今まで我が家では、防災用品の準備や食料品の備蓄などを全然していませんでした。 何年か前に2リットルの水を6本買ったことがあるだけです。 それも、気が付いたら賞味期限が過ぎていました・・・。 地震が少ない地域(あくまでも今までは、ですが)に住んでいるとはいえ、我ながら危機感がなさすぎました。 そんなある日、漫画家のたつき諒さんが描いた「私が見た未来 完全版」を読みました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScrip…
D病院に入院して数日たったある日の朝、病院から電話がありました。 担当の佐藤先生(仮名)からで、 「血液検査の結果によると、今日すぐに手術が必要な状態です。今すぐに病院に来てください。」 とのことでした。 急な話に驚きながら、母と2人で急いで病院へ。 着くとすぐに佐藤先生から説明がありました。 「この数日、手術をしないで便を出そうとしていたがなかなか上手くいかない。 今日の採血の結果が思わしくなかったので色々検査したところ、小腸の一部が腐っている可能性がある。 高齢で体力も低下しているから、身体が手術に耐えられるかわからない。 手術をしても救命できる可能性は5割あるかないか。 だけど、手術をし…
家に帰って下剤を飲み、はやく効くことを願いながら一晩が経ちました。 でも父の状態は一向に良くなりません。 でもこの日はあいにくの日曜日。 昨日救急で行ったC総合病院にまた救急で行っても、下剤を出してくれるだけだし・・・ということで、とにかく家で下剤が効くのを待つことになりました。 そしてまた、一晩が経ちました。 月曜日の朝になっても全く便もガスも出ず、父の苦しみは少しも良くなりません。 土曜日に最初に行った消化器科のBクリニックに朝一で行きました。 土曜日に紹介状を書いてもらったC総合病院に行ったら、ただの便秘だと言われて下剤を処方されて帰されたと先生に話すと、信じられないと、とても驚かれまし…
2024年11月、前回の入院から約1ヶ月後に、またも急に異変が起きました。 土曜日の午前中にに父が、 「朝から便が出ず、吐き気がする。」 と言い出しました。 ストーマの手術をしていただいた総合病院は土曜は休診だったので、最初の腸捻転を内視鏡で治してくださった消化器内科・外科のクリニックにすぐに行きました。 そこでレントゲンを撮ったところ、腸の端から端まで便がパンパンに詰まっていたそうです。 消化器専門の先生も、ここまで便が詰っているのは見たことがないとおっしゃっていました。 「ストーマの手術をした総合病院に紹介状を書くから、そこの救急受付にこの後すぐ行って、時間をかけて便を出してもらってくださ…
退院後、本人も家族も初めてのストーマ生活がスタートしました。 常にパウチを貼り付けての生活は、精神的にもしんどいと思います。 周りは父がうつ状態にならないか心配していました。 でも意外にもストーマを受け入れ、前と変わらない日常に戻っていきました。 まぁ、パウチの交換は全て母にしてもらい、お風呂も母の至れり尽くせりの介護のもと 週2回は入っていましたから・・・。 この頃の父はコロコロした便が毎日大量に出ていたそうです。 ストーマ的にはコロコロの便は良くないと病院で言われていました。 でもトイレで1日4回くらいパウチから便を捨てなくてはならない父にとっては、コロコロの便の方が捨てやすくていいんだそ…
今日は朝から曇り空。気温も最高が21度の予報です。 やりたいわけではないけれど、庭仕事日和です。 長靴にゴム手袋、蚊取り線香の草むしり3点セットを装着して、朝からせっせと草むしりをしました。 無駄に広い庭はジャングル状態。 普通の雑草だけなら抜くのもそれほどしんどくはないのですが・・・。 我が家の庭には、お隣の敷地の竹藪から地下茎で伸びてきた竹(まだ小さいから笹?)が無数に生えていて、これが土を掘ってもなにせお互いにつながっているからなかなか抜けません。 一生懸命作業している時、何かの根っこ?のようなものを拾いました。 固いのかな?と思いつつ半分に折ると、クサいにおいが顔面を直撃! なんとそれ…
父はもともと洋服には興味がない人です。 だからいつも、 「服はもう買わんでいい。」 と言っていました。 着古したよれよれの服でも全然平気。 家着のズボンに穴が開くと、母に継を当ててもらって着ていました。 近所の買い物にもそのまま行ったり・・・。 (-_-;) まぁそれでも全く買わないわけにもいかないので、もうこの服は限界だなぁと感じると、母か私が似たようなものを見つくろってたま~に買い足していました。 ところがデイケアに週2回通うようになって、今までのようによれよれの服ばかりではいられなくなりました。 そこでいろいろ買ってみたのですが・・・。 上に着るポロシャツなんかは、長袖も半袖もネットでシ…
数日前のことです。 午前中のお昼寝(朝寝っていうのかな?)から起きてきた父が急に、 「今からシルバーカーで散歩をしたい。でも一人で行けるかなぁ。」 と言い出しました。 行けるわけないじゃん。 素直に、 「付いてきて。」 って言えばいいのに。 と内心思いながらも、私が付き添うことに。 シルバーカーは今年の1月に退院してすぐにレンタルしたもの。 外をウォーキングする時使いたいから という希望で、かなりタイヤも本体もゴツイものです。 【楽天ランキング1位入賞】シルバーカー 歩行車 アシストウォーカー高さ調節可 折り畳み可 手押し車 Q08H-01(black)価格: 22800 円楽天で詳細を見る …
「父がストーマになるまで」はまだ続くので、間に現在の 記事もはさんでいきたいと思います。 今日は父はデイケアの日。 昨日の午後、介護施設から 利用者さんが3人コロナに感染したと 連絡がありました。 「えっ!デイケアがしばらく中止になるとか???」 と驚きましたが、いつも通り利用できるとのこと。 父の体調確認と、コロナ患者が出たけど翌日の利用は どうしますか?という確認のお電話でした。 父はコロナはあまり気にしていない (それも困りものですが・・・)ので 今日、いつも通りデイケアに行きました。 少しずつ気温も上がってきているので やっぱり週2回はお風呂に入って さっぱりすると気持ちいいそうです。…
ストーマにはパウチという袋を貼り付けます。 通常の排便と違い、自分で排便をコントロールすることはできません。 常にパウチを貼り付けておき、その中に自分の意志とは関係なく 便が排出されます。 そしてパウチに溜まった便は本人がトイレに捨てます。 あと、ガス(おなら)もパウチに溜まるので、ガスも適宜抜いていきます。 (本人ができない場合は、介護者が。) ストーマにパウチを貼るのは初心者には なかなか難しい処置です。 きちんと装着できていないと、隙間から便がもれてしまいます。 このころは父はまだ娘の私にはストーマや便を見せたくないようでした。 なので母が看護師さんにやり方を何度も教えてもらい、自宅では…
入院の翌日さらに詳しく検査したところ、 「大腸が伸びて長くなっており、薄くなっているところもある。 このままだと、今度捻転が起きたら(間違いなく起こる) 大腸が破れる恐れがある。」 とのことでした。 そのためその日の内に緊急手術となり、大腸(S状結腸のあたり)の 悪い部分を30cm程切除しました。 それに伴ってストーマ(人工肛門)を造り、 今後便の排泄はそこからすることになりました。 手術前のお医者さんからの説明で、 もしかしたらストーマになるかもしれないということは 本人も家族もわかっていました。 でも父は手術前は身体がしんどかったため お医者さんの説明をほとんど覚えておらず、 術後数日して…
父は腸捻転になる前から 糖尿病でかかりつけの内科で便通を良くする漢方薬を 処方してもらっていました。 今回腸捻転になり、消化器内科のクリニックで 酸化マグネシウムと、今まで飲んでいたのとは違う種類の 便通を良くする漢方薬を処方してもらいました。 それでしばらくは、以前のような快便に戻り 何事もなく過ごしていました。 しかしまたも突然、異変が起こりました。 前回の腸捻転から5か月後の2023年の11月下旬、 昨日まで快便だった父が、今日は朝食後の便が出ないと言い、 腹痛を訴えました。 これはまた腸捻転かも、ということで、 前回治療していただいた消化器内科のクリニックに行こうとしましたが あいにく…
父がストーマになったのは2023年1月。 最初のころに記憶は、だんだんごちゃごちゃになってきています。 忘れないように、当時を振り返って書いていきたいと思います。 最初に父に腸の不調が現われたのは、2023年6月のことです。 毎日快便だった父が、 「昨日から便が出ていない。」と急に言いました。 私も母も便秘症で、数日出ないことなんてしょっちゅうだったので 「1日くらい出なくても別にどうってことないんじゃない?」 と正直思いました。 でも父は 「苦しいから病院に行く!」 と言って、かかりつけの内科に母と行きました。 内科では下剤と浣腸を処方してもらい、家に帰って母に浣腸をしてもらっていました。 …
腸閉塞による人工肛門の手術を2回!した父。 約2年前、腸閉塞で腸の一部を切り取り、 初めて人工肛門を造る手術を受けました。 その10ヶ月後、また腸閉塞になり さらに腸を切り取り、最初の人工肛門を閉じて 違う場所に新しく2回目の人工肛門を造る手術を受けました。 この時は術後の回復が遅く、絶飲食の期間も長くて もともと細い父がさらに痩せていき ベッドで寝たきりだったので、足の筋力がみるみる衰えていきました。 その上、原因ははっきりしないのですが 足首から下がほとんど動かせなくなりました。 触ればわかるし、痛みも感じる。なのに動かせないのです。 整形外科で診察してもらったところ はっきりとは言えない…
庭にヘビの脱皮した皮がありました。 (@_@) 数日前に同じくらいの大きさのヘビを見たので、その子かも。 全体は1メートル以上あります。 皮と同じような色の塀にくっついているので 写真に撮ってみたけど分かりにくいです。 でも、ここが眼なんだ!という丸い穴が2つ開いていて ホホーッと見入ってしまいました。 今年はヘビ年だし、なんとなく縁起いいかも? この下に写真を載せます。 苦手な方は見ないでくださいね。 頭の部分(右端のあたりに眼の穴が横に並んでいます。) 身体の部分
カエルちゃん、昨日から来なくなってしまいました。 ホッとしつつも、ちょっと寂しい。(´・_・`) 今朝は一週間ぶりに朝の4時30分に父からの呼び出しブザーがなりました。 毎日のように鳴っていた時は慣れていたけど 久し振りだったのでドキッとしました。 昨日デイケアで午前11時頃にパウチを交換してもらったばかりです。 でももう漏れる寸前。 うーん、また1日持たなかったかぁ。 2日位持つときと半日くらいで漏れる時があり、なぜその違いが出るのかが 分からなくて、対策のしようがなくて困っています。 貼って1日もしないパウチをはがすのは肌への負担が大きいので なんとか3日は持ってほしいのだけれど・・・。 …
今朝もカエルちゃん、来てました。 何でそこがいいのかな??? カエルちゃ~ん、教えて! さてさて。 父は昨日デイサービスの日でした。 朝9時頃お迎えの車が来て出発。 午前中は足のリハビリ。 その後入浴。 次にお昼ごはん。 午後はみんなで軽い体操をしたり、たまにイベントがあったり。 腰の痛い父はずっと起きている状態だと腰がつらいので スタッフの方にお願いして1時間程 ベットで横にならせてもらっています。 帰宅は午後4時30分くらい。 ストーマになっても初めの1年間くらいは 家で母の介護付きで入浴していました。 (娘には見られたくないそうで・・・。) でも今は足の筋力が衰えすぎて 家の狭いお風呂に…
ここ4日ほど、朝玄関のドアを開けると 多分同じ子であろうカエルちゃんが1匹います。 それは可愛いんだけど、いる場所が問題。 分かりにくい写真ですが 玄関外の手すりに取り付けた虫よけの上に 毎日ちょこんと座っているのです。 絶対身体によくないと思うので 見つけたらどかすようにしています。 でも翌朝また来てる・・・。 玄関まわりには植物もたくさんあるし、日陰もたくさんあるのに なんでここがいいんだろう。 保護色にもなってないしね。 ちなみに玄関まわりは夜は明かりはつけず真っ暗なので 明かりに寄ってきた虫目当てでもないだろうし。 このちょっとおバカなカエルちゃん、可愛いけど心配。 明日の朝は来ないで…
85歳の父は2年前に人工肛門(ストーマ)になりました。 最初の1年間くらいは順調だったのですが ここのところ入院したりで、もともと細い父はますます痩せてしまい お腹の皮がしわしわになってしまいました。 こうなるとストーマにつける袋(パウチ)がきちんとくっつかなくなります。 本来パウチは週に2回くらいの交換が皮膚のためにはいいのです。 でも、今の父はパウチを交換しても1日たつかたたないかのうちに便がもれてしまいます。 そのため、毎日か日によっては1日2回の交換が必要です。 夜中に漏れることが多く、最近は毎日のように夜中に呼び出しブザーで起こされる日々です。 夜中の交換が続くと、父も母も私も疲れが…
今日は庭の松の芽摘みをしました。 父が気に入っている松の木。 今までは、春の芽摘みも秋の剪定も父が一人でしていました。 カッコイイ松にするために色々こだわりがあるようなので、こちらは手出しせず・・・だったのです。 でも今の父は足が弱ってしまって杖と介助者なしには歩くことができません。 そこで今年ついに芽摘みを頼まれました。 たった1本だけですが、思いのほか大変でした。 松の葉が常に腕にチクチク当たって痛くて痛くて・・・。 でもなんとか終え、ホッとしました。 父に比べたらずいぶん雑な仕事だと思いますが、これで勘弁してもらおう。 汗をかいて作業した後のアイスが美味しかったです。 (*^-^*)
はじめまして。 ごまめと申します。 バツイチのアラフィフ女子。 実家に出戻り、両親と3人暮らしです かれこれ30年近くメンタルの病を抱えており 抗うつ薬と抗不安薬を飲みながら過ごす毎日です。 モラハラ気質の85歳の父が2年前からストーマ(人工肛門)になりました。 足腰も弱ってしまい家の中でも杖を使っています。 そんな父の介護を母と2人でしています。 父のことは大切ですが、なんせ筋金入りのモラハラ気質。 昔から家の中では殿様です。 それゆえに介護をする中でムキーッとなってしまうことも度々。 母と愚痴りあう毎日です。 このブログでは、そんな私の介護の日々や 3人家族の小さな日常を書いていきたいと思…
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