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2023/11/11

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  • 人生の成功法則は、これなのか?

    元会社の同僚を誘ったことがある。「瞑想会あるからどう?」「それって、座るだけ?」「そう、座るだけ」「うーん、ちょっと興味ないかな」と言われ、それっきり連絡が無くなった。こんなにもマインドフルネスが有名になり、アメリカのIT長者たちが瞑想をしていることが定説になっても、まだ瞑想を怪しいとおもっている人はいるのだ。いるべきである。いつづけるべきである。実際に怪しい団体はあるからだ。気をつけるに越したことはない。また、人生が楽しくて仕方ない人も、瞑想は不要だと思う。瞑想に時間を使うくらいなら、楽しいことにどんどんと時間を使って毎日を謳歌してほしい。私も実際のところ、調子がいいときは瞑想をしなくなる。でも、瞑想を止めるとイライラが貯まってくるのがよく分かる。掃除をサボって数日経つと、歩く度に埃が舞うみたいに。瞑想...人生の成功法則は、これなのか?

  • 読むことについて。

    村上春樹さんの本に癒されて以来、とにかく本を読んでいる。予約した本を図書館で受取って近くの喫茶店に入る。最初のうちは手垢で茶色になった本を触るのが嫌だった。だけど、それだけその本を読んだ人が多いのかもしれないと思うと、目に見えない同志がいるような気になって、何となく落ちつく。スティーブン・キングが好きだ。だから、彼の『書くことについて』が文字通り手垢で茶色なのは我慢に値する。買えって?いやいや、借りる本の楽しみは、誰かとその本を共有したっていう既成事実にある気がするのだ。彼の『書くことについて』を読むと、村上春樹さんの書くことについて語った内容と類似点があって非常に興味深い。(この二人はきっと、非常に興味深いなんて書き方をしないだろう。)同時進行で読んでいるのは、レイモンド・カーヴァー。こちらは手垢がほぼ...読むことについて。

  • ハートで観る。

    体型というのは、誰一人として同じではない。それにもかかわらず、痩せている人は神経質だとか、太っている人は自分に甘いだとか、様々な説がある。世界に全く同じ人体を持つ人間は存在し、全く同じ食事をする人はいないのに。先月俳優のマシュー・ペリーさんが亡くなった。ドラマ『フレンズ』のチャンドラーのほうがピンと来る方が多いかもしれない。ジェットスキーの事故(1997年)で処方された薬をきっかけに、薬とアルコール依存との戦いの日々が始まる。あんなにイケメンで機知に富んだ会話ができ、異性にモテて、ジュリア・ロバーツのようなトップ俳優とも交際し、大豪邸に住んでいた彼は、スクリーンに登場する事に、ある時はやつれ、ある時は太り、ある時はまた良くなり、を繰り返していた。でも、プロとして毎回皆の期待に応えていた。彼の体型は変わり続...ハートで観る。

  • ストローマン論法をご存じか?

    私はそれを百田尚樹さんのご著書『橋本徹の研究』で初めて知った。かみ砕いて説明すると、自ら捏造したネタを自ら論破することで、自分の言っていることをまるで筋が通っているようにみせ、印象操作をする方法である。これは、よーく耳を澄ましてその話者の言っていることを聞いていないと、うっかり騙されてしまう。そのため、テレビのような大多数の視聴者に対する効率のいい洗脳装置にしょっちゅう出てくるコメンテーターが、ストローマン論法を使ってあることないことを、まるであることのようにして話すと、非常に危険である。また、多数の人間が目にするX(旧ツイッター)等のSNSでも使わている論法で、気を付けても気をつけ過ぎということはない。言葉は道具であるため、良いほうにも悪いほうにも使われる。使い方を多く知り、表現の喜びを純粋に楽しむと同...ストローマン論法をご存じか?

  • キラーズオブザフラワームーンを観た 人間の業は世界共通

    私の主観なので、こんな感想もあるのだな程度に思って頂ければいいなと思う。惹き込み力の強い作品で、集中が最後の3時間半まで途切れなかった。ここから先は所謂ネタバレをするのでご注意頂きたい。純粋にニヤニヤし、みぞおちがソワソワしたのは、アーネスト(ディカプリオ)がモリー(グラッドストーン)を車に乗せて送る間の会話から始まり、だんだんと仲良くなっていくところである。他の運転手を選んでもいいのに、毎回アーネストの車に乗っているあたりで既に彼を気にっているのだろうと思われるが、それでもクールに振舞っているところと、それをわかっていて、俺っていい男だろ風アピールをするアーネスト。観ているほうが気恥ずかしくなる、楽しいシーンであった。こんなほのぼの感が懐かしくなるほど、エンディングへ向かうごとに雰囲気がどんよりしていく...キラーズオブザフラワームーンを観た人間の業は世界共通

  • ハンバーガーというカタカナ食

    ハンバーガーと聞いて、まっさきに浮かぶ言葉はジャンクフードである。これはもう強烈に刷り込まれているし、土井勝先生ご推薦の頑張らなくていい一汁一菜と比べても、全く健康的には見えない。それでもなお、ハンバーガー屋さんに行きたいなと思う。人口約7千人の私の地元には、ハンバーガー屋さんはなかった。コンビニも18歳までなかった。ゲームセンターもなかったし、スタバみたいなお洒落なカフェもなかった。だから、11歳年上の姉がある日「長岡でドムドムでハンバーガーを食べてきたよ」と言った時の衝撃といったらとんでもなかった。ドムドム?ハンバーガーって丸大ハンバーグみたいな?なんだか全然美味しそうに聞えない食べ物だな、と思っていた。そうしてるうちに学校でも、「ドムドムバーガーに行ってきた」という声をチラホラ聞くようになった。うー...ハンバーガーというカタカナ食

  • 人生の片をつけることと、ときめくということ

    近藤麻理恵さんをYouTubeでお見かけした時、「なんと上品な方だろう、こんなに素敵な人なのか」と大変に感銘を受けた。話し方や所作の美しいこと!余計なモノを手放して、ときめくモノだけに囲まれた生活をする人というのは、その生活を繰り返すうちにどんどんと洗練されていくんだなと納得した。とはいえ、彼女の本を参考に片づけを実行しているにもかかわらず、私はモノを置く定位置を決めずにいる。(このメソッドでは定位置にモノを置くことが要諦の一つ)だから、定期的に少しばかりのリバウンドを繰り返し、リバウンドの量が臨界点を超えると、あかんあかん、またKondoせなあかんと繰り返している。最初は、ああ、またやってしまったと思っていたが、どうも私はわざとそうしているらしい。そうすることで、必ず定期的に自分自身の現状を見直せるから...人生の片をつけることと、ときめくということ

  • 村上春樹作品に感謝しかない

    村上春樹作品といえば、子供の頃に姉の本棚で見つけた、ねじまきドーナツと羊男の話のイラストの印象が強かった。だから、内田樹さんのように武道をバリバリこなし論理的な文章を書く方が、ブログで村上春樹さんを大絶賛しているのを読んだときに意外性を感じ、読んでみることにした。本年、最新刊の『街とその不確かな壁』が発売されていたと知り、さっそく購入した。あのストーリーの魔力から一度でも抜け出してしまうなんて、もったいなくて途中休憩も寝る間も惜しんで一晩で読んだ。自分が大人なってから読んだ彼の作品はノルウェイの森や短編集だけだったので、こんなにドンドンカッカと想像力溢れた別世界、異世界を書ける方だとはつゆ知らず驚いた。それに、一番驚いたことには、私がずっと何年も悩んでいたことと全く同じことを登場人物が語っていたのである。...村上春樹作品に感謝しかない

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