●4-9DeNA(12回戦) かつてプロ野球のトレードの締切日は6月30日だった。毎年この日が来ると、駆け込みの大型トレードが成立しないかワクワクしたのを思い出す。シーズン途中のトレードで加入した選手にはつい肩入れしたくなってしまうのは今も同じだ。この日のスタメンでは武田健吾が該当する。武田がドラゴンズの一員となったのは、丁度2年前の6月30日。オリックスとの間に成立した大型トレードで、松葉貴大とともに尾張の地に足を踏み入れた。 打たなければ何も始まらない 武田の主な起用法は終盤の守備固め。2020年は常時一軍に帯同、84試合に出場し、チームの7年ぶりのAクラス入りに貢献した。貴重な外野手のバ…
●2-3DeNA(10回戦) 〈京田「35億!」の掛け声の変更をファンにお願い〉 こんな話題が『中日スポーツ』の紙面を飾ったのは4年前の秋のこと。お笑い芸人・ブルゾンちえみのネタでおなじみの洋楽「ダーティーワーク」を出囃子に使っていた京田が、「35億!」と叫ぶ箇所を自分用コールに変えて欲しいとおねだりした、というオフならではのほのぼの記事だ。 ちょうどこのとき新人王を獲ったばかりの京田の存在は、暗黒にどっぷり浸かっていたドラゴンズにとって久々に現れた光明であり、希望だった。最近のようで遠くなりつつある、2017年の話だ。 新時代到来を予感させた背番号51 森繁和監督が就任したこのシーズンは開幕…
野球中継を見ていると、このようなやり取りを耳にすることがある。 実況「5回裏2アウト二塁でピッチャーが打席に入ります。1-0というスコアですが解説の○○さんいかがでしょうか?」 解説「リードも1点だけですし、ここは切り札の××選手を代打に出して追加点を取りにいくべきだと私は思いますね」 その次の守備で先発投手は連打を浴び、ノーアウト一、二塁のピンチを作りマウンドを降りた。 実況「マウンドには△△が上がりました、このピンチを防げるでしょうか」 解説「こうなってくると先発を続投させる意味はあったのかなと思いますよね」 実況「○○さんご指摘のように先程代打を出すべきだった、と」 実際にあったシーンを…
△1-1広島(11回戦) 連続カード負け越しが5で止まるのか、それとも6まで伸びるのか……。首位・阪神と2位・巨人のゲーム差が縮む中、これ以上上位チームとゲーム差が離されるとAクラス入りも厳しくなる。イニングを追うごとに広島に流れが行くゲーム展開、9回の表に3者連続三振を喫したときはサヨナラ負けを覚悟したが、最後の最後に満塁までしておきながら負けなかったことは大いに良しとしたい。 左胸に刻まれる「C」マーク 「この監督にこの選手あり」 という組合わせがある。例えば川上哲治に王貞治・長嶋茂雄、野村克也には古田敦也、岡田彰布にJFK(ジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田智之)といった具合だ。それ…
●5-11広島(10回戦) 空模様と同様の試合展開になってしまった。堂上直倫のタイムリーで幸先よく先制したものの、先発・小笠原慎之介が大誤算。2回裏に投手の大道温貴の勝ち越しの二塁打などで3点を失ってしまう。次の回も赤ヘル打線の勢いを止めることができず、更に3失点。 そして5回裏には、鈴木誠也による少し早めの梅雨明け宣言。広島の空に描かれた虹を、呆気に取られて見上げるしかなかった。 大久保チルドレン 昨日、仕事帰りにスーパーに立ち寄った。店内に入ると、最初に目にするのが青果コーナーだ。ここ10年ほどだろうか。野菜にも、果物にも「〇〇さんの~」という枕詞が付くことが珍しくない。消費者が産地に加え…
○6-3広島(9回戦) ドラゴンズは5カード連続負け越し中。とはいえこの間、3タテだけはかろうじて回避してきたため、実際の数字には字面で見るほどの絶望感はない。 つい2週間前まで交流戦首位を謳歌していたことを思えば、あっという間に現実に引き戻されたのは無念ではあるが、チーム状態が悪いときにいかにダメージを少なく抑えるかは、長期戦を戦う上での重要なポイントでもある。 たとえば、こう考えてはどうだろう。交流戦首位打者のビシエドが前カード無安打と冷え切っており、高橋周平もあいかわらずチャンスになると天を仰ぐばかり。チームの軸たるべき3、4番が機能不全に陥っているこの状況でも各カード1勝ずつ確保できた…
●0-6阪神(11回戦) 1勝1敗で迎えた阪神とのラバーマッチは完敗。投手陣は小刻みに得点を奪われ、打線は8安打を放つも得点はゼロのまま終了。これでドラゴンズは5カード連続負け越し。得意なはずの本拠地でも悪い流れを止められなかった。 野球人生を懸けたマウンド 先発マウンドには岡野祐一郎が上がった。 2年目ではあるが遅めのプロ入りゆえ、4月に27歳を迎えた右腕。本人も承知の上だと思うが、1試合1試合が勝負の状況に置かれている。今季初登板となった前回登板は、味方の拙守も絡み4回6失点KO。同じ失敗は繰り返せない。今夜は大袈裟でなく “野球人生を懸けた” 登板だ。 しかし、結果は無念の2試合連続敗戦…
○6-2阪神(10回戦) 試合終了後、ナインを充実の表情で迎える福谷浩司を見て、心の底から良かったと思える試合だった。交流戦最終戦に登板した前回の先発では、8回途中の降板後に勝ち越しを許した瞬間にがっくりと肩を落とした。そこから中9日を開けての先発マウンドは毎回のようにランナーを賑わせながらも2失点に抑えたピッチング、開幕投手のこれからの巻き返しに十分に期待ができる内容だった。 思いが溢れるプレーの連続 「福谷を勝利投手にしたい」 その思いは18.44メートル先でボールを受けた桂依央利が一番感じていたことだろう。打たれたヒットは7イニングで12本、リードする捕手からしたら喜ぶよりも反省すること…
朝目覚めたら、毎週楽しみで仕方がなかった火曜日は既になかった。変わったのは新聞のテレビ欄。今週から「大豆田とわ子と三人の元夫」がひっそりと姿を消していた。脚本やキャストだけではなく、音楽、世界観と全てが秀逸だった傑作との別れは当分引きずることになりそうだ。 「まめ子」がフィナーレを迎えた一方、今週も続くものもある。そう、ドラゴンズの試合だ。しかも、本日からは首位・阪神を本拠地に迎えての3連戦。虎退治が心の隙間を埋めてくれることを願いつつ、プレーボールの声を聞いた。 興味津々 注目の初戦の先発マウンドには大野雄大が上った。この日の大野には、注目ポイントが目白押し。阪神の先発・青柳晃洋との侍ジャパ…
●1-2ヤクルト(11回戦) 野球ゲームには実にありがたい設定が施されている。監督経験がなくても、調子や疲労を見極めた上での選手起用ができるようになっているのだ。スタメンを選ぶ際は、選手の調子の良し悪しが一目瞭然。「パワプロ」では、投手の疲労が溜まってくると、明らかにマウンドで辛そうな素振りを見せてくれる。 反面、実際の現場において選手の見極めは、いつの時も大変な仕事だ。能力や調子だけではなく、長いシーズンや選手個々の将来を考える場面が多々ある。本日の試合は架空の世界ではなく、現実世界だからこその難しさと奥深さを実感する試合となった。 一手のタイミング ドラゴンズの先発投手は勝野昌慶。この日の…
○7-3ヤクルト(10回戦) 交流戦明け一発目の神宮シリーズGame 2は白星を勝ち取り、カード1勝1敗のタイとした。これが神宮球場での今季初勝利で、先発野手全員安打の7得点と打線が活発だった。 雨の6月19日、神宮といえば 神宮球場のある東京地方は朝から雨が振り続けた。 6月19日、そして雨の神宮といえば、まだ記憶に新しい昨季の開幕戦を思い出す。 新型コロナウイルス拡大の影響により、通常に比べ約2ヶ月半遅れてのシーズン開幕。この日を待ちわびたはずのファンは球場内に入ることができず、無観客での開催に。梅雨空に覆われ、グラウンドコンディションが悪く、かつファンの後押しが感じられない中でも、ドラゴ…
●2-5ヤクルト(9回戦) 「それじゃ明日から名古屋営業所ね」 プロ野球選手のトレードは、会社からの半強制的な辞令という点で転職よりも異動の方がニュアンス的に近いと思う。それも引き継ぎだったり、引っ越し準備のための猶予期間は一切なく、発令されればその日のうちにスーツに着替えて別れの挨拶をして、翌日には新天地で入団会見をおこなう。 昨年、電撃トレードで巨人を出た澤村拓一が入団会見の数時間後に借り物のユニフォームを着用し、名刺がわりの3者連続三振という衝撃の新天地デビューを果たしたのは記憶に新しい。あれを見て「カッコいい‼︎」「すごい‼︎」と思えたらまだ若い。転勤して即、前線に送り込まれるシビアさ…
お昼休みを終えた午後1時、びっくりする報せが入ってきた。 「中日・加藤匠馬、ロッテ・加藤翔平のトレード成立」 昨日、ロッテはDeNAの国吉侑樹をトレードで獲得したばかり。そこから24時間で新たなトレードの速報。しかも今回は中日の加藤匠馬ということだからなおのこと驚きだ。 とにかく打って、走って、肩も強い加藤翔平がやってくることは大いに期待だ。得点力不足、特に得点圏での「あと一本」が足りない中日において私のイメージする彼の「ハチャメチャさ」がチームを活性化させてくれるだろう。 地獄からの転換 2018年の日本シリーズ、 「甲斐キャノン」 が野球ファンを熱狂させた。ソフトバンクの捕手・甲斐拓也が広…
今シーズン「最も」期待する選手は? 開幕直前、本ブログ執筆者4人でトークしたときの質問に、私は「梅津晃大」と答えた。 3年目の今年は自ら希望した背番号18を背負うシーズン。昨年の故障明けということもあり、キャンプからじっくり二軍で調整を続けGW終盤に一軍昇格。今シーズン一軍では3試合に登板して0勝1敗、防御率1.59と、一見して抑えているような防御率ではあるが、実態は数字のソレとは大きくかけ離れている。 6月5日の試合では、フォアボール連発で塁上を賑わし、ヒットを打たれていないにも関わらず3回途中で降板、そのまま二軍降格となった。 なぜ梅津に期待するのか 端正なルックス、そしてスラッとした高身…
●3-4西武(3回戦) プロ野球は “名前” がモノを言う世界だ。たとえば晩年の岩瀬仁紀は、能力こそ全盛期から比べれば大きく落ちていても、「岩瀬」という名前だけで相手を萎縮させることができた。よく解説者が「岩瀬は名前で抑えられる」なんて讃えているのを一度ならず耳にしたことがあるはずだ。 打者なら晩年の阿部慎之助だったり、それこそ我らが福留孝介だったり。本来なら恐れるほどのシーズン成績でないにもかかわらず、レジェンドならではの威圧感でもって出塁を稼ぐ姿をたびたび目にすることがある。一般的には煙たがれることの多い “過去の栄光” も、プロ野球の世界においては相手をビビらせる貴重な武器になり得るのだ…
●3-7西武(2回戦) 始まりは些細なミスだった。先発・岡野祐一郎の立ち上がり。先頭・岸潤一郎の放った三遊間へのゴロを三ツ俣大樹がさばいたが、深い位置からのスローイングが逸れて悪送球となった。無難にワンアウトのはずが、無死一塁。 どんなに経験豊富な投手であっても、最初のアウトを取るまでは落ち着かないと言われる立ち上がりの難しさ。ましてや実績のない、今季初登板の投手ともなれば、動揺するなという方が無理な注文だ。 災難は続く。続く金子侑司が初球を引っ張ると、鋭い打球にライト・髙松渡が追い付いたかのように見えたが捕球ならず、たちまちピンチは二、三塁と拡大。ここまでわずか7球。その後なんとか1死を取る…
○6-5西武(1回戦) 敵地・所沢での西武3連戦、Game 1は辛勝。4回終わって5-0とリードするも、相手にじわじわと迫られ、終わったときには1点差。最後のシーンも同点の本塁生還阻止と、ハラハラする展開だった。 神宮に続き、メットライフDでもブルペンに注目 今夜はメットライフドーム現地で試合を見届けた。いまも興奮さめやらぬ状態で筆を取っている。多少の乱文はご容赦いただけると幸いだ。 メットライフドームといえば、パ・リーグ本拠地で唯一のグラウンド内ブルペンがある球場。ということで、今回はドラゴンズのブルペンワークに注目したい。 前回の4月下旬、神宮球場編はこちら↓ www.chunichi-w…
●2-6楽天(3回戦) 昨日の勝利で交流戦首位に返り咲いたものの、あっさりと1日でその座を返上してしまった。何だかどんよりとした、足取りの重い試合展開。登板した投手が全員フォアボールを与えれば、打線はあいも変わらず得点圏でのあと一本が出ない。 残すは3試合、舞台は所沢。たった一つの敗北で1位から3位へ、そして交流戦初の栄冠へは上位2チームの結果に左右されるため、とにかく一つも落とせない状況にあることは間違いないだろう。 変わった立場 3点ビハインドの8回表、堂上直倫がフォアボールを選び今日3回目の出塁。虎視眈々と一軍昇格の機会を窺いながらそのチャンスを掴むと、今シーズン初のスタメン出場となった…
○7-3楽天(2回戦) 今日もこのまま負けるのか……。高橋周平の2ランで先制した直後の3回裏に追いつかれた時は、ここ数試合の悪い流れが頭をよぎった。 だが、ここでズルズル行かないのが今年の交流戦でのドラゴンズ。大味になりかけた試合展開であっても、頼りになる中継ぎ陣が試合をピリッとさせ、終盤の効果的な追加点で連敗をストップ。この日の勝利で、2017年以来の勝率5割以上が確定したと同時に、交流戦首位に返り咲いた。 当事者しか知らない 打線が今シーズン最多の14安打を放つ中で気になったのが、同点に追いつかれた直後に1点を勝ち越した4回表の攻撃だ。 先頭の福田永将がフェンス直撃の三塁打で出塁し、続く木…
●2-5楽天(1回戦) 敵地・仙台に乗り込んでの楽天3連戦、Game 1は逆転負けを喫した。エース・柳裕也が先発するも粘りきれず、7回途中5失点と敗戦投手に。柳に黒星がついたのはなんと開幕2戦目、3月27日の広島戦以来とのこと。打線は福田永将の先制弾や木下拓哉の適時打こそあったものの、今夜も好機で一本出ないのが目立ってしまった。 根尾、18打数ノーヒット継続中 試合終了の瞬間、バッターボックスにいたのは根尾昂だった。溝脇隼人の代打で登場した背番号7はカウント2-1から打ち上げ、キャッチャーへのファウルフライ。松井裕樹&太田光の楽天バッテリーは4球すべて直球を選択。バッティングカウントになっても…
初めて生でプロ野球を見た日を覚えていますか?年月日、先発投手、試合結果……。人の数だけ思い出があって、たとえ同じ日の出来事であったとしても、抱く印象はそれぞれ違うものだったりする。今日は私の「球場プロ初観戦」を振り返ろうと思う。 古い話で恐縮だが、私のプロ野球初観戦は1995年まで遡る。 1995年のおさらい 「10.8決戦」で巨人に破れた1994年のオフ、近鉄から金村義明をFAで、ロッテからはメル・ホールを獲得し更なる打線の強化を図った。前年首位打者のアロンゾ・パウエル、本塁打・打点の二冠に輝いた大豊泰昭に加え、パ・リーグから実績抜群の強打者を迎え入れた1995年の中日は……散々だった。 金…
●0-4オリックス (3回戦) 対オリックスではなく、対福田周平。とにかく彼にしてやられた試合だった。2回表、先発の福谷浩司がT-岡田と伏見寅威のタイムリーで2点を先制されてしまう。2死を取ったところで迎えたのが1番・福田だった。16球の死闘の結末は、痛恨の中前安打。オリックスの拙攻によって2失点で済んでいたものの、粘り負けしてしまい、傷口を広げてしまった。 続く打席でも福田にレフト前にはじき返されて、致命的な4失点目。前の打席の再現VTRを流されているような失点だった。あとは残りのイニングをいかに平穏に終えるか。毎年のペナントレースで時折見かける、どうにもならない試合となってしまった。 慎重…
○6-3オリックス(2回戦) オリックスとの本拠地シリーズGame 2は勝利を収め、カード1勝1敗のタイとした。打線はビシエドの2本塁打、高橋周平の久々の本塁打などで6得点をマーク。投手陣は今季最多となる8人の継投でリードを守りきった。 不快指数の高い前半戦 被安打0ながら与四死球5。あまりにも投球の制御が効かなさ過ぎて、先発・梅津晃大は3回途中で降板してしまった。 チームは初回に幸先よく3点を先制し、それなりの投球をすれば勝ちは堅いなと思っていた。だが、画面越しに伝わるのはどんよりとした雰囲気。オリックス先発の田嶋大樹もピリッとしない内容だっただけに、正直不快指数の高い試合展開だった。 2番…
●1-2オリックス(1回戦) 今日から交流戦も後半戦。3カード連続で勝ち越したドラゴンズが次に目指すのは、7年ぶりの交流戦勝ち越しだ。早ければこのカードで実現できるだけに、今日の初戦は何としてもモノにしたかったが、執念実らずあと1点及ばなかった。 前回登板同様、先発・大野雄大の立ち上がりは良くなかった。3回までに要した球数は80球を越え、9つのアウトを奪うまでに18人を要してしまった。しかし4回以降は復調し、終わってみれば6回2失点と、チームとしては5人連続のQSを達成したが、本人の満足するところからは程遠い結果といえよう。 おそらく一週間後の西武戦に登板するであろうが、今度こそはセ・リーグを…
○4-3ロッテ(3回戦) 1試合3本塁打。しかも、「2年ぶり」と「5年ぶり」※と「今季第1号」。実にドラゴンズらしくない勝ち方だった。ロッテとの3連戦を2勝1分けで終え、交流戦は3カード連続の勝ち越し。バンテリンドームを訪れたファンの方々にとっては、超ド級のサプライズプレゼントとなった。滅多にお目にかかることができない展開に、思わず「2021年の砂田橋」ではなく、強竜打線華やかなりし「1996年の尾頭橋」の間違いではないかと目を疑ったほどだ。 一発回答 京田陽太が一軍登録を外れて以降、ショートとしてチームの潤滑油になっていた三ツ俣大樹が前日の試合で途中交代となってしまった。昨日テレビ中継の解説…
△2-2ロッテ(2回戦) 眼前に見えていた 「勝利」 の2文字は寸前のところで消え去り、その瞬間 「9回裏の攻撃」 が出てきてしまった。ゲームセットのその声を聞くまでは何が起こるか分からない。逃した勝ち星を悔やむより、勝ち越しを許さなかったことを良しとして切り替えていくしかない。 柳に続け! 先発は小笠原慎之介。前日の柳裕也の好投に引っ張られるように快刀乱麻のピッチング。スピード以上にノビを感じるストレートと、タイミングを外すチェンジアップを有効に使いロッテ打線にバッティングをさせなかった。 6回の裏に代打が出た関係でマウンドを降りたものの、無失点ピッチングは見事。これで先発投手の無失点イニン…
○1-0ロッテ(1回戦) もしプロ野球が、その日の先発投手やスタメンに応じてチケット価格が変動する仕組みだったら? そんな空想が近年、NPBでも当たり前のものになってきている。いわゆる『ダイナミックプライシング』という仕組みで、「試合日程、需給バランス、チーム状況などのデータを基にAIがチケット価格を自動調整して、価格を算出する」のだそうだ。 ドラゴンズも今季からバンテリンドームで開催される全71試合でこの販売方式を試験導入。『ドラチケ』会員限定で、バックネット裏後方の上段スタンドに位置するパノラマA750席が対象となっている。 どうせ観に行くなら勝ち試合がいいのは誰だって同じだし、勝つ確率が…
こんにちは。ikkiです。今回はブログ『ちうにちを考える』の2021年5月分執筆まとめについて記します(※先日noteにアップしたものと同じ内容になります)。 3・4月の執筆まとめはこちらから↓ note.com 早速、5月に執筆した記事を振り返りましょう。全部で6本あります。 5/5『Don't Look Back In Anger』 5月最初の記事は新外国人・ガーバー選手について。貧打にあえぐ打線の救世主的な存在を期待したのですが、あいにく結果を残すことはできず。この日は4打席連続三振を喫し、チームの敗戦に直結してしまいました。前日に根尾昂選手のプロ初ホームランがあって、その反動でヘイトを…
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