<記憶の断片>協奏のメロディ

<記憶の断片>協奏のメロディ

舞い降りた霧のベールが 身体を包み込んでいく 目の前も見えないくらいの道 かすかに見える星明かりを頼りに 前を進んでいく ザクザクと音を立てて 踏み砕く落ち葉の音が 乾いた空気に触れて 心地よいメロディを奏でている 後ろにはさがれない 大きな何かに頷き 大きな何かに刃向かう...

2023/09/26 19:33