一休禅師が、あまりの美味しさに「善き哉この汁」と感嘆したというお汁粉。 最近は冷やして食べるそうです。 なんでも冷たくしちゃうのはあまり体には良くないのですが、この猛暑ですから、仕方ないですね。 冷やすといっぱい食べられてしまうのがまた、困ったことです。 冷たくて美味しいー、なんて言っていますが、体の中では内臓さんたちが「おいっ、冷たいの来たぞ、あっためろあっためろー」って働いてるんですよね。 これまた困ったことです。
みやびやかで、おくゆかしいこと。 いかにも日本の美意識ですね。 ブラームスの曲にもこの美意識が感じられます。 彼は晩年、日本人のお琴の演奏を聞いて、おそらくその想いが共鳴し、雅やかさ奥ゆかしさをさらに深めたように思います。 ブラームスはお好きですか。
便利になっても幸せにはならないと人々は気付きはじめましたよね。 わざわざ不便な生活に戻ろうとする人さえいます。 そこへいくと、バイオリンは究極の不便グッズです。 練習始めたは良いけれど、全然弾けるようにならないし、何日も何日もかけてやっとひとつ、気に入った音が出せるようになったかも、というくらいの感じです。 ただ、その日眠りにつく時、少しだけ、今日は楽しかったと思うのかもしれません。
外側はサクサク、中身はしっとりとした甘みのあるジューシーな豚肉。 そう、大好きなとんかつです。 疲労回復の効果があり、睡眠の質を高めてくれます。 でも、かなりカロリーが高く、疲れすぎている時は無理なこともあります。 あ、これってベートーヴェンかもしれません。 ぐっとくるアクセント、主張してくる旋律。 聴いていると元気が出てきます。 でも、終わるとほっとします。 なにしろ演奏するの疲れますから。 ベートーヴェンを野菜に聞かせて育てたりすると、巨大なのができるかもしれませんね。
「雪は天から送られた手紙である。」と言ったのは、科学者の中谷宇吉郎。 ロマンチックな言葉かと思いきや、地上で観測した雪結晶を見ると、どのような環境条件で雪結晶ができたかわかるという意味なのだそうです。 科学者ですからね。 雪がきれいと思うのは、きっと花びらを想像するからだと思います。 春に舞い散る桜のことを、空に知られぬ雪、と言うそうです。 今降る雪は、桜に知られぬ花びら、ですね。
甘い音を出してみませんか。 音楽用語で「ドルチェ」と言います。 とても甘い感じでしょ。 まず、数え方から。 1234とは数えずに、「ウィティ ヌイ スァン スィー」と数えてください。 左手の指は、チョコクリームのように、ゆっくりトローリおさえます。 右手の弓は、ホイップクリームのように、ふわっと柔らかく弦にあてます。 音と音の間は滑らかにスライドさせて、境目を溶かすようにします。 どうですか。 とろける音色に、聴いている人はうっとり、かも、しれません。
練習が嫌で、つい部屋の掃除を始めてしまうという人がいます。 悪いことではない気がします。 きれいに整った空間は、自然と良い響きがするものです。 バイオリンの練習もお掃除と似たところがあります。 汚い音は磨きをかけて綺麗にします。 うるさい音は余計なものを取り除いてさっぱり片付けます。 小さいゴミを見ないふりせず、一つ一つ丁寧に拾います。 案外、無意識で見ないふりしてしまっているのですよ。 綺麗に整った演奏には、自ずと心地よい香りが生まれるものです。
「ヘタウマな人」とは、イラストの世界で生まれた言葉ですが、バイオリンでもよく使われます。 大概は、ゆっくり演奏されることが多いです。 決してきれいとは言えない音色で、一音一音慈しむように弾かれるけれど、何か全体のバランスがおかしいかったり、時々つまずいてしまったりします。 だけど味わいがあり、心に沁みる演奏なのです。 大変な褒め言葉です。 昔々、「ロバの歌」というのがありました。 「下手な歌声、夜空に響き、全ての人を優しく包む、you are ロバさん。」
演奏には気持ちがこもることが大切です。 気持ちをこめると自然と体が動きます。 ただ、変な動きになって悶絶してるみたいになって、音程とリズムがぐちゃぐちゃになってしまうのは、見ていて楽しいけれど、演奏としては問題ありです。 どうしたら良いでしょう。 まず、作曲家の気持ちと自分の気持ちを共鳴させます。 これで、こめる気持ちができあがります。 そしたら、50年経ってみましょう。 昔のことになります。 苦しかったこと悲しかったことも少し美しく思い出せます。 楽しかったこと嬉しかったことは少し穏やかに思い出します。 そのように演奏してみてはいかがでしょう。
自由と孤独と音楽を愛し、世界中を旅する放浪者、スナフキン。 「長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ」 「人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らしていればいいのさ」 彼の言葉には、夢と希望と含蓄がありますね。 お散歩だって旅です。 毎日の通勤だって旅です。 好きな歌を口ずさんで、歩いてみてはどうでしょう。
人前で演奏した時、やっぱりたくさん失敗します。 でも上手にできたところも少しだけれどありますよね。 その上手にできたところをたくさん思い出してください。 そして次回は上手にできるところが少し増えるように練習してください。 やってはいけないのは、失敗をたくさん思い出すことです。 そうすると次回、その失敗したところに絆創膏を貼った演奏になってしまいまい、せっかく上手にできたところも色褪せてしまいます。 失敗は無くなりません。 ただ、失敗が味わいになっていくことはあります。 言い間違えてるのか、味なのかよくわからない俳優さんっているでしょ。 そんな感じです。
音楽家には高潔な人格と品性が必要です。 ベートーヴェンのように。 ベートーヴェンは人生で数十回引っ越しをしました。 理由はインスピレーションを得るため。 夜中にわめいたりしたため。 ドシャドシャピアノ弾いたりしたため。 家賃払わなかったため。 えーと、前言撤回します。 音楽家にはそこそこの人格と品性があれば大丈夫です。
一生懸命、正しく演奏しようと努力してませんか。 そうすると体がカチコチになってますよ。 自然の営みのように動いてみるのが良いです。 例えば、枯れ葉が散るように、指を置いてみるとか。 風に吹かれたように手を持ち上げてみるとか。 そうすると自然と、体が柔らかくなります。 心も柔らかくなります。 頭も柔らかくなります。 その先は、 なるようになる、です。
お掃除する時は、モーツァルトを聴きながらなんて人、多いみたいですね。 とても優雅で羨ましいです。 でも、今日は旦那がたまの休みで家でゴロゴロ。 手伝う気配は一切なし。 なんて時は、優雅な気持ちにはなれませんよね。 そんな時おすすめの曲があります。 この曲を聴きながら「こら、邪魔だ、少しは手伝え!」 と心で叫んで、お掃除してみてください。 モーツァルト「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
演奏会で眠ってしまったことありますか。 ブラームスが大事な先輩ピアニスト、フランツリストの演奏会で大いびきをかいてしまったことは伝説になっています。 生理現象は止められませんね。 天使や妖精が枕元でバイオリンを弾く時は、だいたいよく眠れるようにです。 一番幸せな時間です。 でも、自分が演奏していて、お客さんが全員眠ってしまったら、動揺しますよね。 まごうことなき天使のような演奏だったと、思うしかありません。
子供の頃「1日練習をサボると、取り返すのに3日かかる」と叩き込まれました。 呪いの言葉です。 でもまあ、経験によりますと「3日サボると、取り返すのに3日かかる」くらいが本当のところかなと思います。 体調や精神状態の悪い時に、無理に練習するのは逆効果ですし、休んだ方が良い時もあります。 ただ、あらかんの年齢になった今でも、その呪いの言葉は解けず、1日練習をサボるとなんだか不安になります。 余談ですが、「あらかん」って、仏教においては「最高の悟りを得た聖者」のことらしいです。 いつまでも呪われてちゃダメですね。
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一休禅師が、あまりの美味しさに「善き哉この汁」と感嘆したというお汁粉。 最近は冷やして食べるそうです。 なんでも冷たくしちゃうのはあまり体には良くないのですが、この猛暑ですから、仕方ないですね。 冷やすといっぱい食べられてしまうのがまた、困ったことです。 冷たくて美味しいー、なんて言っていますが、体の中では内臓さんたちが「おいっ、冷たいの来たぞ、あっためろあっためろー」って働いてるんですよね。 これまた困ったことです。
グスタフ・レオンハルトは偉大なチェンバロ奏者で、素晴らしい演奏をします。 ある日、他の楽器との合奏で「チェンバロがよく聞こえない」と感想を言われました。 彼は答えました。 「チェンバロは聞こえたらうるさいのです。聞こえなくて良いのです。いないとちょっと寂しいくらいがちょうど良いのです。」 なんか、めっちゃかっこいいと思いました。
一服しましょう、と言われると、お茶を思い浮かべますか。 タバコですか。 それともお薬の時間ですか。 ふうっとため息をつくだけでも一服になりますね。 一服の清涼剤というと、良い風景だったり、絵画だったり、演奏でも時々聞かれます。 すーっとする演奏、良いですね。 一服もるとサスペンスです。 誰も見ていないと思っても、どこからともなく右京さんが現れますよ。
麩饅頭の季節ですね。 つるんと爽やかな食感と、甘いあんこがたまりません。 またひとつ、またひとつと食べてしまいます。 麩饅頭は高タンパク低脂肪、そして高ミネラルなので、たくさん食べても大丈夫。かな。 不満10とも読めることから、10個食べると不満が消えるとも言われています。 でも、10個も食べると、せっかくの効能が逆効果になる可能性がありますね。 9個にしときましょうか。
今年の夏は、汗ばんでみようかなと思います。 新陳代謝が活発になり、免疫力や体力の向上が期待できるそうじゃないですか。 ただ、バイオリンには汗が大敵です。 ひどい手汗をかく人は、皮膚科に相談してくださいね。 制汗クリームをもらえますよ。 ただ、昔の演奏家はみんな分厚い燕尾服着てましたから、汗だくで弾いてましたね。 アイザックスターンなんか、汗を振り撒きながら弾いてましたよ。 客席でその汗を浴びて、持ち帰って煎じて飲んでいたものです。
雨といえば、ブラームスの雨の歌、ショパンの雨だれが有名です。 どちらも癒されたり、ワクワクしたり、ちょっと怖かったり、素敵な曲です。 落語で「笠碁」というのがありまして、これがまた雨の日にぴったりのお話です。 楽しかったり、苦しかったり、イライラしたり、ワクワクしたり、最後は実にほっとします。 雨が人の気持ちを潤すお話だったりもします。 最近はかぶる傘というのが売ってますね。 昔のかぶり笠と同じで面白いです。
バイオリンは湿度管理が大切です。 と言っても難しいんですよね。 湿度計って全く当てにならないですから。 体の感覚で覚えるしか無いです。 湿度計はモーツァルトが活躍していた頃にできたらしいですよ。 金髪女性の髪の伸び縮みで判断していました。 日本の湿度計も長いこと金髪女性の髪を使っていたそうです。 戦争中、金髪が手に入らず、仕方なく黒髪で測ったところ、全く問題なかったとそうです。 迷信だったのですね。
ジャーナリング流行ってますね。 頭に浮かんだことをありのままに書き記すことです。 心のモヤモヤを整理するのに良いそうです。 朝一が良いそうです。 脳のデトックスになるらしいですよ。 その後が、ふた通りに分かれます。 一つは保存して後々振り返る。 もう一つは、即、破り捨てる。 デトックスですからね。 後者が合ってるかもしれません。
6月から7月はぎっくり腰が一番多い季節なのだそうです。 1番は運動しなくなることですが、2番目は腰とお腹の冷えです。 冷房にあたる人は特に、やっぱり腹巻きです。 最近はおしゃれな腹巻きがありますよ。 見せる腹巻き、なんてのが売ってます。 竹久夢二デザインっていうのもあります。 実際に竹久夢二はデザイナー業もやっていたのだそうですね。 まあ、腹なんで、見せなくても良いですけどね。
梅原氏が國司氏の絵画を盗作したというお話です。 2つの絵はとても美しいものです。 裁判で盗作では無いと結論付けられました。 しかし、遠い未来にこの2つの絵を観た人は、「梅原が國司にインスパイアされて描いたオマージュであろう」と理解されると思います。 それが何よりの解決なのかなと、思ったりもします。 ブラームスの交響曲一番が、ベートーヴェンの第九に似てると言われた時、ブラームスは初め「そんことは無い」と強く否定していましたが、のちに「似ているが、何か問題ありますか」と開き直ったそうです。 人の言うことなんて、だいたいみっともないことが多いですね。 でも、そこが愛すべきところなのかもしれませんね。
感情の赴くままココロを満たすために食べることを、エモーショナルイーティングと言います。 カッコ良く聞こえますが、ダメなやつです。 ちょっとのつもりが、起爆剤になってしまって、いっぱい食べてしまう事などがあてはまります。 対処法は、脳の疲れを取ることだそうです。 初めて聴く音楽を聴いてみると良いらしいですよ。 脳のマッサージになるのだそうです。 わかるようなわからないようなですね。
ずっと昔、薬指は呪術的な力を持っており病気を癒す力があると考えられていて、この指の魔力を使って調合した薬で患者を助けるのが薬師、つまり医者だったのだそうです。 バイオリンだと3の指になります。 そういえば3の指はよく使いますね。 難しい跳躍を掴むのも大概3の指です。 もう少し3の指に敬意を払わないといけませんね。 3の指で、鼻をほじったりしたらいけませんね。 これからは、2の指にしましょう。
新しい研究で、良い二度寝があると聞きました。 目覚まし時計で起きたものの、休日だからと目覚ましを止めて二度寝をすると、とても幸せな気持ちになりますよね。 この時、体内ではストレスを減らしてくれる「コルチゾール」や「エンドルフィン」が多く分泌されるそうです。 好きな音楽を静かに流して10分間だけ二度寝すると良いそうです。 えっ10分なの? はい、10分なんです。 残念ながら。
「台湾の天才」オードリー・タン氏は、自分の手がスマホになる夢を見て、自身のスマホ依存に気付き、ガラ系に変えたのだそうです。 仕事でスマホが必要な時は、スタンドに立てて使い、その後は引き出しにしまうそうです。 なかなかスケールの違う感覚ですね。 あなたの手、大丈夫ですか?
読書していると、いつの間にか読んでないことありませんか。 文字は追っているけれど、頭は遠くへ思いを馳せている、なんてことです。 読書瞑想って言うらしいですよ。 ものは言いようですね。 読んでないんですから。 昔、大学の講義で良く聴講瞑想してました。 妙に気持ち良かった記憶があるので、やっぱり良いことだったのかもしれません。
「どっこいしょ」が体に良い話は以前にしました。 体の柔軟性を高め、動きをスムーズにする効果があるのだそうです。 と言うことは、バイオリンでも、難しいパッセージの前に「どっこいしょー!」って言ってから弾くと上手くいくかもしれませんね。 著名なピアニストで、いつも口がごにょごにょ動いてる人いますよね。 あれは、間違いなくどっこいしょですね。 きっとそうに違いありません。
心理療法のひとつである催眠療法というのがあります。 「花びら一枚一枚の価値」と頭の中で唱えて眠ることで、心のわだかまりや嫌な記憶が夢の中できれいに整理され、気持ちの良い目覚めを迎えることができるのだそうです。 そして起きたら、「腰が痛い肩が痛い」と言わないで「腰がんばれ肩がんばれ」とエールを送るんが良いそうです。
ハーバード大学の20秒ルールと言うのがあります。 良い習慣を増やしたいときは、その行動をするのにかかる手間を20秒減らす。悪い習慣を減らしたいときは、その行動をするのにかかる手間を20秒増やす。 と言うもの。 落ちたお菓子は20秒以内に拾えば食べてよしってルールじゃないですよ。 例えば、 バイオリンをケースにしまわずスタンドに立てておく。 練習がすぐ始められて、良さそうですね。 すぐごろんとサボってしまわないように、ベッドにでこぼこマットレスを敷いておく。 あっ、これ超気持ち良いやつでしたね。
寒暖差のきつい季節ですね。 こんな時は腹巻きですよ。 内臓を守り基礎代謝を高め、免疫力を向上させます。 さらに、自律神経のバランスも整えるそうです。 カッコ悪いなんて思ってませんか。 若い人はウェストウォーマーなんて言うそうです。 「今日は、ウェウォ、つけていこうかな」 なんてね。
質問者「1日にお菓子どのくらい食べて良いですか?」 AI「クッキー2、3枚、チョコ25グラム、ポテチ小袋半分、和菓子1個、です。」 質問者「結構いっぱい食べられますね。」 AI「全部じゃありません、どれかです。」 質問者「…少な…。」 AI「聞かなかったことにしますか?」 質問者「いいえ、食べなかったことにします。」 AI「質問した意味がありませんね」
駅から歩いて15分の実家に行くのに初めてバスを使いました。 あまりに空気がムシムシしていたので、自然と足がバスに向かっていました。 その後、きついお勤めがあったので、後になって、乗っておいて良かったと思いました。 おかげでその後、家事をこなす事もできました。 それにしても、最近の都バス、高いですね。
2020年イギリス映画「ゴヤの名画と優しい泥棒」がおすすめです。 19世紀スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤの作品「ウェリントン公爵の肖像」をめぐる物語です。 とても古びたつくりで、ヘップバーンやバーグマンの映画が好きなんて人は、きっと大好きです。 何だか古くさくて、つい泣けてしまったセリフをひとつ。 「私は一個のレンガ、あまり役に立たない。小さな一個だが無数に積めば家ができるし、家は日陰を提供できる、そして世界が変わる。」ケンプトン・バントン
先日コンサートの挨拶で、「今年還暦で朝起きるたびにどこかしら痛くてポンコツです。」と話したところ、終演後あるお客さまから「還暦はまだ若いです。体が痛いのは気のせいです。」と言われました。 そう言われると、その通りの気がしました。 まあ今日も痛いは痛いのですが、気のせいかもしれないと思うと、何か元気が出る気がします。 ありがたいことです。
鬱陶しい梅雨とも言いますが、すべてをきれいに洗い流す雨と思うと、少し気分が良くなります。 水無月にはいろんな説がありますが、雨が降って天に水が無くなってしまうから、という解釈が一番お気に入りです。 ヘップバーンの映画『昼下りの情事』の中で、雇われバイオリン弾きがボートの上で弾いたり、バスルームで弾いたり、バイオリンを逆さまにしたらジャーって水が出たりして、大笑いして観た記憶があります。 バイオリンは湿気が大敵です。絶対真似したらいけませんよ。
どうしても起きられない時。 まず、5、と心の中で叫びます。 そして4、3、2、1、ゼロ!、と起きるのだそうです。 まあ、何回かに一回くらい、うまくいきますね。 もうひとつ、朝、心のざわつきを感じてしまう時。 まず、えいっと外に出てみます。 そのまま散歩できれば最高ですが、ああやっぱりダメだ、とすぐ部屋に戻っても大丈夫です。 出る前とは、少し気分が変わっているはずです。 雨の日でも、ちょっとドアの前に出るだけで良いので、おすすめです。
美味しいコーヒーと昼寝。 実に幸せなひとときです。 えっ?と思いますか。 最近流行りの健康法ですよ。 カフェインが効いてくる20分くらいでちょうど目が覚めて、良いのだそうです。 昨日も美味しいコーヒー飲んで、うとうと、、。 スッと目が覚めて時計を見ると、2時間経ってました。 あれあれあれー、、。
歳をとると、アレが増えます。 アレがアレなのでアレしといて、なんて言ってしまいます。 でもこれ、若者には通じませんが、年寄り同士だと通じてしまうものです。 ああ、アレね、なんて。 同じ音にもいろんな表情があるように、何てね。 タヒチ語で、楽しい時は「アレアレア」と言うそうです。 ゴーギャンの絵がありますよ。
梅雨時は落ち込みがちです。 でも、「落ち込んだ時は分析能力が高まる」という論文があるそうですよ。 まずは、落ち込んだ自分をいたわります。 そして、何が良くなかったのか分析します。 そして最後に、ヘンテコな動きやステップをしてみます。 これ、アメリカの大学で研究され、効果が実証されているらしいですよ。 飛び跳ねたりするのも良いそうです。
音楽の演奏は自己効力感を最も強く感じることができるのだそうです。 自己効力感というのは、きっとうまくいく、という気持ちです。 一方、自己諦念感を支えにして、美しい芸術を生み出した、東山魁夷という画家がいます。 自己諦念感は、自分はこんなもの、期待しすぎない、という気持ちです。 どっちが良いのでしょうね。
食べたらすぐ寝たいですよね。 横になると、胃腸への血液量が増えて、消化吸収を助けてくれるのだそうです。 しかし、眠ってしまうと、副交感神経が優位になり、内臓の働きが低下するらしいです。 横になっても良いけど眠っちゃだめ、と言う、蛇の生殺し状態ですね。 ひとつ解決法があります。 夢を見ている時は交感神経が活発になるのだそうです。 ぐっすり寝ないで、夢を見まくるとOKと言うことです。 素晴らしい!
音楽や技芸の神として信仰されている、宗像三女神。 ギリシア神話の三美神みたいで、面白いですね。 ご利益は、豊かさをもたらすコミュニケーションが活発化することだそうで、まさに欠けている事だと感じ、おろおろしてしまいます。 その歌声は、水晶のかけらが舞うような、また、木漏れ日のような暖かい響き、だそうです。 理想的です。
人間死んだらどうなるの? 考えたら眠れないですよね。 不確実や不思議、懐疑の中にいられる能力を、ネガティブ・ケイパビリティといいます。 仏教で「あんじん」という心構えがあって、「世の中こういうものか」と達観するのだそうです。 思い通りにならないことは、あたりまえ。 思い通りになったことは、ありがたい。 と思うと良いのだそうですよ。
仕事帰りに仲間と部長の悪口を言い合うのは、本当に楽しいですよね。 でも、陰口を叩く人は魔界の人間だ、と美輪明宏さんがおっしゃってました。 うゎ、魔界の人間になってしまっていたのですね。 あまり人を嫌ってはいけないのでしょうね。 人間自体が嫌いって人もいます。 「人間を知れば知るほど、私は犬が好きになる。」サティ ここまでいくと清々しいです。
観音様は「音を観る」と書きます。 音は人の哀しみ苦しみ、あるいは喜び、または憎しみ。 とらえがたい心のすがたを観ていると言います。 昔、大船観音の近くに住んでいて、学校サボったりいたずらしたりした時は、観音様が見えない道で帰ったりしてました。 なんか怖かったんですね。 おかげで、ポンコツではありますが、大きく道を踏み外さず生きてこれたのかもしれません。
アイスが美味しい季節になりました。 頭にキーンとくるあれは、アイスクリーム頭痛と言って、原因はまだ解明されてないそうです。 一方、歯にしみるあれは解明されていて、象牙細管が収縮して神経に刺激がいくのだそうです。 別に歯磨き足りないって事じゃないそうですよ。 安心してください。
心を止める音、ってどうでしょう。 ざわざわ波打っていた心が、すっと静まるような。 吸い込まれて、浄化されていくような。 ダヴィンチの「受胎告知」を観た時、そう感じました。 大天使ガブリエル「あなたは神の子をみごもりました。」 マリア「まじっ?!!」 って言うシーンです。
日本で一番明るい星空と言われる、長野県阿智村。 つまり日本で一番暗い夜ってことなのでしょうか。 それはそれは圧倒的に美しい星空で、息を呑んで感動した記憶があります。 一方、東京の夜景も綺麗ですね。 日本一明るい街ですから。 高いビルは輝く森のようで、文明って凄いなあと思います。 うちから見える小さな星空や、ショッピングモールの小さなあかりも、独特な寂しさがあって素敵です。 一番ほっとしますね。
上手に弾きたくて、いろんな本を読んで、いろんな話聞いて、いろんなやり方を覚えて、やってみた結果、沼にハマったようになって、落ち込んでしまうこと、ありませんか。 人間は、あまりたくさんの情報があり過ぎると、間違えた結論に達してしまうのだそうです。 そんな時は、空を見て、甘いものを食べて、寝ちゃいましょう。 起きた時、なんかすごいことになっているかもしれませんよ。 なんかね、、。
偏愛とは、大ぴらには言えないけれど、あることに並外れた情熱を傾けること、だそうです。 一時期、マニアとかオタクとか言われていましたが、今は偏愛と言います。 一番邪魔になるのは、常識的な価値観や概念。 直観や閃き、不思議な縁を大切にします。 人の意見に左右されず、自分の好きを貫き通すって、すごいですよね。
理路整然とした主張は素敵です。 でも、曖昧模糊とした表現もまた魅力的です。 想像力を掻き立てるじゃないですか。 得体の知れない空気が漂うことで、ドキドキするかもしれません。 たとえ、ほんとはどうして良いのかわからないだけだったとしても、、。