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  • 日本国家の起源

    吉田松陰が、松下村塾で講義した過激な国家論が、日本国家の起源、といえます。国は発展しなければ衰退する。幕府の鎖国主義は誤りである。成長なければ縮小あるのみである。蝦夷からカムチャッカに侵攻し朝鮮と満州を取り、台湾、フィリピンに進んで内外に進取の勢いを示し、ともに栄え、その住民をいつくしみ社会人を育成してこそ善く国を保つことができる。(一八五四年吉田松陰「幽囚録」)拝読ブログ:建国から約2700年世界最古の国、日本の歴史【前編】拝読ブログ:日本の正式名称は?大日本帝国とは違う?日本国家の起源

  • 日本という国民国家 begin

    (103日本という国民国家begin)103日本という国民国家明日の夜は家族でテレビを見るでしょう。紅白歌合戦は、日本の国民イベントです。日本といえば世界に冠たる国民国家、と(日本人には)思われています。この国民と国民国家は、十九世紀の中ごろ、明治維新によって生まれました。拝読ブログ:日本のナショナリズムと国家アイデンティティ――近代形成から戦後再編、そして多文化共生へ拝読ブログ:「国民国家」の起源と移民排斥日本という国民国家begin

  • 車輪の世界制覇 end

    過去の歴史は、それが記述される頃には、現在状況ではなくなっているので、日常的な退屈なインフラストラクチュアになっています。忙しい現代人の目には映らなくなります。それが現在的存在を作っていて未来がそこから芽生えていくことを、今現在言ってみても、理論でしかなく、空想でしかありません。■(102車輪の世界制覇end)拝読ブログ:「車輪」がこんなにも奥深いと知っていますか拝読ブログ:“日本製の鉄道レールが世界を制覇する”車輪の世界制覇end

  • 過去三千年の古代、中世

    今、私たちが見ている現代文明は、未来の歴史家の記述では、スマートフォン、あるいはコロナワクチンによって支えられている、と書かれるでしょう。過去三千年の古代、中世と呼ばれている文明は、車輪あるいは農業牧畜によって支えられていた、と書くこともできます。拝読ブログ:スカートはどうして女性の服に?その歴史と背景を紐解く拝読ブログ:せっかくの改良したものの前線に反映できなかった【1式重機関銃】過去三千年の古代、中世

  • 基礎科学の研究と応用

    過去の文明になかった現代文明の特徴は、基礎科学の研究と応用が各国の競争と協力によって新産業を生み出し、経済と生活を向上させるという図式が、世界にいきわたっていることです。拝読ブログ:機械学習と理論物理学拝読ブログ:生物を参考にする発想手法と最前線の研究事例を書籍化―『バイオミメティクスは、未来を変える』―基礎科学の研究と応用

  • エネルギー変換技術と融合

    車輪は、実用価値が他の道具に比べて飛躍的に高いがゆえに、短期間で世界に普及しました。近代には産業革命を導き、エネルギー変換技術と融合して、さらにその実用価値を高め現代文明必須のインフラを構成しています。拝読ブログ:中学技能教科「技術・家庭科」攻略、エネルギーの変換と利用拝読ブログ:持続可能な社会の実現に向けたエネルギー変換技術の現状と将来展望~国別では中国がリード~エネルギー変換技術と融合

  • スピンと波動の概念

    回転運動の概念は、スピンと波動の概念を生み出し、物理学の基礎を作りました。拝読ブログ:電子スピン共鳴(ESR)の理論と共鳴条件の解説拝読ブログ:電磁波|電場と磁場が連動して伝わるエネルギーの波スピンと波動の概念

  • 電波・光通信

    電動モーターの概念からは電磁誘電の科学が生まれ、電波通信の発明によって、今日の通信機械が大発展します。電波技術を発展させて、前世紀に発明された光通信技術は今世紀に入って完全に社会インフラになっています。これらの基盤技術の基本概念は、車輪の回転運動の数学的表現(微積分)を基礎としています。拝読ブログ:電磁波の速度は光速なのか拝読ブログ:オンラインゲームにおすすめの光回線8選!プロも使う最強のネット回線は?電波・光通信

  • 劣化の概念

    家の洗濯機が故障しました。数年以上、毎日使っていたので回転部分が摩耗したようです。ベアリングの摩耗は回転機械の寿命です。部品を交換するか、全体を買い替えるかしないと、使用を続けられません。劣化の概念は車輪の利用から発生した、と思われます。拝読ブログ:塗装の原点「素材を守る」能力が凄い!劣化した黒樹脂バンパーにも使える「野獣」の名をもつ塗料拝読ブログ:「摩耗」と「磨耗」の違いとは?分かりやすく解釈劣化の概念

  • 科学と機械の原点

    車輪は天体の運行を表現する、という見方からは、科学の起源、といえます。同時に機械技術の原点ともいえます。現代文明が科学と機械の実用化を基礎としているとみれば、車輪はその物理的な実体、と言えます。拝読ブログ:「機械の原点」工作機械、日本がものづくり立国として世界をリードできるワケ拝読ブログ:機械へのオマージュ—機械遺産にみる日本文化科学と機械の原点

  • 回転という構造概念

    左右両足の交互運動をフリップフロップの回転とみなす見方は車輪の回転として現実化しました。さらに回転という構造概念は、古代の人々の思想の基礎的な要素となり、昼夜、夏至と冬至、天体の回転を観察することにより、歴史の変遷や輪廻の概念を生んだと思われます。拝読ブログ:投球の力学メカニズム(2)−バックスピンは運動連鎖−拝読ブログ:京大と鹿島、月や火星上の人工重力施設に関する共同研究を本格スタート回転という構造概念

  • 車輪は両足歩行と同じ

    車輪は両足歩行と同じように、前方へ進行する機構です。交互に左右の足を出して進行、という機構原理を車輪へのアナロジーと見立てることができます。丸い車輪の上部と下部が百八十度回転によって交代することと、右足が左足の前に来ることとを、位相の交代とみることができます。この機構原理を、現代では、コンピューターのビット記憶素子に使い、計算の進行ステップとして利用しています。拝読ブログ:人類が二足歩行になった過程と絶望と拝読ブログ:「子どもは何歳になると横断歩道を安全に渡れるのか?〜小学生の交通事故予防について考える」坂本昌彦車輪は両足歩行と同じ

  • 人類文明の必然

    人間の活動というものが自身の身体あるいは貨物を移動させることであれば、荷重を移動させる機能は結局、車輪によって行われます。陸上ばかりでなく、船舶による海上の移動、あるいは航空機による空中の移動もまた、プロペラやタービンの回転を使う。肉体の両足では実用にかないません。生物は回転できない。車輪は人類文明の必然であった、と言えます。拝読ブログ:「もしチンパンジーの団体が飛行機に乗ったら?」…進化論的にみた人類の有する能力の“異常さ”拝読ブログ:ルッキズムは人類にとって必然の事だろう・・・・。人類文明の必然

  • 世界制覇の最終形態

    エンジンの普及とほぼ並行して、発電機と電動モーターの実用化が産業と生活に波及し、二十世紀の電化時代が到来します。地下鉄から新幹線に至る電動車輪の全盛期の最後には、今世紀に至り、電気自動車の普及が車輪による世界制覇の最終形態となりそうな勢いです。拝読ブログ:時代の終焉を飾る“セダン最終戦”はシボレーのカサグランデが連覇。自身3度目の王座に/SCB最終戦拝読ブログ:【Netflixの挑戦】ノーベル賞作家ガルシア=マルケスの名作『百年の孤独』実写化の舞台裏「最高の作品に必要なのは野心だけ」ラテンアメリカから“世界制覇”へ配信最大手の戦略とは世界制覇の最終形態

  • 鉄道と自動車が現代文明の基盤

    蒸気機関の実用化が普及するとすぐ続いて、石油を使う内燃エンジンが実用化され、自動車が出現しました。試作機の段階まで達したものは一九世紀から出現しましたが、数十年の開発競争の結果、ダイムラーなどが実用の自動車のシステムを確立し大量生産の時代がはじまりました。二〇世紀は、鉄道と自動車が現代文明の基盤を作っていきます。車輪の要素としての鉄道のレールと自動車のゴムタイヤが進化の極限に達したことは、これらの基本形が二一世紀になっても変わらないことからも、見てとれます。拝読ブログ:NEC、空の移動革命の実現に向けて空飛ぶクルマの管理基盤構築に着手、試作機の浮上実験に成功拝読ブログ:京都観光で車が不便と悩むあなたに!鉄道と自動車が現代文明の基盤

  • 輸送と交通の大革命

    蒸気機関車と蒸気船の出現は、輸送と交通の大革命でした。19世紀の世界は、これらのエンジンの普及によって、景色がまったく変わりました。車輪の世界制覇は新しい段階に達しました。拝読ブログ:世界における多様なイノベーションの歴史拝読ブログ:移動手段の革命は人類に何をもたらしたか?『馬・車輪・言語(下)』より輸送と交通の大革命

  • 小型軽量で大出力

    ワットの蒸気機関は小型軽量で大出力が可能でしたので、炭鉱の揚水ばかりでなく紡績機や機織機の動力に採用され、英国を中心に各国の工場で動力源として応用されました。特に蒸気機関車と蒸気船の発明を引き起こしました。これらの発明の普及による産業の大発展が、のちに産業革命と呼ばれるようになります。拝読ブログ:ガチ購入の前に……小型のポータブル電源の3モデルを徹底比較してみた拝読ブログ:本当に動くぞ、総排気量7ccの超小型エンジン組み立てキット「X-Power」--4スト2気筒小型軽量で大出力

  • ジェームス・ワット

    一七一二年、鉱山技術者トーマス・ニューコメンはピストン・シリンダー式の蒸気機関を開発し炭鉱の揚水機を実用化しました。その後数十年間、炭鉱以外の実用用途には使われていませんでした。一七七五年ころからニューコメンの機関の改良を進めていた機械技師ジェームス・ワットは、一七九〇年ころ、高効率の蒸気機関の開発に成功し実用の蒸気機関を量産化しました。拝読ブログ:小学生でもわかる蒸気機関の歴史拝読ブログ:世界の繊維化学品市場(2025年~2033年):工程別、製品別、用途別、地域別ジェームス・ワット

  • アパレル産業の原型

    水力紡績機により衣料の大量生産が可能となった繊維産業は、英国の主力な輸出産業となりました。現代世界中に展開するアパレル産業の原型です。水力を動力源としていましたが、蒸気機関の発明を取り入れると、立地や労働力供給の制約から離れて、大産業化しました。拝読ブログ:今年のアパレル業界拝読ブログ:世界の繊維化学品市場(2025年~2033年):工程別、製品別、用途別、地域別アパレル産業の原型

  • デウス・エクス・マキナ

    アークライトの発明は時計職人ジョン・ケイと組んで成功したとのことですので、歯車やプーリーを組み合わせたからくり仕掛けを試作していたのでしょう。デウス・エクス・マキナ(deusexmachina)機械仕掛けの神、という存在が信じられる時代背景があった、と思われます。拝読ブログ:デウス・エクス・マキナとは?意味をやさしく解説拝読ブログ:エクス・マキナデウス・エクス・マキナ

  • リチャード・アークライト

    一七六九年、イングランド北部の町の床屋であったリチャード・アークライトは、水力紡績機を発明して特許を取得。工場を設立し拡大して、事業化に成功しました。拝読ブログ:リチャード・アークライト拝読ブログ:ジョン・ケイリチャード・アークライト

  • 飛躍的な進化

    古代初期、つまり文明の黎明期に生まれた重要技術;車輪、鉄製武器、陶器、高温加熱炉、機織り、大規模建築、などは数百年で世界に拡散し、その後、世界各地で各種の改良はなされつつも、飛躍的な進化はなく、中世にわたって同様技術が使用され続けます。これら基礎技術が革新的な進化を遂げるのは、産業革命期以降です。拝読ブログ:生成AI、「規模の法則」は限界かブーム3年目の議論拝読ブログ:【金属の歴史】人類文明とともに進化した素材の物語飛躍的な進化

  • 初期の文明と同時に発明された

    重力荷重を支え、回転して前進する機構としての車輪は、発明されると同時に材料と構造に種々の改良がなされ、かなり早く実用に達しました。おそらく初期の文明の黎明期に発明され、実用化されたといえます。その後、急速に、ユーラシア大陸の東西に普及します。拝読ブログ:古代文明が誕生した意外な条件とは?「砂漠が増えたことで文明が発展した」拝読ブログ:【時代解説:紀元前3500年〜2000年頃】古代文明が成立した頃の世界史を解説!初期の文明と同時に発明された

  • 中世から近代の文明の底流

    車輪の構造概念は、人や貨物の運搬の基盤技術として、世界的に軍事、民事、生活一般を支えていました。運搬のほかに、碾き臼、轆轤、水車、風車、滑車として、生産技術の基盤となり、中世から近代の文明の底流を作っていきます。一方、構造としては、車軸、軸受け、ベアリング、スポーク、接地材料などは、用途別にそれぞれ完成形に達し、数百年にわたり機能はあまり進化してきません。拝読ブログ:区古代・中世・近代という世界史の時代区分(三区分法)についての基礎知識拝読ブログ:【先史時代・古代・中世・近世・近代・現代】カテゴリー分けは本当に必要か?歴史の時代区分を解説!中世から近代の文明の底流

  • 戦略的技術の地位

    車輪と武具の発展に伴って、鍛治、金属加工の技術が発展、普及すると、次の時代には馬具が発達します。轡、鐙の発明普及と乗馬技術が騎兵戦術を発展させ、戦争の形態を変えていきます。甲冑を装備する重装歩兵に時代に続いて、騎兵の時代が到来します。これらの武器の製造技術は、またユーラシア大陸の東西に波及し、車輪製造は戦略的技術の地位を失っていきます。な拝読ブログ:区2024年の戦略的テクノロジのトップ・トレンド拝読ブログ:Nvidia、AIチップ供給の課題に対応する戦略を強化新アーキテクチャ「ブラックウェル」に注力戦略的技術の地位

  • 実用として普及

    当初、高価な兵器であった車輪は、数百年を経て、材料と工程が低コスト化し、荷車など日常的実用品として普及します。ユーラシア大陸の東西端に達した後、日本列島にも上陸したようですが、鉄器時代以前の考古学遺物としては顕著ではありません。な拝読ブログ:区なぜ新技術が「実用化」されても「普及」しない拝読ブログ:自動運転が「普及しない理由」は何?日本で実用化が遅れているワケは?実用として普及

  • 製鉄製鋼技術を国家機密

    ヒッタイト帝国は、製鉄製鋼技術を国家機密として秘匿しましたが、徐々に漏洩して周辺諸国に伝搬しました。槍や弓矢と同時に、チャリオットの軸受けなど鋼鉄製の機械部品が各地で製造できるようになるまでに百年単位の時間がかかりました。数百年後にはインドや中国にも鋼鉄製武器とチャリオットが出現しています。な拝読ブログ:区製鉄技術の変遷と東工大拝読ブログ:古代のレン炉から近代の高炉・転炉まで製鉄製鋼技術を国家機密

  • チャリオットの車軸

    馬にひかせる車輪が飛躍的に大きな需要を持つようになる時代が三千三百年前の小アジアに出現します。この地で大勢力となるヒッタイト文明は、鉄の品質の高度化と量産化の技術を開発し、馬にひかせる二輪の戦車、チャリオットの車軸軸受けに適用し、これを高性能兵器として開発しました。な拝読ブログ:区輓獣拝読ブログ:中世の乗用・輓曳用・荷物運搬用の動物チャリオットの車軸

  • ロバ、牛、馬など輓曳動物

    ロバ、牛、馬など輓曳動物の利用も、徐々に普及したと思われます。動物の飼育と馴致には、また専門的な技術集団の維持を必要としますから、需要が大きくないところには発展しません。な拝読ブログ:区輓獣拝読ブログ:中世の乗用・輓曳用・荷物運搬用の動物ロバ、牛、馬など輓曳動物

  • 祭事の山車、あるいは牛車

    当時、最先端の技術を要求する需要は、宗教上の権威の象徴、あるいは王権の示威をもたらすものだったかもしれません。僅少であるが故の貴重性です。華麗な装飾の類です。それが徐々に貴族層に所有され、街路を練り歩く。祭事の山車、あるいは牛車、あるいは戦場の指揮車。実物の遺物は残りませんが、描画、文献にその存在の叙述が残るでしょう。な拝読ブログ:区祭り山車とは?いつ生まれ、なぜ練り歩き、どうして巨大化したのか拝読ブログ:はたらくいきもの京都・時代祭の牛車祭事の山車、あるいは牛車

  • 最先端の文明の中にのみ存在

    木製の車輪は、木工製品としては最も高度な技術を必要とします。高速で回転する機構は、現代でも高精度の工作技術を要するタービンやベアリングがそうですが、これらの製品は、木工でも同様に、高度な計測、切削、研磨の技術を必要とします。この技術を持った職人は、専門職として、大規模の都市国家に基盤を持つマニュファクチュア組織に組み込まれていたはずです。古代には、シュメール文化など最先端の文明の中にのみ、このような技術は存在したでしょう。な拝読ブログ:区スペインに終止符を打たれた究極の石器文明…最先端技術との誤差「わずか0.0002日」マヤ文明の残した地球の公転観測が衝撃的レベルだった拝読ブログ:昔は文明で最先端を歩んできたイラク(メソポタミア文明)最先端の文明の中にのみ存在

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時々無斎さん
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哲学はなぜ間違うのか?
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