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思ったこと、考えたこと https://aaaooooo.hatenablog.com/

都内ウーマンの読書、アート、建築に関するブログです。 ビジネス書、話題の本、建築・アート本など、何でも雑多に読んでます。

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2022/09/18

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  • 京都旅行①:重森三玲庭園美術館(要予約)

    久々に京都に行ってきたので、健忘録! 重森三玲美術館 松尾大社 重森三玲美術館 1日目のメインイベントは重森三玲庭園美術館。 要予約のため、1週間前には予約が必要。 所要時間:20分〜40分 料金:一人1000円(R6.7時点) 重森三玲の旧宅書院・庭園(重森三玲庭園美術館) 重森美玲という有名な作庭家の旧家を美術館として公開している場所。 重森三玲がほぼ一から作った庭と、茶室を見ることができる。 簡単な説明をしてくれるので、全く無知識でもなんとかなるかと。 ※ただし、接客はかなりドライなので、親切な説明などは求めてはいけない! 所要時間は20分くらい。そのあと、自由に見学もできるけど、そんな…

  • 読んだ本まとめ(2023年7月・8月)

    画家とモデル―宿命の出会い―(新潮文庫) 銀河英雄伝説1 黎明篇 (らいとすたっふ文庫) アルスラーン戦記1王都炎上 (らいとすたっふ文庫) アルスラーン戦記16天涯無限 (らいとすたっふ文庫) わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫) わたしの幸せな結婚 六 (富士見L文庫) 皇帝の薬膳妃 朱雀の宮と竜胆の契り (角川文庫) 皇帝の薬膳妃 紅き棗と再会の約束 (角川文庫) ぬばたまおろち、しらたまおろち (創元推理文庫) 創竜伝1超能力四兄弟 創竜伝2摩天楼の四兄弟 世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2) おちくぼ姫 (角川文庫) マチネの終わりに(文庫版) (コルク) 田中…

  • ヘアケアをするかしないかで白髪の有無がかわるかもしれない。

    印象は髪がすべて 大人髪のトリセツ 作者:伊藤 廉 KADOKAWA Amazon つい先日こちらの本を読みました。 美容家や美容師などが書いているヘアケアの本はいっぱいあるけど、研究者が書いている本ということで、ちょっと興味を持った次第。 頭皮にも良い菌と、悪い菌があるらしく、髪の老化菌の一つがエンテロコッカス。 薄毛とか、白髪の原因になるらしい。 この菌に効くとされている成分が、グリシンとフィチン酸らしい。 そいてもう一つコリネバクテリウム。 これは頭皮の炎症を引き起こすらしい。 そもそも健康的な頭皮がどういうものかというと、青白いのが正解。 赤みを帯びていたりする場合は、炎症を起こしてい…

  • 読んだ本まとめ(2023年6⃣月)

    台所から北京が見える ――36歳から始めた私の中国語 (ちくま文庫 な-59-1) 科学的に正しい英語勉強法 マンガで早わかり!アフタヌーンティー 正式なマナーとちょっぴりエレガンスが身につく 建築士になる前もなってからも必ず役立つ! 建築士1年生が読む本 大人女子の小さなマナー帖~一流のお客様に学んだ気づかい (だいわ文庫) 印象は髪がすべて 大人髪のトリセツ 一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ(祥伝社新書312) 6月は語学学習系の本が多かった。 何はともあれ中国コンテンツにドはまりしたために、中国語をなんとかマスターしたい一心です。 中国語の勉強法の本はあまりないのだ…

  • 6月19日:中国語学習記録と読んだ本

    【今日の勉強記録】 NHK まいにち中国語 6月 5日分の視聴 NHK まいにち中国語 音読、カード練習 この日は1時間くらいしか机に向かえず・・・。 小説を読み進めたかったのだけど、手つかずでした。 大人女子の小さなマナー帖~一流のお客様に学んだ気づかい (だいわ文庫) 作者:横田 真由子 大和書房 Amazon 先日、こちらの本を読みました。 メンタル鬱をなんとかすべく、まずは自分の外見などを変えてみるというチャレンジのため。 高級ブティックなどで販売員をしていた著者が、お客様(おそらくお金持ち)から学んだことなどが書かれていた。 この本で印象に残ったのは、人から好かれる人・素敵だなと思わ…

  • 6月18日:中国語学習

    【今日の勉強記録】 NHK まいにち中国語 6月 シャドーイング 33話〜36話 NHK まいにち中国語 カード練習 日本語→中国語 成化十四年 読書 シャドーイングは、初級学習者にはあまり向いていないというような記事を読んで、シャドーイングではなく、朗読に切り替えたほうがいいかもしれないと思い始めている。 シャドーイングだと、確かに追いつくのでいっぱいいっぱいで、文法がどうなっているかとか、単語がどういう意味か、というのが頭から吹っ飛んでいるような気がする。 朗読もシャドーイングも、どちらにしてもちゃんと考えながら言う、というのが難しい。 慣れてくると、ほとんど無意識に音を繰り返しているだけ…

  • 6月17日:中国語学習

    【今日の勉強記録】 成化十四年 読書 この日はNHKはやらずに終わってしまった・・・。 一番楽しい勉強が、読書なので、どうしても楽しい方に行きがちだ・・。 意思の弱さ!!! 一応、何もしていなかったわけではなく(言い訳)、かわりに、スプレッドシートで学習目標などをつくっていた。 どうしても単語が覚えられず、どうしたものかな、と思って、いろいろ勉強方法などを紹介しているサイトを回遊。 そうしたら、学習目標を立てるべし、と書かれていた。 私の学習ゴールは 「中国語のドラマ・アニメ・小説を字幕無しで観れる・読めるようになる」 なので、これを具体的な行動に落とし込んでいく。 次にどれくらいの単語が頭に…

  • 6月15日:中国語学習

    【今日の勉強記録】 NHK まいにち中国語 6月 シャドーイング 1日分 6回 NHK まいにち中国語 カード練習 日本語→中国語 4回 通勤時間 キクタン初級編 成化十四年 辞書引きながら1ページ 単語がどうしても頭に入らないので、既製品の単語帳(キクタン)ではなくて、自分の興味のある魔道祖師のセリフなどをカードに書き出して、覚える方針にしようかと画策中。 カードの問題点は、とにかく作るのに時間がかかることだな。 作っただけでは全然勉強になってなくて、やっぱり日本語見て、ひっくり返して、中国語みて、ひっくり返して、をやらないと頭に入らない。 なんかこう、ぱぱっとカードを作る方法はないもんかな…

  • 6月14日:中国語学習

    【今日の勉強記録】 NHK まいにち中国語 6月 シャドーイング 1日分 作ったカードの勉強 3回 通勤時間 キクタン初級編 成化十四年 辞書引きながら1ページ 水曜日のNHKのシャドーイングをしているけど、まったくついていけず。 前日と同じように、一文中に動詞が2つ以上出てくると、頭が混乱する。 日本語→中国語でも同様。 動詞の数が、途端に私の脳みそをパンクさせる。 意味のまとまり(文節?)ごとに、区切って理解すれば多少はマシになるんだけど、だいぶつっかえながらやっとこさ。

  • 6月13日:中国語学習と読んだ本

    【今日の勉強記録】 NHK まいにち中国語 6月 シャドーイング 2日分 通勤時間 キクタン初級編 成化十四年 辞書引きながらやっとこさ1ページ まいにち中国語の6月1周目の会話文がなかなか難しくて、何回読んでもスムーズに言えない。 一文中に動詞が2つ以上出てくると、私のような初学者には途端に難易度が上がる。 もうこれは、訓練しかないですね。 マンガで早わかり!アフタヌーンティー 正式なマナーとちょっぴりエレガンスが身につく 作者:藤枝理子 主婦の友社 Amazon 先日、こちらの本を読みました。 アフタヌーンティー、たまに行くんだけど、マナーとか全然知らないなぁ〜と思って読んでみた。 そもそ…

  • 6月12日:中国語学習と読んだ本

    【今日の勉強記録】 NHK まいにち中国語 6月 ラジオ 5日分 NHK まいにち中国語 6月 シャドーイング 2日分 通勤時間 キクタン初級編 月曜日にNHKまいにち中国語のアプリが更新されて、5日分の放送が聞けるようになる。 なので、まとめて聴いてしまうことにしてみた。 そうすれば火〜日までは、シャドーイングに集中できるので。 今日は小説は全く読めず。 小説を読むのが一番楽しい勉強なんだが、シャドーイングノルマをこなすので、一日が終了。 単語をどうやって覚えるかが課題だ。全然頭に入らない。 みんなどうしてるんだろ。単語の覚え方について、ちょっとリサーチしてみる必要がある。 科学的に正しい英…

  • 6月5日〜6月11日の勉強記録(中国語)

    一週間の勉強記録 【2023/6/5】 NHK まいにち中国語 5月 ラジオ 2日分 NHK まいにち中国語 5月 シャドーイング 2日分 通勤時間 キクタン初級編 通勤時間に聞いているキクタンの成果が芳しくない。 単に聞き流しているだけになってしまっている。 ネットで効果的な単語の覚え方を検索してみたら、やっぱり聞いているだけじゃ駄目で、シャドーイングするか、できるだけテキストを見て・聴くようにしないとダメそうだ。 歩いている間はどうしようもないけど、電車に乗っている時間はテキストを開くようにしないとな。睡眠の誘惑に負けて、寝てしまうんだよなぁ。 単語じゃなくて、中国語の本を読む時間にしたほ…

  • 5月29日〜6月4日の勉強記録(中国語)

    【今週やったこと】5月29日〜6月4日 月 NHKラジオ まいにち中国語 3日分 シャドーイング 2日分 キクタン初級編 1順 火 NHKラジオ まいにち中国語 2日分 シャドーイング 4日分 キクタン初級編 1順 水 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 木 キクタン初級編 1順 金 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 キクタン初級編 1順 魔道祖師 中国語版小説 4章3 (セリフ部分のみ) 土 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 NHKラジオ まいにち中国語 6月版テキスト予習 日 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 NHKラジ…

  • 読んだ本まとめ(2023年4月・5月)

    暮らしを楽しむ 部屋づくりとインテリアの見本帖 李姉妹のおしゃべりな中国語 世界のビジネスエリートが身につけている教養としてのテーブルマナー 王子が私をあきらめない!(12) (ARIAコミックス) たまさんの食べられる庭(自然に育てて、まるごと楽しむ) 同志少女よ、敵を撃て たった1日で声まで良くなる話し方の教科書 SNSで学ぶ 推し活はかどる中国語 暮らしを楽しむ 部屋づくりとインテリアの見本帖 作者:Misa,Hanamori,chaco,なな マイナビ出版 Amazon 夫がまあまあインテリアを頑張ってくれているのに、なんだかイマイチ垢抜けないので、借りてみた本。 この本で、韓国風イン…

  • 5月22日〜28日の勉強記録(中国語)と面白い単語帳

    【今週やったこと】5月22日〜28日 月 NHKラジオ まいにち中国語 2日分 シャドーイング 2日分 キクタン初級編 1順 火 NHKラジオ まいにち中国語 3日分 シャドーイング 2日分 キクタン初級編 1順 水 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 木 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 金 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 キクタン初級編 1順 土 無し 日 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 魔道祖師 中国語版小説 3章4〜3章5 読了(セリフ部分のみ) 今週のまいにち中国語は木曜日の分が結構難しくて、思うようにシャドー…

  • 「憧憬の地 ブルターニュ展」・「RINGS〜指輪〜橋本コレクション」@国立西洋美術館

    bretagne2023.jp 会期ギリギリになんとか滑り込み。 これまで、どの場所を描いた絵なのかっていうのをあんまり考えたことがなかったので、場所にフォーカスした展示はちょっと新鮮だった。 1800年代後半から1900年代前半くらいの絵がほとんどで、びっくりしたのは日本人画家のコーナーが設けられていたこと。 結構な枚数が飾られていて、びっくり。 なかでも斎藤豊作という画家の絵がすごく好みだった。 「斎藤豊作」の検索結果 - Yahoo!検索(画像) 印象派に属する感じの画風なんだけど、どことなく日本っぽい感じもあって、面白い絵でした。 日本っぽいって書いたけけど、どこに日本っぽさを感じたの…

  • どう話すかはめちゃくちゃ重要。「声まで良くなる話し方の教科書」著者:魚住りえ

    たった1日で声まで良くなる話し方の教科書 作者:魚住 りえ 東洋経済新報社 Amazon 今の部署に異動してから、情報の中身がどうかというよりも、「どう伝えるか」というのがめちゃくちゃ重要ということに気づいた。 というのは、伝え方が駄目だと、そもそも話を聞いてくれない上に、中身も駄目だと判断されたりする。 前の部署の人たちが、いかに私の話を辛抱強く聞いてくれていたのか、というのを異動してから実感した。 ただ、どうやって伝え方を鍛えるのか、というところが問題で、ひとまずベストセラー本のたった1日で声まで良くなる話し方の教科書を読んでみた。 この本のすごいところは、伝える内容にフォーカスしているの…

  • 今週の勉強記録(中国語)

    中国ドラマにドハマリしてから、中国語の勉強をしているのだけど、継続するのが何より難しいのが語学学習だと思うので、継続のためにこちらに記録していこうかと。 【今週やったこと】 月 NHKラジオ まいにち中国語 2日分 キクタン初級編 1順 火 NHKラジオ まいにち中国語 3日分 キクタン初級編 1順 水 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 キクタン初級編 1順 木 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 キクタン初級編 1順 金 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分 キクタン初級編 1順 土 魔道祖師 中国語版小説 1章1〜3章2 読了(セリフ部分のみ…

  • 時々こういう心洗われる本を読みたくなる「たまさんの食べられる庭」著者:中川たま

    図書館の新刊リストを見ていたら、中川たまさんの新刊が見つかったので早速借りてみた。 たまさんの食べられる庭(自然に育てて、まるごと楽しむ) 作者:中川 たま 家の光協会 Amazon 料理家なので、いろんなレシピ本も出しているのだけど、こちとらそんなに料理には興味がないもんで、前に読んだ本もレシピ本ではなく、器についての本だった。 器は自由におおらかに おいしく見える器の選び方・使い方 作者:中川 たま 家の光協会 Amazon この本の語り口がすごく良くて、読むと落ち着いた気分になれるエッセイだったのはよく覚えている。 中川たまさんが、自分の好きなお皿や、お皿の使い方、何処で買い集めてきたの…

  • 「部屋のみる夢」展に行ってきました@ポーラ美術館(箱根)

    今週のお題「何して遊ぶ?」 GW前半に、箱根旅行に行ってきました。 箱根といえばポーラ美術館!ということで、行ってきましたポーラ美術館。 始めて行く美術館だったのだけど、予想以上に建物がよかった。 といいつつ、あまり建物の写真がない・・・。 外観よりも内観のほうが良かったです。 設計は日建設計、施工は竹中工務店。 そんなにひどい崖地というわけでもないのに、建物の周りは擁壁でかこまれている。 なぜかと言うと周りの景観に配慮して、建物の高さを抑えるために地面を掘ったらしい。 しかし、美術品も守らな!ということで、地下化するんではなく、擁壁で取り囲んで完全免震構造を採用。すごいねポーラ! あえてこん…

  • マナーとは相手への配慮。配慮ができないと仕事も評価されない。

    鬱々とした気分を晴らすために、身だしなみ・外見を整えようと思って、化粧品などを買ってみた、という話をこちらの記事で書いた。 その流れで、自分の所作についても見直してみようと思って、マナー本などを読んでみることにした。 私、婚活して結婚したくちなんですが、婚活してたときはすごく色々と頑張っていて、お化粧やら、会話やら、レストランでのマナーやら、すごく気を使ってお見合い三昧の日々を過ごしていた。 なんだけど、結婚した後、仕事で色々あって精神的におかしくなり始めてから、すっかりそういったところから遠のいていて、せっかく覚えたマナーやらメイクやらの知識がすっかり抜け落ちてしまった。 でも、婚活でメイク…

  • 春はつらい。美人はすごい。

    学生時代は、なんとなく春は何かが変わる気がして、気分が上がる季節だったけど、社会人になった今では、春は割と憂鬱になることのほうが多い。 特に真新しいことが起こるわけでもなく、どちらかというと自分や同僚の異動で、面倒事が増える季節という感じだ。 ここ数日、また鬱々としてきてしまって、どうしたもんかな、と。 鬱々しているのも結構辛くて、自分が辛いだけならまだしも、夫にも悪影響な気がしていて、本当になんとかしたい。 鬱々してくると、いろんなことがどうでも良くなってきて、ご飯も食べられればなんでもよいし、外見にも無頓着になってきていて、アカンですね。 なもんで、逆のアプローチをするのが鬱には効くかもと…

  • 中国語の勉強方法と、語学学習のコツについて

    魔道祖師にハマってからというもの、どうしても字幕なしでみたい!中国語を理解したい!熱が高まって、中国語を勉強しております。 発端はこれ↓↓ m.mimifm.jp 日本語の吹替版も出てるんだけど、吹替版はちょっと思ったのとイメージが違っていて、個人的には中国語版のほうが好きです。 だが! 字幕がないと意味が理解できないのはつらすぎる・・・。 なもんで、一念発起して中国語の勉強を始めた次第。 しかし、どうやって勉強するんだという問題がありまして、とりあえずNHKかな!ということで、ラジオを試聴。 今はアプリで聞けるので、大変便利ですね。 www.nhk.or.jp NHKラジオ まいにち中国語 …

  • 読んだ本まとめ(2023年3月)

    アートがわかると世の中が見えてくる 慶應志木高校ライブ授業 漢文は本当につまらないのか(祥伝社新書) もりのなか (世界傑作絵本シリーズ) 14ひきのあさごはん (14ひきのシリーズ) 14ひきのぴくにっく (14ひきのシリーズ) 音声ダウンロード付き 中国語が3週間で身につく音読 ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール 3月は7冊でした。 中国語の勉強関係が5冊だったので、普通の本は2冊のみ。 アートがわかると世の中が見えてくる 作者:前崎 信也 IBCパブリッシング Amazon 日本の文化・芸術が歴史上どのように扱われてきたのか、定義されてきたのか、ということについて書かれている本で…

  • 「フィリップ・コルバート展」@軽井沢ニューアートミュージアム

    knam.jp 先日、軽井沢旅行に行きまして、軽井沢ニューアートミュージアムで開催中のフィリップ・コルバート展に行ってきました。 初めて行った美術館だったんだけど、入り口を抜けると、廊下上の吹き抜け空間があって、ここがすごく良い雰囲気だった。 1階は、本・雑貨・アート作品・などの物販スペースと受付、2階が特別展の会場。 本棚の間には椅子もあって、本を観たり休んだりできるようになっていて、天井が高いお陰で、狭くは感じないのに、平面的な視界は遮られるところが落ち着けそうで良かった。 今回メインの「フィリップ・コルバート展」は2階で開催中。 かなりポップな絵柄で、正直全く好みではないタイプの絵だった…

  • 日本の芸術はどのように作られたか。「アートがわかると世の中が見えてくる」著者:前崎信也

    アートがわかると世の中が見えてくる 作者:前崎 信也 IBCパブリッシング Amazon タイトルに惹かれて読んでみました。 日本の歴史の中で、日本の芸術がどのように定義され、利用されてきたのか、というのを解説している本だった。 そして、文化大国ニッポンという肩書きは本当に正しいかな?? 今後もそう言ってられるかな??と警鐘を鳴らしている本でもありました。 初めて読んだタイプの内容だったので、新鮮で面白かったな。 そもそも日本の芸術ってなんだ?? という問題について、著者は明治期に定義されたのではないか、と仮説を立てていた。 明治になって日本が開国したあと、世界にデビューするにあたって、日本と…

  • 読んだ本まとめ(2023年2月)

    中国語は不思議―「近くて遠い言語」の謎を解く―(新潮選書) エゴン・シーレ: 鏡のなかの自画像 (231;231) (コロナ・ブックス 231) 7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社新書331) ウェン王子とトラ 2月は4冊でした。 中国語の勉強の勉強を始めてから、中国語版の絵本などを読んでみているのですが、絵本でもわからない単語がバンバン出てきますね。 中国語は不思議―「近くて遠い言語」の謎を解く―(新潮選書) 作者:橋本陽介 新潮社 Amazon 1冊目の「中国語は不思議」は、中国語に関する豆知識がたっぷり詰まっていて、普通に面白く読了。 ピンインができた歴史とか、どういうふうに簡体字…

  • 「エゴン・シーレ展」@東京都美術館に行ってきました。独特の人体表現が面白い。

    www.egonschiele2023.jp 東京都美術館で開催中のエゴン・シーレ展に行ってきました。 いつだったかに行ったクリムト展で、初めてエゴン・シーレの絵を観て、すごくいいなぁ〜と思っていたので、嬉しい企画展でした。 エゴン・シーレ: 鏡のなかの自画像 (231;231) (コロナ・ブックス 231) 作者:古川 真宏 平凡社 Amazon 事前の予習がてら、↑こちらの本を読んでから観に行きました。 薄い本なので、1時間〜2時間で読めました。 エゴン・シーレの概要を知るにはちょうど良い本だったな。 ただ、当時のアカデミズムに反抗して、クリムトなどの分離派の影響を受けつつ、独自の路線を歩…

  • 「7カ国語をモノにした人の勉強法」(著者:橋本陽介)

    この前読んだこちら↓↓の本がすごく面白かったので、著者つながりで読んでみました。 aaaooooo.hatenablog.com 今回読んだのはこちら。 7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社新書331) 作者:橋本 陽介 祥伝社 Amazon 魔道祖師 1 (ダリア文庫e)にハマり、中国ドラマにハマり、これはもう中国語を勉強するしかない!ということで、絶賛中国語を学習中です。 この本では、ちゃんと使える言語にするにはどうしたらいいのか、ということがメインで書かれていて、魔道祖師のラジオドラマ(中国語版)を聞けるようになりたいという動機で中国語を勉強している私にとっては、ぴったりの本だったな…

  • 映画「RRR」を観てきました。

    あるブログで、「RRR」という映画がツイッター界隈で話題になっているという話を知りまして、友達と一緒に観てきました。 rrr-movie.jp いやーーーーーー!!!!!!! すごかった!!!!!!! 3時間もの大作だったのに、体感時間は30分くらいでした。 事前に友達から、「全編クライマックス」という触れ込みらしい、という話を聞いていたのだけど、観るまではなんじゃそりゃ、と思ってました。 マジでした。 全編クライマックスでした。 冒頭からのぶっ飛び具合に、「は?」ってなりつつも、ツッコミを入れさせない猛烈な圧に理性はあっちゅう間に吹っ飛び、3時間が通り過ぎました。 演出が未だかつてないという…

  • 中国語学習者にはぜひ読んでほしい「中国語は不思議 近くて遠い言語の謎を解く」著者:橋本陽介

    中国語は不思議―「近くて遠い言語」の謎を解く―(新潮選書) 作者:橋本陽介 新潮社 Amazon 久々の投稿になってしまいました。 もう怒涛の勢いで、中国ドラマを観ているせいで、読書も疎かになり、ブログネタがないという状況なんだけど、久々に本を読んだので、ご紹介! 中国エンタメにドハマリしてからというもの、中国語の勉強をしています。 勉強がてら読んでみた本書だけれど、思った以上に読みやすく、普通に面白くサクサク読了してしまった。 著者がかなりユーモラスな方なのか、文体が軽快で楽しい。 もちろん中国語の豆知識(というにはかなりしっかりした知識)がつまっているので、中国語上級者でも楽しいんじゃなか…

  • 川内倫子「M/E」展@東京オペラシティアートギャラリーに行ってきました。

    www.operacity.jp 先日、こちらのオペラシティで開催していた「川内倫子展」に行ってきました。 前に別の展覧会で川内倫子の写真を見たことがあって、すごく好きだな〜と思っていた写真家さん。 テーマの「M/E」というのは「母なる大地(Mother Earth)」という意味と、「私(Me)」という意味があるらしい。 普段、何も気にせずに見ているものを、「これは特別なことなんだよ!」・「すごいことなんだよ!」と思わされた感じがあったな。 左側のりんごの写真なんて、ありふれた光景なんだけど、りんごというものがあって、皮を向くナイフがあって、りんごを美味しいと思う自分(誰か)がいる、ということ…

  • 読んだ本まとめ(2022年11月)と中国ドラマにハマった件。

    プロ建築士が絶対しない家の建て方 印南和行 11月に読んだ本は1冊でした・・・。 というのは、タイトル通り中国アニメ・中国ドラマにドハマリしたから・・。 魔道祖師にドハマリしてからというもの、中国ドラマをむさぼり観ています。 なので、今回は中国ドラマを紹介したい! まずはこれ。 mdzs.jp 魔道祖師 1 (ダリア文庫e)のドラマ版。 こちら↓で前にも記事にしてますが、やっぱり好きすぎてもうダメだ。 aaaooooo.hatenablog.com 原作の小説はガッツリBLですが、ドラマ版はブロマンス止まりになっているので、腐ってない人でも大丈夫。 原作のほうが好きなんだけど、ドラマ版の良いと…

  • 家を建てる前に読んでおきたい「プロ建築士が絶対にしない家の建て方」(著者:印南和行)

    プロ建築士が絶対しない家の建て方 作者:YouTube不動産 印南和行 日本実業出版社 Amazon 先日、こちらの本を読みました。 一般の方向けに書かれているので、めちゃくちゃわかりやすかったです。 そして家を建てよう(買おう)という人が、こうだったらいいな〜と思いがちなポイントに対して、冷静にデメリットを指摘してくれているので、なるほどな〜と。 たとえば、 ・リビングの吹き抜け ・アイランドキッチン ・シューズインクローゼット ・タッチレス水栓 ・無垢材のフローリング ・造り付け家具 などなど。 どれも、一回は憧れたことがあるんじゃないでしょうか!?!? 私だけ!?!? 特にリビングの吹き…

  • 読んだ本まとめ(2022年10月)

    建て主たちのクレーム事典 日経ホームビルダー 魔道祖師 1 (ダリア文庫e) 墨香銅臭 魔道祖師 2 (ダリア文庫e) 墨香銅臭 魔道祖師 3 (ダリア文庫e) 墨香銅臭 魔道祖師 4 (ダリア文庫e) 墨香銅臭 10月の読んだ本まとめです。 まさかの5冊! しかも4冊は魔道祖師! 兎にも角にも魔道祖師にどっぷりの1ヶ月だった。 魔道祖師 1 (ダリア文庫e) 作者:墨香銅臭 ダリア文庫e Amazon こちら、ドラマとアニメにもなっていて、ドラマは現在Gyaoで無料配信されています。 ↓↓ gyao.yahoo.co.jp 全50話もある上に、1話が50分くらいあるので、めっちゃ長いです。 …

  • 今年一番の小説に決定。中国歴史ファンタジー×BL『魔道祖師』(著者:墨香銅臭)

    魔道祖師 1 (ダリア文庫e) 作者:墨香銅臭 ダリア文庫e Amazon 中国で発表されて、それが翻訳されて日本でも出版されたらしい。 中国歴史ファンタジーで、BLです。 すーーーーーーっごく面白かった!!!!!!! 控えめに言っても今年一番の小説(ジャンル問わず)であることは間違いない。 2巻以降はもう号泣に次ぐ、号泣で、目と鼻が痛い。 この物語を涙なしに読める人はいるんだろうか。 いや、いない!!!! 少なくとも、私はひたすら号泣だった。 主人公の過去(前世)が悲惨なのは薄々感じていたのだけど、それにしても、それにしても!!!!! 思い出しただけでも涙が出てくるぞ。 だからこそ、最後(今…

  • 今期ガンダムがウテナすぎて、もうダメだ。

    ツイッターを回遊していたら、「今期ガンダムがウテナらしい」というコメントを見つけてしまって、当初見る気はなかったのだけど、 いや、見るでしょ!?!?!?! ってなって、見ました。 g-witch.net 結果として、まじでウテナでした。 まだ1話しか見ていないので、今後の展開はわかりませんが、戦闘の勝者が花嫁と結婚できるという設定ががウテナっぽい。 こういうとガンダム製作者に対して失礼なので、あれなんですが、そうはいってもウテナ大好き人間としては、ウテナっぽいと思うと一気にテンションが上がってしまう。 しかしガンダムが男女の恋愛ではなく、女の子同士の恋愛を当然のものとして描いていることに、時代…

  • 横浜元町建築旅・その2(べーリック・ホール:旧べーリック邸 設計J・H・モーガン)

    横浜元町建築旅・その2です。 その1はこちら↓↓ aaaooooo.hatenablog.com 今回は、べーリック・ホール(旧べーリック邸 設計J・H・モーガン)に行ってきました。 前回のエリスマン邸に比べて、こちらのほうがの延べ面積は大きいかな。 部屋数もすごい。 庭に植えられている木が南国チックなので、どこの国でしょうか?という感じだけど、日本です。横浜です。 左が一階のホール。 床が下がっているので、結果的に天井高が他の部屋よりも高くなっている。 窓と天井のデザインが素敵すぎます。 右はバスルームの一つ。 全部で3つだったかな、バスルームがあって、寝室に隣接して配置されてます。 寝室の…

  • イッタラ展@Bunkamura ザ・ミュージアム

    イッタラ好きとしては、なんとしても行かねばならんということで、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている『イッタラ展』に行ってきました。 公式HPはこちら↓↓ www.bunkamura.co.jp イッタラはもともとフィンランドのイッタラ村で、ガラス工房としてスタートしたらしい。 イッタラといったら、ガラス製品よりもティーマシリーズのイメージが強かったので、ガラス製品が先だったのは知らなかった。 iittala(イッタラ) Teema プレ-トフラット ホワイト 21cm iittala(イッタラ) Amazon ↑イッタラといって、真っ先に思い浮かべるシリーズ。 シンプル・オ…

  • 建築士向けの本だけど、家を建てる前に読んでおきたい。『建て主たちのクレーム事典』(編集:日経ホームビルダー)

    建て主たちのクレーム事典 日経BP Amazon 先日、こちらを読みました。 タイトルからも分かる通り、建築業界で働く人向けに書かれた本です。 なんだけども、読みながら、これ建主(お客さん)サイドも読んだほうがいいな〜と。 というのは結局、プロっていったって、人間には違いないので、気が回らない所もあるし、場合によっては失敗もするしミスもする。 建築って、とにかく工程がすごく多いし、基本一点物。 試しに作ってみて検証してみるってのができないので、設計段階でどれだけ予測できるかってところに全てがかかってる。 もちろんベテランの建築士なら、いろんな失敗を重ねてきているので、経験値や知識量でカバー出来…

  • 横浜元町建築旅・その1(エリスマン邸 設計A・レーモンド)

    つい先日、横浜観光をしてきました。 横浜といったら、中華街!元町!ってなことで、ベタベタなところも行きつつ、元町周辺は昔の洋館も立ち並んでおりまして、建築巡りもしてきました。 まずはエリスマン邸! こちらはアントニン・レーモンドの設計。 もともとあったものは解体されてしまっており、現存しているのは平成に再建されたものらしいです。 居間の写真↓↓ 完璧に再現されているわけではないみたい。 それでも居間やサンルームは、木造の温かみがあって、すごく良かった。 上の写真の家具も、レーモンドが設計したものを再現したものらしいです。 単体では好みではないんだけど、あらためて写真をみると家と調和していて良い…

  • モダニズムにいたるまでの建築と、モダニズム建築についての大枠がわかる本。

    画文でわかる モダニズム建築とは何か 作者:藤森 照信 彰国社 Amazon 先日、「画文でわかる モダニズム建築とは何か」を読みました。 『日経アーキテクチュアSelection 世界のリノベーション』でもイラスト付きの連載をしている宮沢洋氏と、建築史家の藤森照信氏のコラボの一冊。 モダニズム建築と言ったら、コルビュジェ! というくらいモダニズム=コルビュジェ説が、私の中では染み付いてしまっていたのだけど、この本のなかではモダニズムの発祥をバウハウスにおいているところが斬新で面白かった。 また、原始時代は一つで、その後いろんな文化圏ごとに多種多様な建築が生まれ、モダニズム以降また一つに収束し…

  • 9月に読んだ本とおすすめ本(2022年9月)

    RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (角川文庫) RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴 (角川文庫) 荻原規子 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ (光文社新書) 稲田 本当に心地いい部屋 ものが少ないからくつろげる、満たされるから帰りたくなる (大和出版) 筆子 思考のコンパス ノーマルなき世界を生きるヒント (PHPビジネス新書) 山口周 HEALTH RULES 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣 (集英社文芸単行本) 津川友介 プロだけが知っている 小説の書き方 森沢明夫 画文でわかる モダニズム建築とは何か 藤森照信・…

  • 『映画を早送りで見る人たち〜ファスト映画・ネタバレ コンテンツ消費の現在形〜』(著者:稲田豊史)

    映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ (光文社新書) 作者:稲田 豊史 光文社 Amazon 気になるタイトルで、手に取った本。 最近、映画を早送り・秒送りで見る人が増えているらしい。 youtubeなどでも要約動画がたくさんあるけど、それで満足してしまって、本は読まないっていうのは結構ある気がする。 本書はこういう要約やあらすじだけで満足してしまう人や、映画を倍速で見る人の心理について、考察している本だった。 良い悪いと一概には言えないけど、結局、“余裕がない”ってことなんだろう。 とにかく時間がない。 学生は、勉強とアルバイトで忙しいし、社会人も仕事…

  • 『メメント・モリと写真』展@東京都写真美術館

    東京都写真美術館で開催中の『メメント・モリと写真』展に行ってきました。 topmuseum.jp メメント・モリ=死を想え って、哲学的な話なのかな〜と思っていたのだけど、もともとは「明日死ぬかもしれないのだから、今を楽しめ」というちょっと享楽的なメッセージだったらしい。 明日死ぬとしたら、いま何したい?って、ちょっと頭の片隅で考えるようにしたら、ちょっとはマシに生きられるんだろうか? 死があるからこその生、っていう2項対立的な感覚をあらためて感じた展示でした。 そして、享楽的に生きるって、ものすごく現在的だな、と。 未来を考えたり、過去を振り返ってたら、享楽的には生きられないよな〜と。 過去…

  • 読んだ本まとめ(2022年8月)哲学、建築、アート、フェミニズム

    言葉を生きる: 考えるってどういうこと? (ちくまQブックス) 池田晶子 近隣トラブル対策! 建築・道路・境界の法律知識 (法学選書) デイリー法学選書編修委員会(編) 誰のための排除アート?: 不寛容と自己責任論 (岩波ブックレット 1064) 五十嵐太郎 妄想美術館 (SB新書) 原田マハ あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない クリステン・R・ うまくいっている人の考え方 完全版(ジェリー・ミンチントン) (ディスカヴァー携書) ジェリー・ 往復書簡 限界から始まる (幻冬舎単行本) 上田千鶴子 メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」~ (光文社新書) 岡嶋…

  • 美術館めぐりからの飯田橋〜神楽坂近辺でランチとデザート

    誕生日くらいはちょっと贅沢したい!ということで、『ガブリエル・シャネル展』のあと、飯田橋に移動して、ランチ。 せっかく平日有給をとったので、お得ランチにしたいな〜ということで、数日前から行こうと決めていたル・ブルターニュへ。 tabelog.com 土日だと3000円くらいするランチが、平日だと1600円〜1900円くらいでいただける。サイコーじゃ。 ランチセットのサラダとアップルティー。 適当に頼んだアップルティーだったのだけど、これが異様に美味しくてびっくりした。 アップルティーって、美味しかったのかという驚き。 サラダもシャキシャキで◎ 季節のガレット。 この日はズッキーニととうもろこし…

  • 最近面白かった本と、蜷川実花展@東京都庭園美術館

    メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」~ (光文社新書) 作者:岡嶋 裕史 光文社 Amazon 『メタバースとは何か〜「ネット上のも一つの世界」〜』岡嶋裕史 ここ最近、美術館巡りのお供に持ち歩いていた本。 あっちこっちでメタバースという単語を聴くようになったけど、はて?メタバースってなんぞや?という知識レベルだったので、読んでみた。 そもそもとして、私は旧フェイスブック(メタ)が開発した仮想空間をメタバースというのだと思っていたのだけど、完全に間違っていた。 まず、メタバースという概念が先にあって、そこに商機を見出したフェイスブックが社名を改定した、というのが正しい流れだったみたい…

  • 8月の美術館めぐり・その4「ガブリエル・シャネル」展@三菱一号館美術館

    三菱一号館美術館で開催中の『ガブリエル・シャネル』展に行ってきた。 ぐるっとパスの対象外なので、こちらは別途チケットが必要。 大人は2300円。 mimt.jp 展示は、洋服がメインで、次にアクセサリーが多かった。 バッグや靴は数点展示されているだけだったかな。 バッグや靴のほうが興味があったので、そちらも見てみたいな〜と思ったのだけど。 シャネルというブランドの作品展示ではなく、あくまでもシャネル自身がデザインした洋服が展示されていて、当初のブランドのコンセプトを知るには面白い内容だった。 活発な女性のための洋服、というのがデザインの根底にあったらしく、どの洋服も動きやすそうではあった。 動…

  • 女性としての矜持を持ちたい、と思わされた。『往復書簡 限界から始まる』(著者:上野千鶴子・鈴木涼美)

    往復書簡 限界から始まる (幻冬舎単行本) 作者:上野千鶴子,鈴木涼美 幻冬舎 Amazon 読み終えたあと、しばし放心状態だった。 日本のフェミニズムを牽引している社会学者の上野千鶴子氏と、元AV女優で現在はライターをしている鈴木涼美氏の往復書簡集。 上野氏が書かれていたように、往復書簡というローテクな形で対談をしたことによって、良くも悪くも、お二人の胸の内を深く深く掘り下げることなったんだろうな。 これでもかこれでもか、と、繰り出されるお二人の過去や現在の心境が、本当に読んでいて苦しいというか、何か展望はないんでしょーか!?!?!と聞きたくなるくらい、なんだか苦しいものが残る、読後感だった…

  • 8月の美術館めぐり・その3「シアトル→パリ田中保とその時代」展@埼玉県立近代美術館

    最近は美術館も写真OKのところが増えてきて、嬉しい。 これまでは、見て終わりだったので、 あとで写真を見返して、あーだこーた考えるのも楽しい。 田中保(やすし)という画家を、全く知らなかったのだけど、古典風味が残りつつ印象派的な雰囲気もある画風で、好みの絵が多かった。 作者の経歴を見ると、1900年代初期に単身アメリカに渡って、アーティストになった人らしい。 今回、大半の絵にガラス(か、プラ)のパネルが貼られていたのが残念だった。 光の反射で、絵がよく見えなかったんだよなぁ〜うううう。 なので、写真も斜めから。 古典〜印象派あたりの画風なんだけど、ところどころこういう前衛的な絵もあって、いろい…

  • セックスと資本主義に関係があるとは知らなんだ。:あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない(著者:クリステン・R・ゴドシー)

    あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない 作者:クリステン・R・ゴドシー 河出書房新社 Amazon タイトルのインパクトがすごすぎる。 しかし、ポップなタイトルと表紙とは裏腹に真面目な内容だった。 私の中では『社会主義は失敗だった』というイメージがこびりついていたので、社会主義にも良い点はあったのだ、という主張をしている本書の内容はかなり衝撃だった。 社会主義国だった東ヨーロッパには、1924年にはもう産休を取り入れている国があったり、産休の間、全額給料保証があったり、保育制度が充実していたり、シングルマザーでも貧困層になることはない制度がととのっていたり・・・ 現代日本か…

  • 美術館巡りのお供本と、最近面白かった本。

    美術館めぐりをしていると、移動時間がかなりあるので、本などの暇つぶしグッズは必須。 最近持ち歩いていた本がこちら↓↓ 妄想美術館 (SB新書) 作者:原田 マハ,ヤマザキ マリ SBクリエイティブ Amazon めっちゃ面白くて、あっというまに読み終えてしまった。 アート好き(というかほとんど専門家かな?)な、お二人の対談集。 原田マハさんは前に『現代アートをたのしむ 人生を豊かに変える5つの扉 (祥伝社新書 599)』という本をよんで、こちらもすごく面白かったんでした。 今回読んだ「妄想美術館」は、お二人の趣味全開で楽しかったな。 現代のアーティストよりは、印象派以前の画家がたくさん紹介され…

  • 8月の美術館めぐり・その2(東京都美術館・パナソニック汐留美術館)

    ぐるっとパスを利用して、今回は東京都美術館とパナソニック汐留美術館に行ってきた。 8月9月は美術館巡り強化月間だなー。 8月の美術館めぐり・その1はこちら↓↓ aaaooooo.hatenablog.com この前行った、『ジャン・プルーヴェ展』も椅子や建築だったけど、今回の『フィン・ユール展』も椅子がメインの展示だった。 会場は溢れんばかりの椅子・イス・いす!で、椅子が好きな人にはたまらんだろうな〜。 前回のジャン・プルーヴェとは違って、フィン・ユール展のほうがデザイン性に富んでいて見ていて面白かったし、こちらのほうが好みの椅子が多かった。 個人的にモダニズムの影響を受けつつ、まだクラシック…

  • 8月の美術館めぐり・その1(東京都現代美術館・ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション)

    今年も早速ぐるっとパスを買って、美術館巡り。 www.rekibun.or.jp 都内の美術館がお得に入館できるので、美術館好きの必携。 有効期限が使い始めた日から2ヶ月間と短いので、8月9月は美術館めぐり強化月間になりそうだ。 今回行ったのは東京都現代美術館で開催中の『ジャン・プルーヴェ展』。 www.mot-art-museum.jp アート展というよりは、インテリア・建築展という感じだった。 ジャン・プルーヴェという人を初めて知ったのだけど、その理念についてはかなり同意できる部分があって、現代でも十分に通じるなぁと思った。 なかでも「地上に痕跡を残さないものを造りたい(うろ覚え)」という…

  • 街から人を追い出すアートって、悲しすぎる。

    誰のための排除アート?: 不寛容と自己責任論 (岩波ブックレット 1064) 作者:五十嵐 太郎 岩波書店 Amazon このまえ読んだ『様式とかたちから建築を考える』が面白かったので、五十嵐太郎先生つながりで読んでみた。 気軽に読みはじめたのだけど、本当に頭の痛くなる事が書かれていた。 ここ最近、本当に日本はおかしくなっているんじゃないか、と思うことが増えている。 気のせい??? 気のせいなら全然いい。 でも、たぶん気のせいじゃないと思う。 小崎哲哉氏の『現代アートを殺さないために ソフトな恐怖政治と表現の自由』や、『現代アートとは何か』だとか、稲垣えみ子氏の『寂しい生活』、安宅和人氏の『シ…

  • 哲学って楽しいんだなぁ、と思えた本。

    めちゃくちゃ良い本だった。 めちゃくちゃ良い本だった。 言葉を生きる: 考えるってどういうこと? (ちくまQブックス) 作者:池田 晶子 筑摩書房 Amazon たぶん、いまの私が求めていることが、たくさん詰まっていたからなんだろうな。 筑摩書房から出ている10代に向けたシリーズの一冊。 10代なんてとうの昔に通り過ぎたけれど、別にいいのさ、何歳が読んだって。 (と、開き直るのだ。) 全部で4章、総ページ数127ページの、とっても薄い本。 見た目は薄いけど、内容はすんごく濃かった。 第2章の『私とはなにか』に書かれている内容が、ものすごく心に残って、くり返し読んでしまった。 P36に孤独につい…

  • 最近読んで良かったと思った本(2022年7月)

    理由がわかればもっと美味しく作れる! スパイスカレーの教科書 水野仁輔監修 東京カリ〜番長著 366日の東京アートめぐり (366日の教養シリーズ) 安原もゆる 図解でよく分かる建築構造入門 江尻憲泰 西洋の名建築がわかる七つの鑑賞術 中島智章 澁澤龍彦 日本作家論集成 上 (河出文庫) 澁澤龍彦 海外ドラマの間取りとインテリア 小野まどか イッツ・オンリー・トーク 絲山秋子 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書) 中野京子 ミッドナイト・サン トワイライト エドワードの物語 上 (ヴィレッジブックス) ステファニー・メイヤー ミッドナイト・サン トワイライト …

  • お買い物が上手い人と下手な人(私)について

    最近、お買い物好きな人たちのブログにハマっていて、あれこれ検索しては読み漁っている。 その中でも、買ったものを本当に気に入って使っている方の、買ったもの愛を語っているブログが面白い。 (単純にその方の文章が面白いということもあるけど。) どこがどう好きなのか語れるくらい好きって、すごいことだ。 例えば、いま着ている服について、どこが好きなの?どうして買ったの?って聞かれても、答えられないんだなぁ。私は。 買ったときはすごく吟味して、これなら!と思って買っているのに、なんだか家に届いた瞬間にどうでも良くなってる。 そうして、家にはそんなに好きでもないものが溢れていて、どれも愛着がないから、使い方…

  • 最近読んだ本まとめ。資本主義の闇とか。建築とか。その2

    最近読んだ本で、面白かったものなどをまとめてます。 その1はこちら↓↓ aaaooooo.hatenablog.com 今回はその2! 様式とかたちから建築を考える 作者:五十嵐 太郎,菅野 裕子 平凡社 Amazon 最近面白かった本の2冊めはこちら。 横浜とか、日本橋界隈の西洋建築をかなり解像度高く紹介してくれていて、ふつうに読み物として面白かった。 一番衝撃だったのは、横浜にある「横浜開港資料館旧館(旧英国総領事館)」のくだり。 一見おしゃれな西洋建築物なんだけど、解像度高く見てみると、各種に古代ローマの『凱旋門』のデザインを引用しているらしいことがわかる。 この横浜開港資料館旧館(旧英…

  • 最近読んだ本まとめ。資本主義の闇とか。建築とか。その1

    私たちはなぜ犬を愛し、豚を食べ、牛を身にまとうのか: カーニズムとは何か 作者:メラニー・ジョイ 青土社 Amazon 衝撃の一言だった。 今まで、何も考えずに「お肉好き〜!」って思ってたし、公言してた。 お肉って、元をたどれば当然、牛だったり豚だったり鶏だったり、生き物なんである! 当たり前じゃ。 スーパーで、パックに入った食べ物としてのお肉ばかり見ていると、いつしかこれが生き物だったんだ、という感覚が無くなってしまう。 前に『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)』という本を読んだときに、一箇所だけものすごく引っかかった部分があった…

  • 7月のアート鑑賞@森美術館

    森美術館で開催中の『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーング』展に行ってきました。 ウェルビーイング! これ、私が今最も必要としているやつ! www.mori.art.museum どれもこれも一筋縄ではいかない作品ばかりだったのだけど、今回の展示は作家の紹介文がかなり丁寧で、理解しやすかったのでありがたかった。 ギド・ファン・デア・ウェルヴェ作品 ほとんど写真OKでした。 最初に印象に残ったのは、ギド・ファン・デア・ウェルヴェ氏の映像作品。 作家自身が延々と家の周りを回ってたり、延々とお風呂の中で足踏みしてたり、同じ行動をずーっと繰り返している。 この作品を作る過程を考えると、…

  • 禅を学んで、憂鬱は消えるか。

    毎日の憂鬱がとまらなくて、これを止めるには『禅』なんじゃなかろうか、と思い立って、鈴木大拙先生の『禅学入門』を読んでみた。 禅学入門 作者:鈴木 大拙 講談社 Amazon 読んでみた、って書いたけど、実は半分くらいで挫折してしまった。 そもそも序章で、 「禅にあっては個人的経験をもって一切とする」 「ただ人の奥深い心の底において経験される時はじめて理解されるものであるからである」 なんてことが書いてあって、え〜〜そんな〜〜というような気分になってしまった。 本って、言葉で論理的に説明するものだと思ってるんだけれど、「禅にあっては個人的経験をもって一切とする」なんて書かれてしまうと、本で理解す…

  • 私は常識とか、社会通念に囚われすぎているのかもしれない。

    イッツ・オンリー・トーク 作者:絲山秋子 文藝春秋 Amazon 日本一有名な元ニートのPhaさんが絶賛していて、気になって読んでみた本。 ストーリーは、絵描きの主人公がいろんな男の人とセックスしたりしなかったりする話。 Phaさんも書かれていたように、文章はかなりカジュアル。 どちらかというとねっとりじっとりした文章のほうが好きなので、文章は好みではなかったのだけど、頭にすっと入ってくる読みやすさが良かった。 ここ最近文字数が多い本が続いていたので、紙面の文字の少なさにホッとしたところもある(笑) 主人公がセックスする男性の中のひとりに『痴漢』氏がいるのだけど、この痴漢氏と主人公の会話でこん…

  • 海外の間取りは、日本と全然違う。

    海外ドラマの間取りとインテリア 作者:小野 まどか,イエマガ編集部 エクスナレッジ Amazon 絶賛、インテリアまつり中の夫が借りてきた本。 なんとなくパラパラ見てたら、日本と海外とでは、間取りの作りがかなり違うんだなぁと。 文化が違うんだから、当たり前なんだが。 一番印象的だったのは、 海外では、玄関→リビング 日本では、玄関→廊下→リビング というところ。 日本だったら、玄関を開けると、まず廊下に繋がっていることが多いと思うけど、海外では玄関を開けたらリビングに直結している間取りが多い。 夏や冬など、冷暖房を使う季節だと、玄関を開けるたびに熱気(冷気)がリビングに入り込んできてしまうので…

  • 最近読んで良かったと思った本(2022年6月)

    2022年6月に読んだ本 存在しない女たち 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く キャロライン・クリアド=ペレス 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織マシュー・サイド 行動経済学の使い方 (岩波新書)大竹文雄 日本再発見 芸術風土記 (角川ソフィア文庫) 岡本太郎 「育ちがいい人」だけが知っていること 諏内えみ 生まれた時からアルデンテ 平野紗季子 そもそもこうだよ住宅設計 増田奏 現代アートとは何か 小崎哲哉 おなかがすいたハラペコだ。 (集英社文庫)椎名誠 残酷な神が支配する(1) (小学館文庫) 1〜17巻 萩尾望都 王子が私をあきらめない!(1)…

  • 最近のピザってちょっと高い。気のせいか。

    今日、久々に友達とランチに行った。 その地域では有名なピザ店で、もう何回もお邪魔しているお店。 もちろん絶品であった。 食べながら、ピザの値段について考えていた。 ピザって、構成はほとんどパンと変わらないのに、ランチでも1枚1000円以上する。 今日行ったピザ屋さんは、ランチで1400円(ドリンク付き) パンなら、ちょっとお高めのを買っても、400円〜500円くらいだと思うので、ピザってちょっと高いよな〜と毎回思う。 まぁパンよりも、整形に時間が掛かりそうだし(なんかクルクルしてるイメージ)、チーズがたくさん載ってるからパンより高くなるのは仕方ないと思いつつ、やっぱりちょっと高いと思う(しつこ…

  • 頭の中が、“仕事をやめたい”でいっぱい。

    もうここ2年くらい、気づくと「仕事やめたい」しか考えてなくて、思考停止してる。 月曜日の朝が、本当にしんどくて、 「また一週間が始まってしまった・・・」 「5日も行かないと休みにならない・・・」 みたいなことを考えながら、通勤電車にのって、重い体を引きずって、ようやっと職場の椅子に座って、仕事を始める。 仕事を始めると、あと何時間我慢すれば家に帰れるのか、って頭の片隅でちらちら考えながら、なんとか仕事する。 ノルマをこなして、ようやっと終業時間になって、 「あと4日。」 「あと4日我慢すれば、休みだ」って思いながらで家に帰って、ご飯作って、寝る。 また朝が来て、 あぁもう朝か・・・ 仕事行かな…

  • 食事が現代アート的になっていったら、どうなるのか。「生まれたときからアルデンテ」(著者:平野紗季子)

    『生まれた時からアルデンテ』著者:平野紗季子 今や、めちゃくちゃ有名なフードエッセイストの平野紗季子さんの初エッセイ本。 文庫になったのを期に今らさながら読んでみた。 平野さんのエッセイは、兎にも角にも文章が素晴らしくて、たぶん食に興味がなくても、すらすら読めてしまう面白さがある。 若くしてこれほどまでに食に真摯に向き合っていたということに、ひたすら尊敬の念を感じるばかり。 私が大学生の頃なんて、今以上にお金が無かったので、安いことが正義であった(笑) まぁ、今もそんなに外食はできんのですが(笑) このエッセイを読みながら、印象に残ったのはP42から始まるシェフの生江史伸さんとの対談部分。 (…

  • 年収1000万の人の言うことが悲しすぎて、泣けてくる。

    この前、ちょっとした会話で、こんなのがあった。 「今の若い人って、休日は何やってるんだろう? テニスもやらないし、ゴルフもやらないし、暇じゃない?」 「お金がないんすよ。」 「は??」(私の心の声) 「お金がないんすよ。」って言った人は、年収1000万付近(推定)。 なんで推定なのかというと、所得税が30%超えてるっていう発言から推測したため。 年収1000万円って、一昔前はすごいお金持ちみたいなイメージだったけど、たしかに今は年収1000万でも、「すごいお金持ち」ではないかもしれない。 年収1000万円の人の手取りはだいたい720万円くらい。 それを単純に12ヶ月で割ると、1ヶ月あたりの手取…

  • CIAが9.11を防げなかった理由がわかる『多様性の科学』:マシュー・サイド著

    ダイバーシティという言葉があっちこっちで言われるようになって久しいけれど、多様性がどうして大切なのかというのを理解したいと思って、読んだ本。 『多様性の科学』著者:マシュー・サイド 最高の人材を採用してきたはずCIAが9.11のテロを見逃したのは、職員のほとんどが「白人、男性、アングロサクソン系、プロテスタント」で構成されていたからではないか。 同じ系統の人たちしかいないとしても、“最高の人材”なのであれば問題ないのでは? 多様性とは別のところに問題があったのでは? こういう疑問に対して、一つ一つ論理的に解説してくれているのが本書。 前回記事に書いた『存在しない女性たち』は、女性の意見を取り入…

  • 女性に関するデータ不足が及ぼす影響は計り知れない:『存在しない女たち』(キャロライン・クリアド=ペレス)

    先日、「存在しない女たち」(著者:キャロライン・クリアド=ペレス)を読んだ。 女性に関するデータ不足のために、あらゆる分野において女性が悪影響を受けているかも知れない、ということを分析している本。 もちろんある部分においては、データが存在しないために、著者の仮説も含まれてはいるけれど、それにしても思い当たる節がかなりあったのは事実。 たとえば、公共施設におけるトイレ。 男性トイレはいつも空いているのに、女性のトイレはいつも行列になっている。 これ、当たり前の風景すぎて、疑問にすら思わなかった。 でも、よくよく考えると、なんで、女性のトイレだけが混んでいて、男性のトイレは混まないのか。 そもそも…

  • 最近読んで良かったと思った本(2022年5月)

    5月に読んだ本リスト ハ・ワン あやうく一生懸命生きるところだった内藤昌 江戸の町(上)林望 「芸術力」の磨きかた原田マハ・高橋瑞木 現代アートをたのしむ関谷真一 世界で一番やさしい木造住宅三島由紀夫 女神岡本裕一朗 いま世界の哲学者が考えていること小崎哲哉 現代アートを殺さないために ソフトな恐怖政治と表現の自由梅原猛 日常の思想氷室冴子 なんて素敵にジャパネスク1〜10安宅和人 シン・ニホン 印象に残った本。 紹介したい本ばかりだけど、特に面白かったのがこの5冊。 ・現代アートをたのしむ ・いま世界の哲学者が考えていること ・現代アートを殺さないために ・日常の思想 ・シン・ニホン 「現代…

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