もし、お子さんからカミングアウトされたら、あなたはどうしますか?私が息子(当時は娘だと思っていた)からカミングアウトを受けた日からの戸惑い、迷い、苦しみ、そして明るい未来に向かって踏み出すまでの日々を赤裸々に綴った親目線のブログです。
もしも、いま同じ立場のお父さんやお母さんがいたら、どうかお子さんの声に耳を傾けてあげてください。まずは真剣に話を聴いてあげてください。また、告白を受け入れてもらえずに暗闇の中にいる当事者の子供たちがいたら、どうか、ご両親へのカミングアウトを1回だけであきらめないで。親も受け入れるのには時間がかかります。根気よく伝え続ければ、きっとその思いは届くはず。どうか命を大切にして。
私たちは普段何かに記名をするとき、 その氏名欄の横に必ずといっていいほど用意されている「性別」の欄に戸惑いを感じることはない。 だが、性同一性障害の人々は、この「性別」欄でペンが止まり、そのペン先はしばらく宙を泳ぐことになる。 自分は何者なのか、男なのか女なのか、そのことをまた考えなくてはならなくなる。 自分は自分であるだけなのに、そこに男女の別を記入しなくてはならない制約は彼らを苦しめる。 我が子がそんな苦しみを抱いていることにまだ気付いていなかった私に、カミングアウトの日はやってきた。 それは息子(それまでは娘だと思っていた)が17歳の時だった。 ―― 俺は性同一性障害だと思う ―― この…
もし、 あなたが ご自身のお子さんから 「自分は女じゃなくて男なんだ」 もしくは 「自分は男じゃなくて女なんだ」 とカミングアウトされたら、 どんな気持ちがするだろう? ―私は、我が子からこの衝撃の告白を受けた。 でも、ほとんどの親はこのような事態に遭遇する ことはまずない。 なぜなら、『性同一性障害』は、 性的マイノリティと呼ばれるとてもレアなケース だからだ。 そもそも「性別」というのは、 「男性」と「女性」の二種類に分かれると考えてしまうが、 実は、性別には、 生物学的な性別(身体の性)と、 自分の性をどう意識するかという性自認(心の性)の二つの側面がある。 多くの場合、「身体の性」と「…
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