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  • 短歌日記2024年4月27日

    落ちこんで腹が痛い。夜は眠れず、永遠に起きていられる、気もしないでもない。三蔵法師の持ちこんだ般若心経を諳んじる。心が落ち着く、ただそれだけのこと。 口癖は嘘と真の狭間でも五月の風を頬に受けながら死ぬ

  • 短歌日記2024年4月26日

    今日は春を通り越して夏のような気候だった。子供たちは半袖半ズボンと、暴れます宣言をしているかのようだった。父は流動食だがなんとか食べれるようになった。もう寝たきりは確定だろう。5月1日には母がショートステイから帰って来る。何も手につかないこういうときのために、短歌を詠んでい...

  • 短歌日記2024年4月25日

    暖かな風の中病院に向かう。西からの風が強めだ。朝降った雨も止み穏やかで自愛に満ちた顔がちらほら見受けられた。病院は今日も混み合っていた。点滴を待つ間、心がふと軽くなる。春が嬉しのは、ここ最近、体調がいいからだろう。 風の線西からの風受けとめて雨のやみ間にきみを待ってた

  • 2024年4月23日NO.2

    脳みそが溶けたような夜が気だるく僕を包んでいる。父の死に向かい合って、覚悟を決めて生きるしかないと、自分に言い聞かせているが、なんとか父の納得いく最期にしたい。夢のような91年の人生だったろう。あんなに嫌いな父だったのに、死に直面すると悲しくてしょうがない。生きていてほしい...

  • 2024年4月23日

    昨日父が入院した。誤嚥性肺炎だった。いつ何があるかわからないと、医師に忠告を受ける。淋しい月曜日だった。父が亡くなったら淋しいだろう。あんなに恨んでたのに。 急転直下の月曜日持て余す命の行方嘲笑うよう

  • 2024年4月21日

    柔らかい日差しが暖かな日曜日。風も昨日のような冷たさはない。穏やかで、平穏で、自分にはもったいないくらいだ。母がショートステイに行ってくれたので、穏やかに過ごすごとができるのだろう。 小さいこと拾い集めて星にする子供のような僕は自由だ

  • 2024年4月20日

    今日は風が強く感情の起伏の激しい季節を現してるかのような陽気だ。甘い匂いのする残酷な太陽が僕に殺意を抱かせる。カミュの異邦人の主人公になった気分だ。僕はこのコミュニティの中では、あきらかに異邦人なのだが。 年長の老人のごとくうなづいて死刑をくだすお前たち

  • 2024年4月19日

    肌寒い空気で目覚めた。桜も満開で今週末が見頃だろう。 心はいつものように重いが、今日は父に会わなくてすんだ。 卑怯者のようであったが、父からうけた罵詈雑言は、そうそう 消えるものではない。死ぬまで恨み続けるだろう。 父が死にそれで整理がつきそうな抽斗を何段も持っている

  • 2024年4月18日NO.2

    チャーリー・パーカーのスターアイズを聴く。パーカーの音が艶やがあり、色気もある。マイルスののミュートトランペットもくどくなくてよい。パーカーの人生は不幸だったが、新しいJAZZを開拓したのだからすごいと思う。 生まれたての赤ん坊のようにあやされて死ぬまでの人生が辛い

  • 2024年4月18日

    今日は点滴の日だった。体がだるい。 息はずませなが走る子を見た。4月だと思った。 犯行をくり返す子どもた懐かしい空かけずり回る

  • 2024年4月17日 NO.3

    雨が降り出してきた。花冷えの昼になった。 小学校の頃、一緒にコントをやった友人を 思い出す。 サイゼに行く手前の信号渡るきみ懐かしさも今はなくなり

  • 2024年4月17日 NO.2

    うぐいすの鳴き声が近くでする。木々の揺れる音。静かな風の音。雨の降る前の前兆だ。朝からの不調も、幾分おさまってきた。母がショートステイに行ってくれたおかげで、心にも余裕ができる。 除湿器も静かな朝の曇り空慌てなくても時は過ぎていく

  • 2024年4月17日

    中途覚醒をした。時間は有限なので日記を綴っている。眠くて顔の半分が欠けているようだ。世界は美しい顔の集合体...。おかしいだろ。 感情を失くしたものが愛しくていつまでも手をこまねいている

  • 2024年4月16日 NO.3

    立体パズルのように、組み合わない精神を持て余す病。わかってたことだけど、遊ばれていると思うと、案外気楽に過ごせる。実に不思議だ。 セキセイインコの呼びかけに閃く勇気あとは知らぬが仏だ

  • 2024年4月16日 2

    暖かな夜も、静かな夜も、穏やかな夜も動けずにいる身体も、どこか虚しく漂っている。蜘蛛のいる部屋で人質に成ったように朝を待っている。 蜘蛛の巣の糸は雨に光ってた時間と愛も虚しく

  • 短歌日記2024年4月16日

    一睡もせずに迎えた夜も淋しくもないし悲しくもない。何事もない日常に感謝するしか方法がない。生きると決めた日から、数十年。なにもないしなにも期待せずに生きよう。 暗くなる悪魔のようなため息が部屋を覆って何も言わない

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