都内ウーマンの読書、アート、建築に関するブログです。 ビジネス書、話題の本、建築・アート本など、何でも雑多に読んでます。
誕生日くらいはちょっと贅沢したい!ということで、『ガブリエル・シャネル展』のあと、飯田橋に移動して、ランチ。 せっかく平日有給をとったので、お得ランチにしたいな〜ということで、数日前から行こうと決めていたル・ブルターニュへ。 tabelog.com 土日だと3000円くらいするランチが、平日だと1600円〜1900円くらいでいただける。サイコーじゃ。 ランチセットのサラダとアップルティー。 適当に頼んだアップルティーだったのだけど、これが異様に美味しくてびっくりした。 アップルティーって、美味しかったのかという驚き。 サラダもシャキシャキで◎ 季節のガレット。 この日はズッキーニととうもろこし…
メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」~ (光文社新書) 作者:岡嶋 裕史 光文社 Amazon 『メタバースとは何か〜「ネット上のも一つの世界」〜』岡嶋裕史 ここ最近、美術館巡りのお供に持ち歩いていた本。 あっちこっちでメタバースという単語を聴くようになったけど、はて?メタバースってなんぞや?という知識レベルだったので、読んでみた。 そもそもとして、私は旧フェイスブック(メタ)が開発した仮想空間をメタバースというのだと思っていたのだけど、完全に間違っていた。 まず、メタバースという概念が先にあって、そこに商機を見出したフェイスブックが社名を改定した、というのが正しい流れだったみたい…
8月の美術館めぐり・その4「ガブリエル・シャネル」展@三菱一号館美術館
三菱一号館美術館で開催中の『ガブリエル・シャネル』展に行ってきた。 ぐるっとパスの対象外なので、こちらは別途チケットが必要。 大人は2300円。 mimt.jp 展示は、洋服がメインで、次にアクセサリーが多かった。 バッグや靴は数点展示されているだけだったかな。 バッグや靴のほうが興味があったので、そちらも見てみたいな〜と思ったのだけど。 シャネルというブランドの作品展示ではなく、あくまでもシャネル自身がデザインした洋服が展示されていて、当初のブランドのコンセプトを知るには面白い内容だった。 活発な女性のための洋服、というのがデザインの根底にあったらしく、どの洋服も動きやすそうではあった。 動…
女性としての矜持を持ちたい、と思わされた。『往復書簡 限界から始まる』(著者:上野千鶴子・鈴木涼美)
往復書簡 限界から始まる (幻冬舎単行本) 作者:上野千鶴子,鈴木涼美 幻冬舎 Amazon 読み終えたあと、しばし放心状態だった。 日本のフェミニズムを牽引している社会学者の上野千鶴子氏と、元AV女優で現在はライターをしている鈴木涼美氏の往復書簡集。 上野氏が書かれていたように、往復書簡というローテクな形で対談をしたことによって、良くも悪くも、お二人の胸の内を深く深く掘り下げることなったんだろうな。 これでもかこれでもか、と、繰り出されるお二人の過去や現在の心境が、本当に読んでいて苦しいというか、何か展望はないんでしょーか!?!?!と聞きたくなるくらい、なんだか苦しいものが残る、読後感だった…
8月の美術館めぐり・その3「シアトル→パリ田中保とその時代」展@埼玉県立近代美術館
最近は美術館も写真OKのところが増えてきて、嬉しい。 これまでは、見て終わりだったので、 あとで写真を見返して、あーだこーた考えるのも楽しい。 田中保(やすし)という画家を、全く知らなかったのだけど、古典風味が残りつつ印象派的な雰囲気もある画風で、好みの絵が多かった。 作者の経歴を見ると、1900年代初期に単身アメリカに渡って、アーティストになった人らしい。 今回、大半の絵にガラス(か、プラ)のパネルが貼られていたのが残念だった。 光の反射で、絵がよく見えなかったんだよなぁ〜うううう。 なので、写真も斜めから。 古典〜印象派あたりの画風なんだけど、ところどころこういう前衛的な絵もあって、いろい…
セックスと資本主義に関係があるとは知らなんだ。:あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない(著者:クリステン・R・ゴドシー)
あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない 作者:クリステン・R・ゴドシー 河出書房新社 Amazon タイトルのインパクトがすごすぎる。 しかし、ポップなタイトルと表紙とは裏腹に真面目な内容だった。 私の中では『社会主義は失敗だった』というイメージがこびりついていたので、社会主義にも良い点はあったのだ、という主張をしている本書の内容はかなり衝撃だった。 社会主義国だった東ヨーロッパには、1924年にはもう産休を取り入れている国があったり、産休の間、全額給料保証があったり、保育制度が充実していたり、シングルマザーでも貧困層になることはない制度がととのっていたり・・・ 現代日本か…
美術館めぐりをしていると、移動時間がかなりあるので、本などの暇つぶしグッズは必須。 最近持ち歩いていた本がこちら↓↓ 妄想美術館 (SB新書) 作者:原田 マハ,ヤマザキ マリ SBクリエイティブ Amazon めっちゃ面白くて、あっというまに読み終えてしまった。 アート好き(というかほとんど専門家かな?)な、お二人の対談集。 原田マハさんは前に『現代アートをたのしむ 人生を豊かに変える5つの扉 (祥伝社新書 599)』という本をよんで、こちらもすごく面白かったんでした。 今回読んだ「妄想美術館」は、お二人の趣味全開で楽しかったな。 現代のアーティストよりは、印象派以前の画家がたくさん紹介され…
8月の美術館めぐり・その2(東京都美術館・パナソニック汐留美術館)
ぐるっとパスを利用して、今回は東京都美術館とパナソニック汐留美術館に行ってきた。 8月9月は美術館巡り強化月間だなー。 8月の美術館めぐり・その1はこちら↓↓ aaaooooo.hatenablog.com この前行った、『ジャン・プルーヴェ展』も椅子や建築だったけど、今回の『フィン・ユール展』も椅子がメインの展示だった。 会場は溢れんばかりの椅子・イス・いす!で、椅子が好きな人にはたまらんだろうな〜。 前回のジャン・プルーヴェとは違って、フィン・ユール展のほうがデザイン性に富んでいて見ていて面白かったし、こちらのほうが好みの椅子が多かった。 個人的にモダニズムの影響を受けつつ、まだクラシック…
8月の美術館めぐり・その1(東京都現代美術館・ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション)
今年も早速ぐるっとパスを買って、美術館巡り。 www.rekibun.or.jp 都内の美術館がお得に入館できるので、美術館好きの必携。 有効期限が使い始めた日から2ヶ月間と短いので、8月9月は美術館めぐり強化月間になりそうだ。 今回行ったのは東京都現代美術館で開催中の『ジャン・プルーヴェ展』。 www.mot-art-museum.jp アート展というよりは、インテリア・建築展という感じだった。 ジャン・プルーヴェという人を初めて知ったのだけど、その理念についてはかなり同意できる部分があって、現代でも十分に通じるなぁと思った。 なかでも「地上に痕跡を残さないものを造りたい(うろ覚え)」という…
誰のための排除アート?: 不寛容と自己責任論 (岩波ブックレット 1064) 作者:五十嵐 太郎 岩波書店 Amazon このまえ読んだ『様式とかたちから建築を考える』が面白かったので、五十嵐太郎先生つながりで読んでみた。 気軽に読みはじめたのだけど、本当に頭の痛くなる事が書かれていた。 ここ最近、本当に日本はおかしくなっているんじゃないか、と思うことが増えている。 気のせい??? 気のせいなら全然いい。 でも、たぶん気のせいじゃないと思う。 小崎哲哉氏の『現代アートを殺さないために ソフトな恐怖政治と表現の自由』や、『現代アートとは何か』だとか、稲垣えみ子氏の『寂しい生活』、安宅和人氏の『シ…
めちゃくちゃ良い本だった。 めちゃくちゃ良い本だった。 言葉を生きる: 考えるってどういうこと? (ちくまQブックス) 作者:池田 晶子 筑摩書房 Amazon たぶん、いまの私が求めていることが、たくさん詰まっていたからなんだろうな。 筑摩書房から出ている10代に向けたシリーズの一冊。 10代なんてとうの昔に通り過ぎたけれど、別にいいのさ、何歳が読んだって。 (と、開き直るのだ。) 全部で4章、総ページ数127ページの、とっても薄い本。 見た目は薄いけど、内容はすんごく濃かった。 第2章の『私とはなにか』に書かれている内容が、ものすごく心に残って、くり返し読んでしまった。 P36に孤独につい…
理由がわかればもっと美味しく作れる! スパイスカレーの教科書 水野仁輔監修 東京カリ〜番長著 366日の東京アートめぐり (366日の教養シリーズ) 安原もゆる 図解でよく分かる建築構造入門 江尻憲泰 西洋の名建築がわかる七つの鑑賞術 中島智章 澁澤龍彦 日本作家論集成 上 (河出文庫) 澁澤龍彦 海外ドラマの間取りとインテリア 小野まどか イッツ・オンリー・トーク 絲山秋子 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書) 中野京子 ミッドナイト・サン トワイライト エドワードの物語 上 (ヴィレッジブックス) ステファニー・メイヤー ミッドナイト・サン トワイライト …
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