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2006/08/09

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  • 田中利典師の「花も終わりになりにけり…」

    今日の「田中利典師曰く」は、「花も終わりになりにけり…」(師のブログ2015.4.14付)。この年の3月末、利典師は34年間お務めになった金峯山寺を退職され、京都府綾部市の自坊「林南院」にお戻りになった。今回は、それから2週間の様子をお書きになっている。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)こんなに多忙にされているのに、沖縄へご家族で5日間のご旅行をされていて、これはご立派だ。同年4/3付のブログには、〈1日からは腸炎になり、下痢が続いています〉とあったが、おそらくストレスや生活の変化から急性腸炎を発症されたのだろう。まあ、よく乗り越えられたものだ。なおタイトルの花の終わりとは、〈今年こそ、蔵王堂の四本桜の苗を移植した、自坊のご神木桜の満開を見られると思っていたのに、九州に行く前に咲きかけて、...田中利典師の「花も終わりになりにけり…」

  • 吉野山の金峯山寺で「仁王門修理現場見学会」、2月25日(日)開催!(2024 Topic)

    金峯山寺では、国宝の仁王門を修理中である。その現場で2月25日(日)、見学会(説明会)が開催される。参加費は3,000円、要申し込みで定員は20名。先着順なので、ぜひ今からお申し込みを!同寺のHPによると、※トップ写真は、同寺のHPから拝借した国宝仁王門修理現場見学会参加者募集金峯山寺仁王門の大修理事業は、建物の解体が完了し、基壇の発掘調査が行われています。建物の解体途中には新たに墨書が発見され、発掘調査では古銭などが発見されるなど、仁王門の歴史解明に近づいています。その仁王門の修理現場見学会を下記のとおり開催いたします。*開催日時:令和6年2月25日(日)13時30分~15時30分*集合場所:金峯山寺蔵王堂前受付所(13時より受け付け開始)*参加費用:3,000円(蔵王堂拝観料・資料代を含む)*募集定員...吉野山の金峯山寺で「仁王門修理現場見学会」、2月25日(日)開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「宝勝院誕生!!」

    今日の「田中利典師曰く」は、「宝勝院誕生!!」(師のブログ2015.4.1付)。この前日、利典師は34年間お務めになった金峯山寺を退職され、京都府綾部市の自坊「林南院」にお戻りになった。今回は、その感慨をお書きになっている。以下、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)宝勝院誕生!!今日は4月1日…こんな日に情報を出すと、真実みがないがねえ。昨日、吉野を帰山しました。たくさんの方に別れを惜しんで泣いていただきました。いろいろな思いも交錯して、帰りの車での道中ではちょっとうるうるしました。ただまあお坊さんを辞めるわけでもありません。少し本山を離れざるを得ないのですが、これは新管長さまの就任時に2年で離職するのは決まっていましたので、淡々と仕事に専念してきましたから、ありがたく全う出...田中利典師の「宝勝院誕生!!」

  • 磯田道史さん、桜井市で講演会「考古学ファンとしてヤマトを語る」2月18(日)開催!(2024 Topic)

    歴史学者・磯田道史(いそだ・みちふみ)さんの講演会が、2/18(日)14時から、「桜井市立図書館」(桜井市河西31)で開催される。要申し込み、定員は300人で先着順、参加費は1,000円(当日現金支払)。主催者である「うるわしの桜井をつくる会」のHPによると、NHK「英雄たちの選択」や多くの著書で知られる歴史学者磯田道史氏の公開講演会を開催します演題「考古学ファンとしてヤマトを語る」1日時2024年2月18日(日)14:00から16:00先着300名2場所桜井市立図書館0744-44-2600奈良県桜井市河西31番地3参加費1000円4申込みチラシをダウンロードしてFAXにて、又は下記メールアドレスへ氏名・住所・電話番号をご記入し申し込んでください。後日、参加証を郵送しますので、当日はご持参いただき受付に...磯田道史さん、桜井市で講演会「考古学ファンとしてヤマトを語る」2月18(日)開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「さらば吉野!また会う日まで」(退任のご挨拶)

    今日の「田中利典師曰く」は、〈さらば吉野!また会う日まで…「退任のご挨拶」〉(師のブログ2015.3.31付)である。この日、利典師は34年間お務めになった金峯山寺を退職され、京都府綾部市の自坊「林南院」にお戻りになった。この年、師は還暦の60歳だった。※トップ写真は朝日新聞奈良版(2015.3.31付)このあとも師は怠ることなく、自坊で50日間の参籠修行などをされている。「これは、60歳のお体には堪(こた)えただろうな」と思いながら拝読したが、それはまた追って紹介する。では、ご退任の日の全文を以下に抜粋する。さらば吉野!また会う日まで…「退任のご挨拶」私は3月31日を以て、金峯山修験本宗の宗務総長を辞するところとなりました。足かけ15年の長きにわたる在任中、本当に多くの方々に支えていただきましたこと、心...田中利典師の「さらば吉野!また会う日まで」(退任のご挨拶)

  • 村の恵みを凝縮した「山添プレート」 by 奈良ホテル

    月曜日(2024.1.22)、当ブログに〈山添村の野菜がたっぷり、奈良ホテルのプレートランチ、2月29日(木)まで!〉という記事をアップし、「お客さんの少なそうな日に、訪ねてみることにしよう」と締めた。ちょうど水曜日(1/24)に時間が取れたので、午前11時のスタート時間に合わせて、奈良ホテルを訪ねた。こんな「お品書き」をいただいたランチが提供されているのは「メインダイニング」かと思ったが、そこは「準備中」だった。聞いて見ると「ティーラウンジ」だと言うことだったので、そちらに向かった。早い時間帯だったので、お客さんは1組(2人)だけで、そのあと1人と1組(2人)が入って来られた。「山添プレート」を注文したのは私1だけのようだった。まずはライスバーガーとピクルスが到着。ライスバーガーにはたっぷりのミンチ肉と...村の恵みを凝縮した「山添プレート」by奈良ホテル

  • 田中利典師の「修験道の廃絶」(世界遺産登録10周年記念講座)

    今日の「田中利典師曰く」は、「修験道の廃絶」(師のブログ2015.3.6付)、前年に開催された「吉野大峯世界遺産登録10周年記念連続講座in東京」の中の〈日本が日本のままで生きている世界遺産「吉野大峯」〉(2014.7.11)の話である。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)明治維新後の神仏分離令・修験道廃止令によって、日本の宗教は大きく変わった。しかも〈これは何も修験だけの問題であったわけではなくて、日本国全体の大きな転換期でありました。私はある種の文化大革命、日本人の精神文化がここで大きく変えられたと思っています〉と持論を展開されている。ぜひ、全文をお読みいただきたい。「修験道の廃絶」今から1400年ほど昔、西暦538年、あるいは552年といいますが、仏教が正式に日本に伝わってまいりました...田中利典師の「修験道の廃絶」(世界遺産登録10周年記念講座)

  • 當麻寺「練供養」が、国の重要無形民俗文化財に指定!

    當麻寺の「聖衆来迎練供養会式(しょうじゅうらいごうねりくようえしき)」が、国の重要無形民俗文化財に指定されることになった、おめでとうございます!発表当日(2024.1.19)のNHK奈良放送局のサイトには、※トップ写真は、奈良新聞の記事サイトから拝借した葛城市の當麻寺に伝わる菩薩に扮した人たちが境内を練り歩く伝統行事「練供養」が、新たに国の重要無形民俗文化財に指定されることになりました。葛城市の當麻寺の「練供養」は、寺の本尊になっている、国宝の曼荼羅を一晩で織り上げたとされる「中将姫」の伝説を再現した平安時代から続く伝統行事です。毎年、4月に生きたまま仏になったという中将姫の化身の仏像を迎えようと、仮面をかぶって菩薩に扮した人たちが、寺の境内に設けられた長さ100メートルほどの橋の上を練り歩く様子が見どこ...當麻寺「練供養」が、国の重要無形民俗文化財に指定!

  • 田中利典師の「蔵王権現信仰の伝播」(世界遺産登録10周年記念講座)

    今日の「田中利典師曰く」は、「蔵王権現信仰の伝播」(師のブログ2015.2.28付)、前年に開催された「吉野大峯世界遺産登録10周年記念連続講座in東京」の中の〈日本が日本のままで生きている世界遺産「吉野大峯」〉(2014.7.11)の話である。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)スキー場としてよく知られている山形の「蔵王」、もとの名前は「刈田嶺(かったみね)」。ここにあった刈田嶺神社の寺(神社寺、別当寺)に吉野山の蔵王権現を勧請した(招いた)。そこから山の名前も、蔵王と呼ばれるようになったそうだ。このように吉野山・金峯山寺の蔵王権現は全国に勧請され、伝播していった。では、全文を以下に紹介する。「蔵王権現信仰の伝播」吉野の権現信仰を中心とする修験信仰は、全国に伝播をいたします。蔵王権現の話を...田中利典師の「蔵王権現信仰の伝播」(世界遺産登録10周年記念講座)

  • 山添村の野菜がたっぷり、奈良ホテルのプレートランチ、2月29日(木)まで!(2024 Topic)

    金曜日(2024.1.19)の奈良新聞に〈地域共生地産地消村産野菜たっぷり奈良ホテルがランチメニュー「山添プレート」開発〉という記事が出ていた。山添村(奈良県山辺郡)の野菜や味噌などを使ったプレートランチに、村産の茶葉を使った和紅茶がセットされていて@3,500円(税サ込)なのだそうだ。記事によると、※トップ写真は、奈良新聞の記事サイトから拝借した奈良市高畑町の奈良ホテル(原田隆太社長)は、山添村産の野菜をふんだんに用いたランチメニュー「山添プレート」を開発した。同村や地元農家の協力を得て企画された地域共生、地産地消を意識した期間限定商品で、20日から提供される。県内市町村の魅力を発信しようと同ホテルが昨年5月から展開している体験イベント「奈良をつなぐ・チェーンなら」に合わせて考案。ランチ提供は今回が初め...山添村の野菜がたっぷり、奈良ホテルのプレートランチ、2月29日(木)まで!(2024Topic)

  • 田中利典師の『山に祈る~峯寺(みねじ)老僧随想録~』レビュー

    今日の「田中利典師曰く」は、〈『山に祈る~峯寺老僧随想録~』を読んで…〉(師のブログ2025.2.25付)である。真言宗の機関誌「六大新報」に寄稿された書評である。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)本書著者の松浦快芳大僧正は、峯寺(島根県雲南市)の名誉住職である。利典師は〈山あいの風土に溶け込んだ老僧の人柄と、まさにローカリズムを生きることの豊かさを教えてくれる〉と評されているように、いかにも「近代と戦う山伏」らしい書評をお書きである。以下に全文を紹介する。先日少し書いた『山に祈る~峯寺老僧随想録~』の書評が、六大新報の2月25日号に掲載された。ちょっと分量が多すぎたので、200字ほどカットされたが、読み返して、まあ、頑張って書いていると思う。以下、オリジナルの文章を貼り付けます。掲載され...田中利典師の『山に祈る~峯寺(みねじ)老僧随想録~』レビュー

  • 2月11日の奇祭・砂かけ祭で知られる廣瀬大社(河合町)/毎日新聞「やまとの神さま」第70回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。早いもので、今回(2024.1.18付)で70回を迎えた。今回は〈河川群交わる地に水神/廣瀬大社(河合町)〉、執筆者は同会会員で、京都市在住の砂田信夫さんだった。※トップ写真は、廣瀬大社の拝殿=河合町川合で廣瀬大社は古くから「水の神」として知られ、「風の神」の龍田大社(三郷町)と合わせて祭られ、かつては2つの神社に毎年4月と7月、勅使が遣わされていた。では、全文を紹介する。廣瀬大社(北葛城郡河合町)廣瀬大社(河合町)は、大和川、飛鳥川、曽我川など奈良盆地を流れる多くの河川が合流する地に鎮座します。このため、主祭神は水をつかさどる若宇加能売命(わかうかのめのみこと)(大忌神=おおいみのかみ)です。山谷の悪水...2月11日の奇祭・砂かけ祭で知られる廣瀬大社(河合町)/毎日新聞「やまとの神さま」第70回

  • 田中利典師の「能 春日龍神」鑑賞記

    「田中利典師曰く」、朝日新聞連載の紹介が終わったので、今回から師のブログ記事の紹介に戻る。今日は「能春日龍神」(師のブログ2015.1.21付)、NHK奈良放送局による「能春日龍神」(於:奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~)の鑑賞記である。※トップ写真は、フリー素材サイト「ぱくたそ」から拝借した師は〈昔の人たちは、とても細やかに生きていたのだなあという感想である。近代の幕開け以降、年を経るほどに、日本人の消費生活が蔓延して、おおざっぱで無教養な生活が広がっているように思えてならない〉とお書きである。確かにテレビをつけると「おおざっぱで無教養な」番組が多いので、それが原因かも知れない。では以下に全文を紹介する。「能春日龍神」今日は奈良県新公会堂で行われた「能春日龍神」に招かれて、行ってきた。大変勉...田中利典師の「能春日龍神」鑑賞記

  • おめでとうございます、鶴舞東町の「万惣」さんが40周年!

    日曜日(2024.1.1411:00~16:00)、「小粋料理万惣(まんそう)」(奈良市鶴舞東町2-26サンクレイン201)さんの開店40周年記念パーティが、「奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~別館」(もと奈良公園シルクロード交流館)で開催された、おめでとうございます!写真で、楽しかったパーティの模様を振り返ることにしたい。開会のご挨拶、ご店主・長田耕爾さんと奥さん主賓として挨拶された石村由起子さん(くるみの木代表)と、乾杯ご発声の仲川げん市長当日のご参加者は、スタッフを含めて約160人だった。飲食コーナーでは、約10店舗が料理を提供された。お酒もたっぷりあった。いただいたご案内状に、お店の名前が出ていた。BarSavant(バー・サヴァン)、焼肉とみや、中華料理桂花、元町NEWS、寿司れんと、...おめでとうございます、鶴舞東町の「万惣」さんが40周年!

  • 田中利典師の「修験道ルネサンス」(朝日新聞「人生あおによし」第20回)

    田中利典師の「人生あおによし」(朝日新聞奈良版に2014年11月9日から20回掲載)、私は2023年12月4日から断続的に紹介させていただいたが、いよいよ今日で最終回となった。最終回にふさわしく、タイトルは「修験道ルネサンス」だ。※写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)修験道では、人工物ばかりの都市で病んだ心を修行で回復させる。私は、これは養老孟司氏の『唯脳論』(ちくま学芸文庫)での主張と同じだ、と気がついて〈「脳化社会」と修験道〉という文章を奈良新聞に寄稿したことがある。近代と戦う山伏・利典師の面目躍如である。以下に全文を紹介する。修験道ルネサンス暑ければ冷房、寒ければ暖房、移動は車や飛行機で、電子レンジに冷蔵庫……便利なもの、体が楽をできるものばかりが増えました。高度な物質文明社会の発展は肉体が楽...田中利典師の「修験道ルネサンス」(朝日新聞「人生あおによし」第20回)

  • 西大和さえき(北葛城郡河合町)新年のグルメサークルは、お正月料理!

    シニア向けのカルチャースクール「奈良シニア大学」有志によるクラブ活動として、年に何回か「グルメサークル」を開催している。今月(2024年1月)は、12日(金)のランチタイムに、「西大和さえき」(北葛城郡河合町大輪田1674-2)を訪ねた。※トップ写真はお雑煮。さすが、料亭のお雑煮はとてもおいしい!お正月らしい器に入って、前菜が出てきた蓋を取ると、こんな感じ近鉄大輪田駅(田原本線)から、徒歩10分とかからない(下見では道を間違えて、30分もかかったが)。総勢28人。メニューは平日限定の「古都点心」にソフトドリンクをセットした。お正月には「お正月料理」が出てくると聞いていたので、大いに期待していたが、全く期待以上の素晴らしい料理と設(しつら)えだった。お店のHPには、関西風白味噌雑煮。この下には薄く切ったダイ...西大和さえき(北葛城郡河合町)新年のグルメサークルは、お正月料理!

  • 田中利典師の「修験道とエコロジー/世界遺産登録への思い」(朝日新聞「人生あおによし」第19回)

    今日の「田中利典師曰く」は、「修験道とエコロジー/世界遺産登録への思い」、2014年の朝日新聞「人生あおによし」の第19回である。2004年、利典師の格別のお骨折りで、「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコの世界文化遺産に登録された。※トップ写真は吉野山の桜(2022.4.7撮影)今年は、世界遺産登録20周年の年である。師は世界遺産をめざした理由の1つとして「吉野大峯の自然環境の保全」を挙げられている。今回は、そんな師の思いが綴られている。ぜひ、全文をお読みいただきたい。修験道とエコロジー/世界遺産登録への思い世界遺産を目指したもう一つの目的は、吉野大峯の自然保全への願いです。修験道の本分は山を拝み、樹を拝み、祈りの心を持って山々を修行することです。自然を征服するのではなく、歩かせていただくという祈りの心で...田中利典師の「修験道とエコロジー/世界遺産登録への思い」(朝日新聞「人生あおによし」第19回)

  • 奈良町物語館で「第2回 ワーズウィングスまつり」、1月20日(土)~21日(日)開催!(2024 Topic)

    1月20日(土)~21日(日)10:00~17:00(1/21は16:00まで)、ならまちの「奈良町物語館」(奈良市中新屋町2-1)で、「第2回ワーズウィングスまつり」が開催される。入場無料。イベントに出演される小町座のFacebookには、小町座、新年始動いたしました!まずは、1月20日(土)、21日(日)に、奈良町物語館で行われる「ワーズウィングスまつり」!!小町座は、20日(土)の4時から、荒木涼介さんと共に井原が朗読劇『きりぎりすないた』。原作は太宰治の「きりぎりす」小町座主宰の小野が脚本化し演出しました。2人の会話劇ですが、観ていると2人のキャラクターが浮き彫りにされてきて、これからどうなるのか、面白くて見入ってしまいました。翌日21日(日)の2時からは短編劇『なゐのことばよあれ〜いすものがたり...奈良町物語館で「第2回ワーズウィングスまつり」、1月20日(土)~21日(日)開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「多神教的世界観の再興/世界遺産登録への思い」(朝日新聞「人生あおによし」第18回)

    今日の「田中利典師曰く」は、「多神教的世界観の再興/世界遺産登録への思い」、2014年の朝日新聞「人生あおによし」の第18回である。2004年、利典師の格別のお骨折りで、「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコの世界文化遺産に登録された。※トップ写真は吉野山の桜(2022.4.7撮影)今年は、世界遺産登録20周年の年であるが、「修験道」の歩み、特に明治初期の「修験道廃止令」以降の歩みを追ったのが本稿である。全文を以下に紹介する。⑱多神教的世界観の再興/世界遺産登録への思い私が吉野大峯を世界遺産登録したいと思い立った目的の一つは、修験道が培ってきた歴史的文化的価値が再認識される土壌をつくりたい、という熱い思いでした。明治の神仏分離政策はいわゆる我が国の「近代化宣言」でした。富国強兵を目指す政府からすれば、何より...田中利典師の「多神教的世界観の再興/世界遺産登録への思い」(朝日新聞「人生あおによし」第18回)

  • 「元伊勢」鳥形山に鎮座、2月に奇祭「おんだ祭り」 飛鳥坐神社(明日香村)/毎日新聞「やまとの神さま」第69回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。年末年始のお休みを経て今週(2024.1.11)掲載されたのは、〈大国主命の子が神々集め/飛鳥坐神社(明日香村)〉、執筆されたのは大谷巳弥子(おおたに・みやこ)さんだった。※飛鳥坐神社の拝殿=明日香村で飛鳥坐神社は、2月第1日曜日の「おんだ祭り」でよく知られている。では、全文を以下に紹介する。飛鳥坐神社(明日香村)古代から歴代天皇の宮が置かれた「飛鳥京」の地を、見守り続けているのが飛鳥坐(あすかにいます)神社(明日香村)です。日本書紀によると、大国主命(おおくにぬしのみこと)の子、事代主神(ことしろぬしのかみ)が神々を集めて「天高市」と記された飛鳥に鎮まったとされます。その地は「かんなび山」とあがめられ、...「元伊勢」鳥形山に鎮座、2月に奇祭「おんだ祭り」飛鳥坐神社(明日香村)/毎日新聞「やまとの神さま」第69回

  • 田中利典師の「世界遺産登録への道のり」(朝日新聞「人生あおによし」第17回)

    今日の「田中利典師曰く」は、「世界遺産登録への道のり」、2014年の朝日新聞「人生あおによし」の第17回である。利典師のお骨折りで「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコの世界文化遺産に登録されたのは2004年、ということは今年で20周年だ、おめでとうございます!これにちなんで〈「紀伊山地の霊場と参詣道」記念サミット〉が2月8日(木)、東京・秋葉原で開催される。地元・吉野でも、大いに盛り上げていただきたいものだ。では、以下に全文を紹介する。世界遺産登録への道のり2004年7月、吉野大峯を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコの世界文化遺産に登録されました。これは金峯山寺にとっても、そして修験道全体にとっても大変大きな慶事でした。私が推進活動に手を付けたのは1999年です。「日光の社寺」が世界遺産登録されたこ...田中利典師の「世界遺産登録への道のり」(朝日新聞「人生あおによし」第17回)

  • 富雄に疎開していた!中村メイコさん

    昨年末(2023.12.31)、中村メイコさんがお亡くなりになったと、所属事務所が1/7に発表した。年末に「徹子の部屋」で元気なお姿を拝見していたので、突然の訃報には驚いた。昨日(1/9)は同番組で、過去の映像を満載した「追悼・中村メイコさん」が放送された。※トップ写真は、番組のHPから拝借享年89と、ほぼ私の母親と同世代だった。今、NHK総合テレビで朝ドラ「さくら」(2002年度上半期)が再放送されていて、メイコさんはそこに出演している(主人公・松下さくらの祖母役。その夫役は小林亜星)。江戸っ子らしいキレのいい演技が光っている。そんなメイコさん、戦時中は奈良市の富雄(当時は生駒郡富雄村)に疎開していたそうだ。父親で作家だった中村正常氏の「奈良は文化財がたくさんあるから爆撃はないだろう」という考えで移り住...富雄に疎開していた!中村メイコさん

  • 田中利典師の「父と子/父への思いと子への思い」(朝日新聞「人生あおによし」第16回)

    今朝(1/9)の毎日新聞1面トップの見出しは、〈168人犠牲安否不明323人避難所で死亡初確認能登地震1週間〉。死者の数は、前日より40人も増えていて、やりきれない気持ちである。自治体へは、災害関連死対策に注力していただくことを願う。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)さて、今日の「田中利典師曰く」は「父と子/父への思いと子への思い」、2014年の朝日新聞「人生あおによし」の第16回である。利典師のご父君はもと国鉄職員。務めを続けながら山修行をされていたが、のち退職されて専業の僧侶となった。利典師のご長男も、修験僧の道を歩んでおられる。では、以下に全文を紹介する。父と子/父への思いと子への思い父は若くして在家から宗門に入り、宗議会議長の重職を5期15年務めました。私が修験僧となり、宗門の実務...田中利典師の「父と子/父への思いと子への思い」(朝日新聞「人生あおによし」第16回)

  • 懐かしの昭和レトロ FOODs (1.1)「江戸むらさき」と「御飯の友」

    昨年末(2023.12.24)、懐かしの昭和レトロFOODs(1)として、丸美屋のふりかけ「のりたま」と「すきやき」を紹介した。この記事に対して、2人の知人からコメントをいただいた。まずは奈良市出身で関東在住のIさん。同記事の「コメント欄」に、お書きいただいた。ふりかけと言えば、のりたまが全国区だと思うのですが、牛肉すきやきふりかけは関東ではそれほど一般的ではなく、一方、関東で一般的なおかかのふりかけは関西ではあまり食されないように思います。関西の牛肉文化が関係しているのでしょうか。あるいは、関西は昆布だしの地域で鰹節がそれほど使われなかったことによるのか。ごはんのおともといえば、のり佃煮がありますが、関西で人気のある磯じまんは関東ではまったく知られておらず、関東では江戸むらさきがメジャーです。神奈川出身...懐かしの昭和レトロFOODs(1.1)「江戸むらさき」と「御飯の友」

  • 田中利典師の「女性と修験道」(朝日新聞「人生あおによし」第15回)

    今朝(1/7)の毎日新聞一面トップの見出しは〈能登地震死者126人安否不明210人全容見えず〉、何ともやりきれない気分である。そんな中、石川県珠洲市の民家で、90歳代の女性が124時間ぶりに救出されたと聞いて、快哉を叫んだ。生きる希望を捨てず、よほど気をシッカリと持っておられたのだろう。※トップ写真は吉野山の桜(2022.4.7撮影)さて今日の「田中利典師曰く」は、「女性と修験道」、2014年の朝日新聞奈良版「人生あおによし」第15回である。大峯山の山上ヶ岳が女人禁制なので、よくその是非が議論される。利典師も「山人vs楽女/大峯山の女人禁制」などで、それを書いている。まあこれは「ジェンダーフリー」の問題ではなく、利典師がお書きのように「信仰上の問題」として、信者さん同士でお決めになれば良いことだろう。では...田中利典師の「女性と修験道」(朝日新聞「人生あおによし」第15回)

  • たわらもと歴史講座、2月12日(月・祝)と 25日(日)開催!(2024 Topic)

    本年(2024年)2月12日(月・祝)と25日(日)、田原本青垣生涯学習センターで「たわらもと歴史講座」が開催される。申し込み不要(先着順)で、受講料は@700円(当日現金集金)。主催は、一般社団法人「田原本まちづくり観光振興機構」だ。以下、内容を同イベントの特設ページから拾っておく。会場は「唐古・鍵遺跡史跡公園」の南方だ。ぜひご参加ください!2024年2月、田原本ゆかりの「太安万侶」と「桃太郎」をテーマに、歴史講座を2回開催!たくさんの皆さまのご来場をお待ちしております!開催概要【第1回】「古事記と太安万侶」▣日時:2024年2月12日(月・祝)14:00~15:30(受付:13:00~)▣講師:奈良県立図書情報館館長千田稔氏▣会場:田原本青垣生涯学習センター2階研修室(田原本町阪手233-1:近鉄田原...たわらもと歴史講座、2月12日(月・祝)と25日(日)開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「吉野の桜」(朝日新聞「人生あおによし」第14回)

    今朝(1/5)の新聞一面トップの見出しは、「能登地震死者84人に179人連絡取れず」。奈良県警は27人の「広域緊急援助隊」を派遣、県は医師や看護師で構成される「災害派遣医療チーム(DMAT)」7チーム計32人を派遣(いずれも1/4)、田原本町は「トイレトレーラー」1台を貸し出した(1/3出発、1/4到着)。田中利典師は、「金峯山寺蔵王堂修正会」などで、能登半島の地震鎮静などをお祈りされた。※トップ写真は、花矢倉展望台から望む吉野山の桜(2023.3.31撮影)さて新年最初の「田中利典師曰く」は、「吉野の桜」、2014年の朝日新聞奈良版「人生あおによし」第14回である。今日は西行法師も讃えた桜の話である。この素晴らしい桜の景観は〈長い時代に繰り返された、吉野という地の、信仰の積み重ねであることを心の隅に置い...田中利典師の「吉野の桜」(朝日新聞「人生あおによし」第14回)

  • 神武天皇橿原宮跡に立つ「橿原神宮」(橿原市久米町)/毎日新聞「やまとの神さま」第68回

    今朝(1/4)の新聞一面トップ記事によると、「能登地震死者73人」と、また増えている。やりきれない気持ちなので、ひとまずクラウドファンディング(キャンプファイヤー)を通じて寄付をしておいた。現地ボランティアに行くことができないので、まずはここからだ。※トップ写真は、畝傍山をバックに建つ外拝殿(げはいでん)=橿原神宮提供さて、今日の「やまとの神さま」は、「橿原神宮(橿原市)/神武天皇祭る即位の地」、執筆されたのは、奈良まほろばソムリエの会会員で、大和高田市在住の磯村洋一さんである。橿原神宮は、春日大社、大神(おおみわ)神社(三輪明神)と並んで、いつも初詣客のベスト3に名を連ねる。特に橿原神宮は、「南阪奈道路」が開通してから、参拝者が急増したそうだ。磯村さんが取材に行かれたとき、写真の外拝殿は工事中だったそう...神武天皇橿原宮跡に立つ「橿原神宮」(橿原市久米町)/毎日新聞「やまとの神さま」第68回

  • 横大路と中ツ道の交差点に立つ「三輪神社」(桜井市西之宮)/毎日新聞「やまとの神さま」第67回

    今朝(2024.1.3)の毎日新聞朝刊一面を見て、目を見張った。そこには「能登で震度7死者55人」。昨日の同時刻ではわずか「8人」という発表だったが、被害の内容が分かるにつれ惨状が明らかになりつつあるのだ。昨日(1/2)の夕方、羽田空港で日航機と海上保安庁の航空機が衝突し隊員5人が死亡したが、この海保機は能登半島地震の救援物資を新潟航空基地に輸送するところだったというから、これは二次災害と言うべきものだろう。徐々に義援金の受け付けも始まっているので、これはぜひ協力しなければ…。さて昨日に引き続き、毎日新聞「やまとの神さま」の年内積み残し分を紹介させていただく。今日は12/14付の〈古代の交通路交わる地/三輪神社(桜井市)〉、執筆者は奈良まほろばソムリエの会会員で、桜井市にお住まいの梅田加都(うめだ・かづ)...横大路と中ツ道の交差点に立つ「三輪神社」(桜井市西之宮)/毎日新聞「やまとの神さま」第67回

  • 仁賢天皇の皇居跡か、銅鐸も出土した「姫丸稲荷神社」(天理市石上町)/毎日新聞「やまとの神さま」第66回

    よりによって元旦に、震度7という能登半島地震が起きました。奈良県内でも突然の地震アラートと揺れに、驚かれた方も多かったのではと思います。現在までに、8人の死亡が確認されました。被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。さて、昨年12月に掲載されながら当ブログで紹介できていなかった「やまとの神さま」の記事を、新聞掲載順に紹介させていただきます。今回紹介するのは、12月7日に掲載された〈仁賢天皇の皇居跡/姫丸稲荷神社(天理市)〉です。筆者は奈良市在住の西慶子さん。現役でお仕事をされながら、最近は各地で講演されています。選ばれるテーマも多彩なので、注目しています。では、全文をお読みくさい。姫丸稲荷神社(天理市)姫丸稲荷神社は天理市石上(いそのかみ)町の平尾山という丘にあります。辺りは平安時代の延喜式神名帳...仁賢天皇の皇居跡か、銅鐸も出土した「姫丸稲荷神社」(天理市石上町)/毎日新聞「やまとの神さま」第66回

  • あけましておめでとうございます/2024年、もはや「コロナ後」ではない!

    皆さま、あけましておめでとうございます。今年は、穏やかな天気の年明けとなりました。年末に坂田利夫さんの訃報が舞い込んできて、しかも82歳で「老衰」ということに、少し驚きました。自宅に届いた年賀状にも、体調不良を書かれたものが多く、「トシを重ねるというのはこのようなことなのか」と感じ入っています。さて今年は、昨年の「アフターコロナ」とは決別して、個人的には「もはや『コロナ後』ではない」と申し上げたいと思います。コロナ禍で染みついたいろんな生活習慣から脱却して、ひたすら前を向いて歩んで行きましょう。既往症のある方などからすれば、誠に能天気な話で申し訳ないのですが、少なくとも私は、そのように心がけたいと思います。年末には、新たな講演テーマを探すべく、たくさんの本を買い込んで来ました。ここからどれだけのテーマが見...あけましておめでとうございます/2024年、もはや「コロナ後」ではない!

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