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2022/09/30

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  • 『穴(原題:HOLES)』ルイス・サッカー

    14冊目。 「まずい時にまずいところに」いたために、代々、イェルナッツ家の人々は辛酸をなめてきた。スタンリー(イェルナッツ四世)は、無実の罪で、砂漠の真ん中の少年院にぶちこまれ、残酷な女所長の命令で、くる日もくる日も不毛の地に“穴”を掘る毎日。ある日、ついにスタンリーは、どこかにあるかもしれないイェルナッツ家の“約束の地”をめざして、決死の脱出を図るのだった。五代にわたる不運をみごとに大逆転する少年。ニューベリー賞、全米図書賞ほか多数受賞。おなかの底から元気がわいてくる冒険文学。 ひいひいじいさんの呪い、<地上の楽園>と呼ばれていた百十年前のグリーン・レイクで起こった事件、そして荒れ地の更生施…

  • 『暗いところで待ち合わせ』乙一

    13冊目。 今回紹介するのは乙一さんの『暗いところで待ち合わせ』です。久しぶりに読んで懐かしい気持ちになりました。 乙一さん、学生時代にすごいハマっていました。 先月の金曜ロードショーでも放送していた『君の名は』ですが、乙一さんのファンなら『CALLING YOU』を思い出した方も多いんじゃないかなと思います。 (パクリだとか言いたいわけではなく、どちらも大好きです) 余談でした。 あらすじです。 視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。…

  • M1グランプリ2022感想

    雑談カテコリーを作っていたので、M1グランプリ2022の感想を。 今年もレベルが高かったですねー! 準々決勝で実績も人気もあるコンビがどんどん敗退していて、M1側の審査の本気度を感じました。準々決勝からちょいちょい動画をチェックしていました。敗退組では特にエバースと滝音が面白かったですね。これで落ちるのかと……。 そんなこんなで個人的にハードルが上がっていたところで決勝戦。期待以上でした。 1組目のカベポスターからめちゃくちゃ面白かったです。言葉選びのセンスも展開も完璧でしたね。もっと点数高くてもよかったですよねー。まあ「このコンビよりは上だった」とも言い切れないくらい他も面白かったですけどね…

  • 『なぜ人に会うのはつらいのか』斎藤環/佐藤優

    12冊目。 人に会うのが辛いと感じたときに読みました。笑 「会ったほうが、話が早い」のはなぜか。それは、会うことが「暴力」だからだ。人に会うとしんどいのは、予想外の展開があって自分の思い通りにならないからだ。それでも、人は人に会わなければ始まらない。自分ひとりで自分の内面をほじくり返しても「欲望」が維持できず、生きる力がわかないからだ。コロナ禍が明らかにした驚きの人間関係から、しんどい毎日を楽にする38のヒントをメンタルの達人二人が導き出す。 結局こういう本を読んで劇的に楽になるかというと、そんなことないんですけどね。 絶対絶命になったら逃げるというのも賢い生き残り術だ、という話は良かったです…

  • おすすめ本まとめ(2022年12月14日更新)

    当ブログでは過去に読んで面白かった本を紹介しています。 自分でも若干わかりにくくなっていたので、今までのブログ記事をまとめてみます。ミステリー小説がやや多めです。 おすすめ度 ★★★★★ おすすめ度 ★★★★☆ 『場所』アニー・エルノー 『ある女』アニー・エルノー 2022年ノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノーさんの家族の物語です。ノーベル賞作家の作品の中では比較的短く読みやすいですが、深く心に残ります。 おすすめ度 ★★★☆☆ 『テスカトリポカ』佐藤究 『第三のチンパンジー 完全版』ジャレド・ダイアモンド 『ピエロがいる街』横関大 おすすめ度 ★★☆☆☆ 『夜に星を放つ』窪美澄 『med…

  • 『ピエロがいる街』横関大

    11冊目。 そんなにたくさん読んでいるわけではありませんが、横関大さんの作品の中で一番好きかもしれません。 あらすじは以下の通りです。 兜市役所の秘書課に勤務する比南子は困っていた。スローガンに「開かれた市政、会いに行ける市長」を掲げる宍戸市長は、時間さえ空いていればどんな来客でも応対する。兜市は製薬会社が工場を国外移転することが決まり、かつてない財政難に陥っていた。市議会では大荒れが予想される中、今日も市民は市長に会いにくる。 ところ代わって兜市の駅前。就職活動がうまくいかない立花稜がベンチに座って悩んでいると、顔に白粉を塗り、真っ赤な口紅を塗ったピエロに話しかけられた。「願いごとを一つ、言…

  • 『第三のチンパンジー 完全版』ジャレド・ダイアモンド

    10冊目。 1992年に原著、1993年に日本語訳版(人間はどこまでチンパンジーか?――人類進化の栄光と翳り)が出版されていて、そちらを改題・修正したものです。 宇宙からきた生物学者は、ヒトを「第三のチンパンジー」に分類するだろう。なぜなら、ヒトとチンパンジーの遺伝的距離は驚くほど小さく、非常に近い関係にある鳥同士よりもずっと近い関係性だからだ。だが、わずか数万年の間に、ヒトは人間へと進化した。何が人間とチンパンジーとを分けたのか? ダイアモンド博士の原点とも言える名著に、原書ペーパーバック版のために書き下ろされた補遺2点も収録した完全版。王立協会科学図書賞受賞作。 第三のチンパンジー 完全版…

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とある内科医の読書記録
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