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『そのままを愛する』って、言葉ではわかっていても、腑に落ちて理解をすることはそう簡単にはいかない。そして、そう簡単ではないからこそ、非常に面白い。 自分を愛することからはじまった愛は、他人を愛することへと繋がる。 自分のどんな面をも受け入れだした愛は、他人のどんな面をも受け入れ始める。 自分の唯一無二さに気づいた愛は、他人の唯一無二さにも気づける。 わたしとあなたの "違い" は、ただの違いであって、間違いではない。 白黒をつけなくても、相手を糾弾しなくても、本当は本当は、全てが大丈夫。 誰かのそのままを愛せたら、本当に安心するのは自分だったりする。 誰かを変えても、自分を偽っても、自分のその…
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。