うつ闘病 日記 615
朝起きると、いつもと同じように重い鉛のような感覚が体全体を覆っていた。 目を開けても、世界が灰色に見える。 何かしなければならないことがあるわけでもないのに、何もしないことが罪悪感につながる。ベッドの中でしばらく天井を見つめながら、「今日は何かできるだろうか」と自問自答する。 しかし、その答えは見つからない。 ここ最近、特に気分の浮き沈みが激しい。 少し気分が良くなったと思えば、翌日には何もかもが無意味に思えてくる。 今日もまさにそんな日だった。 ベッドから起き上がることができない。 頭の中では「起きなきゃ」「何かしなきゃ」と焦る気持ちが渦巻いているのに、体がついてこない。 まるで心と体がバラ…
2025/03/31 10:35