今日の試合は、スワローズのドラフト1位ルーキー中村投手の先発デビュー戦となった。個人的には中村投手は期待に応える投球をしたと思う。 だが、結果はスワローズが敗れて、2017年以来8年ぶりの交流戦最下位が決定した。セ・リーグの6球団全てが交流戦の7位以下だったのだから、セ・リーグ断トツ最下位のスワローズが今季の最弱チームであることを示した格好である。 交流戦は5勝12敗1分けという成績だったが、個人的には同一リーグとの戦績を考えれば、ホークスに勝ち越すなど予想より勝ち星を挙げられた感もある。残り試合で勝率3割台、年間100敗を回避できるだろうか。 改めて「にほんブログ村」に登

今季のスワローズは既に60試合以上を消化していながら、20勝未満という歴史的な低迷となっている。だが、交流戦首位のホークスには勝ち越すなど、掴みどころがない側面がある。 今日の試合前まで交流戦2位のバファローズに対し、前日の試合では延長の末に敗れたが、今日の試合はスワローズの快勝と言える内容だった。交流戦上位チームが相手だと、競り合うことができるのは不思議な感がある。 スワローズは先発の吉村投手が快投し、全員右打者を並べたスタメンは初回から理想的に機能した。2試合連続で二桁安打を放ち、今季のスワローズらしくない活発さだった。 改めて「にほんブログ村」に登録したのでクリックい

今日の試合はスワローズが最大5点ビハインドを追い付いて、延長戦に持ち込んだ末の敗戦だったのだから、好試合だったと感じた向きも少なくないだろう。 個人的な印象は、スワローズが敗れるべくして敗れた敗戦であり、今日のような試合をしているようでは、残り80試合の「消化試合」で年間100敗に近付く可能性が高いというものである。 スワローズの高津監督は試合後のコメントで、選手に対する教育不足に言及することが多い。個人的には今日の試合こそ、正に教育不足が結果に反映された感がある。バファローズとの比較で状況判断力や対応力に雲泥の差があることに加え、スワローズはチームプレーを無視して自身の力量を

現在のスワローズが勝つには、相手チームに先制を許さず、2点差以内でロースコアの展開に持ち込む必要がある。 だが、スワローズは初回に2点を先制され、終盤にも追加点を奪われて3点ビハインドとなった段階で、勝機は相当薄くなった。 スワローズは完封負けこそ免れたが、試合はスコア以上にイーグルスの一方的な展開で推移し続けた。準備不足、身勝手、状況判断を無視したプレーも散見され、野球の質の違いも突き付けられた感もある。スワローズはイーグルス3連戦に3連敗し、年間100敗に迫るペースである。 改めて「にほんブログ村」に登録したのでクリックいただけると幸いです。

交流戦のセ・リーグ主催試合では、パ・リーグのチームは投手が打席に立つことになる為、セ・リーグのチームが有利という見方があるようだ。 個人的にはセ・リーグでは投手が打席に立つものの打率が高い訳ではない為、パ・リーグに対する優位性は余り高くない気がする。 だが、今日の試合のようにパ・リーグ（イーグルス）の投手が3打席連続で四球で出塁した場合には、セ・リーグの優位性は消え失せる。スワローズバッテリーがイーグルスの投手に3打席連続で四球を与えた結果、全てが失点に繋がり、実質的には試合中盤で大勢が決した。ある意味では指名打者制を採用していないセ・リーグの特徴を感じる試合となった。スワロー

今日の試合は延長12回の末に引き分けで終了した。今年のスワローズは残り試合数を考えれば年間100敗する可能性が現実的にある為、個人的には負けなかったことが幸いだと思う。 もっとも、今日の試合の延長12回のスワローズの攻撃を通じて、イーグルスの苦境を感じられない選手が打席でフリースイングを仕掛け続けてアウトを献上したのだから、勝とうというのは虫が良過ぎる。 スワローズに対して「ID野球」のイメージが浮かぶプロ野球ファンは減っているとは思うが、今日の試合を観れば現在のスワローズに「ID野球」は雲散霧消であることを察していただけるのではないだろうか。 改めて「にほんブログ村」に登

今季の交流戦マリーンズvsスワローズは、両リーグの断トツ最下位チーム同士の戦いとなる為、いちスワローズファンとして注目していた。今季のスワローズはペナントレースから脱落しており、順位争いとも無関係な状況となった為、パ・リーグ最下位チームと戦っても試合にならないかもしれないという懸念さえあった。 両リーグ最下位チームの対決は、初戦と3戦目がスワローズのサヨナラ負けで決着した。初戦は連続暴投で決するというなかなか観ることのできないシーンがあったが、今日の3戦目も送りバントに対するスワローズ守備陣の連携ミスで無死一塁から一死三塁となるというプロ野球ではなかなか観ることのできないシーンがあ

今季のスワローズの低迷ぶりは球団ワーストに迫る域だが、マリーンズも球団の中期計画の下で優勝を狙っていたシーズンに最下位となっている。 前日の初戦はマリーンズがサヨナラ勝ちしたが、両チームともに決め手を欠いていたようにも感じられた。今日の2戦目は序盤こそマリーンズが優勢かと思われたが、結果的にはスワローズの投打が噛み合って快勝する結果となった。 スワローズにとっては想定外の本塁打が出るなど、些か出来過ぎの感があった。もっとも、今季のスワローズは勝ち方云々を期待できるチーム状況ではない為、出来過ぎであろうがマリーンズ戦の同一カード3連敗を免れたことは良かったと思う。 改めて「に

試合前時点でスワローズは借金20となったが、6月中に借金20に到達したのは土橋監督時代の1986年以来、39年ぶりとなるようだ。自分は1986年シーズンをリアルタイムで観ていたが、シーズン序盤で優勝争いから脱落したことより、シーズン終盤のジャイアンツ戦でプロハード選手が決勝本塁打を放ち、ジャイアンツのリーグ優勝の可能性をほぼ消したイメージが強い。6月に借金20に到達しながら、シーズン中盤に7連勝するなど勝ち負けを繰り返すようになり、最終的には借金28となった。 今年のスワローズは、1986年のように勝ち負けを繰り返すようになるのかといえば疑問符が付く。二桁勝利を挙げた高野投手に加え

新庄監督がファイターズを率いた初年度の交流戦で、スワローズは2試合連続でサヨナラ勝ちをした。ファイターズの抑えを務めていた北山投手を打ち崩した劇的な幕切れだった。 あれから4年が経過し、スワローズはファイターズとの交流戦に3連敗した。今日の3戦目は北山投手に11三振を喫し、8回1失点に封じられた。 4年前はスワローズがセ・リーグ首位でファイターズがパ・リーグ最下位だったが、今年はファイターズがパ・リーグ首位でスワローズがセ・リーグ最下位で相対した。そして、3試合ともスワローズがファイターズにチーム力の差を突き付けられた。 改めて「にほんブログ村」に登録したのでクリックいただ

プロ野球は首位チームと最下位チームの対戦でも、試合展開によっては勝機を見出せることがある。 今日の試合でスワローズは初回に良い形でチャンスを作ったものの最小得点に止まる一方で、直後の攻撃でファイターズに二死から4番打者の逆転弾で逆転された。両チームの中軸を担う選手の打撃の差が、試合展開に大きな影響を及ぼした印象である。 今季のペナントレースにおいて、スワローズが存在感を示すには上位チームと好試合をすることが期待されるが、今日の試合はパ・リーグ首位のファイターズに容易くねじ伏せられる大敗だった。 改めて「にほんブログ村」に登録したのでクリックいただけると幸いです。

今日の試合はロースコアで推移して、スワローズにも勝てるチャンス自体はあったかもしれない。だが、個人的には点差以上の一方的な展開で敗れたように感じられた。 2022年のスワローズ交流戦は神宮球場のファイターズ戦で、延長にもつれ込んだが今日の試合と同じスコアでスワローズが勝った。だが、今日の試合はファイターズの完勝だった。 新庄監督が就任4年目のファイターズは首位を走り、4年前にリーグ連覇を成し遂げたスワローズは最下位に低迷している。4年前のファイターズの戦いは最下位チームとは思えないものだったが、今年のスワローズの戦いは最下位チームであることを感じさせるものだった。 改めて「

長嶋茂雄氏の逝去は、日本全体に大きな悲しみを広げたと思う。自分は長嶋氏の現役晩年にプロ野球に興味を持った口だが、幼少期に引退試合のテレビ中継を観たことはしっかりと覚えている。 自分のスワローズファン歴を振り返ると、長嶋氏に対する感情がスワローズを応援する気持ちを高める要因ともなった気がする。 自分がプロ野球ファンになった幼少期などを思い出しながら、長嶋氏についていちスワローズファンの目線で記してみたい。 改めて「にほんブログ村」に登録したのでクリックいただけると幸いです。

現在のスワローズ打線は得点力が低い為、先発投手をはじめとする投手陣が先制点を許さずにロースコアの展開に持ち込むことで勝機を見出したいところである。 今日の試合でスワローズは先発の高橋奎投手が中盤まで無失点に抑え、その後は比較的信頼できる投手が継投する展開にできた。スワローズ打線も初回に先制点を奪うなど、中盤、終盤に加点してリードを保って勝利した。 スワローズはホークス戦で勝ち越しを決めたが、スワローズのカード勝ち越しは5月上旬のジャイアンツ戦以来、約1カ月ぶりとなる。交流戦2カードを終えて五分という成績は、現在のスワローズにとっては上々かもしれない。 改めて「にほんブログ村

個人的にはスワローズとホークスのスタメンを見て、1軍半チームと1軍チームとの対戦という印象を抱いている。 ホークスは栗原選手のような苦しんでいる選手もスタメン起用されているが、ほぼ1軍レギュラーの顔触れである一方で、スワローズは2017年の「下町スワローズ」と称された時期を下回る「戸田スワローズ」に近い顔触れとなっており、オーソドックスに戦ったら勝ち目は薄い印象を拭えない。前日の試合は奇跡的な展開で勝ったものの、投手陣がロースコアで持ち堪えたことで試合の形となった。 今日の試合はスワローズ先発の吉村投手が初回に30球以上を費やす苦しい投球となり、試合中盤に捉えられた後は一方的な

今季のスワローズにとって、今日のホークス戦はベストゲームと称される可能性が高いだろう。8回までにホークス先発のモイネロ投手から球団新記録となる18奪三振を喫しながら、9回に同点に追い付き、延長10回にサヨナラ勝ちをおさめたからである。スワローズは序盤から完全なる劣勢で敗戦が濃厚という状況から、奇跡的な逆転劇を成し遂げた。 現在のスワローズは5位とも大きく離された最下位に沈んでいるが、今日のような試合ができればファンに今後の戦いや来季以降に対する期待感を醸し出すことができるかもしれない。 スワローズは劣勢ではあったが、チームとして何とか持ち堪え続けたことにより奇跡的な勝利を手繰り

プロ野球の良いところとして、どんなに弱いチームでも全試合の3割から4割程度は勝てる点が挙げられると思う。自分は多感な時期とも被った1981年から1990年までの10年連続Bクラスの時代に、週に1、2試合程度あった勝利試合を目にして心底喜ぶとともに1つ勝つことの難しさを痛感し続けていた。 現在のスワローズは7連敗中で勝率が3割を切る水準にまで低下し、併せて14試合連続で2点以下しか奪えないNPB新記録を更新する厳しいシーズンとなっている。 今日の試合ではスワローズ先発のアビラ投手が快投し、打線も伊藤選手と澤井選手の今季初本塁打揃い踏みなどの長打攻勢で効果的に得点を重ねて勝利をおさ

スワローズ（アトムズ）の歴史を振り返ると、ヤクルト球団の初年度だった1970年の33勝92敗5分けで勝率.264がワースト勝率である。この年の勝率は、NPB歴代ワースト10入りしている。年間96敗した2017年でさえ、勝率は.319だったのだから、勝率3割以下というのは年間100敗に到達するレベルである。 スワローズは今日の試合でも14試合連続2点以下に止まり、前日の試合で新記録となったNPB記録を更に更新した。そして、球団ワーストに近付く勝率3割以下（.298）となった。今季の 勝率を考えれば、球団ワースト勝率だった1970年はどれだけ勝てなかったのかとさえ感じられる。 スワ

相手チームにとっては、現在のスワローズと戦う際に同点で推移していれば勝手に崩れてくれる可能性が高い気がする。勝負どころで中継ぎ陣や拙守などで失点を喫するのは、再三目にするシーンである。 今日のスワローズは相手チームを無失点に抑えて延長戦に持ち込んだ。得点力に乏しいスワローズにとっては、数少ない勝てる可能性のある試合展開ではあった。 だが、最後は判断ミスの拙守であっさりと決着した。今季のスワローズが球団史でもワーストに迫る勝率及び敗戦数となっているのには理由がある。これだけ贔屓チームが弱いと、自分の場合には応援したいと思う気持ちが昂ってくる。 改めて「にほんブログ村」に登録し

スワローズは高津監督が就任6年目となったが、ヤクルト球団から2025年のペナントレースで優勝することを求められている。 昨年オフに高津監督は単年契約を締結した。だが、監督就任期間の長期化に伴い、ヤクルト球団には次期監督を固める動きなどを進めるタイミングが迫っている。 また、村上宗隆選手がシーズン終了後にMLBへポスティング移籍することでヤクルト球団と合意している。春季キャンプ中の故障発生などにより、来季も残留する可能性があるかもしれないが、ヤクルト球団は村上選手が移籍することを前提とするチーム編成が求められる。 現在はシーズン中だが、自分が応援するスワローズを取り巻く状況は