chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
dbook
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/09/30

arrow_drop_down
  • 『6人の嘘つきな大学生』浅倉秋成

    18冊目。 2022年本屋大賞ノミネート & ブランチBOOK大賞2021受賞。 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら…

  • 『塞翁の楯』今村翔吾

    17冊目。 第166回直木賞受賞作の『塞翁の楯』です。 どんな攻めをも、はね返す石垣。 どんな守りをも、打ち破る鉄砲。 「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説! 越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。 幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。 匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ、やがて後継者と目されるようになる。匡介は絶対に破られない「最強の楯」である石垣を作れば、戦を無くせると考えていた。両親や妹のような人をこれ以上出したくないと願い、石積みの技を磨き続ける。 秀吉…

  • 『医療現場の行動経済学 すれ違う医者と患者』大竹文雄/平井啓

    16冊目。 行動経済学の本を読んでみたいと思っていたんですよね。 そんな中、自分の仕事にも直接役に立ちそうなものを見つけたので読んでみました。 まずは本文に出ていた例を紹介したいと思います。 以下の問題1~3について、それぞれどちらかを選んでください。 問題1 A コインを投げて表が出たら2万円もらい、裏が出たら何ももらわない。 B 確実に1万円もらう。 問題2 C コインを投げて表が出たら2万円支払い、裏が出たら何も支払わない。D 確実に1万円支払う。 問題3 あなたの月収が30万円だったとする。 E コインを投げて表が出たら今月は月収が28万円、裏が出たら30万円のまま。F 今月の月収は確…

  • 『七回死んだ男』西澤保彦

    あけましておめでとうございます 今年も当ブログをよろしくお願いいたします 15冊目。新年1冊目なので正月が舞台のお話を。 高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすが――鮮やかな結末で読書界を驚愕させたSF本格ミステリの金字塔! いやー、やっぱりおもしろい。傑作です。 1995年に出版されて、現在でも書店で平積みされている有名作ですね。タイムリープものです。 タイムリープものって、全ての世界線を知っている主人公のキャラク…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、dbookさんをフォローしませんか?

ハンドル名
dbookさん
ブログタイトル
とある内科医の読書記録
フォロー
とある内科医の読書記録

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用