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  • 赤いきつねと緑のたぬき

    参議院議員の蓮舫が都知事選に立候補することを表明した。その会見のさわりだけを聞いた。 都政とは直接関係ない自民党の裏金問題への批判から始まり、最近の選挙で自民党候補を応援する小池百合子を批判し、自民党と一体である小池百合子に取って変わると息巻いた。 相変わらずの野党仕草である。 蓮舫の代名詞は二重国籍問題であるし、事業仕分けの高圧的な態度や国家でグラビア撮影を行うなどマイナスイメージしかない。 「悪夢の民主党政権」というバイアスを取り払って考えても、よい印象は皆無である。 おまけに共産党の支援を得て立憲共産党状態なのだが市民団体を表に立たせて無所属としての立候補である。こういうステルス作戦を自…

  • 上川大臣発言捏造事件についての感想

    上川大臣の発言でアレな人々が騒いでいる。 大臣が知事選の応援演説で言った「新知事を生む」という発言について「産む」と取られかねないと難癖をつけ、子供を産めない女性に配慮が足りないと騒ぎ出したのだ。 これは悪質な印象操作であり言葉狩りである。 ことのような放送法違反の犯罪行為は昔から野放しであった。思い出すのはTBS「サンデーモーニング」の石原都知事の「テロップ捏造事件」である。 「私は日韓併合の歴史を100%正当化するつもりではない」 という石原都知事の発言に下記のテロップをつけた。 「私は日韓併合の歴史を100%正当化するつもりだ」 おまけに音声を編集して、語尾を聞き取りにくくする念の入れよ…

  • お客様は神様ではない

    朝の乗り換え駅で駅員のアナウンスが響き渡った。 「ホームドアからの離れてください!」 3回繰り返された。1回目より2回目、2回目より3回目と強い口調になってゆく。見ていないが少々タチの悪い乗客がいたのだろう。朝は朝帰りの酔っ払いが多い駅ではある。 数年前ならもっと穏やかな口調でアナウンスしていたと思う。最近は駅員に対する暴力やカスハラが問題になってきたし、文化の違う外国人も増えたわけで、鉄道会社も態度を変えてきたようだ。 長いこと「お客様は神様です」という価値観がサービスを提供する側を縛り、無駄なリソースを消費してきたと思う。 ダメなものはダメというのは正しいのだから、それをあらためるのは良い…

  • 人類はもうさほど進歩しないのかもしれない

    有明で開催しているイベントで「空飛ぶ車」の実演が行われるという。そのイメージ図がこちら。 これは…。空を飛ぶ車ではなく、空を飛ぶドローンではないか。いやドローンは空を飛ぶものなので、しいて言えば有人巨大ドローンである。車と強弁するのは相当苦しい。 ドローンのメリットは遠隔操作が可能ゆえに小形軽量で電気駆動のメリットが享受できることだが、これでは本末転倒過ぎである。 そしてこの巨大ドローン、じゃなかった空飛ぶ車が道路を走る様が想像できない。普通の車に混じって信号待ちしていたらかなり珍妙である。おまけに高速道路の料金所で手が届かなくて困るだろう。そもそも料金所を物理的に通れるのかも分からない。 メ…

  • 共同親権に反対するリベラルとフェミ界隈

    離婚後に共同親権を認める改正民法が成立した。 多くの先進国では共同親権が認められているし、日本でも離婚率は上がってきた。離婚が珍しいことではなくなった現在、共同親権を認めることは必要だと思う。 ただ別居した親が子どものその後にあれこれ口を出すと面倒なことになる。デメリットもあるので問題が出たら柔軟にルールを見直せば良いと思う。 この共同親権、一見リベラルで進歩的でワールドスタンダードである。なのにリベラル界隈は猛反対している。 問題にしているのは「DV夫」の存在である。 「DV夫」から逃げられなくなる共同親権は危険であると主張している。 その主張は一理あるが、ほとんどの夫婦はDVなどの問題はな…

  • アマプラ「沈黙の艦隊」感想 抑止力としての核兵器

    Amazonプライムドラマ「沈黙の艦隊」を観た。原作は1988年に連載が開始された、かわぐちかいじの漫画である。榎本俊二目当てで当時モーニングを購読していたので「沈黙の艦隊」も読んでいる。 この漫画、前半はとてつもなく面白い。後半は少々グダグダである。現代のイージス艦が第二次世界大戦時の太平洋にタイムスリップする「ジパング」も同様に後半はグダグダである。 「沈黙の艦隊」では連載中にソビエトの崩壊があり東西冷戦が終結してしまった。それでプランが狂ったのか、後半は、主人公である海江田四郎がキリストよろしく冗長で思わせぶりな台詞を連発し、ついて行けなかった覚えがある。 いずれにせよ米国議会でも取り上…

  • アップルのPVは新しい帝国主義

    アップルの新ipadの宣伝PVが批判を浴びている。新しいipadの薄さを表現するために、楽器、ゲーム機、画材、カメラ、テレビ、などが巨大なプレス機に潰されるという映像が使われている。飛び散る絵の具が血のようだし、おもちゃの人形が潰される様子は悪趣味である。 物を大事にする日本人でなくとも不快な映像になっているだろう。娯楽や創作のツールとして文化の醸成に欠かせなかった品々を葬り、自社のデジタルデバイスが取って代わるのだと言わんばかりである。 しかしアップルほどの企業であればはこのPVが炎上するであろうことは予想していたはずだ。かつて「Think Different」と掲げたアップル社には似つかわ…

  • ゴジラ-1.0感想 CGがなきゃおバカ映画

    「ゴジラ-1.0」の感想を書く。少々ネタバレあります。 2016年に公開された「シン・ゴジラ」に深く衝撃を受けた私です。「シン・ゴジラ」は映像やストーリーに説得力やリアリティがあり(特撮へのオマージュは除いて)、再上陸したゴジラが東京を破壊するシーンではフィクションであることを忘れ、本当に恐怖を感じた。映画が終り外に出た後、もしかするとゴジラがいるのでないかと空を見上げた事を思い出す。ゴジラに相対する日本の官僚システムの描写が緻密に描かれ、そして希望へと繋がるラスト。傑作であるが海外では評価が低かったようである。 「ゴジラ-1.0」はハリウッドでアカデミー賞「視覚効果賞」を受賞し評判もよい。様…

  • ガソリン代と海外旅行

    車には乗らないのでよく分からないが、ガソリン価格は1リットルあたり170円程度で高止まりしたままのようだ。物流業界などは大打撃だろう。自家用車を所有する一般家庭はどうか。 昔と違い燃費は良くなっているから走行距離が同じでもガソリン消費量はグンと減っているはずだ。 そしてリッターあたり20円の値上げなら30リットル給油したとして600円の値上げである。かなり車に乗る人でも月に1000円ちょっとだろう。数百万する自家用車を所有しているのなら大した出費ではない。 すこし前ガソリンが高いとマスコミが騒いだ。くだらないなあと思いながらテレビを見ていた。 最近は極端な円安が続いている。 通貨危機だとかハイ…

  • 大江千里の名盤「1234」の呪縛

    大江千里の代表作といえば1989年発表の「1234」をあげる人が多いだろう。発売当時中学制であった僕も夢中で聞いた。当時バンドブームの始まりのころでボウイやレベッカなどが流行っており大江千里を聞く人は少なかった。したがって肩身が狭かった覚えがある。うん非常に狭かった。 「1234」はヒットした「GLORY DAYS」や他のシンガーにカバーされた「Rain」そして超名曲「消えゆく想い」などが収録されており、初期の繊細でどこか頼りない歌声もフックの聞いた力強いものになっている。前作「OLIMPIC」の振り切れたようなポップ路線を継承しつつ、文学的で内省的な歌詞がバブルに浮かれていた世相に相対するも…

  • 徴兵制に怯える人達

    徴兵制がある国は多い。日本人が模範にしたがる北欧諸国や、スイス、イスラエル、トルコ、ポーランド、ロシア、そして東アジア諸国にも多い。お隣の国韓国もそうだ。 かつて戦争は貴族や王族の専売特許であった。庶民にとっては戦争はロマンであり憧れでありカッコいいものであったのだ。それが一変したのは第一次世界大戦であったという。機関銃や毒ガスといった大量破壊兵器が史上初めて使用され大勢の兵士を使い捨てにする塹壕戦が展開したのだ。戦争は身近で残酷なものになった。 大変な荒廃をもたらした第一次世界大戦はまさに最終戦争であり、それ以降大規模な戦争は起きないだろうとヨーロッパでは信じられたくらいである。その後第二次…

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射手座のひとりごと
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