日経新聞[2025.05.13-14]ローマ教皇の2000年史新しいローマ教皇に米国出身のレオ14世が選ばれた。カトリックの最高権威がなぜ絶大な影響力を持つようになったのかを知るには、2000年にわたる歴史をひもとく必要がある、とのことで、よく纏まった記事だったであり、備忘の
本をAudibleで聴くようになって、読書の数が劇的に増えた。あっという間に2400冊台に到達。やはり運転中や家事をしている間などにながら聴きができるのが読書効率を上げているのだろう。Audibleのメリット・デメリットについては何度か書いてきたが、ここへきてようやく自
◇2405 『現場が動き出す会計-人はなぜ測定されると行動を変えるのか』 >伊丹敬之/日本経済新聞出版財務会計にしか関与してこなかった人には、是非読んでいただきたい一冊。逆に管理会計に携わった方であれば、誰もが一度は考えたり経験したりする難しさや矛盾がた
◇2404 『企業変革(CX)のリアルノウハウ-修羅場の経営改革ストーリー 』 >木村尚敬/PHPビジネス新書仰る通りなのだが、少し薄く感じただろうか。企業改革の手法を、物語形式で説明したビジネス書。同じ手法ならば三枝匡さんの『V字回復の経営』が断然面白く有用で
◇2403 『修羅場のケーススタディ-令和を生き抜く中間管理職のための30問』 >木村尚敬/PHPビジネス新書大きな課題ほど情理ではなく合理で判断せよ。本文中に「ダークサイド・スキル」という言葉が出てくるので、どこかで聞いたことがあるなと思っていたら、同じタイ
『風化水脈-新宿鮫VIII』 >大沢在昌/光文社文庫本書で既読の新宿鮫シリーズは一通り読み終えたことになる。シリーズとしては12作まで出版されており、短編集もあるようなので、あと5冊。最近は見たいドラマも一巡し、Audibleでの小説の読書がよい気分転換になっている
◇2402 『サービスの経営学』 >今枝昌宏/東洋経済新報社サービスという、ともすればニッチながら重要なものにフォーカスした良著。本書では、サービスを大きく2種類に区分している。プロセスをグリップとしてマネージするタイプの「プロセス型サービス」と、タレン
◇2401 『大規模言語モデルは新たな知能か-ChatGPTが変えた世界』 >岡野原大輔/岩波科学ライブラリープリファードネットワークス社の岡野原さんご自身が大規模言語モデルについて解説されている貴重な書籍。私自身、AIにはかなり以前より興味を持っていたので、何と
4日目はホテルをチェックアウトしてグランドティートン国立公園へ向かう。イエローストーンの方は事前に見どころを確認済みだったのだが、グランドティートンの方はすっかり失念しており、前日に慌てて見どころを検索。5箇所に当たりをつけてGoogleマップでルート設定した
よほど疲れていたのか、夜の20時から翌朝8時までぐっすりと睡眠。途中でトイレには起きたが、12時間近く寝たのは久しぶりではなかろうか。昨日の土砂降りが嘘のような晴天。いざロウワーループに出発である。今回もGoogleマップを事前に複数箇所設定しておき、出発した。
イエローストーンは「8」の字型に道が走っている。8の字の上の輪っかをアッパーループ、下をロウワーループと呼ぶらしい。見どころとしてはロウワーループの方が面白そうだったので、2日目にロウワーループ、3日目は半日だけアッパーループを見て、残りの半日はホテルで
イエローストーンへの旅、当日は9時過ぎの便だったので朝5時半に起床し、6時半に家を出発。空港での犬の手続きが不明だったのでいつもより早めに家を出た。犬がいるとオンラインでのチェックインができないため、カウンターに行く。犬がいることを告げ、スーツケースを預
アメリカ生活も長くなってきた。こちらにいる内に是非とも行っておきたいと思っていたところには、だいたい旅行することができた。グランド・サークル(グランド・キャニオン)、ヨセミテ国立公園、マウントラッシュモア、ニューヨークなど。まだ行けていないところが2箇所
○2400 『韓非子』 >竹内照夫/明治書院法の大切さを徹底的に解いた書。『貞観政要』を解説本ではなく、原書で読んでみたいと思い探し当てたのが明治書院の新釈漢文大系というシリーズ。私が探しきれなかっただけかもしれないが、他の貞観政要は編集がされており、全
◇2399 『答えのない世界を生きる』 >小坂井敏晶/祥伝社哲学的な本かと思いきや、意外に無頼な内容で楽しく読ませていただいた。本書を以って日本から持ってきた紙の書籍の積読本をほぼ解消。残っているのは大著『韓非子』のみ。なんだか気持ちがいい。積年の肩の重
◇2398 『経営読書記録・裏-経営についての思考の地となり肉となった読書の軌跡』 >楠木建/日本掲載新聞出版楠木建氏の頭の中を垣間見ることができる本。はじめに、で記載されているのだが、本書はブログに書き溜めたものを集めたものだそうだ。下記がそのブログの
◇2397 『経営読書記録・表-読書を通じた「具体と抽象の往復運動」の記録』 >楠木建/日本経済新聞出版楠木節満載の楽しい一冊。「良書は独自の視点で事象をつかみ、その切り口の上に本質的な考察と洞察を提供する。昔も今もこれからも、良い本を読むことが知的活動
◇2396 『経営を教える会社の経営-理想的な企業システムの実現』 >内田圭亮/東洋経済新報社従業員をとても大事にしていることが見て取れる本。ビジネス書をAudibleで聴くのはあまり効率が良くないのだが、本書に関しては興味があったので聴いてみた。失礼ながら立ち
○2395 『イラク水滸伝』 >高野秀行/文藝春秋手放しに面白い一冊。知的好奇心と冒険心の両者が満たされる。辺境の地、というものに憧れる。自分で行ってみるほどの勇気はないが、辺境のドキュメンタリーなどはついつい見入ってしまう。父がこの手の番組が好きで、よ
所用があり一泊二日でクリーブランドに行ってきた。彼の地には、昨年末のNY旅行の途中宿泊地として立ち寄ったことがある。しかしながら、その際はドライブ旅行だったので郊外に一泊し美術館へ足を運んだのみ。今回はダウンタウンを訪れた。クリーブランドの郊外では少し怖
◇2394 『経済評論家の父から息子への手紙-お金と人生と幸せについて』 >山崎元/Gakken山崎さんの逝去に関しては以前のブログにも書いた通り。改めてご冥福をお祈りしたい。本書はAudibleで見つけて早速聴いてみたもの。一番興味があったのはお金の運用の仕方。山崎
『灰夜-新宿鮫VII』 >大沢在昌/光文社文庫これまでに再読した新宿鮫シリーズは、極一部だが微かな記憶が残っていた。シリーズ1作目では改造拳銃が発砲されるシーン、毒猿は台湾人の悲しき殺し屋、無間人形ではアイスキャンディーという覚醒剤、炎蛹ではイネを食い尽く
◇2393 『認知バイアス-心に潜むふしぎな働き』 >鈴木宏昭/講談社ブルーバックス認知バイアスは避けられないもの。どうやって向き合うべきかを考えさせられた。本書もAudibleで聴いてみたもの。先日もブログに記載したが、Audibleに合う本の種類は何かを模索してい
『氷舞-新宿鮫VI』 >大沢在昌/光文社文庫こちらも再読。鮫島が晶とは別の女性に惹かれてしまうというエピソードは覚えていたが、そのほかは全く記憶にない。ちょっと偶然のご都合主義が嫌だなと思っていた点が、実は犯人側からの意図的な接触であったことが後で判明。筆
◇2392 『遺伝子とは何か?-現代生命科学の新たな謎』 >中屋敷均/講談社ブルーバックス良書だと思うのだが、私には2~3割しか理解できなかった。Audibleには小説のみならず、さまざまなジャンルの音源がラインナップされている。これまで試したが、ビジネス書はメ
◇2391 『TSMC-世界を動かすヒミツ』 >林宏文/CCCメディアハウス一流企業の一流の戦略、そして一流の哲学。TSMCという存在を初めて知ったのは「島耕作のアジア立志伝」という番組だったと記憶している。残念ながら当時の感想はブログには残していないが、2014年頃の
◇2390 『人類1万年史-経済の流れと仕組みでわかる』 >フィリップ・コガン/原書房前半は面白かったのだが。。。日経書評を見て購入。紙の本しか売っていなかったので、3月末に日本に出張した際にAmazonで取り寄せて宿泊先のホテルに郵送してもらったもの。500ペー
◇2389 『母という呪縛・娘という牢獄』 >齊藤 彩/講談社なんともやり切れない話だが、あかりさんが服役によって罪を償い、今度こそ自分の人生を歩まれることを願いたい。普段はこの手のノンフィクションはあまり読まないのだが、舞台が滋賀県ということで読んでみる
『炎蛹-新宿鮫V』 >大沢在昌/光文社文庫引っ越し後、ゴルフの練習場が遠くなったので、打ちっ放しからも遠ざかっていたのだが、自宅から車で10分ほどのところに手頃な練習場を見つけたので、時々通っている。アメリカではゴルフをしっかり練習してこいとたくさんの人か
◇2388 『循環思考ーロジックツリーだけでは解決しない、複雑な問題を解決する技術』 >横山禎徳/東洋経済新報社「問題の裏返し」の答えは優れた答えではない、というのは至言。横山禎徳氏のお名前を初めて意識したのはつい最近のこと。慎泰俊氏のメンターのような存
『無間人形-新宿鮫IV』 >大沢在昌/光文社文庫こちらも3度目の再読なのだが、覚醒剤をタブレット状に加工した「アイスキャンディー」という薬物のことをかすかに記憶していたのみで、それ以外のことはすっかりと失念している。まるで初めて読む物語のように楽しんだ。
◇2387 『働く君に伝えたい「考える」の始め方』 >出口治明/ポプラ社出口節健在だが、過去の著書との重複が多いのが残念。そんな中、「人間はグラデーションにすぎない」という章では、「異質平等論」今まで知らなかった考え方を教えていただいた。以下、私なりの要
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日経新聞[2025.05.13-14]ローマ教皇の2000年史新しいローマ教皇に米国出身のレオ14世が選ばれた。カトリックの最高権威がなぜ絶大な影響力を持つようになったのかを知るには、2000年にわたる歴史をひもとく必要がある、とのことで、よく纏まった記事だったであり、備忘の
◇2558 『対岸の彼女』 >角田光代/文春文庫誰しもが信頼できる友人を求めている。第132回直木賞受賞作、だそうだ。とある女性の少女時代と現代を行ったり来たりする二重構造。最初は、少女時代のキャラクターと、現代のキャラクターが大きく異なっており、違和感を覚
日経新聞[2025.05.26]老朽水道管、検知容易に 光ファイバー網活用総務省は既存の光ファイバー網をセンサー代わりに使って老朽水道管など地下インフラの異常を検知する技術を開発する。道路陥没につながる空洞などを見つけるほか、自然災害による不具合の場所もすぐに特
◇2557 『冬に子供が生まれる』 >佐藤正午/小学館SF的な純文学。ブログの更新が滞ってしまった。仕事が相変わらず忙しいのと、週末も田舎から旧友が遊びにきたり、同窓会に出席したりと、なんだかんだで時間が取れなかった。あっという間に7月。2025年も折り返しで
○2556 『バリ山行』 >松永K三蔵/講談社不思議な魅力を持つ作品。山岳ものが好きなのかもしれない。大学生になった頃、父親から「これからは好きなことをやっていいが、山登りだけはするな」と言われたことを思い出す。曰く、遭難したら多くの人に迷惑をかけるからと
◇2555 『すべて真夜中の恋人たち』 >川上未映子/講談社文庫川上さんらしい、人間の深いところに入り込んでいく物語。主人公は校閲者の女性・入江。出版社に勤めていたのだが、機会があってフリーランスに転向する。物語はフリーになった後の話である。依頼元の担
◇2554 『正義の申し子』 >染井為人/角川文庫染井さんの作品は後味が悪いものが多いのだが、本作は比較的ハッピーエンド。冒頭は「正義のYoutuber」なるジョンが、悪徳請求業者を懲らしめるというシーンから始まる。構図的にはYoutuberの肩を持ちたくなるし、関西弁
◇2553 『その鏡は嘘をつく-刑事・夏目信人2』 >薬丸岳/講談社文庫前作が面白かったので、ちょっと期待外れ。刑事・夏目信人の第2弾。今回は長編小説で、鏡ばかりの部屋で発見され自死と判断されたエリート医師の遺体についての謎を追う話。主役は志藤という検事
◇2552 『ナースの卯月に視えるもの2-絆をつなぐ』 >秋谷りんこ/文春文庫連作短編小説の第二弾。今回も心温まる物語たち。Audibleは本当にありがたい。読みたいと思っていた小説がどんどんアップされていく。本シリーズは第3巻まで出ているようだが次作も待ち遠し
◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
さて、最終日。早朝まで雨が降っていたので、最終日は車で帰るだけかなと諦めていたところ、朝食をいただいていると雲に晴れ間が見えてきた。ペンションをチェックアウトした後、ペンションのドッグランを使わせていただいて少し愛犬と戯れる。その後、窓から見えていた一
本当は同じペンションで連泊したかったのだが、残念ながら土曜日は予約がいっぱいとのことで、近隣の別のペンションへ移動。そうすると10時にチェックアウトしなければならず、先方は15時のチェックインなので、その間、うろうろしなければならない。まぁ車に荷物を積んでお
2日目は少し朝寝坊し、11時ごろに宿を出発。予約しておいたイタリアンで昼食。小高い丘の上にありながら、海が見えるという絶景での食事。景色はとてもよかったのだが、残念ながら味は今ひとつ。素材はよさそうなのに勿体無い。次に向かったのが門脇展望台。階段で灯台を
ゴールデンウィークは到着した船便の荷物整理や溜まった書類の読み込みであまりゆっくりできなかった。車もなく、犬を連れての国内旅行はなかなかハードルが高いし、どこにも出かけなかった。少し気分転換したいと思い、有給休暇をとって伊豆半島の伊東へ小旅行。先日、愛
Netflixで視聴。以前、見たことがあるような曖昧な記憶だったのだが、記憶に残っているシーンは登場せず、過去に見たことがあったかどうかは判然としなかった。まぁ映画を楽しむのにそんなことはどうでもよく、純粋に楽しむことができた。舞台はローマ時代。王と、王に使え
◇2549 『恋とか愛とかやさしさなら』 >一穂ミチ/小学館男女の関係だけでなく、社会的な課題も掘り下げた問題作。結婚を目前にした普通のカップル、新夏(にいか)と啓久(ひらく)。啓久からプロポーズを受けた翌日、新夏は啓久が盗撮容疑で捕まったという電話を受
○2548 『ナースの卯月に視えるもの』 >秋谷りんこ/文春文庫電車で泣きそうになってしまった。本書は日経新聞の書評で見かけたと記憶している。Amazonのほしい物リストに入れておいたところ、Audibleにラインナップされていたので早速聞いてみた。とある事故をきっ
私が筆記具にこだわっていることについては、このブログでも何度か触れている。日本に帰ってからも何度か文房具店には足を運んだのだが、今のペンが気に入っていることもあり、昔ほど熱心に新しいペンを探そうという気にはなれない。ちなみに私の定番はこちらにも記載した
◇2547 『地面師たち:アノニマス』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』のスピンアウト小説。短編集であり、総ページ数も少なく、サラリと読めてしまった。『地面師たち』の脇役たちが、どのような経緯で地面師になるに至ったかなど、前日談が収録されている。緻密
3日目は朝8時に起床、ホテルの朝食を食べて9時には出発した。島へは車は持ち込めないので、主な荷物は車に残していかなければならない。貴重品のみをリュックに詰め込んでそれ以外は車内に残していく。フェリーの港までは車で数分。港の駐車場で30ドル取られてしまったの
アメリカの7月4日はJuly 4thと呼ばれる独立記念日の祝日だ。休み前には「Haapy 4th」というメールが飛び交っていた。今回は木曜日だったので、翌日の金曜日に有給休暇をとって4連休にして以前からトライしてみたかったミシガン湖一周旅行を企画した。企画した、といって
◇2372 『アイデアのちから』 >チップ・ハース+ダン・ハース/日経BP誰かに自分が言いたいことをきちんと伝えるための技法。勤務先の経営幹部の方のお薦めの一冊。ご自分の考えをどうやったらうまく伝えられるかに苦心しているときに読んだ本だとのこと。タイトルに
会食が増えたせいだろう、体重が4キロほど増えてしまった。ベスト体重から比べると6キロの増量。会食に加えて、自宅でもついついカロリーが高いものを口に入れてしまっているように思う。そこで、完璧ではないのだが次の3つを家で飲食することを禁止することにした。「
◇2371 『ノースライト』 >横山秀夫/新潮文庫久しぶりの横山さんの作品。最初は今ひとつかと思ったが、後半は一気に読まされてしまった。主人公は一級建築士。バブル崩壊後、家族とうまくいかなくなり離婚。仕事も無くしてしまったが、古い友人の建築事務所に拾って
最近は歳をとったせいか、長時間の睡眠はできなくなったのだが、その分昼寝が増えた。週末の昼下がりなど、昼食を食べた後に惰眠を貪るのが心地よい。そんな時には変な夢を見がち。今回は同僚たちと電車で社員旅行に行く話。地方都市の様相だが、具体的にどこかは不明。現
◇2370 『ジェネリック医薬品の不都合な真実-世界的ムーブメントが引き起こした功罪』 >キャサリン・イーバン/翔泳社 ジェネリック薬品は絶対に飲まないでおこうと思った。本書も尊敬する先輩から紹介されたもの。インドでビジネスを行う際には必読の書かもしれない
◇2369 『スタートアップ投資ガイドブック』 >小川周哉/日経BPスタートアップを法務面から解説した書籍。チェックリスト的に使うのがよいだろうか。最近、意識的にスタートアップ関連の書籍を読み固めてきたのだが、ひとまずこれで一段落。Amazonで試し読みをした後
○2368 『起業のファイナンス(増補改訂版)-ベンチャーにとって一番大切なこと』 >磯崎哲也/日本実業出版社第9章の「ベンチャーのコーポレートガバナンス」が勉強になった。再読だが増補改訂版ということなので、新規の読書にカウント。ベンチャー経営に必要な事
◇2367 『リーンスタートアップ-ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』 >エリック・リース /日経BP「地図を捨ててコンパスを頼りに進め」 伊藤穰一さんの解説記事が本書のポイントを端的に表している。リーン・スタートアップとは、トヨタのリーン生
コーチ・エィのWeb記事より。最近のメルマガで読んだつもりだったが、改めて調べてみると2022年のものだった。まず「スティル・マインド・リスニング(still mind listening=静かな気持ちで聞く)」とは、相手の話を聞いている時に、自分がどう返そうかと考えていない状態
◇2366 『「超」創造法-生成系AIで知的活動はどう変わる?』 >野口悠紀雄/幻冬舎新書1940年生まれ、御年83歳の野口先生の著書。あくなき探究心に頭が下がる。83歳と言えば私の母親より高齢だが、最新のChatGPTを使いこなすなど、その技術への探究心が素晴らしい。生
閑話休題、ゴルフの話。ゴルフに関しては苦手意識が強くて、若い頃は130オーバー、今では少し改善したが常に110~120というスコア。私よりも後から始めた後輩が、どんどん私よりも上手くなっていくのを見ていると、ますます萎えてしまう。思い切って「ゴルフはやりません」
○2365 『ビジネス英語 Word Choice-類語・類似表現700』 >Z会編集部/Z会痒い所に手が届く単語集。Z会はときどき(と言ったら失礼だろうか)、とてもよい教材を出版してくれる。本書は、日本語にすると似たような意味を持つ複数の英単語を、どのように使い分ければ
NHK+で「プロジェクトX」を見た。最近は「カンブリア宮殿」もあまり見なくなってしまい、ビジネス関係のテレビ番組や動画からは遠ざかっていたのだが、今回は面白そうだと視聴。スバル・アイサイト(運転支援システム)の開発秘話である。仏の上司と生意気な部下、という関
◇2364 『フィラデルフィア染色体-遺伝子の謎、死に至るがん、画期的な治療法発見の物語』 >ジェシカ・ワプナー/柏書房血液がんの治療薬開発を巡るノンフィクション。1つの薬が生み出されるまでの苦労が理解できる。会社の先輩の勧められた書籍。この先輩からは自
世の中に「呪いの八桁」というものが出回っているらしい。8桁のとある番号が書かれた紙を持っていると、災難に見舞われるそうだ。例えば、ある金融犯罪に加担していた男が領収書を偽造していたのだが、その8桁を領収書の連番として使用していた。なぜか、領収書に記載の
○2363 『ストーンサークルの殺人』 >M・W・クレイヴン/ハヤカワ・ミステリ文庫最後には全てのピースがピタリをはまる見事な構成。犯人の動機が物悲しい。最近、少し短めの作品を手にする機会が多かった。Audibleでの読書だと、ついつい再生時間に目が行ってしまい
出口治明さんに関する新聞記事を読んで改めて考えたことがある。出口さんのすごいところは歴史の事実をたくさん知ることで、どんな事態が自分に降りかかってきても、これは歴史上過去にあったこと、と割り切って考えられるところ。過去に勤務されていた日本生命ではエリー
◇2362 『伊藤忠-財閥系を超えた最強商人』 >野地秩嘉/ダイヤモンド社岡藤さんの経営理念が素晴らしい。最初に苦言を呈しておくと、あるテーマに対して、越後社長時代の発展期と岡藤社長時代の再成長期の記述が混在しており、読み手としては分かりづらい点が何箇所