No.6-021 Blue Dreaming
次の日、僕は郊外まで車を走らせた。助手席には愛しのケイトではなく弟を乗せてね! 「今日はヘレンとの予定がキャンセルになったから、久しぶりにお墓参りに行きたいな。ちょうどこの前、命日だったし」 僕はケイトのことばかり考えていたから少し恥ずかしい気持ちでフレッドの提案にOKした。 そんなわけで、墓地まで1時間ほどのドライブ。道すがら、音楽談義に花を咲かせた僕等兄弟は、「絶対デビューするから」とダッドに誓いを立てた。 それからフレッドのリクエストでホームセンターやスーパーに寄って、ロンドンに戻ってきたら16時を過ぎていた。 思ったより時間かかっちゃったけど(フレッドの買い物が長い!)まあ確かに、くす…
2024/09/29 21:02