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shikumika’s diary https://shikumika.org/

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

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2022/09/06

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  • 【Windows】複数のウィンドウを並べて操作できる「スナップ機能」の基本

    Windowsの「スナップ機能」は、複数のウィンドウを効率的に整理し、画面スペースを最大限に活用できる便利な機能です。 また、この機能には、開いているすべてのウィンドウを整理するために役立つ「スナップレイアウト」等もあります。ただし、機能を充分に理解していなかったので活用方法の備忘録です。 スナップレイアウト(スナップ ポップアップ) 内容 スナップ機能とは 「スナップ機能」で理解しておきたい点 1.分割線で画面サイズを変更できる 2.スナップのグループで、画面指定できる 3.「Windows」+「Z」の後、「1」で直近のウィンドウを並べる 確認したwindowsはWindows11 24H2…

  • 【Microsoft Teams】Plannerで「あとで読む」というプランを作成して情報整理

    Teamsのメッセージを保存・管理する方法として、Plannerで「あとで読む」というプランを作成して情報整理する方法です。 Plannerによる管理の基本は、次のとおりです。今回は、Plannerで「あとで読む」というプランを作成して、通常のタスクと情報整理タスクを分ける事例です。 shikumika.org 内容: Plannerで自分の「新しいプラン」を作成 Teamsのメッセージから「Plannerタスクを作成」 確認のMicrosoft Teamsのクライアントのバージョンは25060.205.3499.6849です。 Plannerは Microsoft 365 の一部です。Mic…

  • 【Microsoft Teams】あとで読みたいメッセージを効率的に保存・管理する方法(Plannerの活用)

    Teamsの利用が増えてくると「情報が多すぎて大事な情報が埋もれる」、「必要な情報を見つけるのが難しい」などが課題になることが多々あります。以前のTeamsには「このメッセージを保存」という機能がありましたが、現在のTeamsにありません。 そのため、代替案としてMicrosoft アプリのPlanner(タスク/To Do)を利用することが推奨されているので、活用方法の備忘録です。 内容: メッセージ保存の推奨はPlanner Plannerを活用したTeamsのメッセージ保存と確認イメージ (1)メッセージから「Plannerタスクを作成」をクリック (2)保存内容を確認し、「タスクの追加…

  • 【Excel】選択しているセルを強調表示し、わかりやすくする方法

    Excel で選択しているセル(アクティブセル)の行や列のデータを確認しながら作業をする際、選択中のセル(行と列)を強調表示することでミス防止や作業効率を向上させる方法です。 内容: アウトプットイメージ 利用方法 注意点 1.利用できるExcelはMicrosoft 365 2.強調表示は対象のウインドウを選択状態時のみ なお、確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2503)です。 アウトプットイメージ 選択中のセル(行と列)を強調表示のアウトプットイメージは次のとおりです。 「セルにフォーカス」機能で、アクティブセル…

  • 【Word】他の文書内容をリンク更新する方法—IncludeText フィールド機能

    Microsoft WordのIncludeText フィールド機能を活用すると、他の文書の内容を別の文書にリンクとして挿入し、自動的に更新することができます。動作イメージとしてはExcelのセル参照に似たもので、リンク先の文書を編集することで、自動反映される仕組みです。 IncludeText フィールドの設定事例と注意点を備忘録として整理しました。 内容: IncludeText フィールドのアウトプットイメージ IncludeText フィールドの基本 他の文書の内容をリンクとして挿入するIncludeTextの設定方法 1.リンク元(文章2)にブックマークを設定し、名前を控えておく 2…

  • 【Word】ドキュメント内の特定場所へジャンプ、参照できるブックマーク機能

    Microsoft Wordの「ブックマーク」機能を使用すると、ドキュメント内の特定の場所へ簡単にジャンプしたり、他のドキュメントの内容を参照して挿入することができます。 なお、同様の機能である「相互参照」も同一ドキュメント内のジャンプや内容の参照はできます。しかし、他のドキュメント内へのジャンプや内容の参照はできません。他のドキュメントの特定の場所へのジャンプや参照をしたいときは「ブックマーク」機能を使用したリンク等の挿入で実施します。 内容: アウトプットイメージ ブックマークの基本 他のドキュメントを参照するブックマークの設定方法 (1)文書2(ジャンプ先のドキュメント)を開き、場所を指…

  • 【Word VBA】「このメンバー識別子は既にオブジェクトモジュールの中に存在しています」エラーの原因と対応例

    Word VBAを使用する際に「このメンバー識別子は既にオブジェクトモジュールの中に存在しています」というエラーの原因と対応例の備忘録です。 内容: エラーの内容 メンバー識別子とは? 対応例 動作確認のWordは「Microsoft® Word for Microsoft 365 MSO」(バージョン2502)です。 エラーの内容 マクロを実行しようとすると、「コンパイルエラー:このメンバー識別子は既にオブジェクトモジュールの中に存在しています」というエラーです。 「このメンバー識別子は既にオブジェクトモジュールの中に存在しています」のエラー メンバー識別子とは? メンバー識別子とは、VBA…

  • 【Power Query】「エラーのあるファイルをスキップする」のチェック有無による動作の違い

    Power Queryでフォルダ内にある複数ファイルを結合するとき、「ファイルの結合」画面に”エラーのあるファイルをスキップする”のチェック欄があります。 このチェック有無による動作の違いの備忘録です。 内容: 「エラーのあるファイルをスキップする」の設定について 設定画面とメリット 注意点 「適用したステップ」による違い なお、確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2502)です。 「エラーのあるファイルをスキップする」の設定について 設定画面とメリット この設定は、フォルダ内にある複数ファイルを結合するとき、「ファイ…

  • 【Power Query】「キーがテーブルのどの行とも一致しませんでした」の原因と解決例

    Power Queryで「更新」を実行すると、 [Expression.Error]キーがテーブルのどの行とも一致しませんでした。 というエラーが発生することがあります。 よくある原因と解決例の備忘録です。 内容: エラー内容 [Expression.Error]キーがテーブルのどの行とも一致しませんでした 具体的な事象と対応例 エラーメッセージの画面 PowerQueryの編集画面でエラー発生箇所の確認 なお、確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2502)です。 エラー内容 [Expression.Error]キーが…

  • 【Excel】一致しないセルを選択できる「アクティブ行/列との相違」

    Excel には、特定の条件を満たすセルを検索して選択できる「条件を選択してジャンプ」という機能があります。 この機能には「アクティブ行との相違」や「アクティブ列との相違」といったオプションが含まれており、範囲内で基準セルと一致しないセルを簡単に選択することができます。 内容: アウトプットイメージ 実施手順 応用手順 「Ctrl+¥」と「Ctrl+Shift+¥」のショートカットキー アクティブセルを指定して比較する方法 アクティブセルの位置を変更した事例 なお、確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2502)です。 …

  • 【Windows】PDFの右クリックメニューで印刷が表示されない原因と対応例

    エクスプローラーからPDFファイルを印刷する際、「右クリックで印刷メニューが表示されない」と困ったことはないでしょうか。 この原因の一つとして、WebブラウザがPDFのデフォルトビューアになっていることが考えられます。その他の Acrobat Readerなどのビューアを設定することで印刷オプションが表示されたのでPDFでの業務に応じたブラウザの設定が必要です。 内容 事象の説明 対応例 確認したwindowsはWindows11 24H2です。WebブラウザはEdgeで「Microsoft Edge バージョン 134.0.3124.93」です。 事象の説明 下図は、エクスプローラーでファイ…

  • 【Windows】PDFを確認しながらファイル名を変更する方法

    PDFファイルを閲覧しながらエクスプローラーでファイル名を変更しようとしても、システムによるファイルのロックが原因で操作が制限され、エラーが発生することがあります。 「○○によってファイルは開かれているため、操作を完了できません。」 しかし、スキャン時に自動付与された名前のPDFなど、内容を確認しながらファイル名を変更したいときがあります。 そのようなときは、以下のいずれかの方法を検討します。 エクスプローラーのプレビュー機能を利用する EdgeなどのWebブラウザでPDFを開く これらの方法であれば、PDFの中身を確認しながらエクスプローラーでファイル名を変更することができます。 内容: 前…

  • 【Windows】現在のフォルダのファイル一覧をコマンドプロンプトで作成する方法

    Windowsに標準で備わっている『コマンドプロンプト』は、エクスプローラーから開くと現在のフォルダで起動できます。 この仕様を利用することで、フォルダ内のファイル一覧の取得も容易に可能です。 なお、ファイル一覧の作成後の作業がExcelの場合は、【Excel】フォルダ内のファイル一覧を簡単に作成する方法 が第一選択の方法だと思います。 作成手順 1.エクスプローラーでフォルダ一覧を作成したい場所を表示する 2.コマンドプロンプトの起動 エクスプローラーのアドレスバーに「cmd」を入力 「cmd」の入力後、Enterでコマンドプロンプトを起動 3.ファイル一覧を表示するコマンドを入力 (参考)…

  • 【Windows】クリップボードの値をバッチファイルで処理する方法

    BATファイル(バッチファイル)は、Windows環境で簡易的なプログラムを実行できるツールです。今回はバッチファイルを使った自動化の例として、クリップボードの値を処理する事例です。利用できる場面等の用途は限定されそうですが、クリップボードの値を読み取り、加工し、クリップボードに戻す事例です。 事例の前提 バッチファイルの内容 補足説明 使い方 確認したwindowsはWindows11 24H2です。 事例の前提 以下で紹介のとおり、Windows11のエクスプローラーで選択したファイルがハイライトされた状態で、「Ctrl+Shift+C」を押し、「パスのコピー」をします。選択したファイルの…

  • 【Windows】フォルダやファイルを開くショートカットキーの作成方法

    日々のパソコン業務では、よく使うフォルダやファイルを効率的に開くために「ショートカット」を作成することがあります。 このショートカットは、「ショートカットキー」を設定することも可能なので、活用方法の基本事例です。 内容: 1.ショートカットの基本 2.ショートカットキーの設定 確認したwindowsはWindows11 24H2です。 1.ショートカットの基本 Windowsでは、フォルダやファイルのショートカットを簡単に作成できます。 対象のフォルダやファイルを右クリックし、「ショートカットの作成」を選択すれば完了です。 以下は「サンプル保存」というフォルダへのショートカットの作例です。「デ…

  • 【Excel】フォルダ内のファイル一覧を簡単に作成する方法

    業務においてフォルダ内にあるファイル状況を把握や記録する目的などで、Excelにファイル一覧を作成したいときの方法です。 これまでは「コマンドプロンプト」やVBA等を用いる方法が一般的でしたが、一覧作成後にExcelで処理を続けるのであれば、最近のExcelに標準で含まれているPower Queryを活用する方法も効率的です。 内容: アウトプットイメージ 実施手順 1.「データの取得」-「ファイルから」-「フォルダーから」を選択 2.ファイル一覧を作成したいフォルダの選択 3.取得データを確認し、「読み込み」を選択 4.Excelで最終調整 なお、確認のExcelは「Microsoft® E…

  • 【Windows】選択したファイル名の一覧をクリップボードにコピーする方法

    Windowsでファイル名をリスト化し、文章内等に貼り付ける作業が面倒に感じることはありませんか? Windowsには標準で「選択したファイルの一覧を作成」する方法がありますが、これだとフルパス(例: C:\Users\...)が含まれ、ダブルクォーテーションも付くため、扱いにくいことがあります。参考:Windows11で選択したファイルの一覧を作成する方法 - shikumika’s diary 今回は、選択したファイル名の一覧のみをクリップボードにコピーし、そのまま必要な場所に貼り付けて業務を効率化する方法の備忘録です。 数分の設定で、右クリックから簡単にファイル名の一覧を取得できるように…

  • Edgeで「保存された情報」の表示を無効にする方法

    Microsoft Edgeで入力フォームに住所等の情報を入力する際、「保存された情報」があると便利な反面、意図しない場所も入力がされるなどで困ることがあります。 表示入力候補から選択できる機能(オートコンプリート)には、いくつかの種類があり、下記に記載のとおり、入力候補を選択した状態で「Shift+Delete」を押すことで個別に削除することができるものもあります。 shikumika.org しかし、次のように「保存された情報」と表示されるものは、個別に削除できないようです。削除方法に関する情報が探せませんでした。 そのため、回避策として「保存された情報」の表示を無効にする方法の備忘録です…

  • 右クリック「送る」メニューにショートカットを追加して効率アップする方法

    Windowsでファイルやフォルダーを右クリックして表示される「送る」機能は、定型のファイルコピーや移動、BATファイルによる自動化処理などを効率的に実行できます。 内容: 1.「送る」メニューとは? 2.カスタマイズの手順 (1)ショートカットを作成する (2)Windowsの「SendTo」フォルダを開く (3)「SendTo」フォルダにショートカットを保存 (4)設定の確認 3.「送る」メニューで、ファイルの移動 1.「送る」メニューとは? 「送る」メニューは、エクスプローラーで右クリックした際に表示されるメニューの一部です。この機能を使うと、選択したファイルを特定の場所にコピーや移動を…

  • Windows11で選択したファイルの一覧を作成する方法

    Windows11のエクスプローラーで手軽にファイルパスをコピーし、ファイルの一覧を作成する方法です。この方法は追加の設定等も必要なく、簡単に作成できる方法です。 内容: ファイルの一覧を作成する手順 一覧を作成したいファイルを選択 「Ctrl+Shift+C」で、パスのコピー 必要な場所に貼り付け 確認したwindowsはWindows11 24H2です。 ファイルの一覧を作成する手順 一覧を作成したいファイルを選択 エクスプローラーで、一覧を作成したいファイルを選択します。 複数を選択する場合は、範囲選択やCtrlキーを押しながらクリックをします。 フォルダ内にある複数のファイル 「Ctr…

  • 【Excel】「ピボットテーブル スタイル」でユーザー設定の事例

    Excelのピボットテーブルは、メニューの「デザイン」から「ピボットテーブル スタイル」を変更、設定できます。 いくつかのスタイルが用意されていますが、自分の好みにあったデザインがない場合は「新しいピボットテーブル スタイル」からユーザー設定のデザインを作成可能です。 内容: アウトプットイメージ ユーザー設定の手順 1.「ピボットテーブル スタイルの変更」の基本 2.事例の具体的な設定情報 (1)テーブル全体の設定例 (2)見出し行の設定例 (3)行小見出し1の設定例 (4)行小見出し2の設定例 なお、確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365…

  • 【Excel】セルを結合せずにピボットテーブルでレイアウト調整

    Excelの表で同じ値が続く場合、セルを結合して表をわかりやすく見せたいとき、ピボットテーブルを活用してレイアウト調整する方法です。 内容: アウトプットイメージ 実施手順 1.元データの準備 2.ピボットテーブルの設定 3.ピボットテーブルでのレイアウト調整 (1)総計欄の削除 (2)ピボットテーブルの展開ボタンを非表示にする (3)背景や罫線の設定をする 補足説明と注意点 (1)連続する値が非表示にならない場合の対応 (2)重複する項目があると、1行に集約されます (3)「ピボットテーブル スタイル」の修正について (4)ピボットテーブルを活用したレイアウト調整の事例 なお、確認のExce…

  • 【Excel】セルを結合してもフィルターを適切に実施する方法

    Excelの表で同じ値が続く場合、セルを結合して表をわかりやすく見せたいときがあります。しかし、セルを結合した表でフィルターを適用すると、通常は意図と異なる結果になってしまいます。 フィルターを適用するような表でセルを結合する必要性や運用のメリットを考慮する必要はありますが、セル結合時の手順を追加することで、セルを結合をしてもフィルターを適切に実施することができます。 内容: アウトプットイメージ 結合されているセル値の行も含めて抽出する手順 注意点 その他の方法 なお、確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2501)で…

  • 【Excel】ログインユーザー名やOneDriveのパスを取得するカスタム関数の作成例

    Excelで、ログインユーザー名やOneDriveのパスを取得するカスタム関数(ユーザー定義関数)の事例です。このような関数がExcelの標準関数にはないので、VBAのEnviron 関数を使用します。 内容: アウトプットイメージ Excelのカスタム関数について カスタム関数の作成手順 Visual Basic Editorを起動、「挿入」ー「標準モジュール」のクリック カスタム関数を標準モジュールに記述する カスタム関数の利用方法 カスタム関数の補足:VBAのEnviron 関数について アウトプットイメージ カスタム関数を作成し、Excelの数式でログインユーザー名やOneDriveの…

  • Windows環境変数の確認方法(OneDriveのパスなど)

    Windowsの環境変数は、システムが動作するために必要な設定情報などが保存される場所です。例えば、ログインユーザー名、コンピュータ名、OneDriveのパス情報などがあります。今回は、環境変数の情報を確認する方法の説明です。 内容: 環境変数の確認方法 1.システムプロパティを使用する 2.コマンドプロンプトを使用する 確認したwindowsはWindows11 24H2です。 環境変数の確認方法 Windowsで環境変数を確認する方法はいくつかあります。以下に代表的な2つの方法を紹介します。 1.システムプロパティを使用する 「スタート」メニューを開き、「システム」を検索して選択します。 …

  • 【Excel VBA】OneDrive上のファイルをコピー、名前変更、削除の動作確認

    VBAでOneDriveやSharePointにあるファイルをコピー、名前変更、削除の動作確認の備忘録です。ファイルパスがURL形式のとき、「Open・Save・SaveAs・Close」のメソッドは動作しましたが「FileCopy・Name・Kill」はエラーとなりました。 内容: 確認の背景 確認した内容 実行の結果 FileCopyの実行時:「実行時エラー ’52‘: ファイル名または番号が不正です。」 Nameの実行時:「実行時エラー ’5 ‘: プロシージャの呼び出し、または引数が不正です。」 Killの実行時:「実行時エラー ’53 ‘: ファイルが見つかりません。」 動作確認のE…

  • Webブラウザで「このサイトをアプリとしてインストール」のメリットと設定手順

    Microsoft Edge、Google ChromeなどのWebブラウザでは、「このサイト(ページ)をアプリとしてインストール」という機能があります。 この機能は、複数のクラウドサービス(Gmail、Googleカレンダーなど)を同時に利用する機会が多いときなどに、タスクバーで画面切り替えがしやすいなどのメリットがあります。 内容: 「このサイトをアプリとしてインストール」のメリット 設定手順 参考ページ 確認したEdgeは「Microsoft Edge バージョン 133.0.3065.82」です。 「このサイトをアプリとしてインストール」のメリット Microsoft Edgeを事例に…

  • 【Excel VBA】PowerShellスクリプト(.ps1)を実行する基本的な事例

    ExcelのVBAからPowerShellスクリプト(.ps1)を実行する基本的な事例です。 PowerShellを用いると簡単に自動化できることがあるので、今回は作成したPowerShellスクリプトを実行する基本的な事例です。 単なるPowerShellスクリプト(.ps1)の実行ではなく、PowerShellを実行して値を取得したい場合の事例は、【Excel VBA】PowerShellを実行して値を取得する事例(Base64エンコード) - shikumika’s diary に記載しています。 内容: VBAサンプル 補足説明 PowerShellを実行して値を取得したい場合 動作確…

  • 【Excel VBA】PowerShellを実行して値を取得する事例(Base64エンコード)

    ExcelのVBAからPowerShellを実行して値を取得できると便利なときがあるので、簡単な実行事例です。 VBA単独ではできないがPowerShellを用いると簡単に処理できる事例の一つに、文字列のBase64エンコードがあります。 この題材でVBAからPowerShellコマンドを実行し、結果を取得します。 内容: VBAサンプル 補足説明 1.WScript.Shellオブジェクトの作成 2.PowerShellコマンドの設定 3.PowerShellコマンドの実行 事例の具体的な活用場面例 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 36…

  • 【Excel VBA】Excelで画面を分割表示のサンプル

    ExcelのVBAで、2つのExcelファイルを指定し、画面を分割表示のサンプルです。 内容: 画面を分割表示するVBAサンプル 補足説明 ExcelとWordを並べて表示の事例 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2501)です。 画面を分割表示するVBAサンプル VBAのサンプルは次のとおりです。 Sub メイン() '===動作確認用でExcelの起動===' Dim wb1 As Workbook Dim wb2 As Workbook ' 1つ目のブックを開く' Set wb1 = Workbooks.A…

  • 【Excel VBA】選択した複数ファイルを処理する事例

    ExcelのVBAで、選択した複数ファイルを処理するサンプルです。 Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker)を利用する方法で、OneDriveと同期したフォルダでも利用可能でした。 内容: Excelファイルが対象の場合の事例 補足説明 VBAサンプル2(対象ファイルがWordの場合) 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2501)です。 Excelファイルが対象の場合の事例 VBAのサンプルは次のとおりです。 ファイル選択画面を表示し、選択したExcelファイ…

  • 【Excel VBA】指定フォルダ内のWord文書を置換リストで一括置換するサンプル

    ExcelのVBAで、指定フォルダ内に保存したWord文書(複数)をExcelの置換リストで一括置換するサンプルです。 複数のWord文書について、置換リストで一致した対象の置換可否をメッセージで都度確認し、置換を実行します。 内容: VBAの前提 VBAサンプル VBAの補足説明 VBAの前提 複数のWord文書ではなく、単独ファイルでのマクロは次のとおりです。 VBAサンプル VBAのサンプルは次のとおりです。 Option Explicit Dim 置換リスト As Variant Dim wrdApp As Object Dim wrdDoc As Object Sub 指定フォルダ内…

  • 【Excel VBA】ExcelとWordで画面を分割表示するサンプル

    ExcelのVBAで、Wordを操作する際に画面内にExcelとWordを並べて表示したいときの事例です。この方法は、Excelの画面を二つ並べて処理したいときにも基本となるサンプルです。 内容: 必要な背景 VBAサンプル VBAの補足説明 必要な背景 ExcelのVBAで、処理状況を確認しながらWordを操作する際に Excelの画面と重ならないように画面を分割したい場合 メッセージボックス等の表示がアクティブでないために、マクロが停止しているような誤解を避けたい場合 などに使用します。 VBAサンプル VBAのサンプルは次のとおりです。 Function ExcelとWordで画面を分割…

  • 【Word】サンプル文書を作成できるrand関数

    Wordのrand関数は、文書作成時にサンプルテキストを簡単に作成できる関数です。これはExcelではなく、Word専用の関数です。利用用途は限られますが、デザインやレイアウトを確認したいときに非常に便利です。 サンプル文書の内容は、Wordのバージョンによって違うようです。 以下、動作確認のWordは「Microsoft® Word for Microsoft 365 MSO」(バージョン2501)です。 アウトプットイメージ 次のように、サンプルテキストを表示したい文書の行頭で「=rand()」と入力し、Enter キーを押します。するとサンプルテキストが挿入されます。 「=rand()」…

  • 【Excel VBA】置換リストでWord文書内の指定箇所を一括置換するマクロ事例

    Excelで準備した置換リストを用いてWord文書内の指定箇所を自動で一括置換することができれば、編集作業の効率化やミス防止に役立ちます。 ExcelのVBAで、置換リスト(Excel)にもとづいてWord文書内の指定箇所を修正するマクロのサンプルです。 内容 マクロの前提とアウトプットイメージ マクロが活用できる場面 VBAサンプル VBAの補足説明 Comment.Scope プロパティについて 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2501)です。 マクロの前提とアウトプットイメージ Word文書内で置換したい…

  • 【Word VBA】コメントで選択された文章を修正するマクロの動作確認

    Word VBAを使って、コメントで選択された文章を修正するマクロを作成したいとき、Comment.Scope プロパティを活用した修正の動作確認メモです。 内容: 動作確認の背景 確認した内容 動作テストの文書 動作テストのコード 動作テストの結果 動作確認のWordは「Microsoft® Word for Microsoft 365 MSO」(バージョン2501)です。 動作確認の背景 Word文書の編集時、文章にコメントをつけることはできますが、選択範囲の文章を修正すると、コメントで選択された文章範囲が意図した通りに動作しないことがあります。手作業での変更方法は次のとおりですが、マクロ…

  • 【Word】コメントの選択範囲を変更する方法

    Word文書の編集時にコメント機能を利用すると、文章にコメントをつけて修正指示や意見を共有することができ、とても便利です。 しかし、コメントをつけるときに選択した文章の範囲を変更する方法に悩みます。 どうやら選択範囲をドラッグして修正する方法はないようです。よって、範囲を修正するには切り取りと貼り付けを用います。 なお、範囲の一文字目(両端)を修正すると、範囲外になってしまうため、二文字目以降で調整します。 内容: 動作確認のWordは「Microsoft® Word for Microsoft 365 MSO」(バージョン2501)です。 アウトプットイメージ 次のようにWordのコメント機…

  • 【Excel VBA】OneDrive上のファイルを開く、保存の動作確認

    VBAでOneDriveやSharePointにあるファイルを開く、保存の動作確認の備忘録です。ファイルパスがURL形式のとき、Dir関数、FileSystemObjectでは適切に動作しなかったが、「Open・Save・SaveAs・Close」のメソッドは、URL形式でも動作しました。 内容: 確認の背景 確認した内容 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2501)です。 確認の背景 OneDriveやSharePointにあるファイルは、ファイルパスがURL形式となります。そのため、Dir関数やFileSys…

  • 【Excel】リストから単票のシートやPDFを作成する事例一覧

    Excelでリスト(一覧表のデータ)から、1行ごとの単票シートやファイルを作成したいときの事例一覧です。 対象となるデータごとに単票で印刷したい場面、ファイルを作成したい場面などの参考です。なお、リストの一部だけを使用した単票の場合は、Wordの差し込み印刷を利用した方が、Excelのセル幅調整がなく、柔軟なレイアウトで作成できる可能性があります。 内容: リストから印刷用の単票シート作成(基本) リストから単票シートを複数作成 リストから単票シートの「ファイル」を複数作成 リストから単票シートのPDFを一括作成 単票シートの作成でレイアウト調整のテクニック Wordの差し込み印刷 参考)単票…

  • 【Excel】シートを別ブックにコピーすると色が変わる原因と対応例

    Excelでシートを別ブックにコピーすると、次のようにセルの背景色(塗りつぶしの色)が変わってしまうことがあります。その原因と対応例です。 シートのコピーで、セルの背景色が変わってしまった事例 内容: セルの背景色が変わる主な原因 シートをコピーした時の対応方法 1.ページレイアウトで配色の設定を同じにする 2.コピーと書式の貼り付け(シートをコピー後の対応) (1)範囲を選択してコピー (2)形式を選択して貼り付け(コピー元のテーマを使用してすべて貼り付け) セルをコピー、貼り付けした時の対応方法 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365…

  • 【Excel VBA】一覧表から個票ファイルを一括作成

    ExcelのVBAで、一覧表から個票ファイルを一括作成する方法です。個票シートを一括作成する方法は、【Excel VBA】一覧表から個票シートを一括作成です。このVBAを修正し、VBAがあるExcelファイルと同じフォルダに、個票ファイルを一括作成するサンプルです。 使用のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2412)です。 内容: アウトプットイメージ 基本のVBAサンプル VBAの前提 リストから個票ファイルを作成する基本サンプル 補足説明 参考:一覧表から個票PDFを一括作成するサンプル アウトプットイメージ VBAが…

  • 【Excel VBA】OneDrive上のファイル操作に関するエラー事例と対応

    VBAでOneDriveやSharePointにあるファイル操作で、Dir関数やFileSystemObjectを利用する場合、エラーとなったり、意図した動作をしないことがあるので、エラー事例と対応の備忘録です。 内容: エラーの内容 確認した内容 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2412)です。 エラーの内容 確認したエラー内容をまとめると次のとおりです。 Dir関数で、ファイルパスにURL形式を指定するとエラーになる。OneDriveやSharePointにあるファイルで、ThisWorkbook.Path…

  • 【Excel VBA】実行時エラー52「ファイル名または番号が不正です」の原因と対応例

    VBAで「実行時エラー ’52‘: ファイル名または番号が不正です。」というエラーが発生した時の原因と対応例です。 実行時エラー52「ファイル名または番号が不正です」のエラー画面 内容: エラーの内容 エラーの原因と対応例 エラーの内容 エラーの内容は、上図のとおりVBAを実行すると以下メッセージが表示されます。 実行時エラー ’52‘: ファイル名または番号が不正です。 このエラーは、ファイル操作に関連する問題が原因で発生することが多いようです。 デバッグで詳細を確認すると、 (前略) If Dir(ファイル名) <> "" Then (後略) の場所で発生し、Dir関数の使用時に発生してい…

  • 【Excel】数式を使って空白セルを上のセルの値で埋める方法

    Excelで空白セルを上のセルの値で埋める方法です。 実施方法として 元データの表に数式を含めて埋める方法 元データの表とは別のセルで数式を使って埋める方法 元データの表とは別のセルでPowerQueryで埋める方法 があります。 内容: 空白セルを上のセルの値で埋める方法の比較 1.元データの表に数式を含めて埋める方法 2.元データの表とは別のセルで数式を使って埋める方法 3.元データの表とは別のセルでPowerQueryを使って埋める方法 「2.元データの表とは別のセルで数式を使って埋める方法」の詳細 1.IF関数を使用した方法 2.XLOOKUP関数を使用した方法 参考)XLOOKUP関…

  • 【Excel】同じ値(数式含む)を離れた複数セルに一括入力する方法

    Excelの作業時、同じ値を離れた複数セルに一括入力したいとき、セルを選択して「Ctrl + Enter」が便利です。 内容: Ctrl + Enterの基本とアウトプットイメージ 同じ値を離れた複数セルに一括入力の手順 空白セルに一括入力の事例~空白セルを上のセルの値で埋める~ 1.空白セルを含むセル範囲を選択 2.「検索と選択」で「条件を選択してジャンプ」して選択オプションの表示 3.数式を一つ入力して、Ctrl+Enter Ctrl + Enterの基本とアウトプットイメージ Ctrl + Enterは、 選択したセル範囲に、アクティブ セルと同じ値を入力する。 出典 : Excel の…

  • 【Excel】XLOOKUPで任意の数値に一致するセルを検索する方法

    Excelの関数で、アスタリスク(*)を使用すると任意の文字列を検索できますが、これは”文字列”に対してのみ有効であり、数値は検索できません。詳しくは、【Excel】関数でアスタリスクの検索結果(MATCH VLOOKUP COUNTIF) - shikumika’s diary に記載のとおりです。今回は、XLOOKUP関数で任意の数値に一致するセルを検索したい場合の対応例です。 内容: XLOOKUP関数で任意の数値の検索例 検索結果の違いと特徴 ISNUMBERによる方法 正規表現(\d+)による方法 アスタリスクによる方法 まとめ 動作確認のExcelは「Microsoft® Exce…

  • 【Windows】エクスプローラーで「最近使用した項目」が増える原因と解決例

    Windows11のエクスプローラーで「最近使用した項目」が勝手に増えて困ったときの原因と解決例です。アクセスしていないのに、ほぼ同時刻で使用したファイルが「最近使用した項目」を占めることで、本来の最近使用したファイルへのアクセスが悪くなっていました。 内容: 解決したい事象-「最近使用した項目」が勝手に増える 原因と解決例 具体的な対応例 フォルダオプションの表示 フォルダオプションの設定変更 設定変更の結果 解決したい事象-「最近使用した項目」が勝手に増える 下図のように、エクスプローラーの「最近使用した項目」に、最近使用していないファイルが表示される問題です。ファイルを使用した覚えがない…

  • 【Excel】条件に合う最後の値を抽出する方法(XLOOKUP関数の活用)

    ExcelのVLOOKUP関数の改良版であるXLOOKUP関数は、特定の条件に合う最後の値(最終行)を抽出することも容易です。これまでのVLOOKUP関数を使用する方法では通常、最初に一致する値を返すため、最後の値を抽出するには工夫が必要でした。 XLOOKUP関数を使用すると、簡単に最後の値を抽出可能です。 内容: アウトプットイメージ 数式の説明 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2411)です。 アウトプットイメージ 下図では、左側にある表のC列で、セルF4に入力した値を検索し、最後に一致した行の値を抽出し…

  • 【Excel】XLOOKUPで検索値のいずれかに”一致”する最初の結果を抽出する方法

    Microsoft365のExcelにあるXLOOKUP関数で、検索値の[一致モード]に「正規表現に一致する」というオプションが追加されました。 【Excel】XLOOKUPで検索値のいずれかを含む最初の結果を抽出する方法では、「いずれかを含む」という条件の設定例でした。 今回は、XLOOKUPで「いずれかと完全に一致する」の方法です。 内容: 事例の前提 XLOOKUPで「いずれかと完全に一致する」の数式 TEXTJOIN関数をあわせた活用例 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2411)です。 事例の前提 説明…

  • 【Excel】XLOOKUPで検索値のいずれかを含む最初の結果を抽出する方法

    Microsoft365のExcelにあるXLOOKUP関数で、検索値の[一致モード]に「正規表現に一致する」というオプションが追加されました。これにより、検索値のいずれかを含む最初の結果を抽出する数式をシンプルに作成可能となります。 内容: アウトプットイメージ 数式の補足 活用イメージ(複数検索値の指定欄を設置) 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2411)です。 アウトプットイメージ XLOOKUP関数で「正規表現に一致する」を活用した一例として、検索値のいずれかを含む最初の結果を抽出するアウトプットイメー…

  • 【Excel】正規表現を使った電話番号、メールアドレス、URLの抽出方法と実例

    Microsoft365などのExcelで利用できるREGEXEXTRACT関数は、特定のパターンに一致する文字列を効率的に抽出できる便利な関数です。今回はセル内の文章内から電話番号、メールアドレス、URLを抽出する方法と、その実際の利用例です。 内容: REGEXEXTRACT関数について 電話番号、メールアドレス、URLの抽出方法と実例 文字列パターン(正規表現)の作成方法 Excelで正規表現を利用した関数の活用例 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2411)です。 REGEXEXTRACT関数について R…

  • 【Excel】特定文字の前と後ろに分割して抽出する数式事例

    Excelでデータを扱う際、カンマやハイフンなどの特定文字の前後にデータを分割して抽出することはよくあります。今回は、数式で抽出する方法として選択肢となる、FIND関数、TEXTBEFORE/TEXTAFTER関数、そして正規表現(REGEXEXTRACT関数)を使った方法の比較結果です。 内容: 数式の事例 FIND関数を使った方法 TEXTBEFORE/TEXTAFTER関数を使った方法 正規表現(REGEXEXTRACT関数)を使った方法 各数式の計算事例 使い分けの方法 数式の事例 区切に使用する特定の文字がハイフンの場合に前と後ろで抽出する数式例です。 FIND関数を使った方法 FI…

  • 【Excel】REDUCE関数でセル参照を使って配列指定の効率化

    Microsoft365のExcel等で利用できるREDUCE関数は、配列指定をセル参照で実施することにより、柔軟でメンテナンスしやすい数式作成が可能です。 内容: REDUCE関数の基本 REDUCE関数でセル参照を使って配列指定 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2411)です。 REDUCE関数の基本 REDUCE関数は、配列の各要素に対して指定された関数を適用し、一つの数式で繰り返しの処理が可能になる関数です。 基本構文は、次のとおりです。 =REDUCE(初期値, 繰り返す配列, lambda(アキュム…

  • 【Excel】作成したLAMBDA関数をブック内で再利用する方法

    Microsoft365などのExcelで利用できるLAMBDA関数は、VBAを利用せずにExcelで独自の関数を作成できる関数です。複雑な計算や繰り返し処理を一度だけ定義すれば、ブック内で再利用することも可能で、数式のメンテナンス性も向上します。 LAMBDA関数をブック内で再利用するための手順について紹介します。 内容: アウトプットイメージ LAMBDA関数をブック内で再利用する手順 基本手順 1.LAMBDA関数の作成 2.名前の定義でユーザー定義の関数を作成 3.ブック内の任意のセルで関数の呼び出し 具体的な活用例 注意点 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® …

  • 【Excel】REDUCE関数とLAMBDA関数の活用例(繰り返しで長い数式の簡素化)

    Microsoft365のExcelには、繰り返しで長い数式の簡素化に活用できるREDUCE関数があります。 例えば、複数の置換対象の文字列がある場合に「SUBSTITUTE関数」を入れ子で繰り返すような数式を簡素化できる関数です。 内容: アウトプットイメージと数式 数式の解説 REDUCE関数: 初期値: 配列: lambda(アキュムレータ, 値, 本文): 参考:LAMBDA関数の活用例 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2411)です。 アウトプットイメージと数式 REDUCE関数とLAMBDA関数を活…

  • 【Excel】名簿の表記揺れを修正する方法(会社名の㈱と(株)など混在)

    Excelの名簿管理で、会社名に「㈱」や「(株)」が混在するリストを「株式会社」の表記に統一したいなど、表記揺れを修正する事例です。 新しい関数であるREGEXREPLACE関数を使用した方法です。 この方法は、複数の置換対象の文字列がある場合に「SUBSTITUTE関数」や「FIND関数とREPLACE関数」による方法と比較し、シンプルな数式で実現可能です。 内容: アウトプットイメージと数式(SUBSTITUTE関数との比較含む) REGEXREPLACE関数の説明 REGEXREPLACE関数による表記揺れの修正例 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Mi…

  • 【Power Query】手書き文字(数字)をテキストデータに変換結果

    Power Queryには画像からデータ取得する機能があります。詳しくは、【Power Query】画像からテキストデータを抽出する事例 - shikumika’s diary のとおりですが、プリンタから印刷された文字の変換には便利でした。 今回は、手書き文字(数字)をテキストデータの変換にPowerQueryの「画像から」が活用できるのかの確認結果です。 動作確認をした「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2410)においてサンプルデータの認識は不十分で、実務で利用するには工夫が必要でした。 変換結果 PowerQueryの「画像から…

  • 【Excel】数字と文字列が混在するデータから数字以外を消す方法

    Excelの数式を利用して、電話番号リストからハイフン等の数字以外を削除したいなど、数字と文字列が混在するデータから数字以外を削除したいときはREGEXREPLACE関数が便利です。REGEXREPLACE関数は新しい関数で、指定された正規表現に基づいて、文字列内の特定のパターンを別の文字列に置き換えることができる関数です。なお、大量データの場合は、Excelの追加機能であるPower Queryも便利です。 内容: アウトプットイメージと数式 REGEXREPLACE関数による変換結果の例 数式の補足説明 REGEXREPLACE関数がない場合の対応例 動作確認のExcelは「Microso…

  • 【Excel】セルの内容を非表示にするユーザー定義の書式設定例

    Excelでセルの値を残したまま、画面や印刷物では空欄(非表示)にしたい場合があります。セルの書式設定の表示形式で、ユーザー定義にて「;;;」(3 つのセミコロン)を設定すると、セルの内容を非表示にすることができます。 なお、利用時の注意点は以下です。 セルの書式設定で非表示にしているだけで、値は残っています。 「ユーザー定義の書式設定」でセルの内容を非表示にできることを知らない方とExcelファイルを共有する場合、「セルの値があるのに非表示になってしまう」と戸惑うことがあり、利用者に説明が必要となることがあります。 内容: セルの内容を非表示にする手順 具体的な設定例 セルの内容を非表示にす…

  • 【Excel】 NUMBERVALUE 関数でテキスト形式の数字を数値に変換例

    Excelの「NUMBERVALUE 関数」はテキスト形式の数字を数値に変換できる関数です。「VALUE関数」や新しい「REGEXREPLACE関数」での変換の違いについて確認しました。OCRなどの利用時に認識した余分なスペース削除にも使用できます。 内容: NUMBERVALUE 関数について 活用例(VALUE関数やREGEXREPLACE関数との違い) 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2410)です。 NUMBERVALUE 関数について Microsoft サポートの説明では「ロケールに依存しない方法で…

  • 【Power Query】画像からテキストデータを抽出する事例

    Power Queryには画像からデータ取得する機能があり、「ファイルからの画像」と「クリップボードからの画像」の2種類があります。紙印刷された表を入手、パソコンに入力するような業務で活用すると便利な機能です。 内容: アウトプットイメージ 実施手順 (1)画像のコピー(クリップボードに一時保存) (2)PowerQueryで「クリップボードからの画像」を選択 (3)テキストデータの変換結果の確認と修正 (4)「データを挿入」 補足説明 動作確認のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2410)です。 アウトプットイメージ 下…

  • WordやExcelでリンク先に移動後、リンク元に戻る方法

    Microsoft Wordの目次や相互参照、Excel文書内でのハイパーリンクなどでリンク先に移動した後、リンク元に戻りたい時は「ALT+←」が便利です。 移動後にページをスクロールしたりせず、戻ることができます。 リンク先に移動し、文章を編集して「ALT+←」でリンク元に戻ることも可能です。 Microsoft サポートの説明ページでは「Web コンテンツを操作する」の欄に、 1 ページ戻る。 Alt キー + ←キー 1 ページ進む。 Alt キー + →キー Word のキーボード ショートカット - Microsoft サポート と記載されていますが、標準の文書で「ハイパーリンク」を…

  • 【Power Query】ファイル名の文字列を検索してリストを集約する事例

    Power Queryで複数のファイルを集約するとき、ファイル名の文字列を検索してリストを集約する事例です。Text.Contains関数を活用し、Excelファイルの指定列の値がファイル名に含まれている行だけを抽出します。。 内容: アウトプットイメージ 設定事例 (1)設定前の状態 (2)カスタム列の追加 (3)フィルターで抽出 アウトプットイメージ 下図のように、同じリスト形式の様式に入力されたデータについて、A列の値がファイル名に含まれている行だけを集約したリストを作成します。 下図のE店のリストでは、他のA店等にも値が入っています。他のデータが未入力の場合は、単純にフィルターの処理で…

  • 【Power Query】Excelの名前の定義に#REF!がある時にエラー発生と対応事例

    Power Queryで、Excelファイルを読み込み処理をするケースで、Excelの名前の定義に#REF!があるとエラー発生することがあったので備忘録です。 名前の定義に#REF!があれば必ずエラー発生ではありません。 エラーの内容 Excelファイルを読み込み処理をしようとすると、 [DataFormat.Error] Relationship タグには、属性 'Target'が必要です。 というエラーが発生して処理が適切に実施されませんでした。 Relationship タグというものを利用した認識もなく、発生しました。 原因と対応 明確な原因は不明ですが、今回のExcelファイルには名…

  • 【kintone】リレーショナルデータベースとは別物と考える

    kintoneは業務アプリケーションを簡単に作成できるクラウドサービスです。そのため、Microsoft Accessで実施していた業務をkintoneで実施したい場面もあります。しかし、kintoneはリレーショナルデータベース(RDB)とは別物なので、できることを割り切ったアプリ構築、特性に合わせて他のシステムとの連携などが必要です。 kintoneで可能なテーブル間の連携 以下でkintoneにおけるデータ設計の基本が説明されています。kintoneではRDBのような複雑なリレーションを持つデータ構造を構築するのは難しいです。 cybozu.dev 上述で説明されている「ルックアップ」や…

  • 【JavaScript】ブラウザを使用したデバッグ方法

    JavaScriptのデバッグには、代表的なツールとしてブラウザの「開発者ツール」があります。Microsoft Edgeを事例にできることの備忘録です。 内容: 開発者ツールの起動 実施できること 参考: kintoneカスタマイズでのデバッグ方法 開発者ツールの起動 Microsoft Edgeの開発者ツール(DevTools)の起動方法は、デバッグしたいウェブページをEdgeで開き、次のような方法があります。 Ctrl+Shift+I のキーを押す(キーボードの F12 キーでも可) Webページの画面を右クリックして「開発者ツールで調査する」を選択します。 これで、開発者ツールが起動し…

  • 【JavaScript】Windowsの「メモ帳」を使用して「UTF-8(BOMなし)」で保存する事例

    JavaScriptファイルを作成するとき、Windowsの標準ツール「メモ帳」で「UTF-8(BOMなし)」で保存する事例です。一般的にはJavaScriptファイルはBOM(Byte Order Mark)なしで保存することが推奨されています。 内容: 手順 メモ帳を起動 コードの記述 名前を付けて保存 名前を付けて保存 参考情報 手順 メモ帳を起動 メモ帳を起動する メモ帳の起動画面 コードの記述 コードを作成します。事例では、【kintone】簡単な自動採番の事例(JavaScriptサンプル) で紹介しているコードを貼り付けしています。 コードの記述 名前を付けて保存 次のように設定…

  • デジタルツール用語の認知度調査、「メンション」は約2割

    デジタルツールの一部で利用される用語の認知度について、インターネット調査で102名にアンケートを実施してみました。 メンション、スレッド、レコード、フィールド、クエリ、リレーションについて「おおよその意味が分かるもの」の調査です。 デジタルツールの一部で利用される用語の認知度 「メンション」も最近よく耳にしますが約2割の認知度でした。 なお、「全て、おおよその意味が分からない」と回答した人の割合は半数超でした。 デジタルツール用語の使用例 上記用語のうち、PowerQueryでは、クエリ、フィールド、レコード、リレーションなどが使用されています。以下はクエリ、フィールド、レコードの用語紹介です…

  • 【kintone】簡単な自動採番の事例(JavaScriptサンプル)

    kintoneのレコード番号は、 自動的に付与される番号で変更できない。 レコード番号をkintoneの計算式で使用することができない。 レコードを削除して欠番となると、再設定できない。 という仕様です。そのため、アプリ作成時に「ルックアップ機能でレコード番号をキー」にしているとメンテナンス性が悪くなることがあります。具体的には、レコードの削除でレコード番号が欠番となりアプリ間の連携が崩れて、再設定が必要になるなどです。 レコードの削除権限をなくし、連番の状態を維持するという方法もよいですが、レコード番号とは別にキーとなるフィールドを別に持っておくことも有効です。 今回は、その方法として簡単な…

  • 【Word】行間・フォントなどの書式が いつもと異なる際の原因と解決方法

    Microsoft Wordのファイルで、いつもより行間が空いていたり、フォントが異なっていたりするなど、書式が違うことで修正が手間になることがあります。 例えば、他者から受け取ったWordファイルを利用する際にも発生します。都度手作業で書式を修正し、編集を続けていると、再度、行間の空いた書式が設定されることがあります。 これは、Wordの機能で「標準」スタイルが変更されているケースが多く、その確認方法と解決方法です。 内容 1.問題の事象と標準スタイルの確認 2.スタイルの修正 (1)いつものWordファイルを開く (2)書式が設定されている文章のコピー (3)貼り付け (4)貼り付けした書…

  • 【Word】差し込み印刷にPowerQueryの結果を利用

    Microsoft Wordの差し込み印刷はExcelのリストを指定できるため、PowerQueryで抽出したデータも利用可能です。 Webページの仕様によりますが、PowerQueryを使えばWebページからデータをExcelに読み込むことができます。 従って、PowerQueryを起動しての更新を実行する必要はありますが、kintoneのデータをもとにWordの差し込み印刷文書なども作成可能です。 内容: Wordでの差し込み印刷設定 データ更新の注意点 PowerQueryでWebページからデータをExcelに読み込む方法 確認のWordは「Microsoft® Word® for Mi…

  • 【Word】箇条書きで余分なスペースができる理由と対策

    Microsoft Wordで箇条書きを使用すると、次のように段落番号や行頭文字と本文の間に余分なスペースができることがあります。このスペースができる理由と対策の考え方です。 箇条書きで余分なスペースができている事例 内容: 余分なスペースができる主な理由 余分なスペースを減らす方法 確認のWordは「Microsoft® Word® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2409)です。 余分なスペースができる主な理由 余分なスペースができる主な理由は、Wordのデフォルト設定にあります。 箇条書きや段落番号を設定すると、行頭文字や番号の後に自動的にタブ文字が挿入されます。…

  • 【Word】自動書式設定を解除して「わかりやすい文書作成ツール」に変更

    Microsoft Wordは文書作成に便利なツールですが、入力時に自動で書式設定されて意図しない箇条書きになったり、文章の位置やフォントが意図せず変更になったりして、戸惑うことがあります。 これらの問題は、Wordの自動書式設定(オートフォーマットなど)が原因であることが多いです。 意図しない書式設定を感じたら、Wordに慣れるまでは自動書式設定を解除すると使いやすくなります。 内容: 意図しない書式設定例と対応 自動的に箇条書きが開始され、余分なスペースができる 自動書式(オートフォーマット)が設定されたときの対応 都度、文章ごとにオートフォーマットの解除 自分が利用するWordの環境でオ…

  • 【Word】ハイパーリンクの色を「デフォルトに戻す/変更しない」の方法

    Microsoft Wordで文章中にハイパーリンクの使用時、クリックをするとハイパーリンクの色が変更されてしまうことがあります。画面や印刷物でハイパーリンクの色違いをなくしため、元の色に戻したいと感じることがあります。 Wordのハイパーリンクの色を デフォルトに戻す 色を変更しない設定 の簡単な手順です。 内容: アウトプットイメージ ハイパーリンクの色をデフォルトに戻す方法 ハイパーリンクの色を変更しない設定 確認のWordは「Microsoft® Word® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2409)です。 アウトプットイメージ 下図のようにハイパーリンクをクリ…

  • 【Word】文書を左右に並べて比較する方法(一つのファイルで画面分割の事例)

    Microsoft Wordで、文書を左右に並べて比較する方法の説明です。一方を確認しながら、もう一方を編集可能で 書き出しやまとめの文章と、内容を並べて比較・チェックしたいとき メモから、まとめの文章を作成したいとき Excelでウィンドウ枠の固定のような画面にしたいとき などに便利です。 以降の説明は、一つのファイルで画面分割する事例ですが、異なるファイルで並べて表示ももちろん可能です。 内容: アウトプットイメージ 手順 1.比較したい文書を開く 2.「並べて表示」を選択する 3.「スクロールの同期」を解除する 確認のWordは「Microsoft® Word® for Microsof…

  • Webブラウザの操作効率化(ショートカットキーなど)

    業務にクラウドサービスを利用するなど、Webブラウザ(Microsoft Edge、Google Chromeなど)を使用する機会は増えています。 Webブラウザでの操作効率化のために、おすすめのショートカットキーや操作のコツです。 内容: 基本 画面操作 Shift + クリック: リンクを新しいウィンドウで開く Windows(ロゴのキー) + 方向キー: 画面内でウィンドウ配置 Windows(ロゴのキー) + Shift + 方向キー(左右): ディスプレイ移動 Edgeでリンクの右クリックで画面分割 キーボードショートカット Ctrl + F: ページ内検索 Ctrl + Shift…

  • 【kintone】通知画面の見方と並び順(一覧表示と、縦方向で詳細表示)

    kintoneの「通知」欄をパソコンで初めて閲覧したとき、「縦方向で一覧表示にしたい」「表示順のルールがわからない」と感じる人もいると思います。 その程度は、通知の量や既読状況などによって変わりますが、縦方向に一覧表示する方法と、通知画面の基本知識です。 内容: 「通知」欄の並び順の規則(一覧表示) 縦方向に一覧表示(詳細表示) 補足説明 「通知」欄の並び順の規則(一覧表示) 順番の基本は、kintoneヘルプより、次のとおりです。 一段目は、左から右に並んでいます。この画面は「一覧表示」という画面です。 「通知」欄は、左上に最新の日時の通知が表示されます。そこから右横に、時系列に通知が並びま…

  • 【Power Query】ユーザーフォームを準備してkintoneからExcelに読み込む事例

    Power Queryで、ユーザーフォームを準備してkintoneのデータをExcelに読み込む事例です。 ユーザーフォームはExcelのセルを使用した簡易的なものですが、利用者がPowerQueryエディターを起動せずに設定値を変更できるため、活用時の制約が少なくなります。 内容: アウトプットイメージ 設定手順 1.基本的な手順で「元になるクエリ」を作成(抽出条件は固定) 2.Excelのセルを使用し、簡易的なフォームを作成 設定の基本知識 Excelシートでの設定イメージ 3.PowerQueryの「ソース」ステップを修正する 「ソース」ステップの修正前後のイメージ 確認したExcelは…

  • 【Power Query】セルの値をもとにデータ抽出する方法

    Power Queryでデータを抽出するとき、フィルター条件をセルで指定できると便利です。 Excelのセルであれば、PowerQueryのフィルター条件(指定値)をPower Queryエディターを起動せずに変更が可能です。また、数式を用いた動的な日付指定なども可能で自動化の幅も広がります。 今回は、日付を含むデータを事例に、セルの値をもとにデータ抽出する方法です。 内容: アウトプットイメージ 実施手順 1.基本的な手順で「元になるクエリ」を作成(抽出条件は固定) (1)PowerQueryに読み込み (2)フィルターの処理 2.セルの値を変数とするクエリに修正する (1)設定用のテーブル…

  • 【Power Query】データの抜け漏れチェック(リストにないデータの抽出)

    Power Queryで回収リストをもとに、データの抜け漏れをチェックするときの方法です。特定のリストに含まれていないデータを抽出する設定例です。 この事例では、47都道府県の集計結果が抽出できたかをチェックします。 この方法は、社員リストと出席リストを比較して、出席していない社員を抽出するような場面でも活用できる方法です。 内容: アウトプットイメージ 実施手順 1.「チェックの基準となるリスト」を準備する 2.元データと「チェックの基準になるリスト」を結合する (1)クエリのマージをクリック (2)クエリのマージの設定 (3)結合されたテーブルを展開する (4)必要な一覧に調整する 参考情…

  • 【Power Query】並び替えをユーザー定義の順で実施(都道府県の順番の事例)

    Power Queryの並び替えで、昇順・降順ではなく指定した任意の順番に出力したいときの方法です。都道府県の順に並び替えをする事例です。 内容: アウトプットイメージ 実施手順 1.並び替えの基準になるリストを準備する 2.元データと「並び替えの基準になるリスト」を結合する (1)クエリのマージをクリック (2)クエリのマージの設定 (3)結合されたテーブルを展開する (4)追加した順序の情報で、並び替えをする 参考情報:Excelの並び替えを活用した方法 アウトプットイメージ 下図左側の表(元データ)をPowerQueryで都道府県のコード順を基準にした表に並び替えします(元データには、都…

  • 【Power Query】空のクエリからテーブル作成(#tableの活用)

    Power Queryで、Excelの表からではなく「空のクエリ」からテーブルを作成する方法です。数式がシンプルとなりやすいテーブル関数#tableを活用した事例です。 活用場面としては、PowerQueryの利用目的上、簡易なマスタテーブルを「Excelの表」とは別で持ちたい場面などです。 #tableの基本知識 テーブル関数#tableの基本構文は、次のとおりです。 #table(columns as any, rows as any) as any 出典: #table - PowerQuery M Microsoft Learn 実施手順 「空のクエリ」の作成 「空のクエリ」を起動…

  • 【kintone】プロフィール欄のメールアドレスを非公開にした運用方法の検討

    kintoneの運用でユーザーのメールアドレスを非公開にしたい場合の運用方法について調べてみました。関係者との情報共有を目的にしたツールなので、メールアドレスを非公開にしようとするとデメリットもあるので、人数によっては外部公開できるプラグインの利用も選択肢になってきます。 メールアドレスを非公開にしたい前提 前提として、kintoneでは、パスワードリセットやメール通知の宛先に利用するには、メールアドレスが必要です。 参考: プロフィールを変更する cybozu.com ヘルプ ただし、メールアドレスを登録すると、同じ組織の他の人から閲覧できます。 一般の企業で利用する分には全く問題ないで…

  • 業務機能の整理に活用するDMM(Diamond Mandala Matrix)とは

    業務改善において、業務の全体像を見える化する「業務の体系化」は重要なプロセスです。目に見えないものは改善できないため、業務の見える化は必須です。 さらに、業務の全体像を示す「業務の体系化」は、次のようなメリットがあり、改善活動を効果的・効率的に進める基盤となります。 業務全体の視点で業務の相互関係(階層)を理解しやすくなる 関係者全員が業務に対する共通の理解を持ちやすくなる マニュアルや関連文書の作成時に業務粒度の基準となり、整合性がとりやすくなる この「業務の体系化」の手法の一つとして、DMM(Diamond Mandala Matrix)の情報をまとめました。 内容: DMM(Diamon…

  • 【kintone】検索機能で添付ファイルを探すコツ

    kintoneに添付ファイルを登録している場合、添付ファイルだけを抽出して確認したいことがあります。 「kintone全体からの検索」では、添付ファイルのみを検索して一覧にするような機能はありませんが、データ検索方法を工夫することで解決できる場合もあります。 なお、「アプリ」に保存した添付ファイルの場合は、そのフィールドで抽出できるので、以下はkintoneの画面右上の検索ボックスを使用した場合のコツです。 内容: 検索のコツ(ファイル検索など) 検索時の注意点 1.文章中にある「拡張子」のテキストも検索される 2.「.xls」で「.xlsx」は検索できない 3.その他の仕様 検索結果の活用を…

  • 【kintone】ポータルのデザインを変更して「よく使うアプリへのリンク」を配置

    kintoneの活用では、必要なアプリをすぐに見つけやすくすることが重要です。 「ポータル」(トップページ)のデザインをを変更して「よく使うアプリへのリンク」を配置する方法の備忘録です。 Word、もしくはPowerPoint(画像編集ソフト含む)を使用するだけで、利用者にやさしいレイアウトのデザインも可能です。 内容: 画像を使用したリンク集を作成する方法 Wordの表を活用して作成する方法 JavaScriptを活用する方法 画像を使用したリンク集を作成する方法 お知らせ掲示板に、画像のみ使用し、よく使うアプリへのリンクを配置します。 画像を使用した、見やすく使いやすいリンク集を作成する方…

  • 【PowerPoint】アプリのアイコン作成ツールとして活用

    PowerPointの図形作成機能を使用し、アプリのアイコン作成ツールとして活用する方法です。 Windows標準の画像編集ソフト「ペイント」では、描画した図形やテキストの再編集ができません。しかし、PowerPointならデザインの修正が容易です。そのため、作成したアイコンの一部を修正したい場合にも便利です。 普段からPowerPointを利用している方には特にお勧めです。 内容: アイコンのサイズ設定 アイコンサイズの指定例 ピクセル変換の補足説明 アイコンの画像を作成し、スライドを画像として保存する 作成時の注意点 画像や文字はシンプルに 作成できる最小サイズと、ピクセル指定の注意点 9…

  • 【kintone】通知設定の基本と、設定を確認できるようにアプリ管理

    kintoneの通知は、レコードの追加や編集、コメント追加などがあったときユーザーに伝える便利な機能です。 効果的な活用のためには、kintoneの通知について 「すべて」に届く通知と、「自分宛」に届く通知との違い 誰に、どのようなタイミングで送信されるのか を理解しておくことがポイントです。 なお、通知設定を利用ユーザー(「アプリ管理者」でないもの)が確認することはできませんでした。「アプリの説明」に記載や、「アプリを管理するアプリ」を作成して通知設定を確認できるようにしておくと良いです。 内容: 通知の基本 アプリ作成者が知っておきたい通知設定 誰に、どのようなタイミングで送信されるのか …

  • 【kintone】宛先指定で全員に送る方法と、対象者の確認方法

    kintoneの宛先指定で、チームや利用者全員に送る方法と、対象者を確認する方法の備忘録です。 宛先指定は、アプリやスレッドなどのコメント欄で使用できます。 宛先を指定された相手に「自分宛」の通知として通知されるので、必要な情報を伝えるために欠かせない機能です。 内容: 宛先指定の方法 全員に送信の対象者 宛先指定の方法 宛先指定は、「@(半角アットマーク)」を入力して、宛先の名前を入力、宛先の候補が表示されるので選択します。宛先指定のことを”メンション”ともいいます。 jp.cybozu.help 部門やチームの全員に送信したい場合は、その名称を選択します。 なお、事前にkintoneで組織…

  • 【kintone】初めて利用するとき、知っておきたい用語と基本操作(入力や閲覧の利用者向け)

    kintoneを初めて利用するとき、とりあえず知っておきたい用語と基本操作の備忘録です。 利用者向け(入力や閲覧中心)で、kintone用語集 kintone ヘルプ の中から抜粋しました。用語の説明は正式な定義でないものも含む、概要理解のための簡単な説明です。 内容: とりあえず知っておきたい用語 1. アプリ 2. レコード 3. フィールド 4. フォーム 5. スペース 6. スレッド 7.宛先指定(メンション) 基本操作 とりあえず知っておきたい用語 1. アプリ kintone内にある「業務の目的にあわせたシステム」です。kintone内に複数のアプリがあります。例えば、「顧客…

  • 【Power Query】Excel利用者が知っておきたい用語

    最近のExcelに標準で含まれているPower Query(パワークエリ)は、マクロを利用せず、複数ファイルの結合やデータ抽出の自動化が可能なツールです。 ExcelユーザーがPower Queryを初めて操作するときに知っておくと良い用語について、個人的な備忘録です(正式な定義ではありません)。まずは概要理解のため、最低限と思うものについて、簡単な説明です。 内容 テーブル(Table) クエリ(Query) フィールド(Field) レコード(Record) リスト(List) テーブル(Table) 見出しの行と、各行にデータがある一覧表で、データの加工や抽出がしやすい形式で保存されてい…

  • グループウェアの導入で準備したい運用ルールの事例

    チャットツール(TeamsやSlackなど)、グループウェアなどのコミュニケーションツールの導入時、効果的な運用のために運用ルール(ガイドライン)を作成しておくことがポイントです。 グループウェアの運用ルールの作成で参考になった事例の備忘録です。 グループウェアシステム管理運用規定の例 規定として、管理責任者や運用管理、禁止事項などを定めた事例です。 参考1: グループウェアシステム管理運用規程(京都府向日市) 参考2: 直方市グループウェアシステム運用管理規程 コミュニケーションポリシーの事例 コミュニケーションや情報共有のあり方を中心に定めた事例です。 電話・メールからチャネル・チャットへ…

  • 【Power Automate】Teamsのコネクタ「メッセージ詳細を取得する」の活用事例

    Power Automateのクラウドフローで、Teamsのコネクタ「メッセージ詳細を取得する」を活用する事例です。このコネクタを使用することで、Teamsのメッセージの内容に応じた自動化の幅が拡がります。 内容: 事例の前提 設定事例 なお、PowerAutomateのライセンスは「Power Automate for Office 365」です(Microsoft 365 Business Standard を利用しています)。 事例の前提 この事例は、「インスタント クラウド フロー」でTeamsのメッセージを取得し、その詳細情報を取得する事例です。 具体的には、次の事例をもとにしていま…

  • 【Microsoft Teams】@ メンション機能のポイント

    Teamsの活用が進むとメッセージが多くなり、情報が埋もれやすくなります。@メンション機能は特定メンバーに通知を送信し、メッセージの見逃し防止に役立ちます。 @メンション機能について チャネルでの会話やチャット投稿時、「@」(半角)の入力後、対象となる人の名前やチーム、チャネル名を入力し、表示された候補 (サジェスト) から選択し、特定の対象に通知を行う機能です。 @メンション機能で選択された人は、パソコン利用の場合は画面右下に通知が表示されたり、Microsoft Teams の画面でアクティビティの欄にも通知されるので、メッセージの見逃し防止に役立ちます。 www.microsoft.co…

  • 【Microsoft Teams】あとで読みたいメッセージの保存(PowerAutomateでLists連携)

    以前のTeamsにあった「このメッセージを保存」が新しい Teamsにありません。メッセージの保存は、あとで読みたい時や、必要な情報を見つけやすくするために便利な機能でした。現状の代替は、PowerAutomateでLists連携する方法が便利だったので備忘録です。 内容: Teamsの「メッセージ保存機能」(標準)の状況 Teamsのメッセージ保存の自動化例 アウトプットイメージ 設定手順 1.Microsoft Listsの作成 2.PowerAutomateの設定 実行の注意点 メニューにPowerAutomateのフローが表示されなかった事例と対応 返信メッセージでの件名取得 確認のM…

  • 【Microsoft Teams】添付ファイルの保存先はチャットとチームで違うので注意

    Microsoft Teamsを業務で利用するとき、「チャット」と「チームのチャネル」で添付ファイルの保存先が違うことを理解していないと、後々で困りそうなので備忘録です。 結論は、組織として保存が必要な添付ファイルの共有は「チームの各チャネル」か、SharePoint等の組織のファイル保存場所の情報(リンクなど)を共有した方が良いということです。 なお、個人用のアカウントで利用するMicrosoft Teamsの場合は、そもそも「チーム」がないので、今回の内容は関係ありません。 内容: 「チャット」と「チーム」の違い ファイル保存場所の違い 個人用のアカウントで利用するMicrosoft Te…

  • 【Microsoft Teams】タグを使用して固定メンバーへの通知を効率化

    Microsoft Teamsのタグ機能は、チーム内の固定メンバー(複数名)に通知を送りたいときに便利です。通知のために@メンションで、チーム内の複数名を都度指定している場合は、タグを一つ指定すれば複数名にまとめて通知できます。 内容: Microsoft Teamsのタグ機能について @メンション機能について Microsoft Teamsのタグ機能について 基本の仕様は次のとおりで、タグにユーザーが割り当てられます。 support.microsoft.com 具体的には次の場所から設定します。タグを作成したいチームを選択し、三点リーダー(その他のオプション)をクリックし、「タグを管理」か…

  • 情報が埋もれないように「フロー情報とストック情報」の理解

    業務で従来のE-mailに加え、チャットツール(TeamsやSlackなど)、グループウェアなどのコミュニケーションツールを活用した情報共有の場面が増えています。 しかし、これらのツールを活用しようとすると「情報が多すぎて大事な情報が埋もれる」、「必要な情報を見つけるのが難しい」などが課題になることが多々あります。 このような課題を解決するための視点や、個人的な考え方の備忘録です。 内容: 1.「情報過多」と「情報不足」のどちらがいいか 2.ストック情報とフロー情報という概念で情報を捉える 基本的な考え方 大事な情報が埋もれやすいのはメールやチャット 一つの情報の中に、フロー情報とストック情報…

  • 【Microsoft Lists】アイテム(レコード)のコピー、貼り付け

    Microsoft Listsでアイテム(レコード、Excel一覧表の行に相当)をコピーする場合、グリッド ビューにするなど、少しだけコツが必要です。 単一のアイテムや、複数アイテムのコピー、貼り付けの方法を整理しました。 内容: コピー、貼り付けの基本知識 具体的な手順例 1.「グリッドビューで編集」をクリック 2.アイテムを選択し、Ctrl+C キーを押す 3.「新しいアイテムを追加」をクリック 、Ctrl+V キーを押す 補足説明と注意点 複数アイテムのコピーと貼り付け 複数アイテムを選択して、Ctrl+C キーを押す 「新しいアイテムを追加」をクリック 、Ctrl+V キーを押す 注意…

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