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「俳句は難しいもの」というイメージがあるのか、初心者の中には、小難しい俳句を作る人がいます ただ、小難しい俳句を作るよりも、わかりやすい俳句を作ったほうが良いと考えます 小難しい言葉や、普段使わないような言葉、難解な言い回しなどを使った俳句は、一読して、ぱっと内容は分...
俳句は不確実性の高い言葉が一つ入っていれば良い 人間というのは文章を読んでいる時に、次に来るだろう確実性の高い言葉を想像しながら読むものだ 鳥という言葉があれば次に来そうなのは、鳴く、飛ぶ、啄むなどということを無意識に想像しながら文章をよむ そうし...
「デルボーの人」 仁平勝 (著) 出版社 ふらんす堂 句集で一気に最後まで読んだのは、この本が初めてです やさしい言葉を使っているのですが、うーんと唸らされるような使い方をしていますし どの句も、視点や発想が新鮮で、このような作り方があるのか、と驚かされます 普通、句集という...
「始める」「始まる」「始まり」「始む」「始め」の意味の違いを表にしました 読み方 意味 始める はじめる 物事を行いだす。 ...
「シリーズ自句自解II ベスト100仁平勝」 仁平勝 (著) 出版社 ふらんす堂 自句自解の本はいろいろありますが、通常は俳句の背景が解説されているだけですが この本は俳句の作り方や、ひとつの俳句でその言葉の選んだ背景なども書かれていて、とても勉強になります 作品だけを読む 解...
フルーツポンチの村上健志さんの俳句のお話を聞きたかったので 11月19日(日)に小松市で開催されていた「奥の細道トークショー」に行ってきました プレバトや著書 「フルーツポンチ村上健志の俳句修行」 などで、卓越した俳句の才能を見せていますが、トークショーでは、それに裏打ちされた作...
文語文法と口語文法の2つの表です 文語で俳句を作っているときに、この俳句は口語だとどうなるのだろう、と感じて口語の活用を確認したくなることがあります その逆もあると思います わたしは暗記をしていないので、このときにインターネットで調べることになるのですが、これが意外と手間どりま...
「樹影(じゅえい)」と「樹陰(じゅいん)」は、それぞれ意味が違います 「樹影」は、樹木が作るかげ(黒い像)を指しますが 「樹陰」は、樹木のつくる日陰(光の当たらない場所)を指します ですので、俳句で「樹影」というと、 「かげ」の像や形 を注目した表現になり 「樹陰...
今年の立春は2月4日です いよいよ季語も春に変わりますね 立春を前に、「四季を語る季語─春─」を出しましたので、読んでいただければ幸いです 『四季を語る季語』 「秋」 :5,600語(発売中) 「冬」 :4,300語(発売中) 「新年」:2,400語(発売中) 「春」 :5,...
これはピカソの牛の絵 左に行くほど具体化し、右に行くほど抽象化している 具体化するほど精緻となり、描きあげるのに時間も必要で大変な作業だと、誰でも分かる ただ一方で抽象化した絵を、ゼロから描こうとしたときに、あなたは簡単に描くことができるだろうか 単純な、数本の線だけ...