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BOOKS:LIMELIGHT https://books-limelight.com/

ジャンル問わず、文章が好きです。自分がどんな風に本を読んでどんなことを思ったのか。備忘録の本棚のように使うことと、いつか誰かと読んだ作品について話したり通じ合えたらいいなぁ…という淡い期待とで運営していきます。 

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2023/06/27

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  • 自己表現を試す場として、心して書くべし。ー2023年のわたしより

    2023年が終わる。わたしは来年のわたしに言いたい。 心して書くべし と。 今年は5月に読書ブログを開設してから、とにかく書きまくった。今日で131記事目で、2日に1回以上は何らかの記事をアップしていたことになる。 記事をアップしていない時も書きたいことの整理や下書きをしているので、もう書くことを考えない日はなかった。憑りつかれたようだった。 書くってのは、その対象について深く深く考えることだ。興味があるものを書く時、すごく楽しい。いつまでもこの時間が続けばいいなと思う。でも、悩みについて書く時っていうのは、どこまでも深く深く落ち込んでしまう。やみくもに本を読んで正解を探したところで、その場し…

  • 実写化ドラマ最終話「自転しながら公転する」感想。ドラマ独自の言葉遣いで、いい着地を見届ける。

    実写ドラマ・自転しながら公転するの最終回「足りないふたり」観ました。3話構成で、2話のTVerお気に入り数が4.6万人、最終話は12月29日時点で6.3万人まで増えていました。 前回気になっていたプロローグとエピローグはやらなかったですね。その分、都と貫一のやり取りに終始していて、いい感じに着地してました!個人的には最終話で急上昇です。ああ、最後まで見てよかった…!! 1・2話でごちゃごちゃ言っててごめんなさい…と反省しながら、最終話のいいなと思った部分をレビューしていきます。 本で読んだときの響いた部分と重なるところがあるので、解釈が本寄りになるかもしれません。こんな風に受け取った人もいたん…

  • 本棚を前に、小話の世界に浸るーこばなしけんたろう(小林賢太郎著)感想

    下北沢に、両方の壁が全部本棚、というカフェがある。 真ん中に一本、レジに通じる道があって、両隣の本棚に向かい合うようにしてソファや椅子が置いてある。 本を読んだり、本棚をみたり、自分の作業をしたり、みんなそんなふうに黙々と過ごしているのが好きでたまに行く。 先日も待ち合わせの前にふらっと立ち寄ると、この本が目に入ってきた。 短篇集 こばなしけんたろう 作者:小林 賢太郎 幻冬舎 Amazon ラーメンズとして活動していた、小林賢太郎の小話が載っている本。 持ってきた本を読もうとしていたのに、独特な世界に惹きこまれて、一時間ほどの滞在はすべてこの本を読むことに費やした。 イメージでいうと…けだる…

  • 【ドラマ2話感想】自転しながら公転する・実写化レビュー

    実写化ドラマ・自転しながら公転する2話「ふたりの距離」を観ました。 TVerのお気に入り数が1話「最悪の出会い」を観た時は4.6万人だったんですけど、2話目を観た23日時点で5.7万人になってました。1週間で1.1万人増…!当たり前ながらドラマってすごい数の人が見てるんだなと。すごいことだ。 1話の感想は終始「貫一ってそんな奴じゃない!」とかばい続ける謎の擁護派レビューとなりました。今回はどうなるでしょう。前回同様、原作との違いと、思ったこと、3話目はどうなるか?って感じで感想を話していきます。 books-limelight.com 原作と違う部分 哀しいけど本当のところ 2話で印象的だった…

  • 未来へのメモ:年末年始に読みたい本、書きたい記事

    本が読みたい。記事が書きたい。圧倒的に時間が足りない。 年末ってなぜこんなに忙しいのだろう。本を読みたいのにキャパオーバーしててぼーーーっとするし、書きたいことを後でメモしようとして忘れてしまう安定のポンコツさ(これはいつもか)。 時間がなくてなんにも手につかない~~。でも、時間がある時も意外と手をつけないもんなんだった。土日は完全に休みなのに、本を読みまくるかと思えばそうでもなし、記事を書きまくるかと思えば以下同文。 これは年末年始の長期休暇、危ないぞ。あはは、うふふ、であっという間に仕事始め、そしてまた余裕をなくす日々がはじまってしまう! 来たる空白期間に向けて、やりたいことをメモメモメモ…

  • 2000年代のブログの世界に憧れている自分がいる(平安寿子「恋愛嫌い」を読んで)

    2023年現在、ブログを始めたと伝えたときの反応ナンバーワンは「なんでブログ?オワコンじゃね?」である。今年何度言われたことか。まあ数人にしか言ってないし、繰り返し言ってくるのは家族なんだけど。 確かに、いまどこかに書いておきたいと思うなら断然noteだろう。さらに言うならいまは文章じゃなく写真、動画の時代らしい。やるならInstagram、youtube、TikTok、なんである。 じゃあなぜわたしはブログをやっているのか。振り返ると見えてきた。わたしは2000年代のブログの世界に憧れている。多分、この本の影響が強い。 恋愛嫌い (集英社文庫) 作者:平安寿子 集英社 Amazon 平安寿子…

  • 実写化ドラマ「自転しながら公転する」1話感想

    ドラマ「自転しながら公転する」1話、見ました。テレビがないのでTVerで。 先日本をしっかり味わったうえで感じたことは、想定通り「原作と結構違うなー!」ということですね。 そりゃあ作ってる人も違うし、600ページ超の本を1時間×3本のドラマに仕立てようっていうのだから、描かれない部分がたくさんあるのはそうだろうなと思うので全然OK。 しかしまあ、間違い探し的な見方をどうしてもしてしまうのが(自分の)残念なところです。でも新たな発見だったり、自分の偏った見方にも気付けたところがあるので話していきます。 原作と違う部分 印象に残ったところ わたし貫一のことが結構好きだったようで 「同じテーマの別作…

  • すでに足りない来年の手帳をカスタムする

    12月時点で来年の手帳の枚数が足りないことが判明したので、「ほぼ日デイフリー版+マイブック(真っ白の文庫本手帳)」の二段構えにカスタムしたよ、という話。 2024年も安定のほぼ日 本の感想とか書きまくってたら速攻でなくなることに気が付く 「マイブック 2024年の記録」を使うことにした 早速書いてみる 本に書き込む禁忌をここで 自分専用の「エモーショナルな本」に! ちなみに厚さはこのくらい 2024年も安定のほぼ日 来たる2024年の手帳は9月にもう買っていて、今年と同じ、ほぼ日のデイフリー版にした。 買ったあとに牧野富太郎モデル(植物図のやつ)があることに気がついたんだよなあ、しかしこれでよ…

  • あなたもわたしも「しょうがない人」(平安寿子著「しょうがない人」レビュー)

    まったく、もう!と思いながらも、人は互いに許容しあって生きているんだった。 主人公を通していろんなタイプのしょうがない人を見ていくうちに、そんな考えが自然と湧いてきた。 今日は、平安寿子著「しょうがない人」をレビューする。 しょうがない人 (中公文庫) 作者:平安寿子 中央公論新社 Amazon あらすじ たとえばこんな「しょうがないひと」 「しょうがない」というか、「しょうもない」というか、 あなたもわたしも「しょうがない人」 あらすじ なんだか自分ばっかり損してる気がする。面倒ごとに巻き込まれて割に合わない。こんなにわたしはちゃんとしてるのに!…とまではいかないまでも、こんな気持ちは結構浮…

  • 書いてよかったと思えるように、この記事を指針として動く。

    まだ全部に目を通してないけど、今年書いた記事を読み返している。がっつりリライトしたい記事ばっかりだろ…!と思いきや、その時の自分なりに一生懸命に書いている気がして、どれも手を入れる気にならない。(自己愛強すぎか?) どこかに提出するわけでもなし、過去の自分の解釈がたとえ間違っていたとしても、その時はそう思ってたんだな、という参考材料としたい。なので残しておくことにした。これが吉と出るか凶と出るか…?まあ、寝かせてみよう。 今週のお題「書いてよかった2023」 日常的に書くことで、自分の内面はすごく変わった。 未来のわたしが「書いてよかった」と思えるように、動く。 今週のお題「書いてよかった20…

  • 主人公じゃないけど、この人がどうも気になる。「自転しながら公転する」感想③

    山本文緒著「自転しながら公転する」のドラマ化まで1週間を切った! ドラマを楽しむためにレビューを重ねてて、今日で3回目。全5回の予定で進めている。なんとなく始まる前に整理したいから、スピードアップしないとな。できるだけさらっとやっていこう。 初回は介護・老い・恋愛・仕事に悩む主人公の都(みやこ)を軸にして、物語全体を振り返った。 2回目は、病気や周囲の変化を経て生活をリサイズするに至った、都の母親を深堀りした。 3回目の今日は、都の恋人「貫一(かんいち)」に焦点を当てていく。 彼は今まで会ったことない感じの人で、どうもこの人が一番気になっている。読み終わった今、ぜひ会ってみたい人でもある。今回…

  • 【読書ブログ2023】今年一番読んでもらえた記事

    ありがたいことに、「きょうのはてなブログ」で本の感想がまとまらない③を取り上げていただきました! 右下にわたしが。紹介用のキャプション入れてくれるの嬉しいですよね 4ヶ月ぶり2度目です。1度目は急上昇するアクセス数に震えあがり、自意識過剰が爆発して新しい記事が書けなくなるなど、初心者ならではの喜びと苦悩を味わいましたが…今回は素直に嬉しいです!やったー! 新しく読者になってくださった方もいて、ありがとうございます!繁忙期で沈んでいた心が浮上したので、今日も元気にブログを書きます。 1度目に取り上げてもらったときは50記事過ぎたあたりで、記念としてまとめ記事に挑戦していました。その時のテーマは「…

  • 【無心で思う】一点を見つめる時間が増えた(読むので思う、の装丁を見ながら)

    年末なんで、なんとなく一年の振り返りで自分の過去記事を読むことが増えてます。ブログのトップ画面をスクロールしていくと、真っ先にこの猫が目に入って気になります。(2023年12月現在) 一点を見つめる猫。気になる… この目、身に覚えがある 一点病ともいうらしい この時間があると"抜け出せる” 「読むので思うネコ」を描いたのは、タダジュンというイラストレーター この目、身に覚えがある 目が合いそうで合わない猫をぼんやり眺めていると、既視感。わたし最近、よくこんな感じで目線が遠くにいってるなぁ。 電車の中や、話している最中に、何かをテーマに考え事をしているわけでもなく。一点を凝視して、どこか遠くへ行…

  • 生活をダウンサイジングする勇気。「自転しながら公転する」感想②

    山本文緒著「自転しながら公転する」は、介護、老い、恋愛、仕事と多方面に悩む主人公の苦悩を描いた長編小説。前回は全体の内容について話したので、今回は主人公(都)の母親、桃枝に焦点を当てていく。 というのも、病気になって自分が別の人間になってしまったように振り回されてしまうところ、後半では自分と家族の現状をしっかり見つめ、生活を練り直して再出発を果たしたところに胸が熱くなったからだ。 books-limelight.com 桃枝目線でざっとおさらいすると、この物語の発端は、桃枝が体調を崩したことにある。昔は主婦として家庭を支えていた桃枝は、重い更年期症状を抱えており、一週間寝たきりなんてこともある…

  • 本の感想がまとまらない③それが楽しくなるなんて日が来た

    本を読んで糧にしようという試みを始めて(そんなコンセプトだったっけ?)だいぶ経ちました。自らの栄養とするにはアウトプットが大切で、人に話したり、感想を書いたりするのもよい方法です。 しかし、感想がまとまらない!これは定期的に起こることで、このブログで話すのも3回目です。1度目は好きな部分が多すぎて、2度目は自分の言いたいことがまとまらなくて、それぞれ悩んでました。 3度目の今日はなんと、まとまんないけど楽しくなってきた!こんな日が来るとは。せっかくなので、ここに至るまでの過程を記しておこうと思います。 "友だちに紹介する”をテーマに、まず1記事書いてみた 好きな文章を全部書き写してみた (副次…

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