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社会批判、について、思いつくまま ―― 小概念不当周延の虚偽 25/xx
小概念不当周延虚偽、しょうがいねんふとうしゅうえん‐の‐きょぎ ――(fallacy of illicit minor の訳語)定言的三段論法で、結論中の小概念が、小前提中のそれより広く周延することから起こる虚偽。たとえば「(大前提)すべての鳥は翼がある。(小前提)ある動物は鳥である。ゆえに、すべての動物は翼がある」では、小前提の小概念は「ある動物」であるのに、結論では「すべての動物」となり、より広く周延するため、虚偽となる。...