毎月1~2回、奈良新聞「明風清音」欄に寄稿している。昨日(2025.5.15)掲載されたのは〈忘れて心を軽くする〉、藤井英子著『ほどよく忘れて生きていく』の紹介だった。今年94歳の人生の達人(現役医師)による、老人への「贈る言葉」である。以下、全文を紹介する。※トップ写真は、フリー素材サイト「ぱくたそ」から拝借した忘れて心を軽くする18万部突破というベストセラー、藤井英子著『ほどよく忘れて生きていく』(サンマーク出版税別1400円)を読んだ。版元の紹介文には〈心はカラッと、人づきあいはサラッと、人生はすっきりと。過去は忘れて、未来の心配も保留に。後悔しない、競争しない、我慢しすぎない「今」の歩き方とは?〉著者の藤井英子さんは1931年生まれで、今年94歳。漢方心療内科藤井医院院長で、今も週6で勤務する現役...忘れることで、心と体を身軽にする/奈良新聞「明風清音」第118回