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2006/08/09

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第46日 菩薩道に生きる」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行46日目「見えた!…かな」〉(師のブログ2015.6.15付)。満行を間近に控え、答え(目標)が見えてきた、というお話である。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)師は〈ようやく私なりの答えが見えてきたような気がする。キーワードは使い古された金言かもしれないが、「上求菩提下化衆生」。…上には菩提(悟り)を求め、下には衆生を教化していくという大乗仏教の大切な修行目標である〉とお書きである。この日は愛弟子で、今年(2024年)5月にお亡くなりになった河内利心さんも、駆けつけてくださった(6回目)。では、全文を紹介する。「見えた!…かな」蔵王供正行46日目(6月15日)。晴れ時々曇り。今日の一日。5時に起床。5時40分、第91座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時...田中利典師の「蔵王供正行/第46日菩薩道に生きる」

  • 「ティーラウンジ/ナビカフェ」(奈良市三条町)で、飲み比べ体験!

    昨日(2024.6.27)、面白いところにお邪魔した。その名は「TeaLoungeNaviCafe」(奈良市三条町529-2)。JR奈良駅から、徒歩3~5分の場所にある。※トップ写真は、株式会社TaleNavi代表取締役の今井さん(向かって右)と取締役の鬼木さん私は奈良市中部公民館で、邪馬台国に関する90分の熱弁をふるった直後だったので、フラフラだったが、何とか気力でお店にたどり着けた。お店のインスタグラムには、Nara'ssake&teatasting(奈良酒と大和茶の飲み比べ)Traditionalcrafts(工芸品の展示)Travelconcierge(旅の相談)📅10:00-18:00主に外国人観光客を対象としているので、インスタもHPも、英語表記が優先されている。昨日はここで、大和茶(向かって...「ティーラウンジ/ナビカフェ」(奈良市三条町)で、飲み比べ体験!

  • 「ラーメン 河」の絶品!塩ラーメンとマグロ丼

    6月25日(火)、ついに制覇!「ラーメン河(かわ)」(吉野郡吉野町菜摘470)。会社の先輩だったFさんに、お声かけいただいた。奈良市の自宅を出たのが午前7時半、混雑する近鉄を乗り継いで、8時45分に吉野口駅到着。そこからFさんの車で、もと同僚のAさんと3人で吉野町入り。お店に着いたのは9時半だった。この奥にテントがあり、食事はそこでいただく営業時間は10時~12時のわずか2時間。それでも途中で売り切れることがあるという。メニューは、塩ラーメン(税込み1,000円)と、塩ラーメンとマグロ丼のセット(同2,000円)の2種類だけ。マグロ丼だけの注文はできない。この左手奥に厨房がある。右はトイレ到着順に紙に名前を書き入れるシステムだが、その時点で、すでに10人以上の先客があった。壁には、こんなご店主(長田亜起男...「ラーメン河」の絶品!塩ラーメンとマグロ丼

  • 田中利典師の 「蔵王供正行/第45日 権現さまは黙して語らず、ただひれ伏すのみ」

    今日の「田中利典師曰く」は、蔵王供正行45日目「黙して語らず…」(師のブログ2015.6.14付)。このお行も残すところあと5日となり、満行に向けての準備も、そろそろ始めておられるようだ。その頃の心境を、率直に綴っておられる。では、以下に全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)「黙して語らず…」蔵王供正行45日目(6月14日)。曇りのち晴れ。今日の一日。5時に起床。5時40分、第89座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時10分、第90座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時30分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、法楽勤行於本堂参拝者2組3名。初対面の方で、広島と三重からわざわざおいでいただいた。******...田中利典師の「蔵王供正行/第45日権現さまは黙して語らず、ただひれ伏すのみ」

  • この時期、梅雨型熱中症にご注意を!

    先週(2024.6.22付)の毎日新聞夕刊に、〈「梅雨型熱中症」リスクじわり高湿度「かくれ脱水」気付きにくく〉という記事が出ていた。梅雨時の高湿度で、熱中症で搬送される患者がとても多いのだそうだ。※写真は、矢田寺のアジサイ(2010.6.16撮影)主な要因は①隠れ脱水②汗が蒸発しにくい③体が暑さに慣れていない。予防のポイントは運動と水分摂取、食事だそうだ。以下に記事を貼っておくので、皆さんもご注意いただきたい。室温が26度でも熱中症に要警戒――。気温がさほど高くなくても、湿度が高いために熱中症になる「梅雨型熱中症」に、専門家が注意を呼び掛けている。梅雨時は水分不足に気が付きにくい「かくれ脱水」など、特有のリスクが潜んでいるという。今からできる対策を聞いた。全国有数の暑さで知られる埼玉県熊谷市の埼玉慈恵病院...この時期、梅雨型熱中症にご注意を!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第44日 悟りに至る道筋」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行44日目「楽して悟る!」〉(師のブログ2015.6.13付)。「楽して悟る」とは、死を賭した荒行ではなく「山の行より里の行」、〈日常の中に生きて、なお高い悟りのような心情に行くならば、誰にとっても、身近に仏法が生きていることになる〉ということであり、師は何度か他のところでも書いておられる。では、全文を以下に紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)「楽して悟る!」蔵王供正行44日目(6月13日)。曇り時々晴れ、のち雨。今日の一日。5時に起床。5時40分、第87座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時10分、第88座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時30分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於...田中利典師の「蔵王供正行/第44日悟りに至る道筋」

  • 古代久米氏ゆかり「久米御県(くめのみあがた)神社」(橿原市久米町)/毎日新聞「やまとの神さま」第88回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.6.20)掲載されたのは〈神武東征支えた一族ゆかり/久米御県神社(橿原市)〉、執筆されたのは、同会会員で橿原市在住の亀田幸英さんだった。※トップ写真は、久米御県神社拝殿=橿原市久米町でこの神社、永らく練供養(久米レンゾ)で知られる久米寺の鎮守だったが、明治時代の神仏分離令によって久米寺から離され、地元(久米村、のち久米町)によって祭られている。では、全文を紹介する。神武東征支えた一族ゆかり/久米御県神社(橿原市)久米御県神社(くめのみあがたじんじゃ)(橿原市)は、畝傍山の南東にある古刹久米寺に南接し、西面して鎮座します。祭神の高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、大来目命(おおくめのみこと)、...古代久米氏ゆかり「久米御県(くめのみあがた)神社」(橿原市久米町)/毎日新聞「やまとの神さま」第88回

  • 花見観光は、難しい!

    毎日新聞「私が思う日本」欄は、外国特派員が見た日本を紹介していて興味深い。月曜日(2024.6.17付)には、「花見観光」のことを取り上げていた。※トップ写真は、吉野山「花矢倉」からの眺め(2024.4.5撮影)私も花見好きでは人後に落ちず、2021年(令和3年)11月に会社を完全リタイヤしてからは、「毎年吉野山へ、桜の写真を撮りに行くぞ!」という目標を立てた。会社勤務中はなかなか平日の休みが取れなかったので、土日に混み合う吉野山へは行けなかったのである。良い写真が撮れれば、会社の「OB美術展」にも出展しようともくろんでいた。それで翌年からは、桜の開花情報と週間天気予報を見比べながら、慎重に日を選んだ。交通手段は近鉄特急と山内を走るバスだ。結局のところ、2022年4月7日(木=下千本が満開)、11日(月=...花見観光は、難しい!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第43日 恩返しの誓い」

    久々の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行43日目「恩返しのお祈り」〉(師のブログ2015.6.12付)である。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.4撮影)師は〈「人は受けた恩のお返しをほとんど恩人ご自身には、直接お返えし出来ないまま、生きている」…と実感します。(中略)これからは恩返しとして、少しでも人様のためになれる人生を歩むことができればなあと、思っています。今日のお祈りは、誓いのお祈りでもありました〉。以前、私は利典師の盟友である神主の岡本彰夫先生から、「神さまにほめられる生き方をしなさい」というお話をうかがった。「たとえば一日一善」。以来、私は一日一善のつもりで、毎日ブログを更新している。では、全文を以下に紹介する。「恩返しのお祈り」蔵王供正行43日目(6月12日)。雨のち晴れ、のち雨。今日...田中利典師の「蔵王供正行/第43日恩返しの誓い」

  • 奈良県観光の問題点、YAHOO!ニュースでも指摘!/観光地奈良の勝ち残り戦略(139)

    以前、当ブログでも奈良県観光の「少額、短時間、集中」問題を紹介したことがあるが、このたび「YAHOO!ニュース」(2024.6.1311:51配信)で、フリージャーナリストの高田泰さんが、奈良県観光の問題点を指摘されていた。※写真は全て2024.5.30(木)13時半頃、東向商店街で撮影本文は以下に貼り付けたのでお読みいただきたいが、地元民としては、少し違和感がある。奈良県に宿泊する観光客が少ないのは事実だが、その原因は「奈良県内の宿泊施設不足」ではない。宿泊施設数が少ないのは事実だが、稼働率も低い。つまり、もともとお客が来ないのだ。東向商店街(近鉄奈良駅前)の飲食店主の話が紹介されているが、そもそもこの商店街でいつも行列が出来ているのは(南から順に)、「牛カツ京都勝牛近鉄奈良駅前店」、「どうとんぼり神座...奈良県観光の問題点、YAHOO!ニュースでも指摘!/観光地奈良の勝ち残り戦略(139)

  • 龍田古道の景観を守ろう!沿道で御田植祭

    麻希さんはスゴい、こんな大仕事をこなされるとは!月曜日(2024.6.17)の読売新聞奈良版に、〈田植え龍田古道の原風景秋収穫ブランド米販売へ〉という記事が出ていた。※トップ写真は、読売新聞の記事サイトから拝借した「龍田古道景観保全プロジェクト」代表の垣本麻希さん(行燈絵師・アカリスト)が、ご自身のギャラリー向かいの田んぼを買い取り、日曜日(6/16)、約40人の田植えイベントを開催されたのである。なお麻希さんは、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」のメンバーである。記事には、この写真と次の写真は、奈良テレビニュースから拝借した田植え龍田古道の原風景秋収穫ブランド米販売へ日本遺産・龍田古道の景観を守ろうと、風の神様として親しまれる三郷町の龍田大社近くの水田で16日、田植えイベントが開かれた。秋に収穫し、...龍田古道の景観を守ろう!沿道で御田植祭

  • 遷座・帰山・分祀、霊験あらたかな「大織冠鎌足神社」(大和郡山市南郡山町)/毎日新聞「やまとの神さま」第87回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.6.13)掲載されたのは〈秀長、多武峰から遷座/大織冠鎌足神社(大和郡山市)〉。この神社は、再来年のNHK大河ドラマの主人公・豊臣秀長ゆかりの神社だ。※トップ写真は、大織冠鎌足神社の拝殿=大和郡山市南郡山町で執筆されたのは大和郡山市在住で、「大和郡山市観光ボランティアガイドクラブ」メンバーの森田康義さんだった。森田さんは私の勤務先の先輩でもある。では、全文を以下に紹介する。秀長、多武峰から遷座大織冠鎌足神社(大和郡山市)郡山城(大和郡山市)の西北の丘陵地に、祭神を藤原鎌足公とする大織冠鎌足(たいしょくかんかまたり)神社が鎮座します。大織冠は鎌足公の冠位、尊称です。談山神社文書(「大和志料」...遷座・帰山・分祀、霊験あらたかな「大織冠鎌足神社」(大和郡山市南郡山町)/毎日新聞「やまとの神さま」第87回

  • 村屋神社「夏越(なご)しの大祓(おおはら)い」毎年6月30日挙行!

    奈良検定の勉強を始めたとき、この神社の名前には面食らった。「村屋坐弥冨都比売神社(むらやにますみほつひめじんじゃ)」(磯城郡田原本町藏堂426番地)。とても長いので、地元では「村屋神社」とか「森屋明神」(周辺の森が「森屋の森」なので)と呼ぶそうである。毎日新聞の「やまとの神さま」でも、紹介されていた。私はマルト醤油にお邪魔するとき近くを通ったが、近鉄田原本駅から徒歩で30分以上はかかる。ここでは毎年6月30日に、「夏越しの大祓い」(茅の輪くぐり)の神事が行われている。一般社団法人「田原本まちづくり観光振興機構」のHPには、茅の輪は、6月中旬からくぐることが出来る毎年6⽉30⽇、本格的な夏を前に、村屋神社では「夏越し⼤祓式(⽔無⽉祓い)」の神事が⾏われます。このお祭りは、半年間の無事を感謝するとともに、残り...村屋神社「夏越(なご)しの大祓(おおはら)い」毎年6月30日挙行!

  • 矢田寺の「あじさい御膳」(北僧坊)

    これまで、「矢田寺のアジサイを楽しむツアー」(6/12開催)、「矢田寺のアジサイ」(写真)を紹介してきたが、いよいよ今日は最終回、矢田寺の北僧坊(きたそうぼう)でいただいた「あじさい御膳」(税込み3,500円)を紹介する。北僧坊のHPには、あじさい御膳一般的な精進料理は出汁(ダシ)を使いませんが、北僧坊の精進料理は精進風の和食なので味がしっかりとついており、手作りした出来たてのものを温かく美味しい内にお召し上がりいただけますのでご満足いただけると存じます。これが「大平」か。要は、前菜だ。五七桐(矢田寺と縁の深い豊臣秀長の家紋)入り店頭看板の「お品書き」には、〈炊き込みご飯、当坊こだわりのごま豆腐、酢の物、生ふ(麩)の田楽、煮物、大平(おおひら=平たくて大きな椀)、揚げたての天ぷら、お吸い物〉とあった。左の...矢田寺の「あじさい御膳」(北僧坊)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第42日 70歳の自分に会いたい」

    久々の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行42日目「70歳のたなかりてんに会いたい…」〉(師のブログ2015.6.11付)である。師は東京で開催された奈良県寺社シンポジウム(有楽町の朝日ホール)で、唐招提寺・石田長老の謦咳(けいがいに)に接する。※トップ写真は利典師。奈良まほろばソムリエの会の講演会で(2024.6.9撮影)〈お坊様はこうでないといけない。賢しらに弁舌を並べたて、べらべらしゃべるより、ため息ひとつで皆をほっとさせ、癒やしと安心を与える、そういう境地にならないといけないなあ〉と思う。今年(2024年)、師は69歳となった。来年、師はどんなお坊さんになっておられるのだろうか。では、全文を紹介する。「70歳のたなかりてんに会いたい…」蔵王供正行42日目(6月11日)。曇りのち雨。今日の一日。5時に...田中利典師の「蔵王供正行/第42日70歳の自分に会いたい」

  • 矢田寺のアジサイ2024 (6月12日はアジサイ記念日)

    「矢田寺のアジサイを楽しむ」ツアー(2024.6.12)を紹介する第2弾は、アジサイ写真の紹介である。満開より少し前の時期で、朝から日光に照りつけられ、少し萎(しお)れた花もあったが、午後からは薄曇りに転じたので、キレイに撮ることができた。この日は奈良市の最高気温が30.8℃という真夏日で、さすがにカタツムリを見つけることは出来なかった。世界大百科事典「アジサイ」の文章とともに、楽しんでいただきたい。観賞用として広く庭園などに栽植されているユキノシタ科の落葉低木。梅雨時の象徴的な花である。漢字では慣用として紫陽花を当てることが多い。園芸種と歴史アジサイは日本で育成された園芸品であり,太平洋側の海岸近くに自生するガクアジサイがその原種であるとされる。アジサイは鎌倉時代に園芸化され,江戸時代にはごく一般的な庭...矢田寺のアジサイ2024(6月12日はアジサイ記念日)

  • 「矢田寺のアジサイを楽しむ」ツアー(by 奈良まほろばソムリエの会・史跡探訪サークル)に参加!

    昨日(2024.6.12)、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の史跡探訪サークル(啓発交流グループ)が実施する「矢田寺のアジサイを楽しむ」ツアーに参加した。参加者はスタッフを入れて15名、中には伊勢志摩方面から来られた方もいらっしゃった。矢田寺バス停で降り、少し歩くと儒学者・熊澤蕃山の居宅跡を示す碑がある①矢田寺と矢田坐久志玉比古(やたにいますくしたまひこ)神社へのツアー、②矢田寺のアジサイ、③矢田寺北僧坊(きたそうぼう)の「あじさい御膳」(精進料理)、という3つの楽しみのあるぜいたくなツアーだった。とても1回では書き切れないので、3回に分けて紹介する。矢田寺周辺にはあまたのお地蔵さんがある。これはその1体め初回はガイドツアーの巻。同会ガイドグループなどでガイド経験を積まれた方が案内してくれるので、と...「矢田寺のアジサイを楽しむ」ツアー(by奈良まほろばソムリエの会・史跡探訪サークル)に参加!

  • 「夏休み家族体験教室」、歴史に憩う橿原市博物館で8月4日(日)開催、先着20組限定!(2024 Topic)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、歴史に憩う橿原市博物館と共催で8月4日(日)、「夏休み家族体験教室」を開催する。実際の土器の破片をつなぎ合わせる「ドキドキくっつけ体験」や、県内の史跡などを読み込んだ「奈良まほろばかるた大会」などが行われる。参加費は、大人300円小人100円(博物館観覧料として)。お申し込みは、Eメールで「fumiko56eu27@gmail.com」(ソムリエの会の松浦文子副理事長)へ!「奈良まほろばかるた」の絵札・字札と解説文は、こちら。チラシによると、開催日時:令和6年8月4日(日)10時30分~12時30分場所:歴史に憩う橿原市博物館参加対象者:小学生および保護者(小学生のみの参加は不可)参加費:大人300円小人100円(博物館観覧料として)定員:20組(先着順にて申込締...「夏休み家族体験教室」、歴史に憩う橿原市博物館で8月4日(日)開催、先着20組限定!(2024Topic)

  • 「柿の葉寿司の里・かわかみ」担い手育成講座は、こんなに楽しい!(2024 Topic)

    川上村(奈良県吉野郡)が、こんな楽しい講座を開催する。①「Zoomによる無料講座」(6/18または6/29)②「Zoomによる体験講座」(7/13)③「現地講座」(7/19~20)の三段階の講座だ。まずはお試しで①「Zoomによる無料講座」(両日の内容は同じ)を受講したあと、次の段階に進むこともできる。②と③は合計で20,000円の受講料が必要だ(宿泊費は別途)。柿の葉ずしを作る、というと特殊技術が要るような印象になるが、私の祖母(五條市出身)も母(大淀町出身)も、庭の柿の葉を使って実家(和歌山県九度山町)で毎年、柿の葉ずしを作ってくれた。そのための木枠も鋼鉄製の重石(おもし)も、実家にあった。しかし今や「柿の葉ずしは、お店で買って食べるもの」となり、「柿の葉ずしを作る」という文化は、風前の灯火となった。...「柿の葉寿司の里・かわかみ」担い手育成講座は、こんなに楽しい!(2024Topic)

  • 奈良まほろばソムリエの会 総会・講演会を盛大に開催!(2024 Topic)

    昨日(6/9)、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、第12回通常総会と講演会を開催した。参加者は、ざっと100人以上。コロナ後では2回目のリアル開催となるが、やはりこれだけの人が集まると、すごい熱気である。豊田理事長から広報グループのお2人に、感謝状と記念品料が贈呈された風間さんは東京から駆けつけられた窪田さんとは、2010年の平城遷都1300年祭で、ともにガイドを務めた冒頭、今回初の試みとして、感謝状の贈呈式があった。選ばれたのは同会広報グループのお2人で、風間さんはホームページの切り替え(移行)やCGIの作成など、窪田さんはホームページへの記事掲載(新聞連載など)に関する長年(当会創立以来)の貢献が評価された。奥が小野副理事長、手前が大江理事。ともに今回の総会で退任された総会では4人の理事の新任...奈良まほろばソムリエの会総会・講演会を盛大に開催!(2024Topic)

  • そういえば、カタツムリを見なくなった!

    毎日新聞夕刊(2024.6.3付)に〈カタツムリの季節だけど…「陸の貝」どこへ乾燥化、すみか減都市に居場所なく〉という記事が出ていた。そういえば私も、久しくカタツムリを見ていない。※トップ写真は、毎日新聞の同記事サイトから拝借最後に見たのは、矢田寺(大和郡山市)にアジサイの写真を撮りに行った時だが、それからもう5年以上が経っている。記事には〈雨続きで気持ちもふさぎがちな季節。童心に帰ってカタツムリを探してみるのはいかがだろうか〉とある。そうだ、来週にも、矢田寺にお参りしてみよう。では、記事全文を紹介する。気付けば今年も憂鬱な季節がやってきた。そんな梅雨の風物詩はアジサイだけではない。あの生き物を忘れてはならない。一見するとグロテスクではあるが、ノロノロと進む姿が愛らしい。俳句でも夏の季語として親しまれてき...そういえば、カタツムリを見なくなった!

  • 境内が弥生時代の遺跡「鴨都波神社」(御所市宮前町)/毎日新聞「やまとの神さま」第86回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。今週(2024.6.6)掲載されたのは〈大国主命の子が主祭神/鴨都波神社(御所市)〉、執筆されたのは、生駒郡三郷町にお住まいの小林誠一さんだった。小林さんは「撮り鉄」で、この写真も広角レンズを使って迫力を出されている。では、全文を紹介する。※トップ写真は鴨都波神社本殿=御所市の宮前町で大国主命の子が主祭神/鴨都波神社(御所市)近鉄・JR御所駅の南に位置する鴨都波(かもつば)神社は、古事記に記される国譲りの神、大国主命の子、積羽八重事代主命(つわやえことしろぬしのみこと)を主祭神として、第十代崇神天皇の御代に創建されたと伝わります。事代主命はこの地を本拠としていた古代豪族の鴨氏が崇拝していた神です。同市内の...境内が弥生時代の遺跡「鴨都波神社」(御所市宮前町)/毎日新聞「やまとの神さま」第86回

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第41日 自分なりの座標軸(基地)を持つ」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行41日目「人生の座標軸」〉(師のブログ2015.6.10付)である。師は〈41歳になった頃に、突然、あらゆる惑いが消え去った。人生がそれなりにわかったというか、首肯(しゅこう)できたのであった。それを私は「人生の座標軸を得た」と言っている〉。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)それから約20年が過ぎて、師は〈その座標軸を、もう一度作り直すというか、バージョンアップをしないといけない時期を迎えた〉とお書きである。引き続き、師がたどった道筋を追って行きたい。満行まで、10日を切った。「人生の座標軸」蔵王供正行41日目(6月10日)。曇りのち晴れ。今日の一日。5時に起床。5時40分、第81座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時10分...田中利典師の「蔵王供正行/第41日自分なりの座標軸(基地)を持つ」

  • NPO法人「奈良の食文化研究会」の総会と講演会

    日曜日(2024.6.2)、「なら歴史芸術文化村」交流にぎわい棟2階の多目的室で、NPO法人「奈良の食文化研究会」の総会と講演会などが開催された。私は同会編著『奈良にうまいものあり!』(なららbooks)出版の祝辞を述べるため、参加させていただいた。冒頭で挨拶される同会理事長の木村隆志さん。左は理事の菊岡洋之さん総会では、4人の理事さんが退任され、新たに6人の理事さんが就任された。講演会では、西山厚さんが「信貴山縁起絵巻を味わう」と題して、絵巻の主な絵をスライドに映して解説された。講演のあとは少しお時間をいただいて、私と加藤なほさんがお祝いの言葉を述べさせていただいた。この日の模様は、翌日(6/3付)の奈良新聞に大きく紹介された。また『短歌往来』7月号でも、歌人の喜多弘樹さんが大きく紹介してくださった。『...NPO法人「奈良の食文化研究会」の総会と講演会

  • 藤井哲子さんが、銀座でアクリル画の企画展、7月9日(火)~19日(金)!(2024 Topic)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」会員で、絵画や音楽の分野で活躍中のアーティスト・藤井哲子さんが、銀座でアクリル画の企画展を開催されます!〈「えすぱすミラボオ画廊企画賞」受賞作家藤井哲子・山田隆二人展〉で、開催場所は「えすぱすミラボオ」(東京都中央区銀座4-13-18)。会期は、2024年7月9日〜19日(日曜休)、開催時間は、12時から18時まで(最終日は16時まで)。ギャラリーのある場所は、歌舞伎座の目の前で、銀座・和光や築地本願寺にも近いところです。ご本人は「この経験を講演活動などで活かしていけたら」と話しておられます。お近くへ行かれた際には、ぜひお立ち寄りください!藤井哲子さんが、銀座でアクリル画の企画展、7月9日(火)~19日(金)!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第39~40日 未来に向けて 手を打っておくことが 肝要」

    今日の「田中利典師曰く」は〈蔵王供正行39-40日目「人は誰でも、いま生きているように未来を作っていく」〉(師のブログ2015.6.9付)。この言葉は〈今の自分から自己改革を行い、自分の周りの環境を変革しなければ、未来の自分の可能性は極めて狭隘(きょうあい)なものになる〉、という三木清の戒めの言葉である。※トップ写真は、吉野水分(みくまり)神社の桜(2024.4.5撮影)師は〈「里の行」として、諸縁を切らずに行じていることを、大変良いといっていただいた。まさに正鵠(せいこく)を射た、私への励ましである〉とお書きである。SNSで情報を発信しながら、家族総出でお行に打ち込む姿は、里の行のお手本なのだ。いよいよ満行まで、あと10日となった。では、全文を以下に紹介する。「人は誰でも、いま生きているように未来を作っ...田中利典師の「蔵王供正行/第39~40日未来に向けて手を打っておくことが肝要」

  • 安い!うまい!ユニーク! 鶏焼肉専門店一二三(ひふみ)田原本店

    先月、面白い店を見つけた。「鶏焼肉専門店一二三(ひふみ)田原本店」(磯城郡田原本町三笠31-3)である。食べログには〈近鉄田原本駅から徒歩3分(田原本駅から241m)六差路交差点近くのガソリンスタンド「ENEOS」さんの裏です〉とあるが、要は奈良中央信用金庫本店の南側である。※トップ写真は、「地鶏のたたき」(820円税込み、以下同じ)ガレージのような建物が見えてきた表に回ると、まさにガレージの1~3番を使っていた!「鶏焼肉」は、奈良では聞き慣れないが、三重県松阪市が「松阪のソウルフード」としてPRしていることはよく知られている。まあ高級な松阪牛は、そんなに頻繁に食べるわけには行かないのだろう。レトロ感あふれる店内メニューを見ると「120分飲み食べ放題4,500円」(アルコール付き。ソフトドリンクだと4,0...安い!うまい!ユニーク!鶏焼肉専門店一二三(ひふみ)田原本店

  • 新鮮魚介がてんこ盛り!「ちょい呑み食堂」(奈良市椿井町)のスペシャル海鮮丼

    こないだまで「酒菜うおとも」のあった場所(椿井町の路地)に「ちょい呑み食堂」(奈良市椿井町45)がオープンしていた。黙々と仕事をするご店主と、愛想のいい奥さんが営んでおられる(2024.6.1訪問)。「奈良グルメ図鑑」によると、※トップ写真は、1日限定5食の「スペシャル(海鮮)丼定食」(税込み3,000円)「うおとも」の看板が残っていた、まあ同業なので、差し支えないのだろう椿井町(つばいちょう)の細い路地、月吠→大和軒→アムリット→星屑亭→うおともからの居抜き。店主は大阪や奈良の店で長く勤められてきた方、一念発起して自分の店を持たれたとのこと。店内はカウンターとテーブル席、これまでの店舗にあった座敷席は落ち着いたら開けるとのこと。写真は1日限定5食のスペシャル海鮮丼。しまあじ、かつお、サーモン、鯛、かんぱ...新鮮魚介がてんこ盛り!「ちょい呑み食堂」(奈良市椿井町)のスペシャル海鮮丼

  • 観光ガイド(企画ガイド)のノウハウがぎっしり!『観光ガイド論』/奈良新聞「明風清音」第104回

    奈良新聞「明風清音」欄に、月1~2回、寄稿している(第3木曜日と、木曜日が5日ある月は最終の木曜日も)。今週(2024.5.30)掲載されたのは、〈観光ガイドの心得と技〉、来村多加史(きたむら・たかし)著『観光ガイド論』(晃洋書房刊)の紹介である。観光ガイドのあり方について、解説した書籍はごく少ない。この本は、その貴重な1冊である。さりげなく書かれた表現の裏に、30年間の経験に裏打ちされたノウハウがぎっしりと詰まっている。観光ガイドをされる方には、必読書である。では、全文を紹介する。観光ガイドの心得と技NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、社会貢献団体として「アウトプット」活動を重視している。その三本柱は、「観光ガイド」「講演・講座」「文化財の調査」である。中でもお客さまから最も人気を集めるのが「観光...観光ガイド(企画ガイド)のノウハウがぎっしり!『観光ガイド論』/奈良新聞「明風清音」第104回

  • 田中利典師を囲み「世界遺産登録20周年記念シンポジウム」(第2回)、7月6日(土)開催!(2024 Topic)

    2024年7月6日(土)、「第2回世界遺産登録20周年記念シンポジウム」が近鉄大和西大寺駅南口の奈良商工会議所で開催される。入場無料で要申し込み。基調講演とパネルディスカッションのコーディネーターは、田中利典師である。ディスカッションには、世界遺産登録の立役者など4人が登壇される。お申し込みは、Eメール、Faxまたはハガキで奈良新聞社中南和支社へ。金峯山寺のHPには、第2回世界遺産登録20周年記念シンポジウム参観者募集金峯山寺を含む「吉野・大峯」が世界遺産に登録されて、今年で20周年を迎えます。それを記念して、(公社)現代奈良協会・(一社)なら文化交流機構・(株)奈良新聞社が企画し、奈良トヨタグループが主催する「世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』登録20周年記念シンポ『吉野大峯世界遺産登録活動の全貌を語る...田中利典師を囲み「世界遺産登録20周年記念シンポジウム」(第2回)、7月6日(土)開催!(2024Topic)

  • 来村多加史教授が「富雄丸山古墳」を語る! by 松原純さんのYouTubeチャンネル「古色の栞」

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」会員で、Nara観光コンシェルジュの松原純さんは、「古色の栞」というYouTubeチャンネルを運営されている。阪南大学国際学部・来村多加史(きたむら・たかし)教授へのインタビュー記録だ。その第27弾は、話題の「富雄丸山古墳を徹底解説(蛇行剣・盾形銅鏡など)」。気鋭の考古学者がどのように「富雄丸山古墳」を語るのか、ぜひ視聴していただきたい。なお過去の映像は、こちらで視聴していただける。今回は、近年大発見があったことで注目されている奈良県奈良市「富雄丸山古墳(とみおまるやまこふん)」の解説です。「蛇行剣(だこうけん)・鼉⿓⽂盾形銅鏡(だりゅうもんたてがたどうきょう)」の意味は?被葬者はどんな人?など話題にあがりますが、立地や類例などを交えながら、来村先生に詳しく説明頂いて...来村多加史教授が「富雄丸山古墳」を語る!by松原純さんのYouTubeチャンネル「古色の栞」

  • 澤田瞳子さんが語る「行基と聖武天皇の時代」講演、7月28日(日)堺市で開催!(2024 Topic)

    7月28日(日)14時から、堺市総合福祉会館大ホール(堺市堺区南瓦町2-1)で、澤田瞳子さんの「SPECIALLECTURE行基と聖武天皇の時代」が開催される。参加費は@1,000円で、要申し込みだ。〈天変地異、パンデミック、飢饉、長屋王の変、動乱の奈良時代、国家造りに苦悩する帝と、それをささえた僧、行基の生き様を、直木賞作家澤田瞳子先生にお話しいただきます〉というもので、これは興味深い。チラシはこちら(PDF)、お申し込みは、こちら(1回で5人まで申し込める)。主催者のHPによると、SPECIALLECTURE行基と聖武天皇の時代直木賞作家澤田瞳子氏が語る行基と聖武天皇の時代天変地異、パンデミック、飢饉、長屋王の変、動乱の奈良時代、国家造りに苦悩する帝と、それをささえた僧、行基の生き様を、直木賞作家澤田...澤田瞳子さんが語る「行基と聖武天皇の時代」講演、7月28日(日)堺市で開催!(2024Topic)

  • ユネスコ世界文化遺産「吉野大峯」登録20周年回顧録 by 田中利典師

    今日の「田中利典師曰く」は、過去のお行の日記からは離れ、『月刊奈良』(2024年4月号)に執筆された〈ユネスコ世界文化遺産「吉野大峯」登録20周年回顧録〉を紹介する。師はこれをご自身のFBに2回(2024.5.27~28)わたって紹介された。当ブログでは、これを一挙に紹介する。実はNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、6/9(日)、会員を対象とした利典師による90分の講演会を予定している、演題は「修験道の今日まで、そして明日から~吉野大峯・世界遺産登録20周年記念講演~」である。14時半頃から、東大寺総合文化センター(東大寺ミュージアム)地下小ホールで開催する。この回顧録は、その良い「予習」にもなることだろう。今年は金峯山寺を含む「吉野大峯」がユネスコの世界文化遺産に登録されて20周年を迎える。当時し...ユネスコ世界文化遺産「吉野大峯」登録20周年回顧録by田中利典師

  • 「雑記帳の集い」、5年ぶりにリアル総会を開催!

    土曜日(2024.5.25)の奈良新聞に、〈「雑記帳の集い」橿原で総会会員高齢化で運営見直し新体制で再出発〉という記事が出ていた。1978(昭和53)年頃にできた同紙「雑記帳」欄への投稿者により、「雑記帳の集い」は1980(昭和55)年に発足した。会則の「目的」には〈本会はペンを通じて会員の親睦と教養を高め、家庭と社会の向上に努めます〉とある。※トップ写真は、奈良新聞の同記事サイトから拝借1978年といえば、私が就職のために奈良に来て働き出した年なので、とても感慨深い。「雑記帳の集い」のことは、私も「明風清音」欄に投稿したことがある。土曜日の記事には、〈解散ではなく無理のない運営体制での存続を望む声が相次ぎ、従来の役員制度や会費制度は廃止し、会員同士が緩やかにつながる新体制で再出発することを決めた〉とある...「雑記帳の集い」、5年ぶりにリアル総会を開催!

  • 奈良まほろばソムリエの会「入会説明会」「合格者祝賀会」を開催!(2024 Topic)

    昨日(5/25)の土曜日、ホテルリガーレ春日野(奈良市法蓮町757-2)で、奈良まほろばソムリエの会は「第17回奈良まほろばソムリエ検定」で、奈良まほろばソムリエに合格された方を対象に、入会説明会・合格者祝賀会を開催しました。今年のソムリエ合格者はわずか29人(合格率22.7%)という狭き門でした(昨年の合格者は83人、合格率は52.0%)。ご出席者は、説明会に32人(合格者15人、主催者17人)、祝賀会には27人(合格者12人、主催者15人)。説明会では、各グループ・サークル代表理事などにより、日頃の活動を紹介。祝賀会では、祝杯を傾けるとともに、合格に至るご苦労話などをうかがいました。締めは、松浦副理事長の「大和ハープ」の演奏でした。遠方からのご参加者も多く、合格者の全員が当会にご入会いただけることを、...奈良まほろばソムリエの会「入会説明会」「合格者祝賀会」を開催!(2024Topic)

  • 4年ぶりに「誕生祭」「鷽(うそ)替え神事」が復活!菅原天満宮(奈良市菅原東)/毎日新聞「やまとの神さま」第85回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。今週(2024.5.23)掲載されたのは〈相撲の始祖や道真ら祭る/菅原天満宮(奈良市)〉、執筆されたのは、同会会員で奈良市にお住まいの増田優子さんだった。※トップ写真は、菅原天満宮の拝殿=奈良市菅原東で同神社は、日本最古の天満宮とも言われる。コロナ禍を経て6月25日(火)には、4年ぶりに「道真公誕生祭」と「鷽(うそ)替え神事」が行われる。では、以下に全文を紹介する。相撲の始祖や道真ら祭る/菅原天満宮(奈良市)菅原天満宮は、奈良市菅原東の阪奈道路近くに鎮座します。平安時代の神社一覧である「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)」にも記されている古社です。祭神は、菅原家の一系三神です。祖神とされる天穂日命...4年ぶりに「誕生祭」「鷽(うそ)替え神事」が復活!菅原天満宮(奈良市菅原東)/毎日新聞「やまとの神さま」第85回

  • 奈良の味 一冊に/『奈良にうまいものあり!』(なららbooks)好評発売中!

    水曜日の奈良新聞(2024.5.22付)暮らし面に、〈そうめん、清酒、柿の葉すしなど「奈良の味」一冊に奈良の食文化研究会3冊目の書籍刊行県の話題集めたコラムも〉という大きな記事が出ていた。NPO法人「奈良の食文化研究会」は1999年(平成11年)から毎月1回、奈良新聞に「奈良の食」をテーマとした記事を連載されてきた(今のタイトルは「新・大和の食模様」)。これらの内容は、『出会い大和の味』(2007年)、『続・出会い大和の味』(2017年)の2冊にまとめて刊行された(いずれも奈良新聞社刊)。今回の『奈良にうまいものあり!』(なららbooks)は、四半世紀(25年)にわたる連載の集大成として刊行された、いわば「総集編」である。なお全6編の「コラム」と巻末の「方言集」は、私が書いた。文字校正や校閲などもお手伝い...奈良の味一冊に/『奈良にうまいものあり!』(なららbooks)好評発売中!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第38日 社長と大僧都、二足のわらじ」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行38日目「40,50は洟垂れ小僧」〉(師のブログ2015.6.7付)。この日ご参拝された角川博泉さんは、八尾の設備会社の社長さん。還暦を過ぎてから四国の歩き遍路を始められ、4回りを行じられた。※トップ写真は、吉野水分神社(2024.4.5撮影)その後、大峯奥駈修行にも参加されるようになり、〈今年は高野山大学の大学院を卒業され、四度加行・伝法灌頂も終えられて、見事大僧都になられた。法螺の名手でもある〉。今は高野山の僧正さまだとか。世の中にはスゴい人がいらっしゃるものだ。では、全文を抜粋する。「40,50は洟垂れ小僧」蔵王供正行38日目(6月7日)。曇り時々晴れ。今日の一日。5時に起床。5時40分、第75座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時0...田中利典師の「蔵王供正行/第38日社長と大僧都、二足のわらじ」

  • 売れてます!『奈良にうまいものあり!』/奈良新聞「明風清音」第103回

    毎月1~2回、奈良新聞「明風清音」欄に寄稿している。先週(2024.5.16)掲載されたのは〈奈良の「食」を一冊に〉、『奈良にうまいものあり!――伝えたい郷土の味100話――』(なららbooks)の紹介である。おかげさまでこの本は、よく売れているそうで、協力した私としても、とてもうれしく思っている。これまで、こんなにまとまって「奈良の食」を紹介した本はなかったので、そこが歓迎されたのだろう。では、全文を紹介する。奈良の「食」を一冊に今年4月、NPO法人「奈良の食文化研究会」は、『奈良にうまいものあり!――伝えたい郷土の味100話――』(なら文化交流機構刊本体1,500円)を出版した。同会は1999(平成11)年6月から会員が交代で月1回、本紙に「出会い大和の味」を連載し、はや四半世紀が過ぎた(現在の連載タ...売れてます!『奈良にうまいものあり!』/奈良新聞「明風清音」第103回

  • 神意を伺う占いの神祭る「天香山神社」(橿原市)/毎日新聞「やまとの神さま」第84回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.5.16)掲載されたのは〈神代から続く占い伝える/天香山神社(橿原市〉、執筆されたのは同会会員で、橿原市在住の本田倫子(ほんだ・みちこ)さんだった。※トップ写真は、天香山神社拝殿=橿原市南浦町で天香山神社は小さな神社であるが、今も国家の大事を判断する「亀卜(きぼく)」や、天皇陛下即位の大嘗祭(だいじょうさい)のための「神撰田(しんせんでん)」決定に関係する神として、重視されている。では、全文を紹介する。神代から続く占い伝える/天香山神社(橿原市)天香山神社は、正式には天香山坐櫛真命(あまのかぐやまにいますくしまのみこと)神社と言い、天香具山の北麓に鎮座します。祭神は、櫛真命(櫛真智命に同じ...神意を伺う占いの神祭る「天香山神社」(橿原市)/毎日新聞「やまとの神さま」第84回

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第37日 鎮護国家の祈り」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行37日目「祈り・結界・天下泰平」〉(師のブログ2015.6.6付)。この日も、遠来(三重県名張市から)のご参拝者があった。〈今日はちょっとぼやいてみました〉とあるように毎日毎日、全国の社寺では、お祈りが続けられている。そのことに皆さん、気づいているだろうか、という師の「ぼやき」である。では、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)「祈り・結界・天下泰平」蔵王供正行37日目(6月6日)。雨のち晴れ。今日の一日。5時に起床。5時40分、第73座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時10分、第74座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本堂11時、行見舞いに京都の親しい御茶屋さんご家族が来山。有り難...田中利典師の「蔵王供正行/第37日鎮護国家の祈り」

  • 奈良の観光は「安い、浅い、狭い」って?/観光地奈良の勝ち残り戦略(138)

    奈良の観光について、〈「安い・浅い・狭い」脱却を県観光戦略会議初会合〉(毎日新聞奈良版2024.5.16付)という記事が各紙に出ていた。46年も奈良県に住んでいるが、「安い、浅い、狭い」と聞いたのは初めてだ。※トップ写真は、興福寺境内の桜(2024.3.31撮影)「どうもしっくり来ないな」と思っていると、「TBSNEWSDIG」というサイトに、〈『奈良の観光は、安い・浅い・狭い』マイナス面を三拍子で…こんな結論は誰が作った?奈良県観光戦略本部に聞くと〉という記事が出ていた(5/18付)。全文を引用すると、以前から、“宿泊客が少ない”などの課題が挙げられている奈良県は、観光戦略本部を立ち上げて、15日に初会合を行った。そこで委員らに示された資料には、奈良観光のマイナス面をはっきり示す衝撃的なキーワードが並ん...奈良の観光は「安い、浅い、狭い」って?/観光地奈良の勝ち残り戦略(138)

  • 観光客に聞いた奈良の昼メシベスト5 by 「マツコ&有吉 かりそめ天国」(2024.5.17)

    以前(2024.3.27)、〈またもやディスられた!「奈良の食」〉というタイトルで、3/15(金)に放送された「マツコ&有吉かりそめ天国2時間SP」(テレビ朝日系)での有吉の発言などを紹介した。奈良には「奈良漬しかない」「(名物の)ラーメンもない」「昼メシ食べるのに困る」など散々、勝手な発言をしていた。※トップ写真は、TVerから拝借したそのフォローのつもりか、昨日(2024.5.17)20時からの同番組は、「観光客に聞いた奈良の昼メシベスト5」を放送していた。54分の番組のうちの約25分を占める大特集だった。番組の冒頭で、ロッチの中岡創一(橿原市出身)が前の番組を見て、「奈良にはおいしいものがたくさんある」と反論していたことも、紹介されていた。紹介されたベスト5は、この写真の通りだが、番組で有吉とマツコ...観光客に聞いた奈良の昼メシベスト5by「マツコ&有吉かりそめ天国」(2024.5.17)

  • 野菜がおいしい! イタリア料理&四川料理 ナチュラ(奈良市学園北)

    『奈良にうまいものあり!』(なららbooks)の制作に協力していて、つくづく「奈良の野菜はおいしいな」と気づかされた。県は「大和野菜」として、これを推奨している(該当ページの内容は末尾に記載)。※トップ写真は、名物バーニャカウダ(イタリア語で「熱いソース」)。ソースは火で温めるおいしい大和野菜を提供する店といえば、まずは「ナチュラ(Natura)」(奈良市学園北1-14-5モンテクール学園前1F)が思い浮かぶ。このお店は昨年(2023.4.17)に当ブログで紹介したが、気になって年初(2024.1.11)に再訪した。テーブルの上には、採れたての野菜がこんなにたくさん!このお店はイタリアンが基本だが、四川料理もある。この日は、イタリアンに加え、野菜と四川料理をいただくことにした。お店のFacebookには、...野菜がおいしい!イタリア料理&四川料理ナチュラ(奈良市学園北)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第36日 恐るべし!Facebook」

    久々に「田中利典師曰く」をお届けする。今回は〈蔵王供正行36日目「フェイスブック恐るべし…」〉(師のブログ2015.6.5付)である。師はお行の間もSNS(ブログとFB)での情報発信は継続されており、それを見て来られる参拝者も多い。このような発信は、やはり必要なのである。では、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)「フェイスブック恐るべし…」蔵王供正行36日目(6月5日)。雨。今日の一日。5時に起床。5時40分、第71座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第72座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時10分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、法楽勤行於本堂参拝者3名。村岡町(兵庫県美方郡香美町村岡区)から...田中利典師の「蔵王供正行/第36日恐るべし!Facebook」

  • おしゃれで新鮮!創作肉料理「肉の條」(奈良市西木辻町)

    東京と奈良を股にかけて仕事をされているNさんにお誘いいただき、創作肉料理の「肉の條」(奈良市西木辻町63-7NKビル1階)を訪ねた。Nさんの行きつけの店だそうで、とてもシックでおしゃれな店だった、もちろん味もいい。大将の西條和明さん。西條さんのお肉屋さんなので、「肉の條」なのだ!訪ねたのは3月(2024.3.19)だったが、そのあとでスマホが壊れ、保存していた料理名や値段などのデータが、消えてしまった。デジカメで撮っていた写真データは残っているので、遅ればせながら記憶を頼りに紹介したい(お店の公式インスタグラムは、こちら)。このお店は、「奈良グルメ図鑑」でも紹介されていた。引用すると、「チョギレサラダ」650円「えだまめの炭火焼き」400円「どて焼き」750円。東京モンのNさんがどて焼きがお好きとは、少し...おしゃれで新鮮!創作肉料理「肉の條」(奈良市西木辻町)

  • やめられない、とまらない「パスタ デ ポン」(パスタのポン菓子)

    めずらしいものをいただいた。その名は「PASTAdePON」。簡単にいうと、「ガレッツ」と呼ばれるシェル(貝殻)型パスタ(マカロニ)のポン菓子である。シンコー食産(生駒郡斑鳩町竜田南1-4-31)の製品で、何種類かあるうちの「抹茶味(吉野葛入り)」をいただいた。ほどよい甘さと香ばしさ、サクサクした歯ざわりが、とてもいい(シンコー食産が運営する店舗「サクッとカフェ」のサイトは、こちら)。これがガレッツ(スペインからの輸入品)、写真はグランジャポンのサイトから拝借お米がポン菓子にできるのなら、小麦や小麦粉製品もポン菓子にできるのは道理だが、これを思いつき、いろんな味をつけたところがいい。私はよく「グラノーラ」を肴にして、ワインやハイボールに合わせることがあるが、食感は「パスタデポン」がまさる。こんなおいしいも...やめられない、とまらない「パスタデポン」(パスタのポン菓子)

  • 「田原総一朗さん お辞めになっては?」(毎日新聞「特集ワイド」)

    毎日新聞夕刊(2024.5.7付)に〈卒寿・田原総一朗さんお辞めになっては?「傲慢」反省でも直言はやめぬ〉という見出しの大きな記事が出ていた。確かに田原総一朗さんは少し耳が遠くなり、議論がかみ合わないシーンが多くなった。頑固さも増している。しかしご本人はやる気十分だし、この記事も過激な見出しのわりには、最後は〈傲慢に堕することなく、まだまだ元気にジャーナリストとして走り続けてほしい〉で締めくくっている。私は以前、書評を書いたことへのお礼状も、いただいたことがある。皆さんは記事全文をお読みいただき、ご判断いただきたい。卒寿・田原総一朗さんお辞めになっては?「傲慢」反省でも直言はやめぬ評判がよろしくない。ジャーナリスト、田原総一朗さんである。「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)でおなじみだが、傲慢にも映るその...「田原総一朗さんお辞めになっては?」(毎日新聞「特集ワイド」)

  • 鬱蒼と茂る森の中に巨岩と拝殿 岩尾神社(山添村吉田)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.5.9)掲載されたのは〈奇岩続く景勝ご神体も石/岩尾神社(山添村)〉、執筆されたのは、同会会員で奈良市在住の藤井哲子さんだった。この日、藤井さんは奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」の推しナラコーナーで、「奈良でジャズ」をテーマにお話しされていた。※トップ写真は、岩尾神社拝殿と神体石=山添村で今回の岩尾神社は、おそらく巌(いわお)神社なのだろう。拝殿の後ろに横たわる神体石を、うまく写真に収められている。山添村はミステリアスな村で、私も以前、2泊3日で村を訪ね、「巨石めぐり」、「神社めぐり」、「お寺めぐり」という3本のブログ記事を書いたことがある。では、記事全文を紹介する。岩尾神社(山添村)奇岩続...鬱蒼と茂る森の中に巨岩と拝殿岩尾神社(山添村吉田)

  • 山峯の龍神さまを祭る室生龍穴神社(宇陀市室生)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。月初(2024.5.2)に掲載されたのは〈雨乞いの龍神祭る古社/室生龍穴神社(宇陀市)〉、執筆されたのは同会副理事長で宇陀市にお住まいの松浦文子さんだった。室生龍穴神社のこ祭神は高龗神(たかおかみのかみ=高龗)だ。日本国語大辞典「高龗」によると、※トップ写真は、室生龍穴神社本殿=宇陀市で(「たか(高)」は「くら(闇)」に対する語で、山峰を意味し、「龗」は水をつかさどる蛇体の神のこと)「日本書紀」一書に見える神。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)がその子軻遇突智(かぐつち)を斬った時に、雷神・山神とともに出生した神。水をつかさどる神として、闇龗(くらおかみ)とともに、祈雨・止雨の信仰を受けた。たかおかみのかみ。...山峯の龍神さまを祭る室生龍穴神社(宇陀市室生)

  • 紀州のワイルドな「柿の葉ずし」

    一昨日(2024.5.8)、小・中学校の同級生から、柿の葉ずしが届いた(10個入りを2箱も)。福本商店(和歌山県伊都郡かつらぎ町広口)の商品だった。早速いただいたところ、酢がよく利いていてサバもサケも身の厚い、紀州らしくワイルドな柿の葉ずしだった、これはうまい!福本商店の柿の葉ずしは、機械を使わず「完全手作り」なのだそうだ。お店の周辺は、四郷(しごう)という串柿の里である。同町のHPによると、串柿の里四郷(広口・滝・東谷・平)地区は、400年前から串柿の特産地として長い歴史と伝統を育んできた。串柿は1本の細い竹串に10個の干し柿をさしたもので、三種の神器の一つである剣に見立てている。この写真は、かつらぎ町のHPから拝借11月初旬、家族総出で皮をむき、柿をすだれ状に組み立てる作業が続く。家々の軒先や長い柿屋...紀州のワイルドな「柿の葉ずし」

  • ポロのマレット(ホッケーのスティック)が、高松塚古墳壁画に!

    昨日の奈良新聞(2024.5.8付)の1面トップに、〈高松塚古墳壁画・西壁男子群像の“杖”「ポロ」のマレット?橿考研の中村氏「唐の壁画と共通点」史資料検討し独自見解〉という大きな記事が出ていた。※トップ写真は、高松塚古墳壁画の西壁男子群像。奈良新聞の記事サイトから拝借高松塚古墳壁画に描かれている杖は、ポロで使う「マレット」(スティック)ではないか、という新説を中村健太郎さんが発表したというのだ。これは興味深い説である。記事に出てくる「打毬(だきゅう)」は、NHK大河ドラマ「光る君へ」(第7回)にも登場していた。NHKのサイトには、打毬は、毬杖(きゅうじょう)といわれる棒状のもので毬(たま)をゴールに投げ込む団体競技です。紀元前6世紀のペルシャを起源とし、馬上で行うものと徒歩で行なうものの2種があって前者は...ポロのマレット(ホッケーのスティック)が、高松塚古墳壁画に!

  • 「書店ゼロ」の自治体が約3割、奈良県では約5割も!

    先週の奈良新聞(2024.5.1付)に、〈書店ゼロ自治体は27%奈良など3県は過半人口減や通販普及で〉という記事が載っていた。2年前の調査と比べても、26.2%→27.7%と、1.5%ポイントも増えている。私も書店のない田舎町で育ったので、書店のない不便さはよく分かる(独立した「図書館」もなかった)。小学校高学年になると、自転車で隣町の書店に行くこともできたが、慣れていないので書棚の前で立ち尽くすしかなかった。大学に入って大型書店に気軽に入れるようになって、その有り難みがよく分かった。ふらりと立ち寄り、表紙や背文字を見ているだけでも、いろんな情報が伝わってくる。奈良県では、51.3%の市町村で「書店ゼロ」だ。記事中には〈地域の書店が担う文化発信機能の弱体化が懸念される〉とあるが、書店がなければ、「文化」に...「書店ゼロ」の自治体が約3割、奈良県では約5割も!

  • 昔懐かしい町中華「ミスター博(ポヲ)」JR五条駅前 商栄会通り/昭和レトロ食堂(51)

    こどもの日(2024.5.5)、会社の先輩だったFさんと2人で、JR五条駅前・商栄会通りにある中華の老舗「ミスター博(ポヲ)」を訪ねた。このお店は、「ラーメン大好き中田さん」として知られる動画クリエイターの中田さんに教えていただいた店である。これと次の写真は、「奈良グルメ図鑑」から拝借した(うっかり撮り忘れたので)なお「商栄会通り」(駅前商店街)は、駅から続く道だが、一方通行なので、駅からは車で行けないので(南から北への一方通行)、ご注意を。駐車場は、お店の少し北(商栄会通り沿い)にある。「奈良グルメ図鑑」に、このお店が紹介されていた。掲載日が5/5(日)なので、私より少し早くお訪ねになったようだ。五条駅から徒歩5分(車だと一方通行なので注意)家族経営の町中華。昭和感あふれる店内は中華でよくある赤い円卓が...昔懐かしい町中華「ミスター博(ポヲ)」JR五条駅前商栄会通り/昭和レトロ食堂(51)

  • 奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(5/9)に、藤井哲子さんが出演! テーマは「奈良でJAZZ」(2024 Topic)

    奈良テレビ放送の60分番組「ゆうドキッ!」(17:30~)毎週木曜日の前半部分に、「ひたすら推したい!奈良ノススメ」(推しナラ)という約10分間のコーナーがある。このコーナーには、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」会員が交代で出演している。今週(5/9)出演するのは、絵画や音楽の分野で活躍中のアーティスト・藤井哲子さんである。藤井さんのブログによると、この写真は、過去の出演回の様子5/9(木)17時30分〜18時30分放送奈良テレビ『ゆうドキッ』に出演しますいつも神社仏閣+お土産をテーマにしてきましたが今回は『奈良でJAZZ』いつもと違う奈良をお届けします奈良テレビ放送。写真はいずれも、ご本人のブログから拝借奈良とJAZZとは、意外な取り合わせだが、ピアニストの藤井さんのことなので、おそらく興味深いお...奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(5/9)に、藤井哲子さんが出演!テーマは「奈良でJAZZ」(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第35日 1日2回、愛情たっぷり精進食」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行35日目「舟納豆」〉(師のブログ2015.6.4付)。師のお好きな「舟納豆(ふななっとう)」は茨城県の特産品で、舟形の経木(きょうぎ=薄い木の板)でパッケージされている。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)師は〈肉魚類の生臭物、五辛、飲酒を避けた生活〉をされていて3kg減量、しかし体調に変化はないそうで、これも奥さんの愛情のこもった精進料理の賜物だろう。では、全文を紹介する。「舟納豆」蔵王供正行35日目(6月4日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第69座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第70座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時10分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂...田中利典師の「蔵王供正行/第35日1日2回、愛情たっぷり精進食」

  • お鮨屋さんの絶品!韓国ランチ「すし嘉」(御所市 鴨都波神社東)

    久々のグルメ情報である。以前、アットホームな昭和レトロ食堂として、「すし嘉」(御所市宮前町579-5)の「すしランチ」を紹介した。実はこのお店では、韓国ランチも提供されている(娘さんが担当)。月に数回程度なので、こちらのインスタグラムで確認して、予約していただきたい。※トップ写真は「タットリタンLUNCHI」(コーヒー付で税込み1,700円)、2024.4.9撮影会社の先輩だったFさんにお連れいただいてお店を訪ねたのは4/9(火)だったが、それに先立ちFさんはテイクアウトの「キンパ」のお弁当をわざわざ持参してくださった(3/24)。それが以下の写真である。なおキンパ(キムパプ)とは〈海苔で米飯を巻いて作る韓国料理。キムは「海苔」、パプは「ご飯」という意味である。巻き簾を使用する調理法などは、日本の海苔巻き...お鮨屋さんの絶品!韓国ランチ「すし嘉」(御所市鴨都波神社東)

  • 箸墓は卑弥呼の墓、邪馬台は「ヤマト」と読む/奈良新聞「明風清音」第102回

    毎月1~2回、奈良新聞「明風清音」欄に寄稿している。先月(2024.4.18)掲載されたのは、「箸墓は卑弥呼の墓か」。世間ではますます「邪馬台国=纒向説」に支持が集まっているので、気持ちとしては「箸墓は、やはり卑弥呼の墓だった」である。考古学の重鎮が支持してくれているし、全く別の観点から「邪馬台はヤマトと発音する」という研究者も出て来ている。これは誠に愉快な展開である。では、以下に全文を紹介する。箸墓は卑弥呼の墓か最近になって、邪馬台国に関するいろんな論考を目にする。一つは春成秀爾氏の「箸墓古墳築造の意義」(雄山閣刊『何が歴史を動かしたのか第3巻古墳・モニュメントと歴史考古学』所収)、もう一つは桃崎有一郎氏の「画期的新説邪馬台はヤマトである」(『月刊文藝春秋』2024年3月号所収)である。いずれも邪馬台国...箸墓は卑弥呼の墓、邪馬台は「ヤマト」と読む/奈良新聞「明風清音」第102回

  • ビューティフル、ワンダフル! 復活されたお能『奈良八重桜』by 奈良八重桜の会

    先週(2024.4.27)、「復曲能『奈良八重桜』上演会」を見に行ってきた。お能には苦手意識があるので長年、遠ざけていたが、主催団体「奈良八重桜の会」にはたくさんの知人がいるので、年初に申し込んでおいた。すると1月26日には「満席」になった、と会のFacebookで知った。※トップ写真は産経新聞の記事サイト(4/27付)から拝借この日のプログラムは末尾に記載したが、金春穂高さんの分かりやすい解説や、4人の識者によるトークがあり、楽しく予習をしたあとに能が始まった。奈良新聞(4/29付)では〈「奈良八重桜」を初演室町時代に創作も江戸初期に途絶え幻の能、現代に蘇る〉という見出しで紹介されていた。全文を抜粋すると、室町時代に創作された能の復曲に取り組む「奈良八重桜(ナラノヤエザクラ)の会」(上田トクヱ会長)は2...ビューティフル、ワンダフル!復活されたお能『奈良八重桜』by奈良八重桜の会

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第34日 ピースポール建立式」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行34日目「世界人類が平和でありますように…」〉(師のブログ2015.6.3付)である。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)「世界人類が平和でありますように」と書かれた碑は「ピースポール」と言い、富士宮市に本拠を置く「白光真宏会(びゃっこうしんこうかい)」の活動の一環である。この日は林南院の月例祭(毎月3日)の日にあたり、そこでピースポールの建立式が行われた。参拝者は18名に上った。これに先立ち利典師は、同会の「富士聖地平和の祈り」に仏教界を代表して参加し、「平和の祈りのメッセージ」を高々と読み上げた。ロシアによるウクライナ侵攻やガザ地区での戦闘が続く現在にあっては、世界平和は全人類の願いと言っていい。では、全文を以下に紹介する。「世界人類が平和でありま...田中利典師の「蔵王供正行/第34日ピースポール建立式」

  • なっちゃん と てっちゃんがラジオに登場!「MID NARA SEEKERS」(田原本町・FMまほろば)

    このトシになって、女子高生とラジオで共演するとは、思ってもみませんでした。4月29日(月)~5/12(日)の水曜日を除く毎日、パーソナリティのなっちゃん(高校1年生)と私が、FMまほろば(79.5MHz)の10分間番組に出演します。月、火、木、金は15時20分から、土、日は12時15分から。内容は週替わりで2本(月曜日に本放送、他の曜日は再放送)。いずれも「地元の歴史の学び方」のような話です。4/28(日)に近鉄田原本駅前で開催された「やどかり市」の日に買った「田原本ふるさとかるた」などをもとに、唐古・鍵遺跡などの史跡や地元の社寺の話をします。2本の番組は、すでに4/28に収録を終えています。なっちゃんは小学生の頃には、よくご家族で、「田原本ふるさとかるた」をしたそうです。「古都奈良がぐるっと見えるよなが...なっちゃんとてっちゃんがラジオに登場!「MIDNARASEEKERS」(田原本町・FMまほろば)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第33日 天の命じるままに生きる」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行33日目「天命」〉(師のブログ2015.6.2付)。この日のご参拝者は4名と、賑やかな護摩だった。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)これまで大きな仕事をこなされた利典師は〈これからどこに行こうとするのか、それさえも見えぬまま、お行に入ったが、全て天命だとすれば、逆らわず、あるがままに任せるしかない〉と述懐する。では、全文を以下に紹介する。「天命」蔵王供正行33日目(6月2日)。晴れ。今日の一日。5時に起床。5時40分、第65座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第66座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時10分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、本堂法楽・法華経読誦於本堂参拝...田中利典師の「蔵王供正行/第33日天の命じるままに生きる」

  • 「袖丈が長すぎる」問題が解消!

    会社を完全リタイヤして2年半が経った。リタイヤ後、さすがにスーツ(背広上下)を仕立てることはなくなったが、改まった席に呼ばれることがあるので、背広型の替上着(ジャケット、ブレザー)は、年に2着ほど購入している。そこでいつも悩まされるのが、上着の「袖丈」だ。肩幅や着丈がピッタリでも(たいていL~LLサイズ)、袖丈は常に長すぎるのである。かつては、4cmほど詰めたこともある。私の腕は結構長い方だが、それでもこんなに詰めるということは、モトがよほど長いのである。最近の若者は手足が長いが、到底若者が着そうにない中高年向けの上着でも、袖丈が長い。これを詰めるのには、たいてい@4,000円ほどの追加費用がかかるし、もう一度足を運んで取りに来ないといけない。一昨日(4/24)外出したついでに、ショッピングセンターで替上...「袖丈が長すぎる」問題が解消!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第32日 蛍に季節の移ろいを感じる」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行32日目「蛍」〉(師のブログ2015.6.1付)。修行を続けておられるうちに、草履の鼻緒に蛍がとまる季節になっていた。お行も残り18日となった。では、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)「蛍」蔵王供正行32日目(6月1日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第63座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第64座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時10分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、本堂法楽・法華経読誦於本堂参拝者は1名。遠く茨城県から弟子の大塚くんが来山。大好きな舟納豆を持参してくれました。****************「蛍」いよいよ、6月…。今日...田中利典師の「蔵王供正行/第32日蛍に季節の移ろいを感じる」

  • 奈良の食文化研究会編著『奈良にうまいものあり!ー伝えたい郷土の味100話ー』(なららbooks)が堂々の刊行!

    奈良の食文化研究会(理事長:木村隆志さん)は、平成8年(1996)に創設されました。「奈良にうまいものなし」という誤解を払拭することが目的で、「食べることに興味がある人、こだわりのある人、奈良を愛する人」が結集しました。その5年後には、NPO法人化。奈良の歴史と伝統を踏まえ、奈良の「食シーン」を盛り上げていこうと、頑張って来られました。平成11年(1999)からは、会員が交代で月1回、奈良新聞に連載記事を執筆し、はや四半世紀が過ぎました(現在のタイトルは「新大和の食模様」)。この間、平成31年(2019)2月には、共同通信社と全国の地方新聞社が主催する「第9回地域再生大賞」で、同会は「優秀賞」を受賞されました。このたび同会は、これまでの活動の集大成として、『奈良にうまいものあり!―伝えたい郷土の味100話...奈良の食文化研究会編著『奈良にうまいものあり!ー伝えたい郷土の味100話ー』(なららbooks)が堂々の刊行!

  • 奈良シニア大学、2024年度の授業がスタート!

    奈良シニア大学「奈良校」の入学式が、先週(2024.4.18)挙行された。私もお声かけいただき、来賓として出席した。今年の奈良校へは、25人が新入生として入学された。久しぶりにスーツにネクタイ、やはりこれは身が引き締まる(同大学の公式HPは、こちら)。※トップ写真は、祝辞を述べる岩井学長冒頭、岩井洋学長の祝辞があった。年齢を重ねてもヒトの脳は発芽する(脳のニューロン=神経細胞が突起を伸ばして新しいネットワークを作り上げる)、つまり老人の脳も成長するというお話で、これは興味深かった。そのあとは、在校生による「サークル紹介」。奈良シニア大学にはたくさんのサークルがあり、活発に部活を行っている。私も「グルメサークル」を担当しているので、ひと言、概要を紹介させていただいた。ランチは神座で期間限定の「ゆず香る鶏ラー...奈良シニア大学、2024年度の授業がスタート!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第31日 おかげさま、もったいない、ありがたい(OMA 運動)」

    今日の「田中利点師曰く」は、〈蔵王供正行31日目「O・M・A…感謝」〉(師のブログ2015.5.31付)である。「O・M・A」とは、「おかげさま、もったいない、ありがたい」。いつも感謝の気持ちを持って日々を生きよう、ということである。では、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)「O・M・A…感謝」蔵王供正行31日目(5月31日)。晴れのち曇り。今日の一日。5時に起床。5時40分、第61座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第62座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時10分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、本堂法楽・法華経読誦於本堂参拝者は1名。広島大学の町田先生が御来山。恐縮でした。助法は愚息が留守で...田中利典師の「蔵王供正行/第31日おかげさま、もったいない、ありがたい(OMA運動)」

  • 「饅頭祭り2024」と「中曽司の挽き茶会」

    4月19日は、饅頭の祖とされる林浄因(りん・じょういん)の命日だ。この日、奈良市の漢國(かんごう)神社境内にある「林(りん)神社」で、饅頭祭りが営まれる。私もお参りしてきた。当日の様子は毎日新聞奈良版(4/20付)に紹介されていたので、私の写真とともに全文を抜粋しておく。※トップ写真は、漢國神社境内にある林神社の祠(ほこら)。すべて4/19の撮影梅木宮司さんの祝詞奏上。この一枚だけは、奈良新聞(4/20付)の記事サイトから拝借した林神社にまんじゅう奉納例大祭限定販売に長蛇の列南北朝時代、中国から日本にまんじゅう作りを伝えた林浄因(りんじょういん)の命日にちなむ例大祭「饅頭(まんじゅう)祭り」が19日、奈良市の漢国(かんごう)神社内にある林(りん)神社で営まれた。全国の菓子業者がまんじゅうなどを奉納し、江戸...「饅頭祭り2024」と「中曽司の挽き茶会」

  • 神武東征ゆかりの古社、富雄川沿いの登弥神社(奈良市石木町)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.4.18)掲載されたのは〈神武天皇、大和平定ゆかり/登弥神社(奈良市)〉、執筆されたのは、同会会員で奈良市にお住まいの青木章二さんだった。※トップ写真は登弥神社本殿=奈良市石木町で同社の公式HPには〈由緒については皇紀4年春2月23日、神武天皇がこの地に於いて皇祖天神を祭祀されたのが、そもそもの淵源(えんげん)であり​その後、登美連(とみのむらじ)が祖先である天孫饒速日命(にぎはやひのみこと)の住居地であったこの地に命ご夫妻を奉祀したのが当神社の創建であります〉とあり、とんでもなく古い神社であることが分かる。では、全文を紹介する。神武天皇、大和平定ゆかり/登弥神社(奈良市)登弥(とみ)神社...神武東征ゆかりの古社、富雄川沿いの登弥神社(奈良市石木町)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第29日 東京行者講」

    蔵王供正行30日目「東京行者講」(師のブログ2015.5.30付)である。利典師はお弟子の伊藤さんのご協力を得て、江戸川区平井に「東京行者講」を開設された(のち閉業)。その伊藤さんが、修行中の利典師のお見舞いを兼ねて、綾部にいらっしゃったという。では、全文を以下に紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)。シロヤマザクラ以外にも、いろんな桜が咲く「東京行者講」蔵王供正行30日目(5月30日)。晴れのち曇り。今日の一日。5時に起床。5時40分、第59座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第60座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、本堂法楽・法華経読誦於本堂参拝者は1名。東京...田中利典師の「蔵王供正行/第29日東京行者講」

  • 農村集落の鎮守さま 豊浦八幡神社(大和郡山市豊浦町)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。今回は、「村の鎮守さま」を紹介する。大和にはたくさんの古社があるので、つい延喜式内社など有名な神社に目が向くが、古くから住民に愛され守られてきた鎮守さまも数多い。今日はそんな神社を紹介する。〈二つの社殿を一つ屋根に/豊浦八幡神社(大和郡山市)〉(2024.4.11掲載)である。執筆されたのは奈良まほろばソムリエの会会員で、大和郡山市在住の戸尾知子(とお・ともこ)さんだ。地元には、クロというタヌキを巡る心温まる昔話も残る。では全文を以下に抜粋する。二つの社殿を一つ屋根に/豊浦八幡神社(大和郡山市)大和郡山市豊浦(とようら)町は、近鉄橿原線とJR大和路線に挟まれた田園地帯にある約20軒の農村集落で、八幡神社は...農村集落の鎮守さま豊浦八幡神社(大和郡山市豊浦町)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第29日 老兵は死なず」

    今日の「田中利典師曰く」は、修行日記に戻り〈蔵王供正行29日目「老兵は死なず…」〉(師のブログ2015.5.29付)である。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)この年、師は還暦の60歳だったから、まだまだ「老兵」にはほど遠いが、後進に道を譲られたので、「あとは若い僧侶に任せたい」という決意の表明なのだろう。吉野大峯世界遺産登録20周年の年(2024年)を迎え、利典師の経験値は、大いに活かしていただきたいものだ。では、全文を紹介する。「老兵は死なず…」蔵王供正行29日目(5月29日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第55座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第56座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場1...田中利典師の「蔵王供正行/第29日老兵は死なず」

  • 第7回茶論(サロン)雪月花、4月29日(月・祝)、依水園で開催!(2024 Topic)

    舞踊家の山村若女さん(上方舞山村流師範)から、こんなご案内をいただいた。ご案内いつもありがとうございます。第7回茶論(サロン)雪月花のご案内です。春爛漫の好季節に奈良の名勝依水園をお借りして、伝統紋様研究家の成願義夫先生をお迎えして、奥深い着物のお話や日本の伝統美についてお伺いいたします。倉橋みどりさんとの日本文化サロン会です。ご都合よろしければ、ぜひご参加くださいませ山村若女拝詳しくは、こちらのチラシをご覧いただきたい。依水園は、お庭が素晴らしい。春の花々が咲き、楽しい春の思い出となることだろう。お申し込みは、QRコード、または携帯へ。たくさんのご参加をお待ちしています!第7回茶論(サロン)雪月花、4月29日(月・祝)、依水園で開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「鬼の物語」(文化時報 2024.4.9 付)

    今日の「田中利典師曰く」は、修行日記はお休みして、「鬼の物語」(文化時報2024.4.9付)という興味深いエッセイを紹介させていただく。なお「文化時報」(本社=京都市)は宗教専門紙で、週2回発行されている。これまで利典師は、「宇宙飛行士と山伏」、「天狗と山伏」など、修験者ならではの視点から宇宙飛行士や天狗を紹介されているが、今回は「鬼」。鬼は、金峯山寺の三大行事の1つ、「節分会・鬼の調伏式」でよく知られている。「福は内、鬼も内」は、同寺独自のものだ。冒頭に「鬼」という漢字は、死体を表わす象形文字とお書きで、これは全くその通りだ。白川静氏の『常用字解』には〈象形。鬼の形。人鬼をいう。人は死んで人鬼になると考えられた。大きな頭の形がこの世の人の姿とは異なることを示している。(中略)人鬼に対して、自然神を神とい...田中利典師の「鬼の物語」(文化時報2024.4.9付)

  • 金剛・葛城山から流れる水越川の水を守る 葛木水分神社(御所市関屋)

    奈良まほろばソムリエの会は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。新年度の第1回(2024.4.4付)は、〈古代の貴重な水源守る神/葛木水分(みくまり)神社(御所市)〉、執筆されたのは、当地ご出身の岡田充弘(あつひろ)さんだった。※トップ写真は葛木水分神社の本殿=御所市これについて岡田さんはご自身のFacebookに〈幼なごころに、水が分水嶺を越えて(越してくる)川、水越(ミコシ)の由来に心を高ぶらせたものだった〉と述懐されている。水越峠をめぐる水争いの話は、こちら(PDF)に詳しく出ている。では、以下に全文を紹介する。〈古代の貴重な水源守る神/葛木水分神社(御所市)金剛山と葛城山を南北に仰ぐ水越(みずこし)峠の東側に葛木水分(かつらぎみくまり)神社(御所市関屋)は鎮座します。近くに...金剛・葛城山から流れる水越川の水を守る葛木水分神社(御所市関屋)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第28日 神と仏と権現さま」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行28日目「神と仏と権現さま」〉(師のブログ2015.5.28付)である。「権現さま」とは、神と仏が習合した存在であるがこの日、利典師は、蔵王権現さまのことを〈荒ぶる神と和魂のバランスに出会うとき、やはり日本的な神さまなんじゃないかなと思ってしまう〉とお書きである。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)神道では神の霊魂には、荒魂(あらたま、あらみたま=荒々しい要素)と和魂(にぎたま、にぎみたま=優しく平和的な要素)という2つの側面があるとする。また和魂はさらに幸魂(さきたま、さきみたま=幸せを与える要素)と奇魂(くしたま、くしみたま=奇跡によって幸せを与える要素)という側面があるとする。これらを総合して考えてみると、蔵王権現さまは日本的な「神さま」ではない...田中利典師の「蔵王供正行/第28日神と仏と権現さま」

  • 生誕1250年記念特別展「空海」、奈良国立博物館で6月9日(日)まで!(2024 Topic)

    4月13日(土)から、奈良国立博物館で、「生誕1250年記念特別展空海」が始まった。同館の井上洋一館長によれば、これは「かつてない空海展」。幸い、12日(金)に開催された内覧会にご招待いただき、くまなく展示を見学させていただいた。昨日(4/13)の奈良新聞〈密教の全貌を解明空海生誕1250年記念展〉には、奈良市登大路町の奈良国立博物館で、生誕1250年記念特別展「空海KUKAI-密教のルーツとマンダラ世界」が明日13日開幕する。6月9日まで(前後期入れ替えあり、後期は5月14日から)。人々を救うために空海(774~835年)が唐から日本にもたらした密教の全貌を解き明かす展覧会。国宝28件、重要文化財59件を含む115件の仏像や仏画を立体的に展示し、空海と真言密教の魅力を紹介する。第1室に足を踏み入れて、驚...生誕1250年記念特別展「空海」、奈良国立博物館で6月9日(日)まで!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第27日 有朋自遠方来」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行27日目「千客万来」〉(師のブログ2015.5.27付)である。この日のご参拝者は3人。千客万来というほどではないが、論語の「朋(とも)あり遠方より来たるまた楽しからずや」の境地か。遠方の友を引きつけるのは、利典師のご人徳というものだろう。では、全文を紹介する。※トップ写真は吉野山の桜(2024.4.5)。この日、下千本が満開になった「千客万来」蔵王供正行27日目(5月27日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第53座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第54座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本堂10時50分、元全日仏青第17代理事長宮寺さんの来山12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂...田中利典師の「蔵王供正行/第27日有朋自遠方来」

  • 素朴で懐かしい味!「双葉食堂」(近鉄壺坂山駅前)/昭和レトロ食堂(50)

    日曜日(2024.4.7)、近鉄壺坂山駅から徒歩で、壷阪寺(高市郡高取町壷阪3番地)をお参りした。目当ては「桜大仏」だった。この日は青空に恵まれ、桜も満開だった。「車で行くと、たどり着けない」という噂を聞いて、駅から片道1時間を歩いたので、帰りには足がガクガクになった。壺坂山駅まで戻ったところで以前、Kさんという年上の友人から「駅前の双葉食堂は、お薦めですよ」と聞いていたことを思い出した。13時少し前だったので、「花見客で混んでいるだろうな」とも思ったが、訪ねてみることにした。店内を見渡すと、確かにお客さんは多いが、満席という訳でもなかったので、入り口の近くに陣取った。お腹が空いていたので、「カツ丼にうどんを組み合わせようか」と考えたが、女将さんによると「カツ丼は汁物が付いてきますので、親子丼とうどんにさ...素朴で懐かしい味!「双葉食堂」(近鉄壺坂山駅前)/昭和レトロ食堂(50)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第26日 ゆったりと流れる時間」

    久々に「田中利典師曰く」を紹介する。今回は〈蔵王供正行26日目「時間」〉(師のブログ2015.5.26付)。金峯山寺の職を辞され、自坊に戻られた師は、「やはり世の中から取り残されている感が大きい」とお書きである。※トップ写真は吉野山の桜。今回からは、2024.4.5の撮り下ろし!金峯山寺で多忙な要職にあって、数々の大きな仕事をこなして来られた師だからこそ、そのように感じられるのだろうか。このあたりの感覚は、私とは相当違うと感じる。私はサラリーマン生活から完全リタイヤした今でも、ソムリエの会関係の仕事に追いまくられ、時間の流れは全く変らない。メールも、毎日たくさん来るし、返事も書かないといけない。引っ込むべき田舎もない。そもそも「リタイヤ感」が、全くない。毎朝、新聞3紙に目を通し(60分)、テレビ欄をくまな...田中利典師の「蔵王供正行/第26日ゆったりと流れる時間」

  • やまとの桜 第3日 桜大仏(4/7)

    2024年の花見、3日目(4/7)は、壷阪寺(高市郡高取町壷阪3番地)へ。「車だと渋滞して、山門にたどり着けない」と聞いて、近鉄壺阪山駅から徒歩で訪ねた。ざっと1時間ほどの道のりだ。渋滞した車の横を、のびのびと歩いた。※トップ写真は「桜大仏」。写真はすべて日曜日(2024.4.7)に撮影標高は300mほどなので大した登り坂ではないのだが、2日前に吉野山を歩いたので、やや筋肉痛だった。この日も薄曇りの空だったが、時間がたつとともに青空が見えてきた。前日も前々日も曇り空で、「今年は青空が拝めないのかなぁ」と思っていたところが青空になったので、これは絶好の写真日和りとなった。壷阪寺は、伽藍や石仏の間にたくさんの桜(ソメイヨシノ)が植えられていて、その対比が見事である。特に大きな石仏が満開の桜に囲まれているさまは...やまとの桜第3日桜大仏(4/7)

  • やまとの桜2024 第2日 石舞台(4/6)

    花祭りの昨日(4/8)になって、奈良地方気象台は奈良市で桜(ソメイヨシノ)の標本木が、「満開」になったと発表した。平年より4日遅く、昨年より12日遅いという。2024年の花見、2日目(4/6)は、すでに「満開」と聞いていた明日香村の石舞台へ。天気は「薄曇り」。午前11時頃に到着すると、たくさんの家族連れが来ていた。石舞台のエリア(墓域)内では食事ができないので、周辺のベンチなどで、お弁当を広げる人がたくさんいた。周辺の畑ではたくさんの菜の花が咲き、ソメイヨシノのピンク色とのコントラストも、とてもきれいだった。やまとの桜2024第2日石舞台(4/6)

  • やまとの桜2024 第1日 吉野山(4/5)、ランチは矢的庵(やまとあん)

    今年の桜、開花は平年より3日ほど遅れた。昨年(2023年)は平年より8日ほど早かったので、今年は開花が待ち遠しかった。「桜だより」と「週間天気予報」を見比べ、「今年は4/5(金)~7(日)が勝負だな」と予想した。すると、まずは吉野山だ。「下千本は4/5に満開」という予報を得て、前日に大和西大寺午前7時4分発の近鉄特急(吉野連絡)の特急券を買い求めた。※トップ写真は、「一目全本」(吉水神社境内)からの眺め(4/5撮影)近鉄吉野駅前のソメイヨシノ8時19分に吉野駅に到着。そこで奈良交通バス(中千本公園行)に乗り換え、終点へ。ここからは徒歩で、上千本(かみせんぼん)の「吉野水分(みくまり)神社」をめざす。天気はあいにくの「曇り」。まずは水分神社まで登り、そこから降りながら写真を撮ることにした。吉野水分神社の枝垂...やまとの桜2024第1日吉野山(4/5)、ランチは矢的庵(やまとあん)

  • 神武天皇を導いた八咫烏(やたがらす)がご祭神の八咫烏神社(宇陀市榛原)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先月(2024.3.28)掲載されたのは〈神武東征の伝説ゆかり/八咫烏神社(宇陀市)〉、執筆されたのは奈良市にお住まいの田中孝憲さんだった。※トップ写真は、八咫烏神社の拝殿=宇陀市でこの神社には、ユーモラスな「八咫烏像」がある。2002年の日韓ワールドカップを記念して、設置されたものだ。では、全文を紹介する。八咫烏(やたがらす)神社(宇陀市)は、平安時代の神社一覧「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)」に記された、日本で初の八咫烏を祭神とした神社です。古事記や日本書記によると、八咫烏は、初代・神武天皇が日向(ひゅうが宮崎県など)から大和を目指した東征の中で吉野山で停滞する一行を道案内し、勝利に貢献し...神武天皇を導いた八咫烏(やたがらす)がご祭神の八咫烏神社(宇陀市榛原)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第25日 代受苦」

    今日の「田中利典師曰く」は、蔵王供正行25日目「代受苦」(師のブログ2015.5.25付)。代受苦とは、「他人の代わりに苦しみを受けること」。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)師は〈多くの方々のいろんなものを、背負わせていただいて修行をしているのである。さわりも受けるし、気の休まらないことにも陥るが、それも含めて、修行だと思う〉とお書きだが、これは大変なお行なのだ。では、以下に全文を紹介する。蔵王供正行25日目「代受苦」蔵王供正行25日目(5月25日)。晴れときどき曇り。今日の一日。5時に起床。5時40分、第47座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第48座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供...田中利典師の「蔵王供正行/第25日代受苦」

  • 都祁氏の氏神を祭る都祁山口神社(奈良市都祁小山戸町)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。3/14(木)に掲載されたのは〈神武天皇皇子の子孫祭る/都祁山口神社(奈良市)〉、執筆されたのは奈良市在住の小西和子さんだった。※トップ写真は、都祁山口神社の拝殿=奈良市都祁小山戸町(つげおやまとちょう)でこの神社は、延喜式の式内大社と推定される神社で、式内大社「論社」とか「比定社」と呼ばれる。以下、記事全文を紹介する。都祁山口神社(奈良市)都祁(つげ)山口神社は奈良市東部の旧都祁村に鎮座します。旧村教委が立てた説明板によると、大和の国に14カ所ある山口神社の一つ。神武天皇の皇子・神八井耳命(かんやいみみのみこと)の子孫・都祁直(つげのあたい)が古代の「闘鶏(つげ=都祁)の国」の地方官「国造(くにのみやつ...都祁氏の氏神を祭る都祁山口神社(奈良市都祁小山戸町)

  • 微笑みをたたえた「円空仏」の数々、4月7日(日)まで!(2024 Topic)

    月曜日(20241.4.1)、あべのハルカス美術館で、同館開館10周年記念と銘打った「円空-旅して、彫って、祈って-」を拝観した。その数、約160体!有り難いことに、「写真撮影可」のものがあったので、そのうち何点かを紹介する。同館HPの「展覧会概要」によると、※トップを含む3点は、立木にハシゴをかけて彫ったという金剛力士立像(仁王像の「吽形」)修行の旅に生涯を捧げ、人々のために祈りを込めて仏を彫った円空。生涯に12万体の神仏を彫る誓願を立てたといわれ、飛神の剣のようにノミを振るい、神仏を彫り続けました。謎の多い一生ですが、その生きた証として、優しく微笑む観音像、迫力に満ちた護法神像など、今も5千体を超える神仏の像が伝わり、人々に愛されています。本展では初期から晩年までの代表作により、創造の足跡をたどります...微笑みをたたえた「円空仏」の数々、4月7日(日)まで!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第24日 如来の智慧の火で、煩悩を焼き清める」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行24日目「煩悩…」〉(師のブログ2015.5.24付)。護摩行で焚く火は、大日如来の智慧の火。これで煩悩を焼くのだそうだ。蔵王供正行も、いよいよ明日(5/25)に中日を迎える。※写真は吉野山の桜(2015.4.7)。2024年も3/31に下千本で開花し、4/2時点で五分咲き!なお最後に出てくる「KOBOトレイル」は、利典師が手がけた「弘法大師開創の道プロジェクト」によって始まったトレイルランニングレースで、今年(2024年)もプロトレイルランナーの鏑木毅さんをお迎えして、5/19(日)に開催される(利典師と鏑木さんの対談は、こちら)。では、全文を以下に紹介する。「煩悩…」蔵王供正行24日目(5月24日)。晴れときどき曇り。今日の一日。5時に起床。5時40分、第47座...田中利典師の「蔵王供正行/第24日如来の智慧の火で、煩悩を焼き清める」

  • 豊臣秀長ゆかり「御城之口餅(おしろのくちもち)」by 本家菊屋(大和郡山市)

    2026年のNHK大河ドラマは『豊臣兄弟!』で、主人公は秀吉の弟の「豊臣秀長」だ。秀長を演じるのは、仲野太賀さん。お名前のとおり、大河の主役に抜擢された。そして秀長といえば、大和郡山市の名菓「御城之口餅」、粒あんを餅で包み、きな粉をまぶした上品な和菓子である。パッケージには、天正の頃、郡山城主豊臣秀長が兄の関白・豊臣秀吉を招き茶会を催した折り、初代菊屋治兵衛によって献上された餅菓子。その格調高い風味は代々引き継がれ、今も尚、名菓「御城之口餅」は皆様にご愛顧いただいております。秀吉はこの菓子をたいそう気に入り、「鶯餅(うぐいすもち)」と命名した。一説には、これが全国にある鶯餅(早春の餅菓子)のルーツとも言われる。のち本家菊屋は郡山城の門を出て1軒目に位置することになり、城の入り口で売っている餅菓子なので、人...豊臣秀長ゆかり「御城之口餅(おしろのくちもち)」by本家菊屋(大和郡山市)

  • 奈良市で桜の開花宣言!(2024.3.31)

    昨日(3/31)の奈良市の最高気温は、24.1℃のぽかぽか陽気となり、気象台も開花宣言。陽気に誘われて、カメラを片手に近鉄奈良駅周辺の桜を訪ねた。なお今朝(4/1)の毎日新聞奈良版〈ぽかぽか陽気に桜開花奈良〉によると、※トップ写真は、奈良県庁北側の桜(写真はすべて3/31の撮影)こちらの2枚は、氷室神社の桜奈良地方気象台は31日、奈良市で桜が開花したと発表した。同市内の奈良女子大付属中等教育学校にある標本木のソメイヨシノで開花を確認した。開花から7~10日後に見ごろを迎える見通し。気象台によると、平年より3日、2023年より11日遅い開花となった。3月上旬の平均気温は平年より1・3度低い5・9度だったことなどが原因とみられるという。興福寺境内「桜まつり」が開かれている奈良市大渕町の御嶽山大和本宮のソメイヨ...奈良市で桜の開花宣言!(2024.3.31)

  • 月刊奈良(2024年4月号)は、まるごと「紀伊山地の霊場と参詣道」特集!

    わが家に、『月刊奈良』2024年4月号(現代奈良協会刊)が届いた。今回は、「紀伊山地の霊場と参詣道」特集号だ。今年7月には、吉野大峯を含む世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が、登録20周年を迎える。「編集後記」には、4月号をお届けします。本号では世界遺産登録から20年を迎えた「紀伊山地の霊場と参詣道」を特集しました。奈良県では3件目となる南部地域に嬉しい登録でした。当時のことを伺いたくて、中心的に活動されていた当時は金峯山寺の執行長だった田中利典師にもご寄稿いただきました。明るい性格の師は笑い飛ばしながら話されましたが、かなりご苦労されたことは行間からうかがえます。是非、世界に誇る吉野山をこの春満喫してください。ページをめくると、金峯山寺五條良知管領や、大峯山前鬼小仲坊五鬼助義之住職へのインタビュー記事と...月刊奈良(2024年4月号)は、まるごと「紀伊山地の霊場と参詣道」特集!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第22~23日 有り難い vs 当たり前」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行22~23日目「有り難い」〉(師のブログ2015.5.23付)である。「有り難い」の反対語は「当たり前」。生きていること、生かされていることは、実は「希有なこと、不可思議なこと」。※写真は吉野山の桜(2022.4.7)。町の開花情報(2024.3.29付)では下千本で「蕾膨らむ」それを忘れると、傲岸不遜(ごうがんふそん)な「当たり前」になる。うーん、確かにそうだ。当たり前に日々を生きているが、それは実は有り難いことなのだ。これは時々、我が身を振り返って反省しなければ…。では、以下に全文を紹介する。「有り難い」蔵王供正行22日目(5月22日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第43座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第44座目蔵...田中利典師の「蔵王供正行/第22~23日有り難いvs当たり前」

  • 奈良まほろばソムリエの会のラジオ番組「まほろば再発見」、毎月第2火曜日17時20~35分、「FMまほろば」で放送!

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎月1回(再放送あり)、今年(2024年)4月に開局する田原本町のコミュニティFM「FMまほろば」の15分番組、「まほろば再発見」の提供と出演を行うことになった。初回放送は4月9日(火)17:20~35、再放送は4月13日(土)12:25~40だ。周波数は79.5MHz、平安遷都の翌年と覚えてほしい。インターネットの「サイマルラジオ」でも同時放送されるので、全国どこでも聞いていただける。スタジオは、こんな大きな駅前ビルの2階にある。3階から上はマンションだその収録(録音)のため一昨日(2024.3.27)、近鉄田原本駅前のスタジオ(「トモルテたわらもと」2階)を訪ねた。パーソナリティは、川西町にお住まいのボランティア・HISAさんだった。ちょうど毎日新聞さんが取材に...奈良まほろばソムリエの会のラジオ番組「まほろば再発見」、毎月第2火曜日17時20~35分、「FMまほろば」で放送!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第21日 入我我入(にゅうががにゅう)」

    田中利典師は今月(2024.3.22~27)、国内泊を含め5泊6日の台湾「役行者ミッション」の旅をされ無事、帰国された。この期間中は少し「田中利典師曰く」から離れていたが、今日は元に戻し、〈蔵王供正行21日目「入我我入」〉(師のブログ2015.5.21付)を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)。なお今年(2024年)は、まだ「蕾かたし」「入我我入」とは、「ご本尊と行者が一体になること」。師は、なかなかそのような境地には達していないとお書きだが、「大きな力に守られている」とは感じておられるようだ。確かに、あのような大きな仕事は、蔵王権現さまのような、大きな力の支えがないと、成し遂げられなかったかも知れない…。では、全文を紹介する。蔵王供正行21日目「入我我入」蔵王供正行21日目(5月...田中利典師の「蔵王供正行/第21日入我我入(にゅうががにゅう)」

  • またもやディスられた!「奈良の食」by 「マツコ&有吉 かりそめ天国」

    今月(2024.3.1520:00~)放送された「マツコ&有吉かりそめ天国2時間SP」(テレビ朝日系)で、「奈良の『食』の悪口を言っていた」という話を聞き、ABEMAで視聴した。ああ、これはひどい!「奈良で3食、食べるとなると困る」とか「千葉、奈良、滋賀、鳥取がいい勝負」(=おいしいものがない県のワースト4)など。マツコ・デラックスは、「しかし歴史となると皆、奈良にひれ伏す」のようにフォローしてくれていたが、有吉弘行は「奈良漬しかない」「ラーメンもない」などと、言いたい放題だった。天理ラーメンも富雄のラーメンも奈良県がルーツの「神座(かむくら)」も、知らないのだろうか。かき氷のお店に長蛇の列ができたり、ミシュランガイド掲載店も100ヵ店を超えたというのに、この程度の認識でゴールデンタイムの全国放送でディス...またもやディスられた!「奈良の食」by「マツコ&有吉かりそめ天国」

  • 60歳代からの「見た目の壁」を乗り越えよう!

    昨年(2023年10月8日)、谷村新司さんがお亡くなりになった。そのあと各チャンネルが追悼番組を放送していたので、よく見ていた。谷村さんは私より5歳上(1948年=昭和23年生まれ)なのだが、ずいぶん老けて見えた、こんなおじいさんだったのか…。それが歴然としたのが、加山雄三さん(1937年=昭和12年生まれ)と共演していた番組だった。11歳上の加山さんの方が、よほど若く見えた。肌の色艶とか声の張りとか…。そのあと、書店で見つけたのが和田秀樹著『60代からの見た目の壁』だった。帯には〈人は中身よりまず「外見」〉〈60代からは「見た目が10割」〉〈60代以降で一気に広がる見た目格差を埋めて10歳若く見える方法〉。「うーん。シニア世代には、外見って大事なのだな」と思って本書を買い、一気に読んだ。その内容を紹介し...60歳代からの「見た目の壁」を乗り越えよう!

  • 東吉野村に古民家ギャラリー「草莽庵(そうもうあん)」、天誅組資料が満載!

    昨日(2024.3.24)の奈良新聞一面トップに、〈天誅組もっと知って維新の魁、資料や研究誌東吉野村元教育長阪本さんが収集〉という大きな記事が出ていた。阪本基義さん(80)は以前、東吉野村で天誅組のツアーガイドをしていただいて以来のお付き合いである。※写真は、奈良新聞の記事サイトから拝借した天誅組関連の資料を集めた古民家ギャラリー「草莽庵」は、ご長女でものづくり作家の理恵さんが担当されるという。記事内容は画像を見ていただくとして、ご長女が運営されるFacebookには、本日(3/24)、草莽庵がオープンしました。土砂降りの雨でしたが、芳名帳によりますと50名お越しくださりました。奈良新聞を見て遠方よりお越しの方もいらっしゃいました。たくさんのお祝い、お花、お祝いのお品、電報、本当にありがとうございます。オ...東吉野村に古民家ギャラリー「草莽庵(そうもうあん)」、天誅組資料が満載!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第20日 縁(えん)の行者」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行20日目「縁の行者」〉(師のブログ2015.5.20付)。役行者に引っかけて、自らを「縁の行者」とされた。確かに師はこれまで、さまざまなご縁で、大きなプロジェクトをこなして来られた。※トップ写真は、一昨日(3/22)に近鉄大和西大寺駅南口で撮ったばかりのソメイヨシノ震災があってもテロがあっても「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」を実感する特筆すべきは2004年7月の「吉野大峯世界遺産登録」で、今年(2024年)は20周年を迎える。これにちなんで、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、6月に利典師を奈良にお招きして、ご講演いただくことにしている。どんなお話が飛び出すか、今から楽しみである。では、全文を以下に紹介する。蔵王供正行20日目「縁の行者」蔵王供正行...田中利典師の「蔵王供正行/第20日縁(えん)の行者」

  • ミグランス歴史講座(橿原市)「日本国のはじまり」、4月27日(土)開催!(2024 Topic)

    4月27日(土)、近鉄大和八木駅前の「ミグランス」(橿原市役所分庁舎)4階コンベンションルームで、「日本国のはじまり」をテーマとした2本の講座が開催されます。〈第1部〉は、公門忠司さん(飛鳥観光協会ボランティアガイド)、〈第2部〉は木村三彦さん(NPO法人奈良まほろばソムリエの会顧問)。先着順で、定員は各50人。参加費は1講座300円、2講座受講すると500円です。詳細を同講座のHPから拾っておきます。ぜひ、お申し込みください!ミグランス歴史講座今回の講座は2部制となります。日本国のはじまりについて2名の講師より魅力たっぷりにお話していただきます。◆内容◆〈第1部〉飛鳥時代の国際交流〈第2部〉神武天皇はなぜ”橿原宮”で即位したのか?~その謎に迫る~◆講師◆〈第1部〉公門忠司さん(飛鳥観光協会ボランティアガ...ミグランス歴史講座(橿原市)「日本国のはじまり」、4月27日(土)開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第17~19日 懺悔(さんげ)」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行17日~19日目「懺悔」〉(師のブログ2015.5.19付)である。3日分のお行日記をまとめて紹介された。※トップ写真は吉野山の桜(2022.4.7撮影)。今年の下千本の開花は3/30頃、満開は4/5頃淡々としたお行の日々だが、19日には5名のご参拝者がいらっしゃり、なかにはNHKEテレ「こころの時代」や「ラジオ深夜便」を視聴されて茨城から来られた方もいらっしゃったそうだ、NHK恐るべし。では、以下に全文を紹介する。蔵王供正行17日~19日目「懺悔」蔵王供正行17日目(5月17日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第33座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第34座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本...田中利典師の「蔵王供正行/第17~19日懺悔(さんげ)」

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