いつもみなさん、ありがとうございます。 さて創価学会や日蓮正宗といった大石寺系教団は、信徒が拝む曼荼羅本尊を基本印刷(形木本尊)し、それを信徒に頒布(日蓮正宗ではその後、開眼供養をしてから)する形をとっています。 しかしながら、本来印刷して信徒に本尊を授与する形式は、本来の日興の考え方と異なります。日興、少なくとも日興門流の教団なのであれば、印刷してよいものではなく、必ず筆で書いて信仰心のある信徒に授けるものなのです。 『富士一跡門徒存知事』を見てみましょう。これは日興の草案を重須学頭の日澄がまとめた著述とされるもので、日興門流の考え方が記録されています。 「一、御筆の本尊を以て形木に彫(きざ…