奈良新聞「明風清音」欄に、月1~2回、寄稿している(第3木曜日と、木曜日が5日ある月は最終の木曜日も)。今週(2024.5.30)掲載されたのは、〈観光ガイドの心得と技〉、来村多加史(きたむら・たかし)著『観光ガイド論』(晃洋書房刊)の紹介である。観光ガイドのあり方について、解説した書籍はごく少ない。この本は、その貴重な1冊である。さりげなく書かれた表現の裏に、30年間の経験に裏打ちされたノウハウがぎっしりと詰まっている。観光ガイドをされる方には、必読書である。では、全文を紹介する。観光ガイドの心得と技NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、社会貢献団体として「アウトプット」活動を重視している。その三本柱は、「観光ガイド」「講演・講座」「文化財の調査」である。中でもお客さまから最も人気を集めるのが「観光...観光ガイド(企画ガイド)のノウハウがぎっしり!『観光ガイド論』/奈良新聞「明風清音」第104回