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BOOKS:LIMELIGHT https://books-limelight.com/

ジャンル問わず、文章が好きです。自分がどんな風に本を読んでどんなことを思ったのか。備忘録の本棚のように使うことと、いつか誰かと読んだ作品について話したり通じ合えたらいいなぁ…という淡い期待とで運営していきます。 

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2023/06/27

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  • 人は書いたら編みたくなるらしい。(はじめてのZINE・完)

    はじめてのZINEが完成した。 手前が試作、奥が完成版のつもり なんどやってもバランスが取れない表紙(もー悔しいから載せない)、校正まで気が回らずあやしい日本語、など足りないものはまだまだあるけど……楽しかった! ブログで日頃つらつらと書いていることが、レイアウトを考えて、紙に落とし込むだけでこんなに見え方が違くなる。 ちょっとうるっときそうなくらいには感慨深い。 人は書いたら編みたくなるらしい。 なぜ編集したくなるのか?紙に印刷したくなるのか?深く考えずにこう思うことにした。やってみたいと興味が湧いたら、なぜ?目的は?損しないか?そういうことじゃない。そういうことじゃなかった。 やってみたい…

  • 初めてのZINE制作は。頓挫しかけて、でも諦めない

    遅くなりましたが、「きょうのはてなブログ」で好きなら好きといつだって言おうと話した記事を取り上げていただきました!1ヵ月半ぶり3回目です。新しく読者になってくれた方もいて、とても嬉しいです。ありがとうございます✨ 今回も記念にスクショしました。 1度目は急激に上がるアクセス数に震えあがって情緒がおかしくなり、2度目は素直に嬉しいと思えたことに嬉しさがこみ上げるという、これもまた不思議な感覚でした。 3度目のいま、もちろんとても嬉しい!キャプションもつけてくださり(前もゆったけど、自分の記事に他の人が考えた小見出しが付くのが本当に嬉しい)有難いことです。 しかし残念ながら、いまのわたしは「……そ…

  • 言葉を選び、考え、積み上げる。自らを建築する主人公ー東京都同情塔(九段理江著)レビュー

    九段理江著「東京都同情塔」を読んだ。言わずと知れた第170回芥川賞受賞作、やっぱり気になって手に取った。 自分を建築するために、言葉を選び、考え、積み上げる。主人公のストイックなあがきと苦しみに魅せられた。少し先の未来の悩みは、こんな感じかもしれない。 東京都同情塔 作者:九段理江 新潮社 Amazon あらすじ キーワードは「AI」「建築」「自問」 「AI」…主要な登場人物の一人 「建築」…建てるのは塔だけじゃない 「自問」…自分を建てるのにかかせない 少し先の未来の悩みはこんな感じだろうか 帯文に対する、わたしなりの回答 あらすじ この物語は、国立競技場の建設にザハ・ハディド案※が採用され…

  • 好きなら好きと、いつだって言おう。(ほしかった本が手に入ってうれしいよ、というだけの話)

    今日はちょっと気持ちがふさいでいるので、最近あった嬉しいことでも思い出して浸ろうと思います。以前話していた、3つの読みたい本が全部手に入ったのです。目標どおり年内に!しかもなんだか、示し合わせたように! books-limelight.com 一日で全部手に入ったのだった 好きだって言っていたからだよなあ 欲しかった3作品 「橋のない川」住井 すゑ著 「読者に哀れみを」カート・ヴォネガットスザンヌ・マッコーネル作 「ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ」乗代 雄介著 しんどくても。こういうことがあると頑張れそう 一日で全部手に入ったのだった まあ、一冊はフリマサイトでチェックしてたら全巻セット…

  • 【訂正】AIチャットくんの性能について

    「GPT3.5turbo」でした。 すみません、昨日の記事内でAIチャットくんについて触れましたが、性能に誤りがありました。正しくは以下の通りです。 【訂正前】AIチャットくんの性能はChatGPTの(×)有料版と同じターボ版 【訂正後】AIチャットくんはChatGPT3.5ターボ版 調べたところ、有料版はChatGPT4からのようです。 ちなみに、ChatGPT3.5ターボというのは、AIチャットくんのサイトでは「本家よりスピーディー」とうたっています。無料版のChatGPTが3.5なので、ターボになっているぶん性能がいい、ということらしいです。 LINEでお友達登録をすればすぐ使えるのは本…

  • 2024年に取り組む難解本『IMONを創る』再レビュー(いがらしみきお著「IMONを創る」感想)

    前回よく分からずじまいだった「IMONを創る」を通読したら全体観がつかめた気がするので、再レビューします。 わたしときたら年が明けてからIMON、IMON…とうわ言のように繰り返し話すので、家族からうるさい!とIMON禁止令が出てしまいました。なのでここで吐き出させてもらいます。 2024年の一冊目に選んだこの本が、きっと今年一番読む本になりそう。そのくらい難しくて、でも読めば読むほどに気になる本です。 IMONを創る 作者:いがらしみきお 石原書房 Amazon 【復習】IMON(イモン)とは、人間側のOSです。 通し読みしたら、意義はみえた OSアップデートは、PC・スマホから学ぶ プログ…

  • ビジュアリストの読書観。「言葉を離れる(横尾忠則著)」レビュー

    えらい時間のかかった読書でした。1ヶ月くらい一緒に過ごしてたかも。多少ムキになって読んでいた感はあります。 言葉を信用しない、ビジュアリストの読書観。文章に埋もれることが幸せなわたしにとっては、物事の捉え方の違いをこれでもかと味わえた本でした。 言葉を離れる (講談社文庫) 作者:横尾忠則 講談社 Amazon あらすじというか、多分こんな本 言葉はまやかし 体験にまさる感性の学びなし それでも読む時は来る ビジュアリストの見える世界 本当に言葉を離れていく 自分はどうだろう?読んで、動いて、進むほかないか あらすじというか、多分こんな本 ユリイカで2011年~2014年の間に連載していたエッ…

  • 【Kindle Unlimited 反省会】笑っちゃうくらい読まなかったので退会した

    2024年1月14日、わたしはキンドルアンリミテッドを退会した 2023年10月15日、読書の幅を広げたいとKindle Unlimitedに入会した。ちょうどその日まで3ヶ月×月額99円セールというのをやっていて、試すのには絶好の機会だったからだ。 books-limelight.com 結果、読んだのは初めの1ヵ月くらいで、その後は笑っちゃうくらいぜんっっぜん読まなかった。その間、紙の本は変わらず日々読んでいた。 読むチャンスはいくらでもあったのに、どうして電子書籍に手が伸びなかったのか?今日は反省会の記事である。 「習慣化」が繁忙期で叶わず 本棚っぽくないと読む気が起きない 損した気分?…

  • 生き直すなら、こんなふうに。ハゴロモ(よしもとばなな著)感想

    わたしは以前、何もかも分からなくなる、という体験をしたことがあります。 どうして朝起きて、メイクして、服を着て、誰かと会って、ご飯を食べて、夜眠っていたんだっけ。一つひとつに何の意味がある?そもそもどうやってやるんだっけ?笑っちゃうようだけど分からない。生活がまるごと空中分解したようでした。 あの時は途方にくれました。もう断片的にしか覚えていませんが、今は再生して、なんとか元気にやっています。 もうあれは勘弁だな~と思いつつ、まだ先はそこそこ長いので、また起こることもあるでしょう。 再生するなら、もう一度生き直すなら、こんなふうがいいかな。そう思った小説がこの「ハゴロモ」です。 ハゴロモ 作者…

  • ファミレスは人間交差点:和山やま「ファミレス行こ。上巻」レビュー

    前回のカラオケ行こ!に続いて、続編の「ファミレス行こ。上」も読んだので感想を話していきます。 ファミレス行こ。 上 (ビームコミックス) 作者:和山 やま KADOKAWA Amazon 東京の大学に進学した聡実(さとみ)くんは、ファミレスでバイトをはじめました。ヤクザの狂児(きょうじ)は大阪が本拠地ですが、東京にも定期的な用事があり2人の交友は細々と続いています。 いや~、一冊まるまる前振りっちゃ前振り(主観)なのに、新たな登場人物一人ひとりに魅せられて。後ろでわちゃわちゃ動いてるのが楽しかったです✨ 今日はちょっと立ち止まって考えたことや、好きなシーンなど感想を話していきます。いつも話し込…

  • わたしはZINEをつくるので、具体的な作成プランを話します。

    わたしはZINEをつくります。とここに宣言することで、強制力を高めるための記事。いいんです最終的につくれれば。なんだってしましょう。 去る1月7日は一日創作デーで、ずっと興味があったZINE作りに取りかかりました。一日あれば余裕でしょー!と思っていたわたしは浅はかだった。迷宮に入りかけて、気分転換に神田伯山のラジオを聞き始めてそのまま終わった。 そして仕事が始まった今……これ、絶対頓挫するやつだ……!と思い、これを書いているわけです。いうからには、やりますよ。見ていてください、このあがきを。 【動機】 【作成プラン・物理】 【作成プラン・精神】 〆切日は1月末とする 初めてなんだから、出来栄え…

  • ヤクザと中学生のカラオケ特訓物語―和山やま「カラオケ行こ!」マンガレビュー

    この人のマンガは見かけると即買いしてしまう 和山やまのマンガ「ファミレスいこ。」を買ったので、まずは前作の「カラオケ行こ!」を再読しました。 カラオケ行こ! (ビームコミックス) 作者:和山 やま KADOKAWA Amazon カラオケ行こ!は、中学生で合唱部部長の聡実(さとみ)くんが、何故かヤクザの若頭補佐・狂児(きょうじ)の歌の特訓に付き合うことになり、カラオケに通う物語。これだけ聞くと何なんだ??って感じだけど、読むとすんなり世界に入れてしまいます。 やっぱ面白い~、この雰囲気。「夢中さ、きみに」「女の園の星」とかにも共通してるけど、作者の唯一無二の世界観だと思います。主人公と準主人公…

  • 世にも恐ろしい「ノミ」にまつわる小説。江國香織「ぬるい眠り」短編集より

    はっきりとわかったことがある。世界は大きく二分できるのだ。ノミにさされた人間の世界と、ノミにさされていない人間の世界と。 江國香織著「ぬるい眠り」より引用 世にも恐ろしい「ノミ」にまつわる小説を読んだ。 短編集「ぬるい眠り」は、著者の江國香織が20代前半頃の作品が中心になっている。確かに少しだけ雰囲気が違うような、でも確かに著者が書いたことが分かるような小説だった。 恋の終わりを確かに感じながら淡々と生きる大学生を描いた表題作の「ぬるい眠り」、知り合いでもない人の葬式に参列する夫婦と、それに惹きこまれていく主人公の話を綴った「清水夫婦」、著者の別作品・きらきらひかるの10年後の姿を映した「ケイ…

  • わたしのブログは宇多丸流。「ザ・シネマハスラー」「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」より

    気が付くと、またシネマハスラーを読んでいる。この本、わたしのブログの教科書なんです。 TAMAFLE BOOK 『ザ・シネマハスラー』 作者:宇多丸 白夜書房 Amazon ーー風の吹くまま、気の向くまま、何を観るかはサイの目次第 映画博徒の看板しょって、歩いてみせますキネマの天地ーー 宇多丸著「ザ・シネマハスラー」帯文より引用 懐かしい~!といってもヘビーリスナーではなかったですが。 「ザ・シネマハスラー」は、ライムスター宇多丸が以前やっていたラジオ番組の映画評論コーナーです。名作と迷作がごっちゃになったサイコロを毎週振って、出た目に応じて宇多丸が映画を観て、それを論じる。 誰もが注目するあ…

  • 哲学×プログラミング…じゃない??「IMONを創る」第1部レビュー

    2024年が明けましたね。今年もどうぞよろしくお願いいたします。新年早々の地震や事故で胸を痛めております。気をつけようもないことばかりで、どうしたらよいのでしょうか。今大変な思いをされているみなさんの平穏な日常が戻ることを祈るばかりです。 今日の一冊を話し始めたいところなのですが、2024年はじめの一冊に選んだ本「IMONを創る(いがらしみきお著)」がわたしにとっては激ムズで。まだまだ理解が及んでおりません。 なので、概要をつかむためにも、こういう本があるんですよ、という軽~い紹介から入りたいと思います。一つ言えることは、わかってないんだろうだけど!!なんか楽しいしもっと知りたい!!です。 ぼ…

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