持に忠誠を尽くす実行組織を作らなければなりません。反抗するものは滅ぼす。服従するものには地位と金を与えて支配する。拝読ブログ:登っても峠を知らぬ欲の道。だから…拝読ブログ:「子供の作品を読んでられるか」最近の小説に物申す伊集院静が初めて手掛けた時代小説とは忠誠を尽くす実行組織
天皇の権威を利用して征夷大将軍にしてもらい、子孫代々に永久継承させる。子孫が絶えないように後宮を整備し、多くの子を設けて王族を形成する。古今東西の王者の常套手段です。拝読ブログ:箱根も席巻!なぜ「ピンク厚底シューズ」は好記録を連発するのか?走りの専門家が解説するメカニズム拝読ブログ:イスラム世界で西側諸国に怒り!自由主義の人権はなくなったのか、米国は日本も眼中にない可能性王者の常套手段
具体的には武力を持つすべての大名、個々の武士、僧侶、貴族、言論人、商人、百姓その他反抗しそうな者すべてを抑え続けるシステムを構築し、永久にそれを維持する。そのためには現状で利用できるシステムは最大限使います。拝読ブログ:成長期のスタートアップにおける、デザインシステムの考え方拝読ブログ:SI業界を研究!仕事内容や将来性、向いている人を徹底解説抑え続けるシステムを構築
徳川家が天下を平定する、晩年の家康が立てたこの長期目標はどのような内容だったのでしょうか?戦国武将として勝ち上がってきた徳川家康が最後に達成したかった目標は、抽象的に言えば、すべての武力を永久に抑える力を持つこと、だったといえます。拝読ブログ:【舛添直言】プーチン5選が確実な情勢に、欧州では「ウクライナ支援派」より「和平交渉後押し派」が多数派に拝読ブログ:中国のエコノミック・ステイトクラフト:経済と国防の一体化戦略すべての武力を永久に抑える
二代将軍秀忠(在職:一六〇五年―一六二三年)は家康が構築した日本支配の政治システムを強化しました。歴史上、次の三代将軍徳川家光(在職:一六二三年―一六五一年)の時代にいたって、この徳川日本の統治システムは完成した、とされています。家康が立てた長期目標は達成されました。拝読ブログ:長期目標は達成され拝読ブログ:目標を達成するためのロードマップの5ステップ長期目標は達成された
徳川家康は、天下を平定しようとしました。関ヶ原の戦い(一六〇〇年)に勝利した後、一六〇三年に朝廷から征夷大将軍に任命してもらいました。大阪城を陥落(一六一五年)させた次の年、七四歳で病死。家康は一六〇五年、実子徳川秀忠に将軍を継がせましたが、死ぬまで政治の実権を握っていました。拝読ブログ: 徳川家康の格言拝読ブログ:徳川家康弱者の戦略(文春新書1389)徳川家康
(95長期目標についてbegin)95長期目標について長期目標を立てる。人はなぜ長期目標を立てるのか?たとえば、天下を取る。半永久的に維持する。徳川家はなぜそれを長期目標としたのでしょうか?拝読ブログ:長期目標について拝読ブログ:温室効果ガス排出量を2030年までに実質ゼロへ。次世代インフラの構築と脱炭素の取り組みを両立するソフトバンクのネットゼロとは長期目標についてbegin
われ思う故に我あり(ルネ・デカルト一六三七年)、と言ってもはかないものだ、とすでに西行は言っています。いずれ身体そのものが消えていくのだから。■(94身体の存在論end)拝読ブログ:メルローポンティの身体論拝読ブログ:デレラの読書録:金原ひとみ『アンソーシャルディスタンス』身体の存在論end
風になびく富士のけぶりの空に消えてゆくへもしらぬわが思ひかな(西行一一八六年)富士の噴煙が拡散して消えるように私の思っていることも消えていく。拝読ブログ:富士山は噴火するの!?富士山噴火の被害予測と準備しておきたいこと拝読ブログ:富士山が今年に噴火した場合、横浜などはポンペイのようになる可能性は、あるのでしょうか。富士の噴煙
そうであるとすれば、夢から覚めて現実にここにあるように思えるこの自分の身体も、もしかしたら、自分がこう思っているだけで、他人には違うように見えているのかもしれない。身体の存在というものもそういう頼りないところがあります。拝読ブログ:眠りが浅いと色んな夢を見るのはなぜ?睡眠の質をUPするためにできること拝読ブログ:寝ても覚めても夢。夢から覚めて
夢の中でも自分の身体はあるようなので身体は存在している、といえます。それはしかし、目には見えていない。幽霊のようなものです。それは、自分が思っているだけの自分である、というべきでしょう。拝読ブログ:青木千絵拝読ブログ:私たちの身体(存在)は完璧にデザインされているという前提&Youtubeライブ配信のお知らせ身体は存在している
つまり:昔者莊周夢爲胡蝶栩栩然胡蝶也自喩適志與不知周也俄然覺則蘧蘧然周也不知周之夢爲胡蝶與胡蝶之夢爲周與周與胡蝶則必有分矣此之謂物化(紀元前三世紀荘子「胡蝶の夢」)、となります。拝読ブログ:荘子「胡蝶の夢」は物我一体の境地拝読ブログ:座右の銘荘子「胡蝶の夢」
夢で蝶々になっていれば人間として覚醒している現実も蝶の夢の中でそういうバーチャルリアリティを見ているのだ、ということもできます。拝読ブログ:【令和俳句叢書(その1)】胡蝶の夢拝読ブログ:「女のロマン」ははかなく散った…〝大谷翔平ロス〟日本人女性と結婚発表ふとした気付きでネットに溢れる嘆きを理解蝶の夢の中で
夢も現実も、どちらも自分が感じているから存在するのだ、という観点でいえば、区別する必要もない、相対的なものだ、と言ってしまうこともできます。拝読ブログ:夢と現実の区別もつかねぇなら夢とか見てんじゃねぇ!!拝読ブログ:おつかれ生です夢も現実も区別する必要もない
目に見えるものや五感で感じられる物事は、もちろん、身体の外側からくる光や感覚刺激からきている。外界の刺激と身体の内側からくる記憶再生や感情や気分がまじりあって、この世界が現れている、とも思えます。拝読ブログ:脳には触覚も痛覚もないのですか?考え事をしても頭になんの感覚もないのが普通ですか?拝読ブログ:『パースは日本と違って乾燥してて気持ちいけど・・・外界の刺激と身体の内側
夢は身体の内側だけで起きていることですから、そこで経験する物事は全部自分の身体が作り出しているのでしょう。そうであるとすれば、覚醒している時に感じ取っているこの世界も私の身体がこれを作り出している、ということもできます。拝読ブログ:生成AIが人間の感情やコミュニケーション能力を「拡張」する未来―行動変容や新たな文化創出のトリガーに拝読ブログ:いわさきちひろぼつご50ねんこどものみなさまへ自分の身体が作り出している
こんな夢を見た。と言っているから、今はもう起きていて夢を思い出して語っている、ということでしょう。つまり、ここにこの世界があって、その中に自分の身体があって、その身体がこの夢の話を語っているのだ、と思っているのです。拝読ブログ:人生に「夢を持つ」のはやめなさい…「自分は負け組だ」と落ち込む人が根本的に勘違いしていること拝読ブログ:あ、これ夢だってわかってしまいます。夢を思い出して
こんな夢を見た。腕組をして枕元に坐っていると、仰向に寝た女が、静かな声でもう死にますと云う。女は長い髪を枕に敷いて、輪郭の柔らかな瓜実顔をその中に横たえている。真白な頬の底に温かい血の色がほどよく差して、唇の色は無論赤い。とうてい死にそうには見えない。しかし女は静かな声で、もう死にますと判然云った。自分も確にこれは死ぬなと思った。そこで、そうかね、もう死ぬのかね、と上から覗き込むようにして聞いて見た。死にますとも、と云いながら、女はぱっちりと眼を開けた。大きな潤のある眼で、長い睫に包まれた中は、ただ一面に真黒であった。その真黒な眸の奥に、自分の姿が鮮に浮かんでいる。(一九〇八年夏目漱石「夢十夜」)拝読ブログ:こんな夢を見た。を見た。〜黒澤明監督に捧ぐ〜拝読ブログ:こんな夢を見た20240226こんな夢を見た
夏目漱石の「夢十夜」を読んでみます。拝読ブログ:夢十夜(Kindle版)拝読ブログ:全く伝わりません。夢十夜
外界を見ていない時、目をつぶっている時でも記憶している光景が思い浮かびます。寝ている時でも目の前に光景は浮かぶ。つまり夢を見ます。これは何だ。世界が感じられないのに世界は感じられる。夢は自分の身体が世界を作り出しているという経験です。拝読ブログ:世界の中に私があるのか、私の中に世界があるのか、どちらでしょうか?拝読ブログ:映像を作り出して異次元の世界へと旅立つ116現世を超える力体験談116回目116日目【現実と同じ映像を見る力パラレルワールド身体が世界を作り出して
私は、私の身体がここに存在している、と思っています。私が感じているこの存在感が存在の根拠である、と思っています。しかし、拙稿の見解によれば、その感覚は他人が私の身体を見て感じる存在感覚とそれほど違わない(拙稿41章「身体の内側を語る」)。もしそうであれば、私の身体の存在はあまりしっかりしたものではないかもしれません。拝読ブログ:体表面のバリア機能と体の内側拝読ブログ:オレがダンジョンになった件~オレの体内に「推し」や「幼馴染」が住み始めちゃったんですけど!?突然押しかけてきた三人の女の子とぼっちなオレの体内外同棲ダンジョン探索生活~身体の内側
アバターがメタバース内のパソコンやデバイスでアバターを作ってメタバースをしたらどうなるでしょうか?それを繰り返したらどうか?その無限後退の神秘感が身体の存在論なのかもしれません。拝読ブログ:無限後退【むげんこうたい】拝読ブログ:古典的ノイマン鎖の最初は最後と同等に特別である無限後退の神秘感
メタバースの中でアバターを動かす。自分の身体とどう違うか?変身願望か?しかしディスプレイのこちら側のこの身体は何なのでしょうか?拝読ブログ:体張る水原通訳に容赦なし…大谷翔平が「イジリまくる」誇張モノマネは「最大の癒し」拝読ブログ:令和6年中の不審者情報等こちら側のこの身体
自撮りをSNSに投稿して世界に頒布する、いまや健康的と思えるようになったスマホ趣味も、昔の人からみると病的自己顕示、非性的ではあるがエクスヒビショニストと見えるでしょう。拝読ブログ:SNSアプリ「BeReal」にZ世代熱狂リアル自撮りが流行拝読ブログ:SNSですごく自分をアピールする人と全然しない人の違いは何ですか?自撮りをSNSに
自分の裸体を顕示して性的興奮を得るエクスヒビショニストたちが顔だけを隠す、アイデンティティーの倒錯を描いた小説(二〇〇八年平野啓一郎「顔のない裸体たち」)。拝読ブログ:イン前日の撮影中止から27年「箱男」ベルリンに凱旋第74回ベルリン国際映画祭拝読ブログ:リリスの戸締まりアイデンティティーの倒錯
ぼかしを使うテレビの顔隠し肖像権が理由といいますが、顔を見て他人の心を識別するのも面倒だ、という視聴者の怠惰に忖度している、ともいえます。拝読ブログ:過去のベーシックインカム実験で人々が怠惰になった例はない拝読ブログ:SNSで物議『ザ・ノンフィクション』婚活特集に視聴者の“イライラ”が止まらない本当のワケ視聴者の怠惰に忖度
コロナはとっくに終わっているのにマスクは多い。マスク依存症と揶揄されます。イスラムの女性はなぜ顔を隠すのか?身体を見せることの安心と見せないことの安心。身体の内と外。無意識に自分の身体の存在感を意識している姿勢が見えます。拝読ブログ:ダルビッシュ有が否定する日本の根性論。「根性論のないアメリカで、なぜ優秀な人材が生まれるのか」拝読ブログ:身体の動きやカタチから「知」が生じるというロボットの設計論身体を見せること
テレビや動画に映る人の姿が、現代人にとっては、人間の典型でしょう。そのテレビセレブ、タレント、キャスターたちはモニター上の自分の身体に関心を集中して生きている。そのことを視聴者はよく知っています。拝読ブログ:モニター/ディスプレイ、その役割としての気づき、対話、再生拝読ブログ:~自分軸で考えよう~Z世代・ジェンダーとからだの話【国際女性デー関連イベント】モニター上の自分の身体
現代日本人は目の前の風景に自分の身体が置かれていることを痛いほど知っています。拝読ブログ:「自分の人生を生きていないとき」人は病気になる拝読ブログ:毎月タトゥーを入れてます体を“改造”し続ける女性が語った「理想のカラダ」自分の身体が置かれている
襟裳岬の平凡な農村風景。背後に迫る虚無。それを見渡している作詞者の身体がはっきりと見えます。拝読ブログ:人生どこを目指していけばいいかわからなくなった。拝読ブログ:新装版虚無への供物(下)(講談社文庫)背後に迫る虚無
さて昭和日本の最盛期、森進一が「襟裳の春は何もない春です」と歌う「襟裳岬」(一九七四年岡本おさみ作詞吉田拓郎作曲)。西行が愛でる日本の春を逆説として、当時の人々の心底を語る春の歌になっています。拝読ブログ:襟裳岬〜“何もない春です”と歌われた名曲にまつわる“色々...拝読ブログ:襟裳の春襟裳の春
三陸のつなみ濃尾の地震之を称して天災といふ、天災とは人意のいかんともすべからざるもの、人間の行為は良心の制裁を受け、意思の主宰に従ふ、一挙一動皆責任あり、固り洪水飢饉と日を同じうして論ずべきにあらねど、良心は不断の主権者にあらず、四肢必ずしも吾意思の欲する所に従はず、一朝の変俄然として己霊の光輝を失して、奈落に陥落し、闇中に跳躍する事なきにあらず、このときにあたつて、わが身心には秩序なく、系統なく、思慮なく、分別なく、只一気の盲動するに任ずるのみ、若しつなみ地震を以て人意にあらずとせば、此盲動的動作亦必ず人意にあらじ、人を殺すものは死すとは天下の定法なり、されども自ら死を決して人を殺すものはすくなし、呼息せまり白刃閃く此刹那、既に身あるを知らず、いづくんぞ敵あるを知らんや、電光影裡に春風をきるものは、人意...夏目漱石「人生」
明治の文人は心身の実体を存在論的に洞察しています。明治二九年、第五高等学校教授夏目金之助、のちの漱石、三〇歳の文章。拝読ブログ:『坊っちゃん』どころじゃない、夏目漱石の生まれてからずっと損ばかりの人生拝読ブログ:硝子戸の中(新潮文庫)漱石三〇歳の文章
人間は、意外と、なかなか死なないのが困ったものだ。自分の身体がいつまでも生きているのが問題だ、と兼好は書いています。拝読ブログ:「早く死にたい」とつぶやく高齢者に検査を勧める…現役医師が目撃した「高齢者専門クリニック」の悲惨な現状拝読ブログ:どこ?2024.02.1220:14なかなか死なない
つくづくと一年を暮すほどだにもこよなうのどけしや飽かず惜しと思はば千年を過すとも一夜の夢の心地こそせめ。住み果てぬ世にみにくき姿を待ち得て何かはせん。命長ければ辱多し。長くとも四十に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ。(一三四九年頃吉田兼好「徒然草」七段)拝読ブログ:今日も一人明日も一人拝読ブログ:日本人の生活習慣は「世界最悪」である…職業、年齢、性別を越えて共通する「座りっぱなし」という悪習慣命長ければ辱多し
さらに時代が下ると作者の身体が中心に見えてくる記述もあります。徒然草命あるものを見るに人ばかり久しきはなし。かげろふの夕べを待ち夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。拝読ブログ:キャリア甲子園チャレンジ中!拝読ブログ:吉田兼好「高名の木登り」『徒然草』より【短め】徒然草
たしかに自分の死を語っていますが、実は、いま生きている自分の身体を語っています。拝読ブログ:スポーツの上達にも、不調改善にも必要な“あること”とは…?プロが語る「自分の身体を操る方法」拝読ブログ:体をなでたり、たたくと心身のつらさがやわらぐことも/心がザワつくときに試してみたいお守りレシピ④自分の身体
少し下った時代の先端の歌人は、自分の身体の存在をしっかり見ることができます。ねかはくは花のしたにて春しなんそのきさらきのもちつきのころ(一一一八~一一九〇年西行)拝読ブログ:西行は待賢門院璋子と「一夜の契り」を交わしたのか――日本文学史最大の謎を追う拝読ブログ:西行花のしたにて春死なむ西行
清少納言の感覚は研ぎ澄まされている。自然を的確にとらえています。しかしそれを感じている彼女の身体はどこにあるのか?その語りを聞く人には語る人の存在が分かるけれども、それを語る彼女自身は、自分のその身体の存在をほとんど感じていないであろう、と思われます。拝読ブログ:再婚してすぐに夫と死別し、子どもを連れて各地を転々…平安時代の天才作家・清少納言の意外な老後拝読ブログ:「女から見てダメな女をなぜ恋人にするのか」清少納言の痛烈な男性批判…平安の女性が自著を出した深いワケ清少納言の感覚
枕草子(一一〇〇年ころ清少納言)を読んでみる。春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。夏は夜。月のころはさらなり。やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。拝読ブログ:【まんがで枕草子】気まずい(汗)。悲しい話にみんなが泣いている時、自分だけ1ミリも涙が出ない!拝読ブログ:大河ドラマ「光る君へ」登場人物たち、「枕草子」の清少納言が書くと……!!【随時更新】枕草子
昔の人は自分の身体の存在を、どう思っていたのでしょうか?拝読ブログ:心、身体、そして腹落ち。拝読ブログ:『未来は決まっており、自分の意志など存在しない。心理学的決定論』自分の身体の存在
しかしなぜここに、自分の身体というものがあるのか?身体は存在するのか?それは、どう存在するのか?人は自分の身体が、どう存在すると思っているのか?つまり問題は、身体の存在論です。拝読ブログ:最上和子@walhallahlaw拝読ブログ:心身二元論の起源身体の存在論
透明人間になれば人に見られることもない。ついでに音もたてなければ悪いことをしても捕まりません。幽霊と同じです。拝読ブログ:透明になれなかった僕たちのために拝読ブログ:人間性までは透明にならない透明人間になれば
完全に健康で、身体があることを気にしなくてよければ何も問題がない、ともいえます。身体がなければよほど気が楽になるでしょう。病気になることなど気にならない。容姿を気にすることもなくなるでしょう。拝読ブログ:「肉より魚」「1日1万歩」こんなになった!60歳すぎたらNG《間違いだらけの健康法》拝読ブログ:Whatisashortsleeper?Introducingaveragesleepingtime,itsimpactonhealthandlifespan,andcelebrities完全に健康
生物の身体は複雑で驚くほど高機能。こういうものがなぜあるのか?(拙稿58章「生物学の中心教義について」、拙稿77章「いのちの美しさについて」、拙稿91章「川は生きているか?」)拝読ブログ:「生物」とは何か?「細胞を基本単位とするもの」「子どもを作るもの」でははみ出るものがある拝読ブログ:だから頭が良くても悪くても生きづらい…日本社会がうまくいかない根本原因は「平等バカ」にあるなぜあるのか?
死ぬから生きる。生きるから死ぬ。といえます。拝読ブログ:いつか死ぬからこそ"今"が輝く拝読ブログ:死ぬのは怖いから生きる死ぬから生きる
年を取ると癌になるからいやだ、と気にする人は多い。これも、生物は細胞が分裂するから癌になる。しかしそもそも、細胞分裂のおかげで生物の身体は更新され維持されています。拝読ブログ:《がん最新情報》10年生存率は59.4%、4人の名医に聞いた「実は治りやすいがん」拝読ブログ:「高齢者は年金をもらいすぎだ」世代間不平等を訴える人の根本的勘違い年を取ると癌になる
人体など数種の大型動物は数十年を超える長寿命です。これらの動物種に近いほど長寿命の人工自律機械はありません。人工衛星はメンテナンスなしで十年以上稼働する長寿命機械ですが、自動回復はできません。拝読ブログ:月面着陸成功の「SLIM」人工衛星からの撮影に成功NASA拝読ブログ:4月/東京ビッグサイトで開催-ロケット・衛星の設計/製造など人工衛星
七七年使って、あちこち壊れてきてはいるが、まだ全体の機能停止には至っていません。壊れたところも、ある程度は、自動的に回復したりする。拝読ブログ:【ポケモンSV】おまかせ回復のやり方【スカーレットバイオレット】拝読ブログ:Windowsのいろんな復旧機能、どう使い分けるの?(最近の「リカバリーディスク」の作り方)自動的に回復
(94身体の存在論begin)94身体の存在論爪を切ってやすりで丸く削る。すぐ長くなるので、いつも削らないと気になってしまいます。いくら年をとっても爪は成長するらしい。拝読ブログ:延長」とは何か?拝読ブログ:経験的身体の自己形成について身体の存在論begin
山火事は起きる。かならず林冠のギャップはできます。そこからすかさず若い稚樹が伸びていくでしょう。■(93ギャップダイナミクスend)拝読ブログ:タヌキくらう人びと拝読ブログ:生態系に多様性をもたらす撹乱「中規模撹乱仮説」についてギャップダイナミクスend
狭小な悪意ではなかなか世界制覇は成し遂げられません。自分が作り出す善意ある世界制覇の可能性を信じなければ、壮大な世界的システムを作ることは思いつきません。世界中の人々が、喜んでついてきてこれを使いはじめるはずだ、という確信。自己の創出技術への(誇大妄想的な)自信がまず必要です。拝読ブログ:夢を叶えた人たちは、なぜ共通して「誇大妄想」を抱いているのか拝読ブログ:ヴィン・フックの男子学生、人工知能の理解力に驚く誇大妄想的な自信
この思想に共鳴する大富豪が争って投資し、セブンはマグニフィセント(Magnificent壮大な、畏敬すべき)になりました。拝読ブログ:ご寄付者様からメッセージをいただきました!ここに感謝を込めて紹介させていただきます!拝読ブログ:「仮想敵国に工作員送り込んで諜報&調略実施」するのは「独立国家として当然の行動」ですし、ねえ・・(;´д`)トホホ・489(ソ連の時も「この手の宮廷闘争ネタは大概眉唾物」でしたし・・)大富豪が争って投資
いずれにせよ、オープンAIも、グーグルをはじめとするマグニフィセントセブンも、アレキサンダー大王と同じように善意ある征服者です。彼らはいずれも、世界に普及すべき(多言語)汎用のデジタルプラットフォームを作って人々を幸福に導くべく善意ある世界制覇を目指しています。単に荒稼ぎを求める成り上がり資本家ではありません。拝読ブログ:落とし物、安全で目立つ場所に…それは「善意のはやにえ」です大阪の男性、厳選の写真40点、伊丹で展示拝読ブログ:本当の善意と愛善意ある征服者
その善意の意味が企業の創始者が違うと、すこしずつ違っているところが面白い。拝読ブログ:ゼロから大企業を築いた偉人たち拝読ブログ:スタートアップ経験者が日本の大企業に戻ってこないと、日本は厳しい企業の創始者が違うと
「人類にとって安全かつ有益な人工知能を開発し、グーグルのような巨大企業の利益追求型AIラボに対抗する役割を果たす」という理念に基づいて開発業務を実行する会社です。つまり善意ある世界制覇を目指しています。拝読ブログ:企業理念拝読ブログ:社会人なら知っておきたい会社の基礎知識②会社の戦略(前編)理念に基づいて開発業務を実行
オープンAI社は、英語の企業です。二〇二二年に生成型人工知能ChatGPTを無料で利用者に提供するサービスを開始し、わずか二か月で一億人のユーザー登録を獲得しました。世界中の人が驚き恐れた世界制覇です。拝読ブログ:「これで世界史は大きく変わった」アレクサンドロス大王を32歳で早逝させた"ある飲み物"拝読ブログ:メジャーリーガー大谷翔平〜2023伝説と代償そして新たな章へ〜【前編】驚き恐れた世界制覇
たとえば生成型人工知能などを作ってみたい、と思っても、英語の巨大なデータベースがなければなかなか取り掛かる気がしないでしょう。拝読ブログ:GPT-4とは?特徴やできること・GPT-3.5との違いを事例で徹底比較!拝読ブログ:ソフトバンクの「AI開発集団」が狙う日本の復権海外任せでは「丸裸」、ネット敗戦の雪辱を期す英語の巨大なデータベース
現代では、インディアンやフランス人など、英語育ちでない言語の人はこれがないので世界を征服することを思いつきにくい。拝読ブログ:英語脳の意外なデメリット【大人でも間に合う?】拝読ブログ:バイリンガール吉田ちかさん(前編)シアトル育ちの帰国子女がYouTuberに英語育ちでない言語の人
アレキサンダーのギリシア語。ローマ帝国のラテン語。大英帝国の英語。そしてアメリカンイングリッシュ。拝読ブログ:White「白人」は失礼?人種や肌の色の呼び方、エスニシティによる英語表現拝読ブログ:映画『アメリカン・ユートピア』公式アメリカンイングリッシュ
現代のマグニフィセントセブンは英語の人々です。英語は世界一の言語です。英語で理解できないものは現代のこの世界に存在しない、と思っています。拝読ブログ:国別英語話者数ランキング拝読ブログ:たまには英語について雑談を英語は世界一
当時、ギリシア語は世界のすべてを理解できる言語だった、と思われていたからでしょう。ギリシア語を使っている限り、この世で不可能なものがあるはずがない、と彼は思っていたのでしょう。拝読ブログ:AIの世界から外へ異才の数理生物学者が語る「天然知能」の可能性拝読ブログ:哲学と科学を合わせ鏡に世界を理解する試みファルシッド・ジャラルヴァンド『サルと哲学者:哲学について進化学はどう答えるか』(レビュー)世界のすべてを理解
アレキサンダーは、なぜ、世界制覇を思いついたのか?歴史家は種々の理論を唱えていてそれぞれ正しいのでしょうが、一つは彼がギリシア語を使う征服者だったから、といえます。拝読ブログ:日本より小さい島国のイギリスが「世界帝国」になれた世界史の新常識拝読ブログ:(第39回)かつて世界を制覇した日本半導体産業の凋落なぜ、世界制覇
善意ある世界制覇マケドニアファランクスを完成させてペルシア世界の制覇をなしとげたアレキサンダー大王。卓越した軍事力に加えてアリストテレス直伝の理想を具備していました。東洋世界を席捲して正しいギリシア文明を普遍化する、善意に満ちた征服者でした。拝読ブログ:夢は世界制覇AIチャットボットで社会繋ぐ女性起業家J-Startup選定企業、ビースポーク社長綱川明美氏拝読ブログ:ウェイクサーフィン世界制覇して映画作ってなんたるアメリカンドリームでしょ〜すごすぎて笑っちゃうw善意ある世界制覇
急拡大する西部開拓の夢。フロンティアスピリット。皆が喜ぶ理想のデジタルプラットフォームを作って、善意ある世界制覇を目指す。拝読ブログ:プラットフォーム・エンジニアリングとは、先進的なテクノロジを活用したプラットフォームにより、アプリケーションのより迅速なデリバリとビジネス価値の創出を可能にする革新的な手法です。拝読ブログ:ハイブリッドクラウド時代、AI時代の“理想のインフラ”とは何か理想のデジタルプラットフォーム
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共同の長期目標はどこにあるのでしょうか?経済成長。地球温暖化対策。百年人生。拝読ブログ:SDGsの取組み拝読ブログ:「ベンチャーキャピタルに関する有識者会議」について共同の長期目標
長期目標は見えていません。少子高齢化で若者の希望は見つかりません。若者は、受験競争、就活、婚活、会社格差、資産格差の壁を這い登らなければなりません。個人のサバイバルと幸福の追求で忙しい。拝読ブログ:「社会課題解決チルドレン」は鍛えて育てよう――等身大で課題は考える拝読ブログ:努力で成功を掴む人々の特徴:地道な努力がもたらす大きな成果個人のサバイバル
さて、明治維新から百数十年後、今日の日本は、再び、というか何度目かのアンシャン・レジーム、システム老化、つまり幕末のような、閉塞状況に陥っている、といわれます。拝読ブログ:第3回フランス革命に対する二つの態度~バークとカント拝読ブログ:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:近代君主制のアーキタイプアンシャン・レジーム
国際序列の追求、これは分かりやすい。世界第五位。列強。非白人国のトップ。若者に誇りと夢を与える。これが徳川封建システムを代替する新しい長期目標になったといえるでしょう。拝読ブログ:日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性拝読ブログ:ベトナムの政治経済情勢:トゥオン国家主席の辞任国際序列の追求
伊藤博文ほか、松陰門下生が構築した明治政府はこの帝国主義を推し進めて、五十年後、日本を世界列強(一九一九年ベルサイユ条約五列強:英仏伊米日)に押し上げました。拝読ブログ:幕末、「後進国」なのに列強を退けた日本に学ぶ現代安全保障論拝読ブログ:帝国主義の時代日本を世界列強に
幕末最先端の攘夷論者吉田松陰は以下の持論を語っていました。国は発展しなければ衰退する。幕府の鎖国主義は誤りである。成長なければ縮小あるのみである。蝦夷からカムチャッカに侵攻し朝鮮と満州を取り、台湾、フィリピンに進んで内外に進取の勢いを示し、ともに栄え、その住民をいつくしみ社会人を育成してこそ善く国を保つことができる。(一八五四年吉田松陰「幽囚録」)拝読ブログ:吉田松陰拝読ブログ:吉田松陰の思想と弟子たちによるその実現吉田松陰
それが対外国意識、国力、国際序列意識、ナショナリズムへ発展していきました。拝読ブログ:韓国の「0.72ショック」拝読ブログ:米国・EU・日本・中国・ロシア・インド--世界6大国の戦力を分析する《若手記者・スタンフォード留学記36国際序列意識
古臭くなった徳川システムの長期目標は見えなくなり、結局は新しい目標が望まれるようになります。拝読ブログ:日本橋と渋谷、虎ノ門他の再開発。拝読ブログ:歴史作家の河合敦さんがいざなう新しい日本史の世界古臭くなった徳川システム
長期目標とそれを支える倫理に飽きが来ます。徳川システムつまり公儀の権威に対する恐怖心が弱まる。役人も怠惰になってきます。拝読ブログ:「女性社員のライフとキャリア」両立支援が本格始動拝読ブログ:虚無感とは?7つの原因とひどい虚無感に襲われたときの解消方法長期目標に飽きが来る
家康の後、百年くらいは徳川システムの長期目標は着々と達成され完成に近づいていると思われていました。しかしその後、十八世紀になると、歴史上、天下泰平と呼ばれる時代になる。家康の目指した長期目標が忘れられてきます。保守安定志向が強化されるばかりとなりました。拝読ブログ:仙台藩首切りしない生き残り策拝読ブログ:国宝久能山東照宮夜間特別拝観「天下泰平の竹あかり」天下泰平
そもそも、社会システムの永久化という概念が実行不可能なのでしょうか?拝読ブログ:先駆者たちが見据える2050年の景色Vol.3~AIと生命科学の進化がもたらす「人生120年時代」~拝読ブログ:社会システムを改善するきっかけに社会システムの永久化
徳川家康の長期目標は、封建システムの永久存続を狙っていたのか?それとも、結局は徳川家の繁栄の永久化だったのか、家康没後二百数十年で、どちらも同時に崩壊してしまいました。拝読ブログ:「21世紀の貴族制」を正当化する現代の「聖職者」拝読ブログ:日本はデジタル封建制を楽に乗り越えられると信じる理由封建システムの永久存続
逆にいえば、徳川政権は、これら西洋の技術、組織システムの導入を否定し続けてきました。典型的な反西洋化の政策であった蛮社の獄(一八三九年)の推進者であったといわれる鳥居耀蔵は、四民平等など西洋思想の流入が日本のシステムを侵食し文化的破局から社会経済も破滅にいたる、との信念で言論人の弾圧を強化した、とされています。拝読ブログ:日本の絵画作品で写実的な作品が描かれるのが遅かったのはなぜでしょうか?拝読ブログ:ひとりの男によって人類の価値観は一変した西洋思想の流入
世界先端の兵器、兵制の導入。新技術、新産業の展開。税制、教育、エリートの育成。言論、議会。明治になって急速に整えてきました。拝読ブログ:AUKUS、日本との協力検討=先端軍事技術の開発で―米英豪拝読ブログ:「知能」持つAI兵器が人間に投げかける二つの問い結果責任は誰が世界先端の兵器
明治維新後の国家スローガンが富国強兵、殖産興業であったことから推測すると、これらの目標が江戸期の徳川システムには欠けていたという強い反省があったのでしょう。拝読ブログ:タブー編22/天皇を超えろ諸々大作戦拝読ブログ:斉昭、松陰の発想が是!?阿部正弘の評価との違いに物申す徳川システムには欠けていた
アヘン戦争で崩壊した清の威信。非西洋全域の植民地化の危機。日本の独立を維持できる革新的な新国家システムの必要性をだれもが痛感するようになりました。拝読ブログ:官民関係の変容と「レスポンシブル・ロビイング」-再生医療分野の研究開発と規制形成を事例に-拝読ブログ:成果が出ないからといって研究開発をやめてはいけない革新的な新国家システム
国内的には安定的に稼働していたこの徳川システムでしたが、最後に欧米から出現した帝国主義のグローバルな外圧に揺らいでしまいました。拝読ブログ:坂本龍馬は「大事業のコーディネーター」だったと言える理由拝読ブログ:中江兆民論帝国主義のグローバルな外圧
システムの初期設定はうまくいきました。結果、二百六十年にわたって徳川システムは維持されました。過去の武士政権よりずっと長期に安定しました。当時の諸外国と比較しても、世界史的な大成功というべきでしょう。拝読ブログ:第1回世界史へのまなざし拝読ブログ:【ニッポンの世界史】世界史的な大成功
西洋の海からの侵略を防ぐ。これには清国の例に倣って鎖国政策を採用しました。拝読ブログ:清拝読ブログ:シュリーマン旅行記清国・日本(講談社学術文庫(1325))清国の例に倣って鎖国
朝廷を抑える禁中並公家諸法度(一六一五年)を制定し、在御所駐留軍として京都所司代を置く。朝廷を京都市内に隔離し、外から天皇と直結して勢力を強化しようとする武力を遮断する。地方に起こる宗教一揆や百姓一揆をていねいにつぶしていく。拝読ブログ:日本史江戸2家康〜秀忠;武家諸法度・禁中並公家諸法度拝読ブログ:江戸幕府と朝廷の関係。禁中並公家諸法度
それは間違いではありませんが、楽観がいきわたって全国に活気が満ちあふれるには、もうすこし大きな目標が必要でしょう。拝読ブログ:給食楽しいね♪(年長)拝読ブログ:全国中学学校対抗の撤廃もうすこし大きな目標
今の時代、科学技術立国あるいは観光立国を目指そう、ということになっています。それは実現可能にみえるから将来は楽観できると思うことにしよう、ということです。拝読ブログ:日本が本気で観光立国を目指すなら「縦割り排除」を!辛坊治郎が憤慨拝読ブログ:「日本人はヤバい」オーストラリア人が「日本のうなぎ」を食べて「衝撃の感想」を漏らした理由観光立国
個人の希望は、将来を楽観できる社会の上に作られます。いつかマイホームを購入できる、自動車を所有できる、自分の会社が大きくなっていく、という夢を信じられる。成長期の日本がそうでした。拝読ブログ:未来は楽観的な人たちによって形作られる(TED)拝読ブログ:持続可能なモビリティー社会の実現を目指してEVシフトが加速する将来を楽観できる社会
諸国はそれぞれ明日の希望に賭ける。個人、家族の幸福。国民の幸福のために政府は雇用、起業、教育、福祉、治安を推進しますが、その基礎はもともと個人の希望からくる。拝読ブログ:いろんな花が咲き始めております。野ウサギもちょこちょこ出てきました拝読ブログ:スポーツ大臣、ラゴス国立競技場の閉鎖を命じる希望に賭ける
そして資本主義を支えるものは明日への夢しかない。そうであれば現代人が救われる道は、なけなしのリソースを明日に投入するしかありません。拝読ブログ:甘えてる拝読ブログ:障害者でも夢を追いかけることはできる~夢の追いかけ方明日への夢しかない
現代世界でいまや信頼できるものは、結局、資本主義しかないようです。社会主義も独裁政権も、そのほかの統治システムも結局は幸せをもたらさない。長くなさそうにみえます。拝読ブログ:【お金持ち増加中】あなたは上位何%?富裕層に関する最新レポートについて解説拝読ブログ:「意識高い系」資本主義が「賃金UP」を抑えている訳結局、資本主義
明日の夢があり、投資がなされ、技術が普及し、教育が敷衍し資本主義システムは回転する。逆にその回転が阻害されると夢はしぼむ。社会は停滞します。悲観が蔓延する。人口も増えない。個々の人生はだめになっていきます。拝読ブログ:第三次産業と第二次産業の激増がブラック企業と少子化の元凶だ!!(2020年代編))拝読ブログ:8000万円リタイア生活の状況(1年と8か月目)資本主義システムは回転する
明日になれば収入も財産も増える、しかもそのあと増え続ける、という予想が確かでなければなりません。それでこそ機関車は改良され、鉄道は敷かれ、駅前に店舗が立ち並びます。資材を作る工場は敷地を買い増し、工員を募集するでしょう。拝読ブログ:太るほど食う金がなかった20代拝読ブログ:勤続年数が長いとFIREも一般的には有利になる収入も財産も増える
悲観が蔓延すると資本主義は危うい。だれもが自信をもって明日を夢見ていないと、資本主義の社会はだめになります。拝読ブログ:宇多田ヒカルがずっと思ってる『信念』拝読ブログ:「AIによるおすすめとリアル体験に苦悶する」悲観が蔓延
江戸時代がそうであったと現代人が夢想するような泰平安楽のユートピア、その平和と安逸を資本主義社会に求めることは間違いでしょう。拝読ブログ:ユートピアを求めて拝読ブログ:戦争はなぜ起きるのか(後編)大東亜共栄圏というユートピアニズム泰平安楽のユートピア
逆にいえば、資本主義の継続のためには、バブルとその崩壊を永久に繰り返すしかない、資本主義社会に継続的安定はない、と言わざるを得ません。拝読ブログ:エコファイヤー(ECO&FIRE)拝読ブログ:アジア:力強い経済成長を遂げると見られる一方で政策課題も継続的安定はない
コントロールがうまくいけばよいとも限りません。予想が付きにくい将来の不安が常時停滞するため悲観が消えません。経済の成長が永続すると信じられる楽観的世界観が、ある程度、あるいは相当程度、資本主義の継続には必要なのではないでしょうか?拝読ブログ:将来が不安拝読ブログ:将来、一人で生きていこうかなと思ったことがある人へ将来の不安が常時停滞
余裕資金の一部が株式や土地の投機に回る前にデフレ圧力が相殺すればバランスが取れますが、なかなか安定したコントロールはむずかしい。拝読ブログ:黒田総裁の壮大な1550兆円相当の実験、出口は植田氏に託す拝読ブログ:物価2%動かぬ期待デフレ圧力が相殺
個人や会社の中に増えた余裕資金があり、楽観的世界が長期に続くと本気で感じる人が増えると、突然バブルが起きます。ます。拝読ブログ:バブルが弾け「親より豊かに」という夢はついえた…日本は「実質的に破綻状態」と言えるワケ拝読ブログ:バフェットの遺言「資産の90%をS&P500に投入せよ」に私たちが従ってはいけないワケ突然バブルが起きる
政府は、デフレを嫌う場合、この好循環エンジンを駆動するために大量のお金を社会につぎ込む、金融緩和、財政出動が政府・中央銀行によって行われますが、これだけでバブルが発生することはありません。拝読ブログ:”植田日銀“始動目指すは「賃金も物価もあがる好循環」拝読ブログ:世界最高水準の研究大学へ、東大が計画する独自基金1兆円のインパクト好循環エンジンを駆動
将来を楽観視できるためには、過去の歴史に見られるように経済状況が年々向上することです。これもまた正のフィードバックになっていて、景気上昇と楽観が好循環となります。拝読ブログ:好循環にある「好」の意味は何か?拝読ブログ:“植田日銀”課題は大規模緩和の「出口戦略」金利上昇すれば住宅ローン増加景気上昇と楽観が好循環
悲観的世相は、ますます臆病になる国民から規制を要望する傾向が強くなるので、マスコミも規制、抑制を支持する発言を多く取り上げる。正のフィードバックが長期間働いて、なかなか活気が出ない、となります。パンデミックと人流規制のようなものでしょう。資本主義の成長にはよくない悪循環となります。拝読ブログ:時間外労働の上限規制を踏まえた働き方改革を求める緊急要望拝読ブログ:スタートアップ育成プログラム「J-Startup」2023年選定企業発表規制を要望する傾向
故にバブルを予防し規制するには、余裕資金を退蔵させ、将来への悲観を喧伝すればよいでしょう。しかしそれをするほど時間遅れで社会が停滞します。生産性の低下、潜在失業、モラル後退、犯罪増加が起こります。拝読ブログ:熟練兵の損耗。ウクライナ軍に広がる悲観論拝読ブログ:ノア・スミス「シリコンバレー銀行はなぜ経営破綻したのだろう?」(2023年3月11日)将来への悲観を喧伝
富裕層や会社に余裕資金があり、国の将来を楽観視する世論傾向があるときバブルは発生します。余裕がなく悲観的世相であるときは発生しない。拝読ブログ:銀行セクターの混乱を受け、米国の金融政策は慎重かつ楽観的に歩みを進める拝読ブログ:国の決意が現れたアクティブ・サイバー・ディフェンスの言及日本のセキュリティ体制と経済安保の行方とは国の将来を楽観視する
政府、マスコミはバブルを警戒し防止策を張り巡らしますが、バブルを防げば防ぐほど、社会は停滞し緩慢な破滅に近づくとすれば、どうすればよいのか?拝読ブログ:緩やかに人類が破滅するのは、どんな未来のシナリオでしょうか?拝読ブログ:現代社会が人間を疎外していく過程感じる「セロトニン」小澤英実が薦める文庫この新刊停滞し緩慢な破滅に近づく