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クニの部屋 −北武蔵の風土記− https://blog.goo.ne.jp/kuni-furutone118/

北武蔵を中心とした歴史を紹介。地方のあまり知られていない城や古墳などを発掘します。

高鳥邦仁
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埼玉県
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2006/06/13

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  • ガキは夢見て終わるが、大人は……?

    S君は90年代半ばに販売されたというブーツを履いていた。ネットで購入したらしい。「あの頃手が出せなかったものを買ったよ」と、S君は言った。90年代半ばというと、僕らは16、7歳になる。そのブーツがどのくらいの金額なのかは聞きそびれた。当時僕はそば屋でバイトをしていたが、1万円を超えるものは「高値」だったし、数万円ともなれば手を出すことはできなかった。10代から20代にかけて、高値で買えなかったものはたくさんあった。いまよりも物欲があり、好奇心もあった。が、警戒心もあって、高値のものに手を出すのにはどうしても身構えた。車の改造にお金をつぎ込む同世代は別格に見えたし、銀座のまわらない鮨屋の常連客は、「小僧の神様」(志賀直哉)のような住む世界が異なる人のようだった。いま思えば、それは少年(小僧)と大人の違いだっ...ガキは夢見て終わるが、大人は……?

  • 戦国期の羽生城をめぐる攻防、の話

    「埼玉史談」を発行する埼玉県郷土文化会から依頼を受け、講師を務めた。タイトルは「戦国期の羽生城をめぐる攻防」。テーマを羽生城に絞って話をするのはいつぶりだろう。会場は羽生市立図書館2階の視聴覚室だった。埼玉県郷土文化会の内野会長から挨拶をいただき、村田副会長が司会を務めて下さった。会場が羽生の図書館だったせいか、20代の記憶が走馬灯のように流れた。自分が28歳だった平成19年だったか、この会場で羽生城をテーマに4回講座の講師を務めたことがある。まだ冨田勝治先生は存命で、自分のような浅学者が人前に立つのはおこがましい限りだったが、あたたかく迎え入れて下さったのを覚えている。冨田先生が逝去したのはその翌年だった。平成20年4月17日に亡くなり、同年夏に先生をモデルに書いた小説が「放課後の羽生城」だった。たまた...戦国期の羽生城をめぐる攻防、の話

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