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#3893 三香の原久迩の都は荒れにけり大宮人のうつろひぬれば
令和5年6月4日(日) 【旧 四月一六日 先勝】・小満・麦秋至(むぎのときいたる)三香の原 久迩《くに》の都は山高み 川の瀬清み住みよしと 人は言へどもありよしと 我れは思へど古りにし 里にしあれば国見れど 人も通はず里見れば 家も荒れたりはしけやし かくありけるかみもろ
令和4年4月13日(水) 【旧 三月一三日 先負】・清明・鴻雁北(こうがんかえる)飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば君があたりは見えずかもあらむ ~元明天皇? 『万葉集』 巻1-0078 雑歌飛鳥の里をあとにして新京へ去ってしまえば、あなたの眠っておられるあたりはもう見えな