メインカテゴリーを選択しなおす
白鯨 (上)(中)(下) - メルヴィル 訳:八木敏雄 (岩波文庫)
ハーマン・メルヴィルの白鯨を読み終えました。いやぁ、時間が掛かった。カラマーゾフの兄弟を読むのより時間が掛かったと思います。子どもの頃に児童向け本で白鯨を読んだ覚えがあるのですが、こんな話だったっけ?もしかしたら読んだのはピーターパンで、エイハブ船長とフック船長を混同してた可能性がありますが^^;それはさておき、この本にはクジラにまつわる様々な話が登場します。小説だけでなく、博物誌のような話も多く、これ一冊読むと捕鯨だけでなくクジラの生態や利用価値についてかなり詳しくなるでしょう。話がけっこう飛ぶのと、表現がかなりアメリカ的(まわりくどくて私は好みではない)ために、集中力が続かず一気に読めないのが、時間が掛かった理由だと思います。上巻の内容紹介では「ごった煮」と表現していますが、まさにそんな感じ。小説あり...白鯨(上)(中)(下)-メルヴィル訳:八木敏雄(岩波文庫)