NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2025.7.10)掲載されたのは〈亥の子暴れるほど豊作?/山口神社(桜井市)〉、執筆されたのは、奈良市にお住まいの辻村忠司さんだった。※トップ写真は、お仮屋暴れの様子=桜井市高田で「亥の子暴れ祭り」は奈良県指定無形民俗文化財で、奈良検定の公式テキストにも出てくるので、名前はよく知っていたが、詳しい内容は、この記事で初めて知った。以下、全文を紹介する。亥の子暴れるほど豊作?/山口神社(桜井市)山口神社は桜井市南部の高田(たかた)地区に鎮座し、山の神を祭ります。境内に鳥居や社殿はなく神木を拝みます。一対の石灯籠とその奥に、小石が積まれた円丘があります。12月の第1日曜日、収穫への感謝と、村の安全と繁栄...豊作を感謝、亥(い)の子暴れ祭りの「山口神社」(桜井市高田)