今日の「田中利典曰く」は、〈還暦となる君へ…〉(師のブログ2017.6.1付)。師は還暦を目前にして〈武田鉄矢氏が、この「去華就実」を「花散りて次に葉茂り実をむすぶ」と読み替えて、年齢を重ねるほどに華はなくしていくが、そのかわり実を結ぶのが人生だ、という風に言っていた。なるほどと思った〉。※トップ写真は、椿寿庵(ちんじゅあん=大和郡山市)の椿(2010.2.6撮影)〈還暦を迎えたからと言って、そんなに老い込むこともないが、それでも若い頃と比べると、足腰の衰えや目や耳の老化に加え、頭の回転の悪さには自分ながら愕然とする。向こう意気だけで突っ走っていたわが人生ながら、もう充分じゃないのかなあという気もする〉と感慨を綴られる。では、全文を以下に紹介する。「還暦となる君へ…」ー田中利典著述集290601過去に掲載...田中利典師の「去華就実/還暦の年にあたり」