NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2025.8.21付)掲載されたのは〈戦争守護九頭(くず)明神祭る/天津石戸別神社(高取町)〉、執筆されたのは、同会会員で橿原市にお住まいの森川祐美さんだった。※トップ写真は、盾のような石の板に囲まれたご神体=高取町の天津石戸別神社でトップ写真の通り、この神社に本殿はなく、ご神体は、石垣壇上で盾のような石の板に囲まれた「榊の木」である。何とも不思議な神社だ。以下、記事全文を紹介する。戦争守護九頭明神祭る/天津石戸別神社(高取町)天津石戸別(あまついわとわけ)神社は、貝吹山南西麓(ろく)にある越智(おち)氏居館跡の西に鎮まっています。古くは九頭(くず)神社と呼ばれていました。「越智氏系図」には1185...ご神体は、石垣壇上の石の板に囲まれた榊「天津石戸別(あまついわとわけ)神社」(高取町越智)/毎日新聞「やまとの神さま」第131回