山都町小笹の円形分水を訪ねる
昨日、高千穂の帰りはR218号線を通った。山都通潤橋ICから九州中央道の無料区間が完成していて便利だったからである。その帰路でふと途中に通潤橋への導水路の分岐点があった筈だと気がついた。通潤橋はしばしば訪れるが途中の「円形分水」なるものは見たことがなかった。▼(国宝の通潤橋)通潤橋は1854年(嘉永7年)惣庄屋の布田保之助によって架橋された石橋。多くの河川に囲まれながら深い谷で囲まれた白糸台地へ灌漑用水路を造った。現在も現用施設として使用され、令和5年(2023年)に国宝に指定された。この通潤橋方面への水の導水の主要な施設として6km上流に円形分水がある。▼(山都町小笹地区を流れる笹原川)この上流500m付近に堰を造って川の水を導入している。▼(導水路兼用の歩道橋)トイレも整備された駐車場に車を止めて、徒...山都町小笹の円形分水を訪ねる
2025/06/28 14:36