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老春・盛衰記 https://blog.goo.ne.jp/sagishinana

Sは脳の血流を高め、心肺機能をたかめ、記憶力をたかめ、認知機能をたかめます。さらに親密な社会関係をつくることになります。 老齢・熟年カップルの夜の世界のつぶやき

夢世
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2023/11/02

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  • 愛の百態—その2

    秋の夜長、ぽっちゃりとして小太りで、色が白くて肌のきめが緻密で、腰回りの張っている体つきの私。こんな夜は、ひとりでいるのがつらくなる性格なのか、知らずうちに、つい手が癖になっているところにゆく。抑えようもなく、思わず漏れてしまう声。なにかやるせない気持ちがつのる。それでも今が私だけの特別のひとときでもある。愛の百態—その2

  • 愛の百態ーその1

    二人はそのまま無言で抱き合い、やがてぎこちない姿勢のまま口づけをかわした。男はは女を膝に抱き上げるようにして仰向けに抱いた。女は一度は身をすくめたが、男にまた口を吸われると、自分も腕を伸ばして男の頸に巻いた。男は二人が一体になりつつあるのを感じた。が、欲望には限りがなく、男の血は女のすべてを知りたがって、いっそう狂おしく騒ぎ立てた。愛の百態ーその1

  • 新鮮な感情を保つためにも

    前にも言ったように、性的魅力というのは、ただ外見さえ良ければというわけではない。それに加えて、性格や雰囲気、肌合いというものが大きく影響する。むしろこちらの方が大きいのかも知れない。ですから、たとえ、夫婦間であっても、日頃の慣れで、もう少しもときめくことがない、という状態にするのではなく、つねに意識的に雰囲気を大事にする、スキンシップをこころがける、といった日常の気遣いが必要のような気がします。新鮮な感情を保つためにも

  • マサ女のピアノ

    百四歳という天寿を全うしてまさ女は逝った。あの戦争が終わって、戦死したと思っていた夫が三年後に奇跡的に帰ってきたのである。夫は満州に出征した後、捕らえられてシベリアに抑留されたらしいと知らされていた。出征前から無口であった夫ではあったが、戻ってから一層無口になっていた。長い捕虜生活の中で夫の人格が著しく変貌していたのである。笑うことがほとんどなくなって、仕事につかず虚空をばんやり見つめているような時が多くなった。そんな夫を見て、まさ女は自分も生活の足しに働かねばならないと思い始めていた。まさ女は朝早く出かけると暗くなるまで働いた。昭和二五年、まさ女は三人目の子供を産んだ。待望の女の子だった。女の子は男の子のように闊達に育った。いつも二人の兄と一緒に、日が落ちるまで夢中で遊んだ。その禍事が起きたのは、二人の...マサ女のピアノ

  • 時空間の停止状態

    ともに乱れることによって、二人の関係がより近づき、その結果、さらに次のより強い刺激が欲しくなる。そこにはお互いの甘えと開き直りのようなものが芽生えていて、より障壁のない性の饗宴となる。そうした世界がつくられることで、快楽の感覚はよりとぎ澄まされてゆく。忽然と時が消えゆき、絶対の停止空間が訪れる。時空間の停止状態

  • 女の躰は

    女の躰というものは、一度肉体の接触を持った男に対して、例えていえば、あたかも自分の産んだ子供と似たような思いで、切ない母性本能のようなものがあふれてくるものなのですよ。もちろんこれは、愛があってのことで、回数をかさねることで、相手にのめりこむようになるのです。結果、相手をより身近に感じるようになり、離したくなくなるのです。肉体的ばかりでなく精神的にもです。女の躰は

  • 乱れるということ

    女性にはS行為の際に、はげしく乱れることははしたない、と思う気持ちがあるようです。感じすぎて乱れると淫乱な女性ではないかと思われるのが嫌で、みずから気持ちを抑制してしまう傾向がある、のではないでしょうか。しかし、この点について、男性の受け止め方はまったく違っていて、むしろそんな相手に出会うことの難しさを知っています。女性がいわゆる「いった」状態になる時ほど、男は肉体的にも精神的にも最高の快感を得ることができる、とはある経験者の話でありました。乱れるということ

  • 成熟ということについて

    エクスタシーに達するには女性がある程度性的に成熟している必要があるようです。初体験からエクスタシーを感じることはありません。ところでエクスタシー状態とはどういう状態を言うのでしょうか。体験的には興奮の頂点に達し、激しい快感とともに意識が虚ろになる、痙攣する、などの表情を呈します。このような実感を得るのは何度かの体験を通すことで性感が徐々に開発され、深まってゆくということになります。肉体的変化というものが生じるのですね。このエクスタシーを感じるようになるためには、肉体的なこともさることながら精神的な要素も大いに関係することを忘れてはなりません。成熟ということについて

  • 雄としての男の本姓

    自らの内に受け入れる性と放出する性とでは感覚的にも生理的にもちがいがあります。性の探検者である男はつねに未知の相手を求めようとする欲求があります。これは雄という生物が背負う宿命なのかも知れません。だから、仮に近くに魅力的は異性がいても、それだけでは満足せず、性的欲求は常に他をもとめてさまよいます。こうした男の本能的欲求を満たしてやることは至難のわざですが、答えは、女ということを意識させることですね。S行為に際しても、つねに受け身である必要はありません。自分の欲求を相手に知らせて、それを満足させることも必要かもしれませんね雄としての男の本姓

  • ムードづくりについて

    女性はムードに弱いと言いますが、本当ですよ。女性が受けいれ易い状態に誘うことは、男性の重要な務めであり、それが下手で誘うことに失敗する事例はたくさんあります。この点が男性の悩みのようですね。ムードづくりはいろいろありますが、例えば、部屋の明るさとかBGMを流すとか、さりげなく相手の横に座るとか、するのも一つの方法ですね。とはいえ、マニュアルがあるわけではなく、いくら事前にシュミレーションしても思う通りにゆかないものです。あくまでタイミングというものがあるので、女性がその気になっていても、今はダメということがあるものです。女性もその時はダメでも、誤解のないように、言葉を尽くす必要がありますがね。一度、断られたから、傷ついて、もう諦める、ということはありませんよ。ムードづくりについて

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