私のよう「なななめとばし量産読書」人間には、著者のつむぐきらきらした言葉はもったいない気がします。こんな読み方しちゃ価値ないよなあ。じっくり読んでください。普段読書をされない方におすすめです。難しくない言葉で、途中で詰まらせずに、入っていけ
病をもつ女性を中心にした短編集。骨粗相症、アトピー、便秘、難聴、生理通…こういうバラエティ追求型の短編は多少文章が好みでなくても楽しめるので購入。しかしさすがに短すぎたかな。設定がもったいない感じです。病気にまつわるお話や事実はボリュームあ
直木賞受賞作。あまりに世間で人気なので手を出さなかった著者でした(天邪鬼ですから)。第一印象、意外にうまい(←世間に対するどうしようもない偏見)。読後1,2日おいてからの第二印象、…ふつうかなあ。だって何も残らない。まだ短いものしか読んでい
音道貴子シリーズ4作目の短編集。「女性刑事」って響きはいかがなものかと思ってますが、この主人公の強さとうじうじさを併せた性格にはまります。前作「鎖」で誘拐されちゃってるので、精神的な脆さがややクローズアップされてますが、基本的には前向きなバ
またも1週間分まとめてUPなので短めで…もっとこまめになれればよいんですが。読むのに忙しくて?タイムマネジメントしたい今日この頃なので手に取った1冊。ビジネス書とか苦手な方にも読みやすいシンプルな文章です。入門者におすすめ。より高度なスキル
「円安論者」で高名な元外資系ディーラー藤巻氏が独立した頃(というか独立に失敗した頃?)の著書です。ヘッジファンドの雄ソロス氏と契約解除されていこう、著者は著述・講演が主な仕事になったんですかね。文筆についてはプロではなかったはずなのに、なか
桐野氏のちょっと前の作品。家出・浮気・誘拐・離散・・・と桐野氏得意のテーマもりだくさんです。前のエントリ「残虐記」でも触れましたが、この本の頃はまだまだグロくないのでどなたにでもおすすめできます。私はまだまだ若いので、人間のグロさや心の貧し
女性に選ばれるマーケティングの法則/リサジョンソン/2005
消費者(財布を握ってる人)は圧倒的に女性だから、彼女らの消費行動を真剣にマーケティングしよう、という本。安直な発想で、「ピンク・花柄」「小型」にすればいいと思ってたら、彼女らにはすぐ見抜かれるよ、ということで、彼女らのライフステージや価値観
篠田節子さんの長編は、「世界の作りこみ度」がすごい。そしてえぐい。という印象が強かったので、手元に届いてからも、開くまでどきどきする。一度開いたらやめられず、ハードカバー8cmも一気読みです。今回もアジア、秘境ではないけれど、外の世界に連絡
シリーズは全て見ました。作家の私生活暴露系って、判断分かれるところですよね。本書は、「妊娠・出産のハウツー」としては実践的な良書です。「作家のエッセイ」としては、こうも暴露しちゃうと登場させられる一般人に迷惑はかからないんだろうかと心配しま
文庫版を手に取ったのははじめてです。装丁が、本書のテーマである「罪」や「死」をきれいに表していますね。深い闇、だけど暗いだけではない、しかし真摯な気持ちにさせる、ひっそりきれいだと思いました。9つの短編がどれも「ひとりごと」調で書かれている
下ネタ話のおもしろさは、自分の話をするところと、知ってる人の話を聞くころにあるようです。全然知らない人(作家)がそんな話をあけっぴろげにしたところで興味深々にはなれませんでした。残念無念。期待してたのですが、、、。
日経新聞夕刊に、どこぞの農大の教授がコラムを書いていることごぞんじですが?「おいしい」ということの表現なら100通り以上でそうな文才です。この本の壇さんにたいしては、文才はよくわからないながら、舌には信頼できるところです。壇家の他本もおすす
山田詠美は10年前から読んでます。書くべき言葉と書くべきでない言葉の選択がうまい人です。内容よりも文章力にひかれています。そのものを読ませる力と、書かれていないことを読ませる力の両方でしょうか。彼女が年齢を重ねても変わらないところも多いよう
瀬戸内さんは、いずれ読もうかという興味はありつつ、ま今じゃなくていいかとずっと先送りしてしまっている、というカテゴリです。先にいろいろ偏見が入ってしまっていると、読んでもまっとうな判断ができないのではないかという恐れもあります。それぐらいあ
今週は一週間、会社と家の往復以外何もできなかった。週末だというのに、人を誘えるような時間に帰れなかった。というわけで、INPUTばかりでOUTPUTしてないものがたまっている。こんなときは口に出すことで発散するのが一番よいのだがそうもいかな
松井証券社長、松井道夫氏の新作です。娘婿で社長になった、という一般的なイメージ悪さとは裏腹に、業界の底辺にいた松井証券を時代の寵児に導いた方です。とはいえ、いまどきのベンチャー社長とも異なり、常に一歩引いた視線、悪くいえば「冷めてる」感があ
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