chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
老春・盛衰記 https://blog.goo.ne.jp/sagishinana

Sは脳の血流を高め、心肺機能をたかめ、記憶力をたかめ、認知機能をたかめます。さらに親密な社会関係をつくることになります。 老齢・熟年カップルの夜の世界のつぶやき

夢世
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2023/11/02

arrow_drop_down
  • パートナー選びは

    現在のように閉鎖的になりやすい社会にあっては、みなそれぞれが鎧を身につけて生きている。あるいはハリネズミのように危険から身を守るために防備する。が、そうした姿勢では人間関係を深めることができない。ほんとうは誰かを愛したいと考えている、あなた。ではどうしたら?よりよいパートナーを選ぶためにも、まずは、みずからの性格や好きなこと、興味をもっていること、さらに自分がどんな人生を送ってきたか、などを率直に相手に伝える必要がある。そうすることで、相手の心も開き、話がはずみ、交際が持続し、より深い関係へと飛躍してゆく。依存しあう関係では真のパートナー選びはできない、という気がする。パートナー選びは

  • ボディランゲージの大切さ

    肌と肌の触れ合い、ボデイランゲージに勝るものはない。中途半端な言葉、表面の言葉では分かり合えなくとも、ボデイランゲージによって理解が深まるのである。とはいえ、女の躰は微妙だ。たとえ同じ行為でも、好きな人に抱かれるのと、嫌いな人に抱かれるとでは天と地の違いがある。行為そのものは同じでも、一方では例えようもない快感を味わうのに、他方では我慢ができないほどの苦痛と嫌悪感に襲われる。ボディランゲージの大切さ

  • 適当な距離をおいた愛

    男女の関係を新鮮に保つためには、適当な距離をつくっておくことが必要だ。強い絆で結ばれていた愛も離れすぎれば薄れるし、近づきすぎれば鬱陶しさがつのる。二人の間には侵すべからざるものがある。そんな壁のようなものがあったほうが、新鮮で爽やかな関係を持続させることができるように思う。離れて相手を見るときと、身近で見るときとでは、案外評価がかわるものだ。日常という惰性のなかにいるよりか、たまに逢うことで勃起する強い欲望のほうが新鮮だ。適当な距離をおいた愛

  • エクスタシィの前と後

    「気持ちの上では抑えようとしているにもかかわらず、躰がすでに走りはじめている。せめて言葉だけでも抑えようとしているのに、走り出した躰はもはや止まらない。熱く、火ぶくれのような燃えた花芯が小刻みな痙攣をして、やがて行き果てる。」エクスタシィを感じた女性、エクスタシィに導いた男性。それぞれはその後、異性に対するものの見方が全く違ってくる。女性は異性というものへの愛着と認識において。男性は愛着と恐れとにおいて。エクスタシィの前と後

  • 胸の大きさについて

    胸の大きさで感度がちがうという話がある。大きな胸は感じにくい、むしろ小さめの胸の方が感じやすい、などという説である。が、これは本当のことなのか。感度は胸の大きさに関係ないのではないか、むしろ感じる理由はほかにあるように思う。だから、胸の大きさで悩むことはない。胸の大きさについて

  • 花芯が濡れて

    朝露に花芯が濡れているさまは、何か涼しげで、隠微な感じさえありますが、でも美しいく繊細です。かくも秘めやかな造形をお造りになった神さまに感謝するほかありません。花芯が濡れて

  • 言葉の必要性

    言葉の必要性はとくに女性にたいしては重要だ。男は黙って、というのは昔のことで、今は諄々と言葉をつくさなければならない。何も言わずに、相手が分かってくれると思うのは論外だ。そのためにも小まめな思いやりが必要で、小まめに動かなければならない。女性の理想のタイプの条件の一つに「行動力がある」をあげる人がいるが、これは多分、相手にこまめさを求めているのだろう。とにかく男は心を開いて、プライドを捨て、思い切り自分をさらけだし、相手にこちらの思いを告げることなのだろう。これ、けっこう男性諸氏には難しいかな。言葉の必要性

  • 恋する女性は

    恋をすると女性は美しくなるといわれるが、たしかにこれは事実のようだ。恋する女性の肌はみずみずしくなり、艶めいてくる。表情は和み、肌はぬれるように見える。これは内側から化粧品を塗ったようなものである。愛されていることによる精神的な昂り、それが刺激となって血のめぐりがよくなる、ということだ。女性ホルモンも活発化するのだろう。恋する女性は

  • 絶対愛とは

    あらゆるリスクを振り払っても、なお今目の前に迫る愛欲に燃えたい、と思う時があります。当然、ここには理性などない。理屈でも知性でもなく、躰の奥底から溢れ出る本能が暴れ出す。こうした状態にある男女に世間の常識や倫理を説いても無駄でしょう。渦中のふたりには今の圧倒的な快楽がすべてなのです。めくるめく快楽はほかの誰にもわからない。もうこのまま果ててもかまわないと思うタナトス(死の本能)に支配された思い。命燃え尽きるまで愛する人とともにいたいと思う気持ちは、他に代えることのできない悦びなのです。絶対愛とは

  • より深く生きるとは

    「あなたを好きになって、恋して愛したから、とっても綺麗になれたし、毎日に毎日、生きている意味がわかった。無論、いっぱい苦しいことがあったけど、その何十倍もの嬉しいことがあって、死ぬほど愛したおかげで、全身が敏感になっていて、なにを見ても感動できたし、・・・こんなにいっぱい、全身に入りきれないほど、素晴らしい思い出が詰まったから、もういいわ。もう思い残すことはなにもない」「失楽園」より。こんな人生がどれほどの人にあるかなあ。より深く生きるとは

  • タイミングについて

    男女の恋にはタイミングというものがある。そのチャンスを逃すと、せっかくの熱い思いも相手に伝わらずに失速してしまう。あの時こうしていれば、とか、あの時ああ言っておけばとか、あとで後悔してもはじまらない。そうした悔いは誰にでもあることだが、タイミングをつかむことは重要だ。例えば、相手の心が傷ついているときに、温かい言葉をかけてやることで、その一言が抜群の効果をあげることがある。この一番と思う時が来たら、一気に進まなければならない。相手がひたすら愛を告白してしてくれる時に、それに気づかずやりすごしてしまう。あとでその愛の深さに気づくことになる。行くと決めたら躊躇せずにすすむ。かりに失敗しても行動をおこさずに後悔するよりよほどましである。タイミングについて

  • 相性について

    男女の関係にはじつは相性というものがあり、それが実に大切なんですね。ただ、男性が感じる相性と女性が感じる相性とでは少し違うようです。男性は文字通り相手と接触した時の肉体的なフィット感が大事であるのに対して、女性の場合は相手の性格や人間性を重視するのです。男性が肉体派に対して女性は脳で感じるのです。だから女性が性感を感じる範囲は広いんです。この違いは深い谷間のようにあり、男性が魅力を感じる相手は、外見ではなく、あくまで性的な魅力があるかどうかにあるようです。第三者からみて、あんなカップルがどうして?と思う場合があるのも、それは二人だけが知る相性のゆえだということが言えそうです。相性について

  • 熟年女性の魅力

    女性はある年齢に達すると、もう歳だからといって、例えば、お腹に贅肉がついたりとか、躰のかたちが崩れることをとても気にします。私のパートナーはときおり呟きます。この歳になると、男はね、相手を喜ばせることで満足するものだよ、と。だから相手の体型とかはあまり気にせずに、それよりも性的に成熟していることが大事なんだ、というのです。ということで、中高年女性の方がずっと官能的な魅力を感じるというのです。自分が仕掛けたことに相手が充分に感応し、喜んでもらえることで、さらに自分が満たされるというのが本当のところのようですね。熟年女性の魅力

  • 男が女性に求めることとは

    純粋に恋愛関係にあるとき、男性が相手の女性に求めるものは、相手の女性がいかに自分の欲求を満たしてくれるか、というところにあるようですね。そういうと躰だけが目的のように聞こえますが、男には心の奥でこの人の躰が欲しいという欲求がないと前に進めないらしいです。もちろん、その前提に、相手の容姿や人柄,感性が気に入っているということがありますがね。要するに絶対的な快感を与えてくれる人が理想なんですね。男が女性に求めることとは

  • 春は曙

    春は曙、ようよう白くなりゆく頃、温かな陽気に誘われるようになにやら体内からむらむらと湧き出るものがある。これがいわゆる性欲というものなのだろうか。思わず隣に寝ている人の手を引き寄せ、手を握りしめる。ふいに握られた手に相手も気づき、目をさます。お互い無言のまま躰を寄せ合う。軽い口づけをして、朝の目覚めの挨拶をする。よく夜の営みというが、意外に朝の方が気持ちも躰も高揚するものだ。朝であるために、夜のようにだらだらとできないので、密度のある触れ合いが楽しめる。鶯の囀りを遠く耳にしながら至福の時をすごすことができる。春は曙

  • 明らかに変わりました

    夫が会社の立場が変わったことで、確実に、前よりもふたりでいる時間がふえました。お互いを見つめ会う機会がふえたのです。ふたりで食事に出かけたり、ネットで映画を観たりすることで時を過ごすことが多くなりました。それが刺激にもなりました。そうしているとふたりの関係が新鮮になるのが不思議でした。昔の恋人というまでにはいきませんが、もっとゆったりした交流ができるようになりました。以前は夜の交わりも週に1回あるかどうかの状態でしたが、それがなにやらふたりの肌の触れ合いが多くなったんです。ときめく感情が躰をつつむようになりました。年を経た夫婦が、男と女の関係に徐々に変化するのがみてとれました。明らかに変わりました

  • 躰が合うということ

    S行為はテクニック以前に相手との躰があうということが究極ですね。躰があうとはどんな意味かといいますと、体型とかではなく、躰と躰を重なることによるフィット感です。インサートした時のぴったり感ではなく、肌と肌がぴったりと合うということなんですね。お互い、肌が吸い付くような感じをいうのですね。これは理詰めで説明できることではありません。実際体験してみなければわからないことです。躰が合うということ

  • 男と女の愛の距離感のちがい

    男女の適当な距離というものがあり、それが破られと関係が破綻する。それはどういうことかというと、それぞ相手の関係を保つにほどよい距離感というものがあるということです。女性はひとたび相手にのめり込むと、まっしぐらに突き進むけれど、男性はそういうことはなく緩急自在ということらしい。好きになった相手とずっと離れたくないと思う女性に対して、男性は我を忘れてのめり込むということはないようです。この違いは男女の生理の違いがそうさせるようで、しかたありません。この違いを理解しながら、お互いの距離をつくり関係をつづけてゆくことが持続するコツなのかも知れませんね。男と女の愛の距離感のちがい

  • 女性が感じる男性のセクシーさの基準

    女性が感じる男性に対するセクシーさの基準は案外複雑なんです。外見がイケメンであればいいというわけではないんです。私の場合は清潔さがいちばんです。だからと言って、毎日お風呂に入っている人という意味ではありませんよ。あと母性本能をくすぐるタイプですね。放っておくわけにはいかない、というタイプですね。どこか頼りなくて、手を差し伸べたくなるんですね。これは男性の側から見ると、軟弱なダメな男のタイプと見られるのでしょう。これは男性が意識してつくれるものではありません。日頃の態度、ことばなどから醸し出されるもので、それが女心をくすぐるんですね。風にそよぐ葦のようにじっと見ているわけにはいかなくなるんですね。とはいえ、セクシーさを感じる、いちばんの理由は、メスとしての本能的な感覚なのかも知れませんね。女性が感じる男性のセクシーさの基準

  • いい人では男は感じないようで

    男性が求める女性のタイプというものは、あんがい、女性にはわからない。ひとつ言えることは女性にモテる人は男性にはもてないらしいことだ。どんなタイプかというと、三枚目で、面白い女性が同性には好まれますね。あけすけで、ズケズケ物を言って、周囲を笑わせる、そんなタイプの人ですね。こうした女性はもちろん男性も好みます。が、それ以上のことはなく、けっして恋愛感情を抱かないようです。いくら外見がよくても、セクシーな感じがしなければ気持ちが動かない、ということのようです。男性に好かれないからといって、愛されていない、というわけではないのが、なんとも複雑なんですね。いい人では男は感じないようで

  • 女性の執着が強くなるのは

    S行為によって女性は一体感をもちますが、男性はそうでもないようです。この違いはお互いの躰の構造の違いからきているようで、女性は相手を自分のなかに取り込むことで、最高の快感を得ようとするのです。だから、相手をしっかりとらえて、一定の期間、共に過ごしていなければいかないことになるのです。女性の執着が強くなるのはそのためで、相手を自分のなかに心身ともに取り込みたいという欲求が強くなるのです。男と女とは愛への溺れ方がちがうということですね。女性の執着が強くなるのは

  • S行為の効能

    S行為は脳の血流を高め、心肺機能をたかめ、記憶力を高めるといわれます。これは認知機能を高めるということです。そして、S行為は相手との親密な関係をつくることになる。若さを保つ秘訣でもあります。私の生活態度として、楽天主義を貫くようにしています。そのためには笑顔をつくる、無邪気になることを心がけています。また、興味あることを我慢しない、性的なことに関心をもつようにしています。そうすることで男性ホルモンが増えるからです。歳とともに、女性ホルモンと同時に男性ホルモンも減少してゆくのです。それを防がねばなりません。歳をとれば枯れてゆかなければならないという、日本独特の文化が中高年の性意識を歪めているのです。諦めの生活はしょせん損得勘定で生きるという退屈な生き方になるのです。S行為の効能

  • 極まる

    数時間前の日常がまるでうそのような、そんな感情の世界に今はいる。躰が火の玉となって宙に浮かんでいる。目をつむり、髪を振り乱して、無我の状態にいる。悦びに波打つ肢体が横たわっている。今自分がどんな声を発しているかも忘れて、どんな動きをしているかさえ茫漠として定かではない。「ダメダメ」とひたすら拒否するような仕草をするが、それはあてのない行為になっている。言葉だけが今の自分の躰の状態を抑えようとしているかのようだ。押し寄せる快感に、防ぎようもなく花芯が痙攣を引き起こして、やがて果てる。極まる

  • 突然の開花

    女性の性はさまざまな潜在能力を秘めている。にもかかわらず、実際の人生を歩む中、その潜在能力が花開くことなく、埋没している。それが男性との出会いにおいて、顕著な変化があらわれる。その変化は驚くべきもので、以前の立ち振る舞いとはまったく違うものになる。何が彼女をそのように変えたのかといえば、相手の男性によって変わったことはあきらかである。恋愛をすることで女性がきれいになる、というがそれは事実である。恋している女性の肌はみずみずしく艶がでてくる。精神的なゆとりさえ出てくる。そんな変化に周囲は驚く。突然の開花

  • マンネリ化を防ぐためにも

    マンネリ化を防ぐためにもパートナーとはときおり工夫をこらしてS行為をするよう務めています。いつも決まったような段取りで進めるのではなく、意外性がある展開を求めています。女の躰のなかには風が吹いています。1日足りとも同じ日はありません。ですから、その時、その時によって変化を求めることになるのです。その体内に吹く風は男性には理解できないでしょう。穏やかな風であったり、嵐のような強風が吹いていることがあるんですよ。というわけで、女の躰はじつに微妙なんです。同じ行為であっても、快感に天と地の違いがあるものなのです。このように繊細さを兼ね添えた女体ではあるが、その精神は必ずしも繊細とはいえないのです。むしろ男性より逞しさをもっているように思えます。女性が経験してきた生理的な経験が逞しさを育ててきたのでしょう。マンネリ化を防ぐためにも

  • 捉えどころのない女の性

    自分でも自分のことが複雑で、常に変化する生き物だと思う。それは必ずしも論理的ではない。これが男性にはとらえどころのない、得体の知れない生き物とみられるのでしょう。が、それが実は女の魅力でもあるんですのよ。男性にとってつかみどころのない女であるがゆえに心とらわれることになるのですね。女性の性は多面体で、それゆえに相手に応じて、異なる顔がつくられるのです。女は磨けばみがくほど、その光り輝く姿が変化するものなのです。捉えどころのない女の性

  • 性の不可思議

    閉経後は女で無くなるなんて、都市伝説です。潤いと月経は別物です。ある中年男性が、年配の女性のあそこの方が、柔らかくて湿りも多くとても気持ちが良いと言っていました。女性にとってS行為は女性ホルモンを活性化させる一番の方法で肌の艶やスタイル、若々しさにも繋がります。いずれにせよ、性というものは、今までの自分を変革する力をもっている。性を通して自分でも知り得なかった自分を発見することがある。それこそが性の豊かさというものだ。肉体の喜びは脳をも活性化する。性の不可思議

  • 後戯について

    2人の触れ合いのことについて、「前戯」のことはは知っていても後戯を知らない男性が多いみたいですね。男性のほとんどは、行為が終わると、すぐ背中を向けて、ときにはすぐに寝入ってしまう、ということもしばしばあることですね。女性からするとなんと味気ない態度と思われてなりません。これではせっかくのS行為も台無しです。女性が望むのは、行為のあとの後戯なんです。さらにS行為をつづけたくなる行為としての後戯ですね。それはどんな行為かというと、1)終わった後のキス、2)抱きしめる、3)頭をなでるしぐさ、などのボディランゲージが必要であります。燃えている時はもちろん燃え尽きたあとの静けさも味わいがあるものなのです。まことに人肌ほど心地よいものはないのです。後戯について

  • 女体の秘密

    マンネリ化を防ぐためにもパートナーとはときおり工夫をこらしてS行為をするよう務めています。いつも決まったような段取りで進めるのではなく、意外性がある展開を求めています。女の躰のなかには風が吹いています。1日足りとも同じ日はありません。ですから、その時、その時によって変化を求めることになるのです。その体内に吹く風は男性には理解できないでしょう。穏やかな風であったり、嵐のような強風が吹いていることがあるんですよ。というわけで、女の躰はじつに微妙なんです。同じ行為であっても、快感に天と地の違いがあるものなのです。このように繊細さを兼ね添えた女体ではあるが、その精神は必ずしも繊細とはいえないのです。むしろ男性より逞しさをもっているように思えます。女性が経験してきた生理的な経験が逞しさを育ててきたのでしょう。女体の秘密

  • ここでちょっと休憩タイムー戯れ歌

    ・カレーが好きな18歳加齢を嫌う81歳・元気がはちきれるのが18歳現金がなくなるのが81歳・まだ先がたくさんあるのが18歳もう先がないと思う81歳・明日が待ち遠しいのが18歳明日が来るか不安なのが81歳・友達がたくさんいるのが18歳友達がみんないなくなるのが81歳・三欲が旺盛なのが18歳三欲が押せ押せとはならない81歳・あつあつの関係にある18歳冷え冷えの関係にある81歳・足腰が丈夫な18歳足腰がどうにもならない81歳・一人でも笑うのは18歳一人でも泣くのは81歳・あてのある希望があるのが18歳あてのない頼りを待つのが81歳・水を一気に飲み干せるのが18歳水を一気に飲むとむせるのが81歳トホホホホここでちょっと休憩タイムー戯れ歌

  • おのずと外見にあらわれる変化とは

    ひとりの女性が五十代以上になって、ある時、衰えたな、と見えることがあっても、また別な時その年齢特有の形を生かして魅力的に見えることがある。多分、その時、彼女は何らかの感情の昂まりがあってそれが顔の色艶や声にあらわれて、今までにない魅力を発散しているためであろう。その感情の昂まりというのはあきらかにS行為に関係するものである、と私は密かに思っている。人間の脳の活性化はそれをおいてはないような気がする。躰の関係の満足度は脳が感知することでいっそう深く、鋭いものになる。それほどにエクスタシーを感じるということは精神的なものなのである。脳が感じることでなくてはエクスタシーは達成されない。おのずと外見にあらわれる変化とは

  • パートナーとの親密さを保つ

    歳とともに性感帯が変化するということご存知ですか?パートナーとの親密な関係を保つためにも、相手の性感帯を知ることが大切です。若い頃とはちがって直接的なインサートは好まなくなります。S行為というものをせまくとらえる必要はありません。S行為をもっとひろく捉えて、たとえばお互いの躰をタッチしあい、コミュニケーションを深めれば、おのずから親密さがまして、心地よさが倍増します。熟年のS行為はお互いの関係を成熟させることが大切です。それが相手との距離を縮める最善の方法だからです。パートナーとの親密さを保つ

  • あらためて目覚める性

    「わたしはいっぺんだけしか生きられないのに、どうしてこんなことになってしまったの」そう気づいた時、彼女には、周囲の者をびっくりさせるような変化が起きる。今まで窮屈な制限ばかり押し付けられていたことを知ってゾッとする。自分のものだったこの短い幻滅の生涯を前にして、もどかしい未来を前にして、若い娘と同じ行動をとる。それは性への目覚めである。彼女は自分の有限性を拒否するのだ。自分自身を素晴らしく、豊かなものであるように想像する。そう決意してからというもの、彼女の周囲の世界は一変する。自分が女であることに気づく。急に身だしなみに気を使うようになる。周囲の目を気遣うようになる。目が輝いてくる。女に目覚めるということはS行為に関心をもつということでもある。相手を性の対象と見定めることだ。そうなると当然のことながら相手...あらためて目覚める性

  • マンネリに陥らないためにも

    誰でも老いを厭う。が、自然年齢としての老いは避けられない。とはいえ、老いを遅らせることはできる。それには、歓びの感情を忘れない、いつまでも恋心をもちつづけることである。夫婦の間柄とはいえ、つねにその心がけは忘れないでいたい。マンネリにならず、相手の良いところを見つけ出して、あらたな魅力を発見する。そうした努力が必要なのだ。夜の営みも同じこと。同じようなパターンの繰り返しでは感慨もわかない。ときには相手になにを欲しているか聞いてみるのもいい。相手に心をゆだねるているという安心感が性感を昂めることにもなる。夜の営みを諦めを抱えながらでは活力が失われる。いっときとはいえ男と女になって、特別の世界に浸ることである。それには努力が必要なのだ。マンネリに陥らないためにも

  • コミュニケーション力

    男も女も相手の気持ちがわからないと嘆く。いずれも相手が自分と同じものだと考えているところからくる誤解である。歌ではないけれど男と女の間には、深くて暗い谷間が横たわっているようだ。とはいえそうした関係のなかでお互いわかり合う努力が必要なのだろう。そのためにはコミュニケーションが必要だ。特に夫婦の間では。コミュニケーションならしていますよ、というのがおおかたの答えだろうが、それはシンのコミュニケーションではない。シンのコミュニケーションというのはお互いの気持ちを伝え合うことを言う。特に、夜の生活ではそれが必要だ。わたしたち日本人はこの時のコミュニケーション力が欠けている。女性にとっては「自分が話をすること」「コミュニケーションの場にいること」自体が喜びになる。したがって、コミュニケーションの目的が明確でないこ...コミュニケーション力

  • 男女でちがう集中力

    集中力の点でも男は女に負ける。男は短距離ランナーで女は長距離ランナーだ。一見単純に思われる作業でも女は黙々と持続させる。一方、男はすぐに集中力が失せて諦める。夜の営みも考えてみればそういうことだとわかる。おおむね男性諸氏のS行為は慌ただしい。相手の気持ちなど考えずに一気に感情を昂まらせ、そのまままっすぐに果てる。男性の性欲とはそういうものだといえばそれまでだが、男性は瞬発力があるが、持続力に欠ける。女性はそれにくらべてS行為は緩慢である。感情が昂まりに達するには20分くらいはかかる。したがって前戯が充分になされなければ気分が高揚しないのだ。それをいきなり挿入されたりするのでは興ざめであり、生煮えである。男女それぞれ長所短所があるものの、違いは大きい。精神の集中度でも同じことがいえる。もちろん、例外はある。男女でちがう集中力

  • 女性が手を握りたく思う時は

    女性が手を握りたいと思う時というのは、『好き』という気持ちや『相手の気持ちを確かめたい』という時です。好意がある、寂しい、近くにいたい、離れたくない、あなたの気持ちを確かめたいと。幸せホルモンであるオキシトシンの分泌を本能的に求めるのが女性です。相手をもっと知りたい、もっと親密になりたい、温もりを感じたい、安心したい、好きな気持ちが溢れた、寂しさを感じた、離れたくない、好意をもっている証し、つながりをつくりたい、甘えたい、肌に触れたい、場合によっては性的意欲がある場合もありますね。恋人繋ぎという手の繋ぎ方がありますね。自分の指と相手の指を絡めあわせた手の繋ぎ方のことで、一般的に恋人がすることからこの名前がついたといわれます。手と手が密着することで、幸せを感じる、絆を感じる、愛を感じる、どきどきしたい、テン...女性が手を握りたく思う時は

  • 躰が合うということは

    S行為はテクニック以前に相手との躰があうということが究極ですね。躰があうとはどんな意味かといいますと、体型とかではなく、躰と躰を重なることによるフィット感です。インサートした時のぴったり感ではなく、肌と肌がぴったりと合うということなんですね。お互い、肌が吸い付くようになるのです。これは理詰めで説明できることではありません。実際体験してみなければわからないことです。躰が合うということは

  • 愛と性欲

    女性は愛と性欲は一致しないといけないと思っている。その前提には性欲には本当の愛が存在しているはずだという幻想がある。が、それは男性にとっては自明ではない。オスとしての男性の本質は狩猟の性であり、ひとりの相手に固執するということがない。時には愛がなくとも性欲はわく。とはいえ、本当に好きな相手でないと本物の性欲がわかないというのも事実のようである。ちなみに、好きになる要因としては外見だけでない、肉体的なこともおおいに影響するようだ。愛と性欲

  • 女性の性欲について

    女性には性欲があるかないかということについていえば、年齢もあるでしょうが、あるんですよ。それがあたかもないのように語られてきたのは、男尊女卑の日本の長い歴史がつくってきたフィクションで、つくられたものなんですね。女性が性欲をあからさまにすることは、はしたないことであり、つつましい女性はそんなことを微塵も表にださないことが美徳とされてきたんですね。女性の性欲はあくまで受動的なものであり、男性に促されて発露するものとされてきたのです。近代以降、とくにその傾向がつよく言われるようになたわけです。が、実際はそうではないのです。女性の性はもっと解放されるべきものであり、自由であってよいと思いますね。女性の性欲について

  • S行為は質を高めることが重要

    年齢をかさねることで性交渉の質が向上するというデータがあるらしい。性機能は低下するが質があがるという。回数より質が大事ということだ。年をとるとともにうわべの演技ということは必要なく、本物の気持ちを出せるということになる。50台以上は70%近くの人がセックスレスになっている現状を打破するためにも性交渉の質を高める必要がありそうだ。女性は温もりのあるふれあいを求めている。セックスは愛情表現のひっとつであることを忘れないで欲しい。S行為は質を高めることが重要

  • 「阿部定事件」における男女の愛のかたち

    女の性の内実は、昭和11年5月に起きた、あの有名な「お定さん」の事件が典型的な例ではないでしょうか。好きが昂じて、殺害し、「定吉二人きり」という文字を相手の左腿に刻み込み、逸物を切り取って、それを持ち歩いていた事件です。のちに逸物を持ち歩いていたことを警察に訊かれると、殺したあとにも相手と一緒にいたいと思ったからだと供述しています。相手のすべてのものを独占したいという一念がそういう行為に走らせたということでしょう。のちに出所後の対談のなかで、定はあのことを「別に後悔してませんね。今でもあんなことしなきやよかったかしらん、と思うけども、・・・ちっとも後悔してないんです。死んだ人には悪いけどもネ。それが自分でも不思議なんだけど。・・・あたし、みんなもそうなんじゃないかと思うの。あたしみたいな考えをもってて、た...「阿部定事件」における男女の愛のかたち

  • 対等な接吻

    愛愛撫の行為としての接吻。ここではあえてキスと言わずに接吻といいたい。接吻は対話のひとつ。対等な接吻。豊かな人生経験にうらうちされた愛撫としての接吻はつつましくもふくよかな快感をもたらす。こんなことがあったことを思い出す。中秋の名月を託けての密会。それは三度目の逢い引きだった。出逢うとともに濃厚な口ずけ。唇が少し開き、舌と舌とが触れ合う。そのまま舌と舌を絡ませながら抱き寄せる。舌が鋭敏になる。喘ぎ声が漏れる。口ではそんなことするなんて、と口走るが、もはや逆らう気持ちが失せている。髪がかきあげられ、そっと耳に熱い吐息が吹き付けられる。思わず身をそらす仕草をする。このままどんどん愛撫がエスカレートしてゆくようで、自分でも制御が効かなくなっていることに気づく。あの時の鮮烈な記憶が鮮やかに今も胸のうちに澱のように...対等な接吻

  • 女の性の秘密

    人間の心も大切ですが、その心の出てくる元は躰なんです。頭のなかに描く観念はそれはまさに血肉の欠けたもので、じっさいの肌の触れ合いによってもたらされる情感は現実的であります。もはや忘れるということがないのです。まだ私はそこまでの心境にはなりませんが、行為のさなか、「死にたい」「殺して」と叫び狂う女がいるようです。男にとってそこまで至らしめたことは最高の悦楽といえるかも知れませんが、そのように燃え上がった女はどうしたらよろしいというのでしょうか。その鎮めかたがわかりません。舞い上がった躰はもう地上には降りてこられなくなるのです。女の性とはそのようなものです。わがままで、一人よがりで、いつまでも好きな男とつながっていたいと、そう思う性をもった生き物なのです。女の性の秘密

  • エクスタシーとは

    悦楽のさなかはまるで宇宙に浮遊するような感覚になります。それは言葉には表せません。花芯が濡れるほどに躰が痺れてしまいます。快楽の波が身体中を駆け巡ります。震えが躰の芯から水の波紋のように広がり始めます。その時、思わず何ものかが吠えるような、深く哀しげなうめき声が出てしまいます。気がつけば、腰を突き出し、膝頭を開いて、首を前後に降りながら喘いでいるではありませんか。私は思わず力一杯しがみついて泣きじゃくり、やがて抑えられないほど激しく震え始めます。ついに私は果てたのです。全身の力が萎えてゆきます。めくるめく快楽の波が身体中を駆け巡っています。しばらくは恍惚のなかで何もかもが遠ざかってぼんやりしています。今ここがどこであるか、何をしていたのか、そんなこと一切が忘却のかなたにあります。あとはこのまま、じっと静か...エクスタシーとは

  • 触れ合いがはじまると

    触れ合いといえば、わたしたち夫婦はベットを並べて寝ています。手をつなぎ、一日の無事であったことをお互いの手の温もりのなかに感じながら、眠りにつきます。ときおりは、感情が昂ぶって、相手の躰に触れることがあります。いわゆるスキンシップをするのです。昔のようにはち切れる肌の感触は失われていますが、お互い柔らかい肌の感触を感じながら気分が高揚してきます。私は着痩せですが、裸になるとけっこう肉付きがよく、夫はそれが満足のようです。夫の肌に触れると私の躰がすぐに反応します。思わず小さな声が出てしまいます。安らぎのなかで躰がとろけはじめるのです。触れ合いがはじまると

  • 指の長さで性格がわかる?

    指の長さで性格がわかるといわれます。女性では、男性ホルモンであるテストステロンの量が多く、女性ホルモンのエストロゲンの量が少ないと、人差し指と比べて、薬指が長くなるという説があります。私もそのタイプで、男性ホルモンの量が多いということは制欲が強い方だということらしいです。性格はダイナミックで積極性が目立つ傾向にあるといわれます。好奇心が強く、いろいろなことに興味をもつのですが、スリルを求めることも多く、周囲から「大丈夫?」と心配されても、果敢にチャレンジするタイプのようです。そういえば思い当たることがあります。夜の生活も回をかさねるうちに次第にあれもこれもと興味が湧いてくるのです。ワンパターンでは飽き足らず、好奇心が昂じて、AVビデオをのぞいたりすることがあります。そんな風にして妄想をひろげてゆきます。普...指の長さで性格がわかる?

  • シンのふれあいとは

    50台とはいえ、わたしの乳房は、今も娘のときに似た膨らみを持ち、弾力を失いつくしていない。燃え尽きることのなかった肉体が、その内側から抗うものを盛り上げているようだ。空しく萎ませてゆく女のいのちがまだ未練をもちながら極点にあるような危なっかしさ、脆さが、わたしのなかで揺れやまないでいる。いま、私が求めているのは、とも白髪でお互いをいたわりあう仲ではなく、ふたりが共に新鮮な気持ちで愛し、身体を重ね合う熱い関係なのだ。男と女とが同じ方向に傾いた心を持つ時、二人は性を通じてしっかりと結びつく。それは昂まったふたつのいのちのふれあいなのだ。思うに、肌と肌の触れ合い、ボデイランゲージに勝るものはない。中途半端な言葉、表面の言葉では分かり合えなくとも、ボデイランゲージによって理解が深まるのである。熟成した躰と躰が睦み...シンのふれあいとは

  • 性的魅力とは

    ときおり、性的魅力というものを考えてみることがあります。性的魅力というのは、ただ外見さえ良ければというわけではないようです。それに加えて、性格や雰囲気、肌合いというものが大きく影響します。むしろこちらの方が大きいのかも知れません。つまり、実際に肌が触れ合うことなしには本当の男女の魅力はわからないのですし、まさにそれは「肌が合い」ースキンシップということと関わりがあると思うのです。スキンシップは触覚の世界です。振動+圧力の混在することによる快感、満足度というものです。男は常に潜在意識の中で母なるものを求めているといわれます。現実の母に似ていようがいまいが、心の底で母なるものを求めているというのです。幼くして母を失くした子供ほど、想像の中で母を美化し、母を恋するようになるとも。「肌合い」というは、文字通り、皮...性的魅力とは

  • 見えない規制を取り払って

    躰の触れあいがどのくらいの回数でおこなわれているかについてのご質問には必ずしも正確に応えることができません。お互いの気分によって変わりますので。疲れた時とか、少し頭が痛いとか、とにかく躰が快調でなければ、そんな気分になることはありません。阿吽の呼吸でお互いが交わるということになります。日本ではもうこんな歳なんだから、そんなことははしたないとか、恥ずかしいことと思う、社会的な暗黙の規制があります。人としてそういうものだという考えがたいていの人の共通の認識であるようです。ですが、これは実は日本独特の考えで欧米では70代になっても夫婦ふたりの夜の生活はしっかりと行われているようで、それが若さを保つ秘訣だと受け止められているようです。見えない規制を取り払って

  • 自慰行為について

    皆さんは、マスターベーションについてどうお思いですか。特に女性に関してのマスターベーションには世間的には厳しい目がありますが、どうしてでしょうか。これも男女差別の価値観から生じるものなのでしょうか。性に関することを恥ずかしいこと卑しむべきものという一般の通念があるからでしょうか。躰のリズムの関係で、ある時、ふとみずからの乳房やクリトリスに触れて、ぞくぞくと躰が泡立つことはありませんか。ましてや、具体的な異性がいる場合などはその相手を思い浮かべながら快感はよりリアルになります。例えようもない幸福感に浸れます。目を閉じて、ひたすら快感に浸ろうとする。性を熟知した女性ならではのこうした行為は誰からも邪魔されることはない至福の時といえるでしょう。自慰行為について

  • 大人の恋愛感情について

    年齢に関係なく愛は純粋であります。ただ肉体を求める関係は愛とはいえない。とかく大人の恋愛関係は不純のまじつったものとみられがちですが、そうもいえないところがあります。むしろ、中年以上はかえって社会通念に縛られない恋愛感情になる場合があり、そこには純粋さがあり、それだけに純粋に燃え上がるということがあると思います。男と女が出会い、そのような関係になりそうでならぬまま終わる場合、あるいは一線を超えてしまう場合。その違いはどこにあるのだろうか。当然ながら、人には感情があり、心がある。そのふたつながらのものがそろわなければ、人は行動に移すということはない。道ならぬ道に踏み込むことはそう容易なことではないのです。熟年の恋愛は過程が充実していればいいのであって、それがたとえ途中で終わっても楽しければそれでいい、という...大人の恋愛感情について

  • 雰囲気をつくる

    特に女性は雰囲気にこだわります。S行為とはいえ雰囲気を大事にしない相手にはいまいち気分が盛り上がりません。用を足したらそれで終わり、というような行為では幻滅で、あとに残るのは苦い悔恨です。本番にいたるまでには少なくとも30分ほどの前戯が必要です。そのことを理解しない男性が多く、口には出さないけれども、多くの女性はおおいなる不満をいだいているはずです。それと行為中のお互いの会話が必要です。無言での行為は、ある種の強姦行為のようなもので、お互いの感情の交流はありません。だいいち、S行為のキモがどこにあるか理解しない男性が多すぎます。挿入で完結すると思っている男性(たしかに男性はそれが究極なのでしょうが)は、基本的に間違いを犯しているのです。女性のエクスタシーはそこにはありません。それを理解しないS行為は、最初...雰囲気をつくる

  • 愛を持続するために

    改めて思うことがある。純粋に結ばれる男女が一つになり、その肉体と精神が生命の終わりまで続くこと。それを誰もが思い描く。あたかも、砂漠の旅人が泉の夢をみるように憧れる。それこそ人生で味わえる最大の醍醐味のひとつと捉える。が、現実はそう容易ではない。たとえ、結婚という形でそれを担保したと思えても、長い歳月が流れるなか、新婚当初の気持ちを何十年も持ち続けることは簡単ではない。途中、幾つももの困難が襲来し、心が挫け、昔とは様変わりの男女の間柄になることは往々にしてあるものだ。もはや燃えたぎるような愛は消え去り、あとの残るのは冷え切った関係でしかなくなる。なくなるどころか、憎しみあう関係にさえなる場合がある。不幸なことだが現実である。それなら結婚とは幻滅でしかないのか、といえば、そんなこともない。お互い傷ついても立...愛を持続するために

  • 絶頂

    いつかその時が来るとは思っていた。が、それがいつとは分からなかったし、不透明な期待と恐れがあった。処女を失うということの重大さは以前から噛みしめていた。しばらくの間、私たちはベッドの中でじゃれあっていた。そのうち、「ね、いいだろう」と男は幾度も私に囁いた。そして、衣服を脱がせてから私の股を開こうとした。私は本能的に躰をはねのけて抗った。すると男はやにわに力を込めて私を押さえつけようとした。幾たびかそんなことをしているうちに私の躰から力が抜けて、抵抗らしい抵抗も消えて、声も立てなかった。むしろ相手の躰に入ってゆこうとする気持ちになっていった。私は思わず男の躰にむしゃぶりついた。それからは、肌がはっきりと熱くなり、体内にこもった熱が一度に発散する様子で、汗さえ噴き出して、豊かな息がふくらんで抑えきれない嗚咽が...絶頂

  • つねに新鮮な気持ちで

    不思議なことに、私たち夫婦の夜の生活はマンネリ化ということがなく、いつも新鮮な気持ちでお互いがむきあうことができます。それはどうしてか、と日頃考えることがありますが、ふだんの生活のなかでいつも女と男として見つめあっている、ということが理由であるような気がします。夫はロマンチストで、女性に対して良い意味で憧れのようなものを抱いているようで、それが私に対する時も発揮されるようです。女性をある種、神秘的な存在ととらえているのでしょうか。そうした気持ちが、女性である私に対する時にも存分に発露されるようなんですね。恋に恋する若い娘のような、そんな憧れを抱いているようなんです。つねに新鮮な気持ちで

  • 女性にとっては

    挿入が究極のエクスタシーへの道ではないということは、男性諸氏が、もう立たないからダメだと思い込んでいることが実はそうではないということにもなります。女性に快感を与える方法は挿入以外にもさまざまあるということで、それがいかなるものであるか理解する必要があります。いわゆる前戯を充分におこなうことで、相手の感覚を最大限にセンシブルにして、どこに触れても感じるようにすることが重要なのです。S行為はいわば男女の相互のコミュニケーションなので、一方的な行為はそもそも成り立たないはずです。雰囲気をつくり、会話をし、充分な心の準備をしたあと行われるものなのです。女性にとっては

  • セクシーについて

    女が感じる男のセクシーさについてお話ししてみましょう。この男がいい、という感情はどこから起きるか、というと、私の場合は清潔感ですね。セクシーさ=清潔感と思っています。汗にまみれた男の体臭むんむんタイプは映画やドラマではよくみかけますが、あまりピンと来ませんね。だらしなく汚れたタイプは論外です。それと、母性本能をくすぐるタイプがありますね。何か、頼りげない、こちらから何とかしてやりたいと、思わず助けてやりたいと思うタイプがあります。最初からヒモ狙いはダメです。これは単なる寄生男だからです。こうしたタイプはどちらかというと年下好みかも知れませんね。さらに、尽くしてくれるタイプというのも対象になります。はじめは必ずしも惹かれないのですが、そのうち好きになることもあります。自分を思ってくれているという感情は、脳を...セクシーについて

  • 相互のコミュニケーションとは

    男女の相互のコミュニケーションということの実際は、お互いの肌のソフトタッチが重要です。やさしく、ソフトに、それは手を使ったり、舌を使うことで、より深く、官能的になってゆきます。やがて、わきあがるような快感が全身を走るようになり、痺れるように敏感になります。スローSとよばれる行為はこれをいいます。もうここまでくれば、ふたりの関係は、日常から離脱して目くるめく夢の世界へと跳梁します。男性のめざすインサートさらに射精は結果とした発生する行為で、女性はそれを期待し、待っているとは限りません。むしろ、乳房や膣周辺のやさしく柔らかな愛撫にこそエクスタシーを感じるものです。ここが男性とのおおいなる違いであり、誤解があります。AVビデオにあるような激しくピストン運動をするような行為が官能を昂めるというのはあのようなビデオ...相互のコミュニケーションとは

  • 溺れる愛

    女の愛は無限で、男の愛は有限である、といわれます。だから女性は特定の男に溺れやすい。一方、男は狩りをするようにあちこちと渡り歩いて相手を求めようとする。この違いは、躰の構造のちがいからくる、ということにつきるらしいのです。女性はS行為のあとは、相手をより身近に感じて、離したくなくなり一体感を感じます。まるで相手が自分の躰の一部になったようになります。こうして女性の躰は一人の男を愛し、馴染むことで、少しずつエクスタシーを得るようになります。女の執着は好きな相手を自分の中に取り込み離さない、ことに尽きるのです。論理を超えて一人の男に溺れるのです。前にも例をあげた阿部定事件のケースはその典型です。この取り込み願望が嫉妬や猜疑心をかきたてるのです。このように男と女とでは愛への溺れ方が違うようです。女性は好きな相手...溺れる愛

  • タブーに縛られるS行為

    人間世界はタブーでしばられている。その一つに、男女のS行為においては女性が受け身であるべきだ、という考えがあります。この考えは男性だけにではなく、女性もそう思っているふしがあり、女性がリードするようなS行為ははしたなく、厭うべきものと思っているようなところがあります。これがまさにタブーなのであり、暗黙の了解になっているのです。が、こうしたタブーを打ち破り、男女対等のS行為が営まれているケースが増えてきているのも現実です。女性の進出がこれほどに進んできていて、男女互角に相対するようになっている現在、さまざまな抑圧から解き放たれ、精神的にも自由になっている女性がより積極的に行動するようになるのは自明です。いままでのように女性が男性に心を委ねるという関係でない、S行為においても、男女対等の関係でおこなわれるよう...タブーに縛られるS行為

  • 老境に入っての思い

    女は今までの人生のプラスマイナスを計算する。そして、今までの窮屈な制限ばかり押し付けられていた人生を知ってゾッとする。自分のものだったこの短い幻滅の生涯を前にして、もどかしい未来を前にして若い娘と同じ行動をとろうとする。彼女は自分の有限性を拒否する。彼女は自らの人生の貧しさに比べつつ、自分を素晴らしく豊富なもののように想像する。女として、多少とも受け身におとなしく宿命に従ってきたことを、機会を略奪され、騙され、知らぬ間に青春から老境へ滑り込んでしまったことを後悔する。女がいよいよ歳をとることに同意したその日から、彼女の立場は変わり出す。それまでは、彼女は、まだ若い女で自分を醜く変形させていく不思議な災害と闘うのに夢中だった。が、今や彼女は異なった存在としての、みずからの人生を完成させるための老年の女になる...老境に入っての思い

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、夢世さんをフォローしませんか?

ハンドル名
夢世さん
ブログタイトル
老春・盛衰記
フォロー
老春・盛衰記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用